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第五部
楓さん捜索作戦
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久々……というほどでもないけど温泉を堪能した後、まず最初に捜索員全員に写真を配ることに決めた。
風呂入る前にある程度決めておけよと思わなくもないけど、フォニアが「おっふろおっふろ」と喜んでるところに水を差すことはできなかったとだけ言っておこう。
「全員に一通り連絡してみましたが、連絡がついたのは四か所だけでした」
スマホを持たせた幹部は全部で五人。連絡がついたのが二人。すでにスマホを配り終えた支部は五か所で、そのうち二か所が連絡がついたということらしい。連絡が付かなかったところはきっと距離が離れすぎていたんだろう。
「配布するためにここから持ち出されたスマホは全部で十五個か」
「はい」
一人三個ずつ持ち出して、在庫はあと五個か……。予備も含めてこのギルド本部で運用する数だ。
「大陸中の支部に配るには、多く見積もっても半年ほどはかかる見込みです」
「へぇ、そうなんだ……」
半年かかるってどこまで配る気なんだろうか。どこに支部があるかなんて全部聞いてないけど、支部って大陸中のそこかしこにあるんだっけ? スマホ渡してからまだ一か月経ってないと思うけど、五か所は配り終えてるのか。
この大陸にある国は全部で六つ。師匠のいる魔族の国にも入り込んでるかどうかは知らないけど、二十個あればそこそこカバーできるよな。たぶん。……わからんけど。
まだ作ることはできるけど、材料は温存しておきたいし一旦このままでいいかな。
楓さんのスマホはオークションで手に入れたけど、五年前だからなぁ。探るなら商都周りもありだけど、他の国に召喚された可能性もないわけじゃない。というか一番怪しいのは俺たちを召喚したあの国だよなぁ……。
でもそこまで離れると作ったスマホじゃ通信が届かないはずだ。
「んー、とりあえずスマホ持ってる人全員に、私たちで楓ちゃんの写真とか届けに行こうか?」
どうやって連絡を取ろうか考えていると、莉緒が何気なくそんなことを言い出した。空を高速で飛べばできないことはないだろうけど、全員となると結構時間がかかる気がするんだが。
「……そこまでお手を煩わせるわけには」
「さすがに全部配るのは骨だぞ?」
メサリアさんの言葉にかぶせてマジでやるのかと聞いてみると。
「えっ? テレポートすればすぐじゃない? スマホの位置は全部わかるし……」
まさかの莉緒さんである。作ったスマホの場所がわかるとは……。
ってそういえば作ったスマホには空間魔法も付与してあったな。座標を感じられればもしかすると……。
「あ、ホントだ。テレポートできそうだな……」
集中すると確かにスマホの座標がわかった。自分で空間魔法も付与して作ったスマホだし、これならいけるかもしれん。しかも今の俺たちには次元魔法まであるのだ。今まで遠距離テレポートは無理だったけど、次元魔法も駆使すればどこまで離れててもいける気がする。
それを思えば作ったスマホにも次元魔法を付与しなおせば、もしかすればもしかするかもしれない。どこまでも届くようになるどころか、次元を超えて連絡が取れるようになったりしないかな。
「え? テレポートって、近距離しか無理なのでは……?」
テレポートについて考えていると、メサリアさんからも漠然とした疑問が出てきた。イヴァンには伝説の魔法だとか言われたけど、テレポートの制限について知ってる人は知ってるらしい。
「そこはまぁなんとかなるので大丈夫です。私たちじゃ面識もないので、メサリアさんも来てもらえればスムーズにいくかも」
「わかりました」
「じゃあ俺も行く。もしかしたらスマホの通信距離を伸ばせるかもしれないから、できそうなら全部改造したい」
「え? ……通信距離って、そういうことね」
