42 / 125
グレンの話
寂しがり屋
しおりを挟む抱き上げられれば、その学生は迷ってるようだった
僕は頑張ってアピールした
飼って欲しい、猫又だけど飼って
こんな僕だけど飼って…と
「お前うちに来るか?」
その一言を待っていた
やっと住める家が見つかったと
嬉しかった、安堵した
連れて来てくれたマンションの部屋は広くてびっくりした
ここに1人で暮らしてるの?
広くて暖くて気持ちいい
そうしてると2つあるうちの片方の部屋へ彼は行ってしまった
後を追いかけた、覗いて見れば服を持っていた
何するんだろう?そう思いながら近づき足に擦り寄った
「お前は寂しがりか?可愛いな、おいで」
抱き上げてくれればさっきの広い部屋へ移動した
0
お気に入りに追加
21
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる