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無限にイクッ4(駅弁)

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 山野辺達のいる接待部屋を椎名に支えられながら出て行き、控え室に戻ってきた。

「は、はぁ……」

「大丈夫か?」

「っ、何とか……」

 椎名は佳織をベッドに寝かせて、冷蔵庫からペットボトルのミネラルウォーターを取り出して「ほら」と佳織に手渡す。だが、佳織は力が入らずペットボトルのキャップを開けられない。

「貸せよ」

 椎名がペットボトルのキャップを回して開けると、一瞬何かを考えた様子でミネラルウォーターを自身の口に含んで、佳織に口移しで飲ませた。

(椎名さん!?)

 冷たい水が喉を潤す。

「まだ足りないだろ?」

 ニヤリと笑い、再び口移しで水を飲ませていく。

「は、は、ぁ……」

 ほんのり赤みがかった頬に濡れた唇、潤んだ瞳──佳織は無意識に男を誘惑していた。

「こっちがどうかしそうだ。アンタの体力が残ってたら、今も犯しまくってる」

「っ、な、し、椎名さん!?」

「本当のことだよ。ああ、そうそう。山野辺先生がアンタを気に入ったみたいだから、次回も呼ばれるだろうな。その時はまたよろしくな」

 椎名は無表情だった。部屋を出る前に佳織の唇にキスをした。


 それから数日後──山野辺の接待時に佳織を気に入った政治家からの依頼が入った。

「二宮。米倉議員だ」

 早乙女が佳織に紹介した。

「よろしくお願い致します。秘書の二宮佳織です」

「ああ。よろしく、近くで見ると綺麗な子だね」

 米倉には見覚えがあった。シャンパンを飲みながら、佳織と椎名のセックスを見て楽しそうにしていた。

 いつものようにホテルの部屋に氷室と早乙女と共に入る。

「早速だけど、いいかな? 君を抱きたくてずっとココがうずうずしているんだ」

 米倉のココというのに佳織は反応してしまった。自然と米倉の下半身に視線を向ける。

(っ……)

 米倉は服を脱ぎ始める。

(私も脱がないと──)

 佳織も一枚ずつ服を脱いでいく。早乙女に散々言われていた、服を脱ぐ時も男を意識しろと。

「セクシーだね」

「っ……」

 米倉はブラジャーとショーツ姿の佳織に声を掛ける。

「私が脱がせてもいいかな?」

「は、はい…」

 佳織の肌を触りながら、米倉がブラジャーとショーツを脱がせる。

「ぁ…あんっ…」

 二人は裸になった。接待相手の米倉は中年で身体が大きく、筋肉もしっかりついていた。

(そういえば、米倉様は学生時代ラグビーの選手で、今も身体を鍛えるためにジムに通っているとプロフィールに書いてあったわ……凄い……)

 米倉の鍛え上げられた肉体は、神々しくギリシャ彫刻のようだ。そして下半身は欲望を曝け出している。

(うっ、大きい。これが私のナカに挿るなんて、想像しただけで頭がおかしくなりそう!)

 米倉の下半身を見た佳織は生唾を飲み込んだ。

(いけない、仕事に集中しないと。うう……でも、米倉様の早く欲しい。私のナカをめちゃくちゃにして!)

「私の首に腕を回して」

 米倉のバリトンボイスは落ち着いていた。佳織は安心して言う通りに腕を回した。

 至近距離でチュッとキスをしながら抱き合う。

「んっ、あっ、あっ」

 舌と舌を絡ませながら、肉体を密着して、胸が潰される。

(乳首が……!)

 ジュルジュル……

「アハァンッ!」

「乳首だな。感じているのか、君は可愛いな」

「あ、あ、はぁ……」

 対面体位で身体を合せる。向かい合って立ったまま行為を続けていく。氷室と早乙女は二人から目を逸らさなかった。

「ん……良い子だ。しっかりと掴まっておくんだぞ。」

「え……きゃあっ……!!」

 米倉は両手で佳織の臀部をしっかり抱えて、上下にピストンを始めた。

「やっ…あぁん…」

 突然アクロバティックな体位にされて、佳織は驚きを隠せなかった。

(この体位は駅弁!?)

「パイパンだと感じやすいんじゃないか?」

 パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ!!

「ん゛あ゛ああああっ…あぁっ…あんっ…ひあっ!!」

 AVでは割と有名な体位だが、自分自身が体験するとは思っていなかった。そもそも駅弁はセックスの体位で難易度が非常に高いのだ。

「やっ…やっ…いやぁん…奥まで、あたって…深いいいいっっ……」

 肌と肌が密着しているのを感じる。強い快感を与えられて、佳織は興奮していた。

「ふあ、あぁ、あぁ──!!」

「はははははははっ、いいぞ、もっと乱れなさい」

(もっと奥まで突いてえぇ!)

 米倉は挿入しながら唇や首元にキスを落としていく。

「あぁっ…やぁ…んっ」

「どうだね? 私のおチ○チ○は気持ちいいか?」

「あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ!!」

「答えないか!」

 ズンッと更に奥までペニスが突き刺さる。

「あぁっ、アァァ…!」

 初めての体位に興奮のあまり、口からよだれが垂れる。

(やだ、すごい…こんなに気持ちいいなんて……)

 米倉はピストンを止めない。

「ふんぬっ!」

 佳織の子宮を突き刺すかのように、ペニスを奥の奥まで挿入する。

「はぁうん!?」

 ぱちゅん、ぱちゅん、ばちゅん!!

「私のおチ○チ○はどうなんだ? 良いのか、悪いのか、君が何も感想を言わないから分からないじゃないか。もしや君は、おチ○チ○が嫌いなのか?」

「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!! 気持ちイイです、米倉様のおチ○チ○、気持ちイイ……あんっ、あんっあぁん、おチ○チ○好きいいいいっ、きゃあんっ!!」

「そうか。それなら良かった」

「あぁん、はぁ…奥まで、当たってるぅ…あん…あっ…!」

「もっと私に君の声を聞かせなさい」

「きゃ、あっ、あんっ、イクッ、イクッ、イクッ、イクッ、イクッ、イクッ!!」

 上司が見ているというのに、佳織は完全に理性を手放していた。

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