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無限にイクッ2(剃毛)

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「二宮、残業だ。第六会議室に来るように」

「は、はい……」

 第六会議室は佳織にとって早乙女から調教を受ける部屋だ。身体が強張るが、行かないと恥ずかしい写真を世間に公開されてしまう。弱みを握られた佳織の足は自然と第六会議室へと歩み出す。

「失礼します」

 佳織が第六会議室に入ると、早乙女の立つ前に椅子があり座るように促された。

「下半身だけ脱いで、両足を広げろ」

「え……?」

「聞こえなかったのか」

「い、いえ。脱ぎます」

 早乙女に言われた通り佳織はスカートとストッキング、ショーツを脱いで椅子に座った。

(両足を広げろって、専務は何をする気なの?)

 ビクビクしながら両足をM字に広げて、左右の足は椅子の肘掛に置くような体勢をとった。

「うっ……」

 早乙女の前で下半身が露となり佳織を羞恥が襲う。

「陰毛を剃る」

「えっ!?」

 佳織は驚いて声を上げた。

「ど、どうして、剃るって……何で……」

「次の接待相手の要望だ。全部剃るからな」

「そ、そんな……」

 会議机の上にはタオルにティッシュボックス、そしてシェービングフォームと剃刀が置かれている。早乙女が本気で佳織のアンダーヘアを剃ることが否応なしに伝わってくる。

「あ、あの、専務」

 佳織が早乙女に恐る恐る訊ねる。

「私、自分で処理しますから。何も専務の手を煩わせなくても……」

 すると早乙女は、下半身を露にしている佳織を冷たい目で見下ろして嗤った。

「俺がお前の陰毛を処理することに意味があるんだ」

「っ……」

 また一つ弱みを握られた。

「動くなよ。怪我でもされたら、接待の日にちが先延ばしになるからな」

 早乙女はシェービングフォームを手に取って、佳織の秘部に塗っていく。

(ううっ……ゾワゾワする…)

「二宮」

「はい…?」

「ここでイクなよ。毛の処理中にイかれたら面倒なことになりそうだ」

「イキません。絶対に! やるなら早くやってください!」

「ふん……」

 シェービングフォームを塗り終えた早乙女は、剃刀を握り、佳織の陰毛を剃り始める。ジョリジョリと確実に毛が剃られていく音が佳織の耳に聞こえた。

(はぁ…あぁ……専務がこんなことをするなんて…)

 全ての陰毛が剃り終わり、肌に残ったシェービングフォームをタオルで拭き取られた。鬼畜上司の手によりパイパンにされてしまったのだ。

(あぁ……アソコがツルツルになってる)

 そっと手を伸して本当に陰毛が無くなってしまったことを確認した。

「もう終わりだ。服を着ていいぞ」

「えっ──」

 もう終わり。佳織はどうしてか物足りなさを感じていた。早乙女に縋るような目で見つめていた。

「何だ?」

「えっと……その……」

 いつもはここで早乙女に陵辱されるのに。夜に静まり返ったオフィスで淫らに交わっていたのに。今日は陰毛を剃るだけ──佳織はこの先があると期待していた。抱いてくれると。佳織はもじもじしながら早乙女を見つめる。

「今日は専務の調教はないのですか?」

「!?」

 佳織の言葉に早乙女が目を見張った。

(専務……)

 トクン、トクン、と胸の音が小刻みに響いている。

(どうしよう、私……専務を困らせてる)

 重い口を開いた早乙女が告げた。

「調教して欲しいのか?」

「…っ、はい……」

「ならば──俺を誘ってみろ」

 佳織は頷いて、上半身の服をゆっくり脱ぎだした。ブラジャーのホックも外して全裸になる。早乙女に近づいて、手を取るとその手を自身の小ぶりな胸に触れさせた。

「っ、二宮……」

 冷静沈着な早乙女でも佳織の予想しない行動に戸惑う。

「私のバストは小さいけど、専務の調教で柔らかくなったんですよ?」

「!!」

 早乙女の指が自然と佳織の胸を弄っていた。真面目な会社員も男の本能には逆らえないらしい。

「専務。このまま私の胸を触って……あぁ……それとも下の方が好きですか?」

 もう片方の手を無毛の丘へ誘う。佳織は早乙女の指を膣の入口に挿れる。

 クチャ…

「あんっ」

 クチャクチャクチャ…

「せ、ん、む……焦らしちゃ…いや……」

 ジュプリ…

 佳織の手が早乙女の手を操る。

「っ、二宮……」

 クチュクチュ…

 早乙女の意思とは関係なく、彼の指は抽出を繰り返す。

「ああんっ、んっ…はぁ……指もいいですけど、専務の、欲しい…です…」

 早乙女の指は佳織の愛液がついていた。佳織にナカに挿入させられたのに、何故か無理矢理に犯したような感覚がした。

「……っ」

「ああ……濡れてしまいましたね。今、専務の指を綺麗にします」

 佳織が愛液を纏った早乙女の指を、赤い舌を出して舐めていく。

「うっ、にの、みや…」

 ピチャピチャいやらしい音がする。

「ん……綺麗になったかしら──?」

「ああ」

「なら、私に専務のください」

 上目遣いでさ早乙女の目をみながら、彼のベルトに手を掛けた。

「物欲しそうな顔をして、二宮……お前は、いやらしい女だ」

 ベルトを緩めていく──カチャカチャという音が室内に響く。

(ああ、凄い……っ、専務の硬い!)

