11 / 41
11
しおりを挟む私の誕生日の日から1ヶ月が経ち、今日は王妃様が開催するお茶会の日になった
伯父さん達は誕生日の次の日に帰って行ったけど、お父様達にメアリーが公の場で問題行動を起こしたら、公爵家の次期跡取りの話は無しにすると釘を刺していた
お父様達は渋々了承してたけど、伯父さん達の意見は当たり前だと思う。
今のままのメアリーが後を継いだら1ヶ月もたないで、公爵家は没落してもおかしくない、権力を持ってしまったら、人の物を欲しがるメアリーなら人から権力を盾に無理やり奪ってしまうかもしれない
今日のお茶会も行く前からかなり揉めている。
お茶会に参加したいメアリーと王妃様のお茶会で問題起こされたらさすがに困ると思ってる両親の戦いだ
「メアリーもお茶会行きたい~~~、王子さまと会うの~~~」
「メアリー、今日のお茶会はとても大切なお茶会だから、まだ小さいメアリーは行けないんだ。お土産買ってくるからいい子にお留守番しててくれ」
「いや~~~行くの~~~」
何日も前から行く、行かないの言い合いになっている
今日のお茶会は王太子様の婚約者が決まるんじゃないかと噂されてるので、お父様達も必死だ
ほぼ私で確定と言われてるけど、メアリーがお茶会で問題行動をして、親族に問題児が居るから婚約者に相応しくないと言われたら困るからだ
「メアリーお願いだから分かってちょうだい。」
「絶対に行く!!」
「はぁ~、じゃあ約束を守れるか?絶対にお母様から離れないで騒がす静かにしてるって」
「メアリーはいい子だから出来るよ。デザートは食べていい?」
「座っていい子にするなら良いぞ」
「は~い」
結局許可しちゃうのね。
大人しく出来ればいいけど無理だと思うわ。
でもメアリーが問題行動をして、王太子の婚約者降りれたらそれはそれで嬉しいけど、私は何も悪くないからお父様達に怒られないですし。
私は貴族なので好きな人と結ばれたいなんて贅沢な事は言わないけど、せめて尊敬出来る相手と結婚したい。
それぐらい願ってもバチは当たらないわよね
196
お気に入りに追加
6,138
あなたにおすすめの小説
言い訳は結構ですよ? 全て見ていましたから。
紗綺
恋愛
私の婚約者は別の女性を好いている。
学園内のこととはいえ、複数の男性を侍らす女性の取り巻きになるなんて名が泣いているわよ?
婚約は破棄します。これは両家でもう決まったことですから。
邪魔な婚約者をサクッと婚約破棄して、かねてから用意していた相手と婚約を結びます。
新しい婚約者は私にとって理想の相手。
私の邪魔をしないという点が素晴らしい。
でもべた惚れしてたとか聞いてないわ。
都合の良い相手でいいなんて……、おかしな人ね。
◆本編 5話
◆番外編 2話
番外編1話はちょっと暗めのお話です。
入学初日の婚約破棄~の原型はこんな感じでした。
もったいないのでこちらも投稿してしまいます。
また少し違う男装(?)令嬢を楽しんでもらえたら嬉しいです。
拝啓、婚約者様。婚約破棄していただきありがとうございます〜破棄を破棄?ご冗談は顔だけにしてください〜
みおな
恋愛
子爵令嬢のミリム・アデラインは、ある日婚約者の侯爵令息のランドル・デルモンドから婚約破棄をされた。
この婚約の意味も理解せずに、地味で陰気で身分も低いミリムを馬鹿にする婚約者にうんざりしていたミリムは、大喜びで婚約破棄を受け入れる。
あなたのことなんて、もうどうでもいいです
もるだ
恋愛
舞踏会でレオニーに突きつけられたのは婚約破棄だった。婚約者の相手にぶつかられて派手に転んだせいで、大騒ぎになったのに……。日々の業務を押しつけられ怒鳴りつけられいいように扱われていたレオニーは限界を迎える。そして、気がつくと魔法が使えるようになっていた。
元婚約者にこき使われていたレオニーは復讐を始める。
この子、貴方の子供です。私とは寝てない? いいえ、貴方と妹の子です。
サイコちゃん
恋愛
貧乏暮らしをしていたエルティアナは赤ん坊を連れて、オーガスト伯爵の屋敷を訪ねた。その赤ん坊をオーガストの子供だと言い張るが、彼は身に覚えがない。するとエルティアナはこの赤ん坊は妹メルティアナとオーガストの子供だと告げる。当時、妹は第一王子の婚約者であり、現在はこの国の王妃である。ようやく事態を理解したオーガストは動揺し、彼女を追い返そうとするが――
甘やかされすぎた妹には興味ないそうです
もるだ
恋愛
義理の妹スザンネは甘やかされて育ったせいで自分の思い通りにするためなら手段を選ばない。スザンネの婚約者を招いた食事会で、アーリアが大事にしている形見のネックレスをつけているスザンネを見つけた。我慢ならなくて問い詰めるもスザンネは知らない振りをするだけ。だが、婚約者は何か知っているようで──。
(完)大好きなお姉様、なぜ?ー夫も子供も奪われた私
青空一夏
恋愛
妹が大嫌いな姉が仕組んだ身勝手な計画にまんまと引っかかった妹の不幸な結婚生活からの恋物語。ハッピーエンド保証。
中世ヨーロッパ風異世界。ゆるふわ設定ご都合主義。魔法のある世界。
妹が公爵夫人になりたいようなので、譲ることにします。
夢草 蝶
恋愛
シスターナが帰宅すると、婚約者と妹のキスシーンに遭遇した。
どうやら、妹はシスターナが公爵夫人になることが気に入らないらしい。
すると、シスターナは快く妹に婚約者の座を譲ると言って──
本編とおまけの二話構成の予定です。
「あなたの好きなひとを盗るつもりなんてなかった。どうか許して」と親友に謝られたけど、その男性は私の好きなひとではありません。まあいっか。
石河 翠
恋愛
真面目が取り柄のハリエットには、同い年の従姉妹エミリーがいる。母親同士の仲が悪く、二人は何かにつけ比較されてきた。
ある日招待されたお茶会にて、ハリエットは突然エミリーから謝られる。なんとエミリーは、ハリエットの好きなひとを盗ってしまったのだという。エミリーの母親は、ハリエットを出し抜けてご機嫌の様子。
ところが、紹介された男性はハリエットの好きなひととは全くの別人。しかもエミリーは勘違いしているわけではないらしい。そこでハリエットは伯母の誤解を解かないまま、エミリーの結婚式への出席を希望し……。
母親の束縛から逃れて初恋を叶えるしたたかなヒロインと恋人を溺愛する腹黒ヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。
扉絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:23852097)をお借りしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる