178 / 398
第三部
イヴァンの救出
しおりを挟む
野次馬のように集まっていた使用人を押しのけ、ぐったりしたイヴァンと狐のフォニアを連れて屋敷の外に出る。
まだ目を覚まさないイヴァンを休ませるために、近場の宿を見つけて入る。入ってから気付いたが、貴族街から一番近い宿となれば高級宿だ。俺たちの姿を見た従業員の眉が一瞬顰められる。ニルの背に乗せられたイヴァンがぐったりして血濡れなので仕方がない。
「いらっしゃいませ」
「とりあえずこれで一泊お願いできるかな」
懐から冒険者証を取り出しつつ、10万フロン硬貨である金貨を一枚取り出してカウンターに置く。
「かしこまりました」
驚いた顔をしつつも、宿泊料金の確認も何もなく部屋へと案内される。空気を読んで何も聞かずに通してくれるのはありがたい。お金の力ってすごいと思う一面ではある。
「どうぞごゆっくり」
通されたのは最上階の一番奥の部屋だ。主寝室の他に小さめの寝室と、個別に風呂までついている。
「とりあえず先にイヴァンを着替えさせてくる」
「わかった。私はフォニアちゃんを見ておくわ」
「ニルもついでに洗うか」
イヴァンを背中に乗せたニルも一緒に風呂へと連れて行く。もしかしたらイヴァンの血が付いてるかもしれないからな。
ぐったりして動かない人間の服を脱がせて風呂場で洗うのは大変だったが、途中で魔法で持ち上げれば楽だと気づいてからは早かった。しっかりと着替えさせたイヴァンだったが、がしがしと洗ってる間も結局目を覚ますこともなかった。
風呂場から出てくると、フォニアが部屋の隅っこで小さくなっていた。
「あ、お帰り」
「おう、ただいま」
風呂でイヴァンを洗っただけだが、莉緒に思わず返してしまった言葉に苦笑する。別に出かけたわけじゃないんだけどな。
フォニアは相変わらず狐の姿のままだ。
「フォニアも落ち着いたか?」
「そうね……。何もしゃべってはくれないけど、落ち着いてはいると思う」
「……というか獣形態で喋れるんだろうか」
フォニアを気にしつつイヴァンをベッドの上に横たえる。血濡れの服を着替え、胸が呼吸で上下に動くところを見るとホッとする。
「イヴァン兄!」
いつの間にか人型になったフォニアが声を上げていた。涙を目いっぱいに溜めて駆け寄ると、ベッドによじ登る。後ろ姿から見える尻尾は五つに見えたが。
「ちょ、ちょっとフォニアちゃん! 服を……!」
慌てた莉緒の声に俺も目を逸らす。
考えてみれば当たり前だが、全身もふもふ獣姿だったフォニアは服を着ていなかった。つるぺたすとーんとした全裸の女児がイヴァンへと突進したのだ。
「イヴァン兄! よかった……。ちゃんとぶじだった……。うわーーん!」
イヴァンに縋りつきながら泣き声を上げるフォニアの姿に、服を着せるのも忘れて俺たちは顔を見合わせるしかなかった。
泣きつかれて全裸のまま寝てしまったフォニアに服を着せてしばらくたった頃。
「あ、あれ……?」
イヴァンがようやく目を覚ました。
「おう、おはよう」
「ようやく起きたわね」
日も傾いてきて、空も薄らとオレンジ色に染まっている。
「えーっと、ここは……」
あたりをキョロキョロと見回して、近くでフォニアが寝ている姿を見つけると安堵のため息をついている。
「ここは帝都の宿だ。適当に入ったから帝都のどこにあるかはわからん」
「適当って……」
「貴族街近くの高級宿だね」
「こ、高級宿」
莉緒の言葉にゴクリと喉を鳴らすイヴァン。
「それで、何があったか教えてくれるか」
「あ、ああ……」
イヴァンの話によると、やはり森の中に作った隠れ家に冒険者がやってきたそうだ。Dランクの依頼として出ていた、逃亡奴隷の捕縛依頼がそうらしい。Dランク冒険者ともなれば、隠れ家を作ったさらに奥までは普通に探索範囲だったのだ。崖下に降りられるのであれば、いくら壁で隠してあったとしてもすぐに見つかるだろう。
隠れ家を直接見つけたのは捕縛依頼を受けた冒険者ではなかったらしいが、森の中に家がある噂はすぐに広がっていったそうだ。
「それで抵抗空しくあっさり捕まっちまったよ」
「そうか……」
「さすがに五人を相手にフォニアを守りながらは無理だ」
そのあとは屋敷へと連れられ、あのバカ貴族のストレス発散と言う名の暴行を受けたらしい。
「まさかレイピアで刺されるとは思ってなかったけどな。そのあと意識を失ってからの記憶はない」
言葉と共に横で眠るフォニアへ視線を向けると、優しい手つきで頭を撫でている。
フォニアは守ってやらないといけないのはわかるが、ステータスを見る限りだとそうでもないんだよなぁ。やっぱりイヴァンは、フォニアが妖狐って魔物だということを知らないのかもしれない。
「そうか……。俺たちが屋敷に来たのはちょうどそれくらいだったな」
「すげータイミングだな」
「ああ、イヴァンの気配が小さくなってな。何かあったかと思って駆け付けたんだ」
フォニアの獣化はあえて話さずに、イヴァンが気を失ってからの出来事を話していく。
「そんなことがあったのか……。シュウたちは、俺たちの命の恩人だな」
「うみゅぅ……」
話に区切りがついたころ、フォニアが撫でられていて目を覚ましたのか、変な声が聞こえてきた。
「あ、起こしちまったか」
上半身を起こすと大きく欠伸をして目をこする。こうして見ても普通の狐人族にしか見えないな。
「おはよう」
「お、おはよう……」
声を掛けるとビクリと反応するも、俯き加減になりながらだが返事をしてくれた。
「もう夕方だけどね」
莉緒の声に反応して、フォニアが窓の外へと顔を向ける。しばらくすると「ぐぅ~」と誰かのお腹が鳴り、フォニアがお腹を押さえて顔を赤くしていた。
「ははっ、そういや俺も腹減ったな」
笑いながらもフォニアの頭をポンポンとしてベッドから降りてくる。怪我をしていた割には足取りはしっかりしているようだった。
まだ目を覚まさないイヴァンを休ませるために、近場の宿を見つけて入る。入ってから気付いたが、貴族街から一番近い宿となれば高級宿だ。俺たちの姿を見た従業員の眉が一瞬顰められる。ニルの背に乗せられたイヴァンがぐったりして血濡れなので仕方がない。
「いらっしゃいませ」
「とりあえずこれで一泊お願いできるかな」
懐から冒険者証を取り出しつつ、10万フロン硬貨である金貨を一枚取り出してカウンターに置く。
「かしこまりました」
驚いた顔をしつつも、宿泊料金の確認も何もなく部屋へと案内される。空気を読んで何も聞かずに通してくれるのはありがたい。お金の力ってすごいと思う一面ではある。
「どうぞごゆっくり」
通されたのは最上階の一番奥の部屋だ。主寝室の他に小さめの寝室と、個別に風呂までついている。
「とりあえず先にイヴァンを着替えさせてくる」
「わかった。私はフォニアちゃんを見ておくわ」
「ニルもついでに洗うか」
イヴァンを背中に乗せたニルも一緒に風呂へと連れて行く。もしかしたらイヴァンの血が付いてるかもしれないからな。
ぐったりして動かない人間の服を脱がせて風呂場で洗うのは大変だったが、途中で魔法で持ち上げれば楽だと気づいてからは早かった。しっかりと着替えさせたイヴァンだったが、がしがしと洗ってる間も結局目を覚ますこともなかった。
風呂場から出てくると、フォニアが部屋の隅っこで小さくなっていた。
「あ、お帰り」
「おう、ただいま」
風呂でイヴァンを洗っただけだが、莉緒に思わず返してしまった言葉に苦笑する。別に出かけたわけじゃないんだけどな。
フォニアは相変わらず狐の姿のままだ。
「フォニアも落ち着いたか?」
「そうね……。何もしゃべってはくれないけど、落ち着いてはいると思う」
「……というか獣形態で喋れるんだろうか」
フォニアを気にしつつイヴァンをベッドの上に横たえる。血濡れの服を着替え、胸が呼吸で上下に動くところを見るとホッとする。
「イヴァン兄!」
いつの間にか人型になったフォニアが声を上げていた。涙を目いっぱいに溜めて駆け寄ると、ベッドによじ登る。後ろ姿から見える尻尾は五つに見えたが。
「ちょ、ちょっとフォニアちゃん! 服を……!」
慌てた莉緒の声に俺も目を逸らす。
考えてみれば当たり前だが、全身もふもふ獣姿だったフォニアは服を着ていなかった。つるぺたすとーんとした全裸の女児がイヴァンへと突進したのだ。
「イヴァン兄! よかった……。ちゃんとぶじだった……。うわーーん!」
イヴァンに縋りつきながら泣き声を上げるフォニアの姿に、服を着せるのも忘れて俺たちは顔を見合わせるしかなかった。
泣きつかれて全裸のまま寝てしまったフォニアに服を着せてしばらくたった頃。
「あ、あれ……?」
イヴァンがようやく目を覚ました。
「おう、おはよう」
「ようやく起きたわね」
日も傾いてきて、空も薄らとオレンジ色に染まっている。
「えーっと、ここは……」
あたりをキョロキョロと見回して、近くでフォニアが寝ている姿を見つけると安堵のため息をついている。
「ここは帝都の宿だ。適当に入ったから帝都のどこにあるかはわからん」
「適当って……」
「貴族街近くの高級宿だね」
「こ、高級宿」
莉緒の言葉にゴクリと喉を鳴らすイヴァン。
「それで、何があったか教えてくれるか」
「あ、ああ……」
イヴァンの話によると、やはり森の中に作った隠れ家に冒険者がやってきたそうだ。Dランクの依頼として出ていた、逃亡奴隷の捕縛依頼がそうらしい。Dランク冒険者ともなれば、隠れ家を作ったさらに奥までは普通に探索範囲だったのだ。崖下に降りられるのであれば、いくら壁で隠してあったとしてもすぐに見つかるだろう。
隠れ家を直接見つけたのは捕縛依頼を受けた冒険者ではなかったらしいが、森の中に家がある噂はすぐに広がっていったそうだ。
「それで抵抗空しくあっさり捕まっちまったよ」
「そうか……」
「さすがに五人を相手にフォニアを守りながらは無理だ」
そのあとは屋敷へと連れられ、あのバカ貴族のストレス発散と言う名の暴行を受けたらしい。
「まさかレイピアで刺されるとは思ってなかったけどな。そのあと意識を失ってからの記憶はない」
言葉と共に横で眠るフォニアへ視線を向けると、優しい手つきで頭を撫でている。
フォニアは守ってやらないといけないのはわかるが、ステータスを見る限りだとそうでもないんだよなぁ。やっぱりイヴァンは、フォニアが妖狐って魔物だということを知らないのかもしれない。
「そうか……。俺たちが屋敷に来たのはちょうどそれくらいだったな」
「すげータイミングだな」
「ああ、イヴァンの気配が小さくなってな。何かあったかと思って駆け付けたんだ」
フォニアの獣化はあえて話さずに、イヴァンが気を失ってからの出来事を話していく。
「そんなことがあったのか……。シュウたちは、俺たちの命の恩人だな」
「うみゅぅ……」
話に区切りがついたころ、フォニアが撫でられていて目を覚ましたのか、変な声が聞こえてきた。
「あ、起こしちまったか」
上半身を起こすと大きく欠伸をして目をこする。こうして見ても普通の狐人族にしか見えないな。
「おはよう」
「お、おはよう……」
声を掛けるとビクリと反応するも、俯き加減になりながらだが返事をしてくれた。
「もう夕方だけどね」
莉緒の声に反応して、フォニアが窓の外へと顔を向ける。しばらくすると「ぐぅ~」と誰かのお腹が鳴り、フォニアがお腹を押さえて顔を赤くしていた。
「ははっ、そういや俺も腹減ったな」
笑いながらもフォニアの頭をポンポンとしてベッドから降りてくる。怪我をしていた割には足取りはしっかりしているようだった。
10
お気に入りに追加
377
