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「あっ……あぁぁぁぁーーーー!」

スグルの執拗な攻めで中の絶頂が近いのが分かる。

「イく時は言うんだ。勝手にいくなよ」

「も、もうイキそうです……!」

「いきたい?」

私は涙目で頷く。

ものすごく気持ち良くて、何回も何回もいきたいっ。
お預けばかりであんまりだった。

「じゃあ、もっと擦るからいく時はちゃんと言って?」  

スグルの指が激しくなり、私はデスクに突っ伏したまま達してしまった。

「イくぅーーーー!イくぅーーーー!」

その瞬間、スグルの指を締め付けたかと思うと、秘部からは愛液が流れ落ちた。

「淫乱すぎる変態人妻だな、アキエは……」

私が達した後の心地よさに呆けていると、スグルがズボンのベルトに手を掛けているのが分かった。

「目隠しして……咥えてもらうよ?」

私はデスクからようやく上半身を起こすと、スグルに黒のレースのリボンで目隠しされた。

「跪いて?」

私はスグルに片手を支えてもらいながら跪く。

「口を開けて?ほら、入れるよ?」

男性器特有の匂いが近づいてくる。

雄のニオイ……。

ずっとやり取りしてる時に言われていたっけ……?

のどの奥まで咥えてって……。

イマラチオと言うらしい。
初めて知った。

私は視界を遮られ、手に握らされたスグルの雄を口元に運ぶ。

「さあ、咥えて?」

私は先端を舌で味わいながら、手で全体を弄る。

スグルは気持ち良いのか微かに声が聞こえた。

次の瞬間に、スグルが私の頭を押さえると一気に喉奥までスグルの雄芯が入って来た。

スグルは、私の頭を前後に動かす。

咽そうになりながらも、スグルを喉奥で存分に味わう。

涙目になりながらも、スグルに気持よくなって欲しくてひたすら咥える。

「……アキエは……うっ……」

目隠ししていて分からないが、スグルはきっと気持ちよい表情をしてくれているはず……。

私は唾液からませチュパチュパ音をたてながら、スグルの雄を味わう。

「アキエ、もう……十分だ……」

スグルがそう言うと、口から雄を静かに抜き取る。

「……俺のち○○、アキエの唾液ですごいことになってる……。ほら、アキエ?汚したからには拭きなさい」

スグルは目隠しされてる私の顔に雄芯をあてがうと、頬から首にかけて、擦り付けた。

「……ほら、アキエの顔で俺のち○○はキレイになったよ。アキエはすごくイヤらしい顔をしてるよ?」

スグルは私を起こすと、今度は私の手を引き、どこかに移動する。

「ご、ご主人さま……。私、ご主人さまの……お○○○○が目隠しされていて見えなくて……。見たいです……」

勇気を振り絞りスグルに伝える。

「そうだな。ソファについたら外そうか。その前に……」

スグルは立ち止まると、何かを手にしたようだった。

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