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冬休みの話
孕まないの?
しおりを挟む「ねぇ、人間って異性とじゃないと妊娠出来ないの?」
突然のグレンの発言に固まった
期末テストが終わり、冬休みに入ったばかり
駿とグレンが部屋に遊びに来ていた
休みの間に何処か行こうかと会話してたはずなのだけど…
★☆★
「グ、グレン?いきなりどうした?」
「思い出したから聞いてるの」
「思い出したって?」
俺はいきなり言われてびっくりしながら聞き返した
「3人でシたときに、ユキちゃんが妖怪が挿れたら孕むかもしれないって言ってたから」
「なんでそんなこと今思い出してるんだよ!」
恥ずかしい…忘れてたのに……
「気になったんだから仕方ないよな?」
そう言いながらグレンの頭を駿が撫でる
「そこのところどうなんですか?幸也さん」
「まぁ、普通で考えたら異性同士でだからね、妖怪は性別を基本持たないから何かあったらいけないと思って言ったんだけど…」
「じゃぁ、妊娠出来ないの?」
「どうだろうね、僕もそこまで深堀したことないから」
苦笑しながら幸也は話し
「なんだ、つまらない」
グレンはつまらなそうにそう言う
「でも、グレンとなら可能性あるかもな」
「僕、シュンさんとの子供欲しいです」
「グレンが孕んでくれたら嬉しいな」
「シュンさんがたくさんシてくれれば産めるかもです」
「毎日シてるだろ?」
「もっと欲しいです」
そう言いながらイチャつきだした
コイツら恥ずかしげもなく、良くもまぁこんなにイチャつけるな
呆れた顔して俺はため息を吐いた
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