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お久しぶりです…😭
名前の読み方載せておきます泣
攻め 七瀬 柒 ななせ しつ
受け 羽咲 澪 はさき みお
友達 春乃 葵 はるの あおい
______________♡
「あの…柒さん…?」
「ん?どうしたの、可愛い可愛い俺の澪」
楽しそうにニコニコと、クラスの女子が見たら即死確定の素晴らしい笑顔の所、非常に申し上げにくいのですが……
「ちょっと、離れてもらって、いい…ですか…ね??泣」
凄く美しい顔が近くにあって、眩しいよ、俺は。
「可愛い澪に会えたのに、どうして離れる必要があるのかな?大好きな恋人と離れるなんてそんなの無理だよっ!!!」
「なっ…!!こ、こ、こここここ?!?!」
ふふ、照れてるの?可愛い…なんて毎度お馴染みの台詞をサラッと言いながら、どさくさに紛れて抱き締めるのもう何回目だろうか。
突っ込むのも大変だ。
ちなみに俺が、この美形な柒さんと何故かお、あ、その…えとお付き合い…と、いうものをする事に、何故か!何故か!!本当に謎だけど何故がなってしまったのですが。
その後、抱き締められセクハラされキスされ、それに恥ずかしくて耐えきれなくて逃げ帰ったのは3日前のこと。
だんだんと柒に絆されてきている気がするが、気付かない振りをしつつ、恋人関係有り無しにこの3日間、柒と一緒にいるのはとても楽しいと感じていた。
しかし、なぜずっと柒と一緒にいるのかと言うと、今までだったら毎日俺は親友の葵と学校生活を共にしていた(たまに無視されるぴえん)けど葵にキスされて殴っちゃったからか、全然葵が学校に来なくなってしまった。
「葵…」
「ん?みーおーさーん?♡俺がいるのに他の男の名前、呼んじゃうの?」
げぇ、やばい。
なんかスイッチ押しちゃった。
「ねぇ、澪。」
甘ったるい柒の声が耳をくすぐる。
そのまま ちゅっ と、耳に柔らかいモノが、正式に言えばリップ音をたてながら柒の唇が何回も押し当てられる。
「っん…」
ビクッと身体を震わせて、逃げようにも抱きしめられている腕を押しのけるのも難しいくらい、耳へのキスだけでヘロヘロになってしまった俺の足。
それをいい事に、キスが耳から下へと降りていき、首をもちゅっと肌を吸われる。何度か首にキスをされるうちに、段々と首が熱くなっていく。
「やぁっ、もっ…しつ…!」
「かわいい、みお♡」
制止の声を聞いてはもらえず、柒は構わずに俺の首に顔を埋める。
チクッ
「んっ…なに?!」
「ん?…ちゅ…俺のって、印だよ」
心底嬉しそうな顔でこっちを見ないで欲しい。
印って、なに…?!ちゅうされただけなのに印?!!も、わかんない。
「も、柒…!!!」
強い力は出なかった。完全に力が抜けてしまった。それでも力のない手で柒の肩をトントンと叩くとキスは辞めてくれた。ぎゅーは、続行みたい。
本当は、心臓がドキドキするのが収まらないから、その音を聞かれたくなくて、抱き締めるのも少しの間やめて欲しいのに。
なんだか凄く、安心出来る。
俺って柒のこと、好きなのかな。
名前の読み方載せておきます泣
攻め 七瀬 柒 ななせ しつ
受け 羽咲 澪 はさき みお
友達 春乃 葵 はるの あおい
______________♡
「あの…柒さん…?」
「ん?どうしたの、可愛い可愛い俺の澪」
楽しそうにニコニコと、クラスの女子が見たら即死確定の素晴らしい笑顔の所、非常に申し上げにくいのですが……
「ちょっと、離れてもらって、いい…ですか…ね??泣」
凄く美しい顔が近くにあって、眩しいよ、俺は。
「可愛い澪に会えたのに、どうして離れる必要があるのかな?大好きな恋人と離れるなんてそんなの無理だよっ!!!」
「なっ…!!こ、こ、こここここ?!?!」
ふふ、照れてるの?可愛い…なんて毎度お馴染みの台詞をサラッと言いながら、どさくさに紛れて抱き締めるのもう何回目だろうか。
突っ込むのも大変だ。
ちなみに俺が、この美形な柒さんと何故かお、あ、その…えとお付き合い…と、いうものをする事に、何故か!何故か!!本当に謎だけど何故がなってしまったのですが。
その後、抱き締められセクハラされキスされ、それに恥ずかしくて耐えきれなくて逃げ帰ったのは3日前のこと。
だんだんと柒に絆されてきている気がするが、気付かない振りをしつつ、恋人関係有り無しにこの3日間、柒と一緒にいるのはとても楽しいと感じていた。
しかし、なぜずっと柒と一緒にいるのかと言うと、今までだったら毎日俺は親友の葵と学校生活を共にしていた(たまに無視されるぴえん)けど葵にキスされて殴っちゃったからか、全然葵が学校に来なくなってしまった。
「葵…」
「ん?みーおーさーん?♡俺がいるのに他の男の名前、呼んじゃうの?」
げぇ、やばい。
なんかスイッチ押しちゃった。
「ねぇ、澪。」
甘ったるい柒の声が耳をくすぐる。
そのまま ちゅっ と、耳に柔らかいモノが、正式に言えばリップ音をたてながら柒の唇が何回も押し当てられる。
「っん…」
ビクッと身体を震わせて、逃げようにも抱きしめられている腕を押しのけるのも難しいくらい、耳へのキスだけでヘロヘロになってしまった俺の足。
それをいい事に、キスが耳から下へと降りていき、首をもちゅっと肌を吸われる。何度か首にキスをされるうちに、段々と首が熱くなっていく。
「やぁっ、もっ…しつ…!」
「かわいい、みお♡」
制止の声を聞いてはもらえず、柒は構わずに俺の首に顔を埋める。
チクッ
「んっ…なに?!」
「ん?…ちゅ…俺のって、印だよ」
心底嬉しそうな顔でこっちを見ないで欲しい。
印って、なに…?!ちゅうされただけなのに印?!!も、わかんない。
「も、柒…!!!」
強い力は出なかった。完全に力が抜けてしまった。それでも力のない手で柒の肩をトントンと叩くとキスは辞めてくれた。ぎゅーは、続行みたい。
本当は、心臓がドキドキするのが収まらないから、その音を聞かれたくなくて、抱き締めるのも少しの間やめて欲しいのに。
なんだか凄く、安心出来る。
俺って柒のこと、好きなのかな。
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