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2章 モンスターダンジョンを攻略せよ

2-1 ダンジョンに入る時はまず情報を集めよう

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さて森を抜けて目的地のダンジョン付近にやってきた三人だがなにせあまりに必死に逃げてきたので道を見失ってただいま絶賛迷子中である。
アスカ「まずいなあ、周り見て走らなかったから全然方角がわかんないや」と呟くと千尋も「最近森やダンジョンサボってたから付けが回ったね」と苦笑いしながら言ってるとアゼルが「やれやれなんでお前たちはそう何時も行き当たりバッタリなんだ」と少し呆れているとアスカが「いやー ゴメン、ゴメンなにせノリと勢いで生きてるから」と笑いながら言うと千尋は「いや、それはアスカだけで私はちゃんと考えているからね、私たちが行き当たりバッタリなのはアスカがほとんどの確率で厄介事をつりあげてるからね」と否定するとそれを聞いてアゼルは「・・・お前達なんでそんなに正反対なのに仲いいんだ?」と聞くと二人は同時に「小さい頃から一緒にいる幼馴染みだから 」と即答するとアゼルは「・・・凄いなあ」と呟くとアスカは「まあ、幼馴染みってのもあるけど私達の場合親の代から仲良いから幼馴染みっていうより姉妹みたいに育ったんだ」と千尋も「そうそう私達ってお互いの家を結構頻回に行き来してたからすっかりお互いを家の子扱いだったよね」と話しながら三人が歩いていると看板が立っていてそこにはこの先「光の森ダンジョン」っと書いてあり三人は「・・・普通にダンジョンって書いてあった・・・」と思っているとアスカが「ダンジョンって看板に書いてあるんだね」と言うとアゼルは「まあ、ダンジョンは本来なら自然発生するものだから書いてないがこの光の森ダンジョンは初心者向けのダンジョンだからなあ」と言うと千尋は「ダンジョンに上級者や初心者ってあるんだね、ゲームじゃあるまいし」と呟くとアゼルは周りを見て首を傾げて「しかしまた妙に静かだな」と呟くとアスカが「静かだと変なの?」と聞くとアゼルは「ああ普段光の森ダンジョンの周辺は低ランクのモンスターや魔物が出やすいから普通ならこんなに静かなはずないからな」と言うと千尋は「寝てるとかじゃなくて」と言うとアゼルは「いや、この周辺は歩く度に低級魔物が出てきたから寝てる事はまず無いし冒険者の数も圧倒的に少ないからそこが妙だなあだいたい冒険者があちこちにいるからな」と二人に話すとアスカと千尋は「・・・まさかのポケモン方式・・・」と思いながら歩いているとダンジョンの入り口近くの街に着いた三人はアゼル「まあ、街に着いたからまず装備を整備しながら情報収集するか、もしかしたら勇者案件かもしれないしな」と話すとアスカも「そうだね、私が出発の時に貰った刀も整備したいし」と言うと千尋も「確かにアスカの刀ってあの城の騎士団長に餞別だってもらった刀だよね」と言うとアスカも「うん、あの団長が弟子が旅に出る記念だって言って一番強度と切れ味のいい刀をくれたからね」と言うとアゼルが興味を示して「へえー近衞騎士団長からの贈り物の魔法剣か見てみたいなどんなのか気になるし」と言ったのでアスカは「じゃあ見てみると」町中で魔法剣を出してアゼルに見せたら「は!おい!これドラゴンメタル鋼と牙の金剛鉄じゃねえか!なんでSSランクの超レア素材の塊のような魔法剣を持つてるんだよ!」と叫ぶとアスカは「?へえーこれそんなに凄い素材なんだあの騎士団長おんなじ刀をもう一個持ってたからねー」と話すとアゼルは「まさか!その騎士団長ってもしかして竜殺しのバルガスか!」と言うとアスカは「あーそう言えばあの人そう言われてたなあちなみに私が最初の弟子だったみたいだし」と話すと千尋も「いや、あれ弟子って言うよりもう自分の娘みたいに扱ってたじゃん」と言うとアスカは「辞めてよーあの人訓練の時めちゃいい笑顔で来たからね!こっちはマジだったからね!」と話すとアゼルは「・・・まさかバルガスが師匠とは道理で強いわけだ・・・しかもめちゃくちゃ気に入られてるなアスカ」と半分絶句するとアスカは「へえーそうなんだあの人凄い人だったんだなあ」と話しているとそれを聞いていた千尋は「アスカってなにげに凄い人に気に入られるからな地味に凄いアイテムも貰うしねナチュラルに」と思っていると三人は刀鍛冶屋についてアスカとアゼルは刀を研いで貰いつつ情報を得ようとしたらアスカの魔剣をみたまちの研師のオヤジは「マジか!わしが生きている時にこんな一品を見れるとは!!生きて良かった!!」とめちゃくちゃ興奮してアスカに刀の事を根掘り葉掘り聞いてきたのでアスカは答えながら「ねえ、おじさんこの周辺のダンジョンってなんか静かだね」と聞くとオヤジ「ああ、最近ダンジョンの方で出るはずのないモンスターがうじゃうじゃ出るよになって手が回らなくなって街の管理所さえお手上げ状態だからな」と言うとアゼルが「この前までそんな事なかったが急になったのか?」と聴くとおやじは「ああなにせ、突然黒い沼が現れてから急に狂暴化したモンスターが出始めたからな」と言うとアスカと千尋は「え!!」とびっくりしたように反応してアスカは「もしかしてその黒い沼って近くにいると静電気みたいにビリビリしたり気分悪くなったりした?」っ聞いて千尋も「もしくわ普通温和な性格の人がいきなり攻撃的になったり怒りっぽくなったりした?」と聞くとオヤジは「そうそう、なんでも黒い沼が現れたら急に付近にいた冒険者が大乱闘したりモンスターが凶暴になったりしたそうだ」とアスカとアゼルに刀を渡しながら言ってアスカは「ありがとうね、教えてくれて」と言ってアゼルも「わかった気おつける」と言って三人は鍛冶屋から宿探しをしながら
アゼルは鍛冶屋での二人の反応に違和感を感じて気になったのでアスカ達に「そう言えばアスカは「うん、実は私達の目的でもある瘴気にはある特徴があるんだ瘴気はもともと人間の負のエネルギーが限界を超えてしまったたために現れる現象で普通なら世界の調節機能によりそんな事ないんだけどたまに限界値に達っしたために起きるのが瘴気でそれが沼みたいになったちゃうって訳」と説明するとアゼルは「?つまりどう意味だ?なんで瘴気が人間の負のエネルギーなんだ?」と聞くと千尋は「まあ、簡単に話すと世界って受け皿みたいなもので私達が魔法を使う時受け皿に自分の魔力を乗せながら使ってるもんで皿の大きさは世界によって違うからその時に魔力や人間のエネルギーが乗るらしくてね瘴気はその皿に乗り切らなかった魔力やエネルギーが溢れ出てしまったのが瘴気でそれが人間やモンスターに影響するんだ」って話すとアゼルは「・・・じゃあ俺たちの魔法があの黒い沼を作ったのか・・・」と軽く絶句しながら言うと千尋は「いや、遅かれ早かれ出る現象だったからそれが遅いか早いかなだけでアゼル達のせいじゃないよそれにそんな受け皿を調節する為に私達が呼ばれたからね」と軽く言うとアスカも「そうそう勇者って呼ばれているけど実際は受け皿整理と修復する為に呼ばれてそれがこっちの世界の人間じゃ無理だったから異世界の人間である私達が呼ばれたんだ」とまた軽く返すとアゼルはしんみょうな顔で「だったら俺達の都合に巻き込んでしまっただけじゃないか、お前達は被害者じゃないか」と言うと千尋は「確かに最初はそう思ってたけどこの世界に来て王様や城の人たちや街の人たちに出会って皆んな親切にしてくれたんだ右も左もわからない小娘二人にだから私はその人達に恩を返したいと思っているんだよ」と言うとアスカも「私達は確かに勝手に呼ばれて巻きこまれただけかもしれないけどアゼル達みたいに手助けしてくれる人達がいるから私もやろうと思ったんだ乗り掛かってた船だしね」と話すとアゼルは黙り混んで「・・・お前達は凄いんだなあ普通なら恨むか自己中に生きるんだがお前達はそれをしずに受け入れるなんてとても十代の人間が出来ることじゃないからその心は尊敬する」と言ってきたので千尋は「いや、ただアスカのせいでイレギュラーに慣れているだけだしそのせいで適応能力と順応力が異様にあるだけ」と笑いながら言ってそれを聞いたアスカが「ちょっと人をトラブルメーカーみたいにいわないでよまあ私達の場合は場所が異世界か日本かってだけなんだけどねまあなるようにしかならないからね」と言うとアゼルは「・・・本当にお前達は凄いなあその考えには敵わないなあならおれもお前達の為に持てる力を全力で尽くそう」と覚悟を決めた顔で話してアスカ達は「うん、ありがとう。」とお互いに笑いあってたら宿があったので三人は無事に止まる事ができアスカは「じゃあ宿も決まった事だしダンジョン攻略は明日から本格的に始めようか」と言うと千尋も「そうだね明日から勇者業も本格的に始動だねじゃまた明日」と言うとアゼルも「ああ、ダンジョンの調査と勇者業を一緒に行うから大変だが頑張るぞ、じゃあ明日一番どりが鳴いたら出発だからそれまでには起きてろよ」と言うと二人は「了解」と言いながら部屋に戻っていった。
アゼルも二人を見送ってから部屋に戻っていった。

さてさて三人は光の森ダンジョンの調査に向かう事となるが皆さんお忘れだと思いますさが異常に好かれやす体質の二人がいるんですからダンジョンの調査も一筋縄ではいかない事態になることも彼ららは知らなかった、それはまた次回のお話で。
お久しぶりです、仕事が忙しくてなかなか更新できなかったのにいきなり更新して結構シュールな話しですみません、でも次回の話からは完全にコメディ色がつよのでどうか末永くお付き合いしていただければ幸いです。
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