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第六章
謁見の間へ
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貴族街へ入れば、貴族の私設騎士団などが襲ってくるようになった。もうここまでくるといちいち捕らえて連れていくのも面倒だ。
ちぎっては投げちぎっては投げていけば、俺たちの通った跡には屍が残されるだけになっている。いや死んではいないけど。道中で騎士たちが出てきた屋敷が半壊してたりするけど些細な問題だ。
「何用だ」
城門の前へとたどり着いたとき、こちらに気づいた門衛が遠くから声を掛けてきた。前に手紙を持ってきた時と違って、今は門が閉まっている。跳ね橋は上がっていないので通れるが、城へ入れる気はないらしい。
「国王と宰相に用があって来ました」
「そうか。少し待っていろ」
門衛はそれだけ告げると詰め所へと引っ込んでいく。が、すぐに出てきてこちらへと近づいてきた。
「通っていいぞ」
セリフと共に渡されたのは鍵だ。
「いいんですか?」
門衛もぶっ飛ばして行くかと思っていたところだったから、ちょっとだけ拍子抜けだ。
「ああ。……前に手紙を持ってきたのもお前だろう?」
「そうですね」
特に顔を隠していたわけではないので覚えられていたようだ。徒歩で十日の距離なら、転移を使わなくても全力で飛ばせば一時間かからないので誤魔化す必要もない。
手の中にある鍵を観察しながら言葉を返す。思ったより小さい鍵だけど城門の鍵ではなさそうな気がする。
「読んだときは驚いたが、腐ったこの国を正すチャンスかとも思ってな」
珍しく話の分かる人みたいだ。本心はともかく、邪魔をしないならそれでいい。
「渡した鍵は城門の脇にある通用門の鍵だ」
よく見れば巨大な城門の横に、小さな扉がある。でもちょっとTYPEシリーズが通れそうにない。小型のやつは大丈夫だけど、大型となれば無理だ。それに檻もある。いくつかのグループに分けてあるとはいえ、一番大きいのは檻だ。
「だが気をつけろ。門のすぐ裏で近衛騎士が待ち構えている」
大人しく話を聞いていると、少しだけ近づいてきた門衛が小声で教えてくれる。気配察知で門のすぐ向こう側に人がいるのはわかっていたが、近衛騎士なのか。
「わざわざありがとうございます。だけどこの鍵は不要です。あの小さい扉だと通れないんで」
鍵を返しつつ後ろを振り返れば、門衛も一緒にそちらに視線をやって苦笑いを浮かべている。
「はは……、まあ、Sランク冒険者だったら何かやりようはあるんだろうが……」
では、と一言告げるとそのまま大きな城門へと歩いていく。飛び越えてもいいが、歓迎されていないところに押し入るのであれば不法侵入だろうか。どうせ国からは国家転覆罪なるものを認定されているので、ここは派手に行こうか。どうせここには一般人の目はない。
「あーっと、できれば城門は破壊せずに通――」
後方から聞こえてくる門衛の言葉にかぶせるように爆裂系の魔法を発射する。巨大な城門を満遍なく破壊できるように、小さめのものを数十発だ。
激しい破砕音を立てながら城門だったものが向こう側へと吹き飛んでいく。
膝から頽れる門衛を視界の端にとらえつつも正面へ向き直る。土煙が晴れてくると、そこにはひときわ立派な鎧を着こんだ騎士たちが待ち構えていた。一人だけ負傷しているやつがいるが、爆発の破片にでも巻き込まれたんだろうか。
「お邪魔しますよっと」
「くっ、ここから先は行かせん!」
隊長らしき騎士が前に立って武器を構えているがそれも一瞬のこと。近衛騎士隊のみなさんは莉緒の重力魔法に敗北する。
城の入り口でも近衛騎士をぶっ飛ばし、廊下でも襲い掛かってきた騎士を返り討ちにし、吹き抜けの上階から偉そうに口だけ出してきた貴族を問答無用で檻にぶち込み、ようやく目的地の手前までやってきた。
「結局ここまで、話の分かる奴ってほとんどいなかったな……」
イヴァンが呆れたように肩をすくめているが、まったくもって同感だ。
「ここ?」
道中でも何度か活躍しているフォニアが、気合十分に目の前の扉を指さしている。扉の前に護衛が立っているわけでもなく、前の通路は静まり返っている。
「おう、ここだ」
「ここって謁見の間よね?」
「はい。現在国王と主要大臣職の貴族たちが集まっています。護衛の近衛騎士も多く詰めているようですね」
莉緒の疑問に、エルがタブレットを取り出しながらすらすらと答えている。まるで中の様子がわかっているみたいだが、よく考えれば先に潜入しているTYPEシリーズがいるんだった。
「宰相はいるのか?」
「いるな。TYPEシリーズの監視を付けたときに見たから気配は覚えてる」
「今のところ国王の隣で普通に……、いえ、相当焦った様子ですね」
エルに見せてもらったタブレットを覗き込むと、表情は取り繕っているが冷や汗いっぱいに青い顔をした宰相が映っていた。国王に何か話しかけているようだが、音声までは拾えないのでタブレットからは何も聞こえない。
とはいえ声を聴く方法ならいくらでもある。
『……やくお逃げく……い! ……陛下! 賊がもうすぐそこまで迫っています!』
宰相近くの空間を魔法でつなげると、声が聞こえるようになる。
「逃げられても困るんだがなぁ」
「脱出路とかありそうね」
やはり城にはあるだろうか。さすがに目の前の扉から脱出を図るとも思えず、王族の抜け道というか脱出路というものがあるんだろう。
「そっちは塞げばいいかな」
空間魔法で謁見の間をスキャンする。ヒノマル経由でもらった間取り図には載っていなかったが、さすがに空間魔法でスキャンすれば丸わかりだ。
「よし、先回りしろ」
TYPEシリーズ数体を空間魔法で脱出路に送り込めば、対策は完了だ。
「それじゃ、とっとと突入しますか」
そう一声かけると、謁見の間へと続く扉に拳を叩き込んだ。
ちぎっては投げちぎっては投げていけば、俺たちの通った跡には屍が残されるだけになっている。いや死んではいないけど。道中で騎士たちが出てきた屋敷が半壊してたりするけど些細な問題だ。
「何用だ」
城門の前へとたどり着いたとき、こちらに気づいた門衛が遠くから声を掛けてきた。前に手紙を持ってきた時と違って、今は門が閉まっている。跳ね橋は上がっていないので通れるが、城へ入れる気はないらしい。
「国王と宰相に用があって来ました」
「そうか。少し待っていろ」
門衛はそれだけ告げると詰め所へと引っ込んでいく。が、すぐに出てきてこちらへと近づいてきた。
「通っていいぞ」
セリフと共に渡されたのは鍵だ。
「いいんですか?」
門衛もぶっ飛ばして行くかと思っていたところだったから、ちょっとだけ拍子抜けだ。
「ああ。……前に手紙を持ってきたのもお前だろう?」
「そうですね」
特に顔を隠していたわけではないので覚えられていたようだ。徒歩で十日の距離なら、転移を使わなくても全力で飛ばせば一時間かからないので誤魔化す必要もない。
手の中にある鍵を観察しながら言葉を返す。思ったより小さい鍵だけど城門の鍵ではなさそうな気がする。
「読んだときは驚いたが、腐ったこの国を正すチャンスかとも思ってな」
珍しく話の分かる人みたいだ。本心はともかく、邪魔をしないならそれでいい。
「渡した鍵は城門の脇にある通用門の鍵だ」
よく見れば巨大な城門の横に、小さな扉がある。でもちょっとTYPEシリーズが通れそうにない。小型のやつは大丈夫だけど、大型となれば無理だ。それに檻もある。いくつかのグループに分けてあるとはいえ、一番大きいのは檻だ。
「だが気をつけろ。門のすぐ裏で近衛騎士が待ち構えている」
