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グレンの話

寂しがり屋

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抱き上げられれば、その学生は迷ってるようだった
僕は頑張ってアピールした
飼って欲しい、猫又だけど飼って
こんな僕だけど飼って…と

「お前うちに来るか?」

その一言を待っていた
やっと住める家が見つかったと
嬉しかった、安堵した
連れて来てくれたマンションの部屋は広くてびっくりした
ここに1人で暮らしてるの?
広くて暖くて気持ちいい
そうしてると2つあるうちの片方の部屋へ彼は行ってしまった
後を追いかけた、覗いて見れば服を持っていた
何するんだろう?そう思いながら近づき足に擦り寄った

「お前は寂しがりか?可愛いな、おいで」

抱き上げてくれればさっきの広い部屋へ移動した

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