 ベルトを外してスラックスを脱がせた。佳織はソコに手を充てた。手を充てなくても異変が起きているのは、一目で分かる程だった。そしてあんなに早乙女を誘っていたのに、先の行動を迷い手が止まった。

(どうしよう…下着も私が脱がせるべきよね……ああ、もう…私何をしてるの──!?)

 佳織が戸惑っていると、早乙女が佳織の乳首をキュッと抓った。

「あぁんっ!」

「途中で止めるな。お前が最後まで脱がせろ」

 そう言われて佳織は早乙女が履いているボクサーパンツをゆっくり下ろした。布に覆われて窮屈にしていたペニスが、天を仰ぐ。雄々しいペニスを佳織は、思わず見惚れてしまっていた。

「あ……」

「二宮。まずは口でしろ」

「はい。専務……」

 佳織は従順だった。早乙女に命じられるまま口で奉仕をする。先端から口に含み、舌で舐めながら口の奥まで、そのまま顔を上下に動かし、早乙女のペニスを刺激していく。

 ちゅっ…ちゅ…ちゅ…じゅっ…

「ん、んん…」

 舌を這わせながら絶妙な力加減で吸い上げ、わざと音を立ててみた。

「はぁ……!」

(ああ、専務が感じてる……ん、これは──)

 玉袋に目を奪われた。

(大きい……)

 ムニムニ……チュ…

 今までフェラが苦手だった佳織は、そこにまで気を使えなかった。しかし、余裕が出てきた今、男にしか存在しないものを触り舐めていく。

(ああ……何これ、触り心地がいいわ)

「おい、潰すなよ」

「んぐっ!?」

「今日のお前は何を仕出かすか分からん」

 咥えていたものを口から抜いた。雄は唾液でテラテラ濡れていた。

「女性にはついてないモノですから、興味があって……」

「二宮。お前、ますますエロくなっていくな」

「なっ、何を!?」

「まあいい。後ろを向け」

「はい」

「挿れるぞ」

 佳織が欲しがっていた早乙女のものが後ろから挿ってきた。

 ズッ!

「あぁんっ!」

「締めつけが──キツい…っ、ああっ」

「せ、専務……あんっ、あんっ、あんっ、やぁっ、奥に当たってる、気持ちいい!」

「ふん……っ、これはどうだ」

 早乙女が腰をグラインドした。

「ひゃあんっ! いいです、イキそう……っ、ああっ!」

「に、二宮……っ、くうっ……!」

 佳織に抱きつく体勢で腰を打ち続ける。

「専務、私のナカに出してっ」

「だが……」

「接待のためにピルを飲んでいますから、今は──っ、妊娠の心配はありません」

「…そう、だったな……出すぞっ!」

 何度も調教を受けているが、早乙女が佳織に中出しするのはこれが初めてだった。

(専務のが、ナカに──!)

 歓喜で震えた。

「まだ萎えそうにない……」

「ぁ……ああっ!」

 グイっと角度を変えて早乙女が腰を深く沈める。それに合せて佳織も腰を打ちつけていく。

「はぁん、あぁん、ああ──!」

 鬼畜上司が相手だろうと、快楽には抗えない。佳織はひたすら腰を打ち続けて、感じる箇所を刺激している。

(あ、ここ感じる、ここも……やんっ、気持ちいい……)

 パンッパンッパンッパンッパンッパンッ!!

「あぁぁぁッ」

「二宮……分かっているのか?」

「は、はい?」

「今腰を振っているのはお前だ。俺は何もしていない」

 早乙女が意地悪く嗤う。

「っ!」

 恥ずかしさのあまり、腰を打ちつけるのを止めようとしたが、できなかった。勝手に早乙女を求めて腰を振ってしまうのだ。

「あぁ……私、何てこと!」

「いい。このままお前が動け」

「はい……っ、あぁ……あんっ、あっ、あっ、ああっ、イクッ!」

 佳織は自ら腰を振って絶頂してしまった。ぐったりと横たわる佳織に早乙女が甘い声をかける。

「二宮。安心していいぞ」

 佳織の顎先を指ですくい上げる。

「…っ、ぁ……専、務…?」

「これからもお前を調教してやる」

 低く艶めいた声で佳織の耳元で囁いた。

「よろしくお願いします……」

 下半身が再び疼き出し、愛液が太腿を伝うのだった。

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