俺の言葉にすぐに自分で納得した莉緒。遠距離テレポートができるようになった理屈と似たようなことに気が付いたみたいだな。ただし付与スキルを持っているのは俺だけだから、莉緒には改造できない。
「じゃあ今ここにあるスマホで試してからにしましょうか」
「それもそうだな」
「では今あるぶんは持ってきます」
「よろしく」
察したメサリアさんがスマホを取りに部屋を出て行った。それを目で追っていたイヴァンがこちらに向き直って口を開いた。
「じゃあ俺はちょっとギルドで何か依頼でも受けてこようかな。フォニアはどうする?」
ニルとじゃれていたフォニアがイヴァンの言葉で振り返ると、「ん~?」と言って首を傾げている。話を聞いてなかったみたいなのでもう一度説明すると。
「じゃあボクもイヴァン兄と一緒にいらい受ける!」
シュピっと手を挙げて宣言した。
「了解。じゃあニルもフォニアについててくれ」
「わふ~」
ニルの頭を撫でるとしょうがないなぁという声が返ってくる。
「あたしはもちろんリオと一緒に行くよ」
今まで黙って話を聞いていたエルは俺たちと来るようだ。一応莉緒の奴隷で侍女だし、特に理由がなければ莉緒についてくるんだろう。
「んじゃ行ってくる」
「ちょい待ち」
話は終わったとばかりに手を挙げて部屋を出て行こうとするイヴァンを引き留めると、異空間ボックスからスマホを取り出す。まずは手持ちのこいつを改造してイヴァンに渡して、実験に付き合ってもらおう。
「シュウが作ったほうのスマホか」
イヴァンの言葉に頷くと、スマホを改造するべく注力する。相手の所在がわかる座標指定を次元魔法を含めて書き換える。発信する仕組みにも次元魔法を組み込めばいけるはず。
と、十分ほど試行錯誤の末にようやく完成した。相手がいないから実験できないけど。ついでにグループで同時通話とかもできるように改造しておいた。
「それじゃ今度こそ行ってくる」
「行ってらっしゃい」
こうして手持ちのスマホをイヴァンに渡して見送ると、メサリアさんに持ってきてもらった残りのスマホも改造して、メンバーに配るべく動き出した。
風呂入る前にある程度決めておけよと思わなくもないけど、フォニアが「おっふろおっふろ」と喜んでるところに水を差すことはできなかったとだけ言っておこう。
「全員に一通り連絡してみましたが、連絡がついたのは四か所だけでした」
スマホを持たせた幹部は全部で五人。連絡がついたのが二人。すでにスマホを配り終えた支部は五か所で、そのうち二か所が連絡がついたということらしい。連絡が付かなかったところはきっと距離が離れすぎていたんだろう。
「配布するためにここから持ち出されたスマホは全部で十五個か」
「はい」
一人三個ずつ持ち出して、在庫はあと五個か……。予備も含めてこのギルド本部で運用する数だ。
「大陸中の支部に配るには、多く見積もっても半年ほどはかかる見込みです」
「へぇ、そうなんだ……」
半年かかるってどこまで配る気なんだろうか。どこに支部があるかなんて全部聞いてないけど、支部って大陸中のそこかしこにあるんだっけ? スマホ渡してからまだ一か月経ってないと思うけど、五か所は配り終えてるのか。
この大陸にある国は全部で六つ。師匠のいる魔族の国にも入り込んでるかどうかは知らないけど、二十個あればそこそこカバーできるよな。たぶん。……わからんけど。
まだ作ることはできるけど、材料は温存しておきたいし一旦このままでいいかな。
楓さんのスマホはオークションで手に入れたけど、五年前だからなぁ。探るなら商都周りもありだけど、他の国に召喚された可能性もないわけじゃない。というか一番怪しいのは俺たちを召喚したあの国だよなぁ……。
でもそこまで離れると作ったスマホじゃ通信が届かないはずだ。
「んー、とりあえずスマホ持ってる人全員に、私たちで楓ちゃんの写真とか届けに行こうか?」