あなたにおすすめの小説
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第二章シャーカ王国編
幼馴染達にフラれた俺は、それに耐えられず他の学園へと転校する
あおアンドあお
ファンタジー
俺には二人の幼馴染がいた。
俺の幼馴染達は所謂エリートと呼ばれる人種だが、俺はそんな才能なんて
まるでない、凡愚で普通の人種だった。
そんな幼馴染達に並び立つべく、努力もしたし、特訓もした。
だがどう頑張っても、どうあがいてもエリート達には才能の無いこの俺が
勝てる訳も道理もなく、いつの日か二人を追い駆けるのを諦めた。
自尊心が砕ける前に幼馴染達から離れる事も考えたけど、しかし結局、ぬるま湯の
関係から抜け出せず、別れずくっつかずの関係を続けていたが、そんな俺の下に
衝撃な展開が舞い込んできた。
そう...幼馴染の二人に彼氏ができたらしい。
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界でハズレスキル【安全地帯】を得た俺が最強になるまで〜俺だけにしか出来ない体重操作でモテ期が来た件〜
KeyBow
ファンタジー
突然の異世界召喚。
クラス全体が異世界に召喚されたことにより、平凡な日常を失った山田三郎。召喚直後、いち早く立ち直った山田は、悟られることなく異常状態耐性を取得した。それにより、本来召喚者が備わっている体重操作の能力を封印されずに済んだ。しかし、他のクラスメイトたちは違った。召喚の混乱から立ち直るのに時間がかかり、その間に封印と精神侵略を受けた。いち早く立ち直れたか否かが運命を分け、山田だけが間に合った。
山田が得たのはハズレギフトの【安全地帯】。メイドを強姦しようとしたことにされ、冤罪により放逐される山田。本当の理由は無能と精神支配の失敗だった。その後、2人のクラスメイトと共に過酷な運命に立ち向かうことになる。クラスメイトのカナエとミカは、それぞれの心に深い傷を抱えながらも、生き残るためにこの新たな世界で強くなろうと誓う。
魔物が潜む危険な森の中で、山田たちは力を合わせて戦い抜くが、彼らを待ち受けるのは仲間と思っていたクラスメイトたちの裏切りだった。彼らはミカとカナエを捕らえ、自分たちの支配下に置こうと狙っていたのだ。
山田は2人を守るため、そして自分自身の信念を貫くために逃避行を決意する。カナエの魔法、ミカの空手とトンファー、そして山田の冷静な判断が試される中、彼らは次第にチームとしての強さを見つけ出していく。
しかし、過去の恐怖が彼らを追い詰め、さらに大きな脅威が迫る。この異世界で生き延びるためには、ただ力を振るうだけではなく、信じ合い、支え合う心が必要だった。果たして彼らは、この異世界で真の強さを手に入れることができるのか――。
友情、裏切り、そしてサバイバルを描いた、異世界ファンタジーの新たな物語が幕を開ける。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
異世界転移で生産と魔法チートで誰にも縛られず自由に暮らします!
本条蒼依
ファンタジー
主人公 山道賢治(やまみちけんじ)の通う学校で虐めが横行
そのいじめを止めようと口を出した瞬間反対に殴られ、後頭部を打ち
死亡。そして地球の女神に呼ばれもう一つの地球(ガイアース)剣と魔法の世界
異世界転移し異世界で自由に楽しく生きる物語。
ゆっくり楽しんで書いていけるといいなあとおもっています。
更新はとりあえず毎日PM8時で月曜日に時々休暇とさせてもおうと思っています。
星マークがついている話はエッチな話になっているので苦手な方は注意してくださいね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる