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暁の話
命名
しおりを挟む子猫を連れて帰り部屋に入った
「ただいま」
部屋に入っても幸也の声はなかった
そういえば今日は委員会の会議がある日だった
そう思いながら子猫を下ろして
シャワー浴びに行こうと部屋に行き着替えを手にしていたら
子猫が足元に擦り寄ってきた
「お前は寂しがりか?可愛いな、おいで」
抱えてリビングに行き
「名前つけないとな、どうしようかな…」
赤いリボンしてるし、俺の得意魔法も炎だし
「グレンってどうかな?」
「ミャー」
名前をつけてやると嬉しそうに擦り寄ってきた
「気に入ってくれた?」
「ミャー」
「じゃぁ、今日からグレンな、俺は暁、これからよろしく」
そう言い優しく抱き締めた
★☆★
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