どうやって連絡を取ろうか考えていると、莉緒が何気なくそんなことを言い出した。空を高速で飛べばできないことはないだろうけど、全員となると結構時間がかかる気がするんだが。
「……そこまでお手を煩わせるわけには」
「さすがに全部配るのは骨だぞ?」
メサリアさんの言葉にかぶせてマジでやるのかと聞いてみると。
「えっ? テレポートすればすぐじゃない? スマホの位置は全部わかるし……」
まさかの莉緒さんである。作ったスマホの場所がわかるとは……。
ってそういえば作ったスマホには空間魔法も付与してあったな。座標を感じられればもしかすると……。
「あ、ホントだ。テレポートできそうだな……」
集中すると確かにスマホの座標がわかった。自分で空間魔法も付与して作ったスマホだし、これならいけるかもしれん。しかも今の俺たちには次元魔法まであるのだ。今まで遠距離テレポートは無理だったけど、次元魔法も駆使すればどこまで離れててもいける気がする。
それを思えば作ったスマホにも次元魔法を付与しなおせば、もしかすればもしかするかもしれない。どこまでも届くようになるどころか、次元を超えて連絡が取れるようになったりしないかな。
「え? テレポートって、近距離しか無理なのでは……?」
テレポートについて考えていると、メサリアさんからも漠然とした疑問が出てきた。イヴァンには伝説の魔法だとか言われたけど、テレポートの制限について知ってる人は知ってるらしい。
「そこはまぁなんとかなるので大丈夫です。私たちじゃ面識もないので、メサリアさんも来てもらえればスムーズにいくかも」
「わかりました」
「じゃあ俺も行く。もしかしたらスマホの通信距離を伸ばせるかもしれないから、できそうなら全部改造したい」
「え? ……通信距離って、そういうことね」
俺の言葉にすぐに自分で納得した莉緒。遠距離テレポートができるようになった理屈と似たようなことに気が付いたみたいだな。ただし付与スキルを持っているのは俺だけだから、莉緒には改造できない。
「じゃあ今ここにあるスマホで試してからにしましょうか」
「それもそうだな」
「では今あるぶんは持ってきます」
「よろしく」
察したメサリアさんがスマホを取りに部屋を出て行った。それを目で追っていたイヴァンがこちらに向き直って口を開いた。
「じゃあ俺はちょっとギルドで何か依頼でも受けてこようかな。フォニアはどうする?」
ニルとじゃれていたフォニアがイヴァンの言葉で振り返ると、「ん~?」と言って首を傾げている。話を聞いてなかったみたいなのでもう一度説明すると。
「じゃあボクもイヴァン兄と一緒にいらい受ける!」
シュピっと手を挙げて宣言した。
「了解。じゃあニルもフォニアについててくれ」
「わふ~」
ニルの頭を撫でるとしょうがないなぁという声が返ってくる。
「あたしはもちろんリオと一緒に行くよ」
今まで黙って話を聞いていたエルは俺たちと来るようだ。一応莉緒の奴隷で侍女だし、特に理由がなければ莉緒についてくるんだろう。
「んじゃ行ってくる」
「ちょい待ち」
話は終わったとばかりに手を挙げて部屋を出て行こうとするイヴァンを引き留めると、異空間ボックスからスマホを取り出す。まずは手持ちのこいつを改造してイヴァンに渡して、実験に付き合ってもらおう。
「シュウが作ったほうのスマホか」
イヴァンの言葉に頷くと、スマホを改造するべく注力する。相手の所在がわかる座標指定を次元魔法を含めて書き換える。発信する仕組みにも次元魔法を組み込めばいけるはず。
と、十分ほど試行錯誤の末にようやく完成した。相手がいないから実験できないけど。ついでにグループで同時通話とかもできるように改造しておいた。
「それじゃ今度こそ行ってくる」
「行ってらっしゃい」
こうして手持ちのスマホをイヴァンに渡して見送ると、メサリアさんに持ってきてもらった残りのスマホも改造して、メンバーに配るべく動き出した。
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