大人しく話を聞いていると、少しだけ近づいてきた門衛が小声で教えてくれる。気配察知で門のすぐ向こう側に人がいるのはわかっていたが、近衛騎士なのか。
「わざわざありがとうございます。だけどこの鍵は不要です。あの小さい扉だと通れないんで」
鍵を返しつつ後ろを振り返れば、門衛も一緒にそちらに視線をやって苦笑いを浮かべている。
「はは……、まあ、Sランク冒険者だったら何かやりようはあるんだろうが……」
では、と一言告げるとそのまま大きな城門へと歩いていく。飛び越えてもいいが、歓迎されていないところに押し入るのであれば不法侵入だろうか。どうせ国からは国家転覆罪なるものを認定されているので、ここは派手に行こうか。どうせここには一般人の目はない。
「あーっと、できれば城門は破壊せずに通――」
後方から聞こえてくる門衛の言葉にかぶせるように爆裂系の魔法を発射する。巨大な城門を満遍なく破壊できるように、小さめのものを数十発だ。
激しい破砕音を立てながら城門だったものが向こう側へと吹き飛んでいく。
膝から頽れる門衛を視界の端にとらえつつも正面へ向き直る。土煙が晴れてくると、そこにはひときわ立派な鎧を着こんだ騎士たちが待ち構えていた。一人だけ負傷しているやつがいるが、爆発の破片にでも巻き込まれたんだろうか。
「お邪魔しますよっと」
「くっ、ここから先は行かせん!」
隊長らしき騎士が前に立って武器を構えているがそれも一瞬のこと。近衛騎士隊のみなさんは莉緒の重力魔法に敗北する。
城の入り口でも近衛騎士をぶっ飛ばし、廊下でも襲い掛かってきた騎士を返り討ちにし、吹き抜けの上階から偉そうに口だけ出してきた貴族を問答無用で檻にぶち込み、ようやく目的地の手前までやってきた。
「結局ここまで、話の分かる奴ってほとんどいなかったな……」
イヴァンが呆れたように肩をすくめているが、まったくもって同感だ。
「ここ?」
道中でも何度か活躍しているフォニアが、気合十分に目の前の扉を指さしている。扉の前に護衛が立っているわけでもなく、前の通路は静まり返っている。
「おう、ここだ」
「ここって謁見の間よね?」
「はい。現在国王と主要大臣職の貴族たちが集まっています。護衛の近衛騎士も多く詰めているようですね」
莉緒の疑問に、エルがタブレットを取り出しながらすらすらと答えている。まるで中の様子がわかっているみたいだが、よく考えれば先に潜入しているTYPEシリーズがいるんだった。
「宰相はいるのか?」
「いるな。TYPEシリーズの監視を付けたときに見たから気配は覚えてる」
「今のところ国王の隣で普通に……、いえ、相当焦った様子ですね」
エルに見せてもらったタブレットを覗き込むと、表情は取り繕っているが冷や汗いっぱいに青い顔をした宰相が映っていた。国王に何か話しかけているようだが、音声までは拾えないのでタブレットからは何も聞こえない。
とはいえ声を聴く方法ならいくらでもある。
『……やくお逃げく……い! ……陛下! 賊がもうすぐそこまで迫っています!』
宰相近くの空間を魔法でつなげると、声が聞こえるようになる。
「逃げられても困るんだがなぁ」
「脱出路とかありそうね」
やはり城にはあるだろうか。さすがに目の前の扉から脱出を図るとも思えず、王族の抜け道というか脱出路というものがあるんだろう。
「そっちは塞げばいいかな」
空間魔法で謁見の間をスキャンする。ヒノマル経由でもらった間取り図には載っていなかったが、さすがに空間魔法でスキャンすれば丸わかりだ。
「よし、先回りしろ」
TYPEシリーズ数体を空間魔法で脱出路に送り込めば、対策は完了だ。
「それじゃ、とっとと突入しますか」
そう一声かけると、謁見の間へと続く扉に拳を叩き込んだ。
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