79 / 398
第二部
不愉快なオッサンはスルーして出発しよう
しおりを挟む
「きみたちか。昨日天然物の天狼茸を持ち込んだというのは」
のしのしと若干ふんぞり返りながらもこちらへ歩み寄り、オッサンは値踏みするようにこちらを眺めてくる。
「え? 違いますけど」
「ふん。ワシの目は誤魔化せんぞ。お前たちで違いないだろう」
一応しらばっくれてみるけど鼻で笑われた。
一体何なんだこのオッサンは。若干頭頂部が薄くなっている、防具ではなく豪華な普段着を着た一般人という感じだ。少なくとも冒険者には見えない。
「どっちにしろ私たち、これから村を出るところなんですけど」
あんまり時間が取れないことをそれとなく莉緒が伝えるが、オッサンはそんなこと関係ないとばかりに詰め寄ってくる。
「どこで見つけたか情報があるなら、ワシが所属するミミナ商会が高値で買い取ってやるぞ。あとまだ天然物を持っているならそれも買い取ってやろうではないか」
「はい?」
やたらと高圧的に来るオッサンに変な声が漏れる。
見つけた場所……森に詳しくないから奥地としか言えない。茸は確かにまだ持ってるけど、これは自分で食べる用なのだ。昨日は値段が知りたくて好奇心から売っただけに過ぎない。
「さらに追加で天然物の採集依頼を特別に指名依頼で出そうじゃないか。ミミナ商会からの指名依頼となれば報酬も弾むぞ」
このオッサン話を聞いてないな。いや聞いてるかもしれないがかなり強引だ。こういう輩からはさっさと逃げるに限る。
「お断りします。他を当たってください」
「は?」
断られるとは思っていなかったのか、オッサンが真顔になっている。
莉緒の手を取ってオッサンの横を通り過ぎると、後ろから脅しのような言葉が飛んできた。
「このミミナ商会からの依頼を断るというのかね。商業国家で六大商会から目を付けられるとはどういうことか……、って話を――」
なんか喚いているが最後まで聞いてやる義理はない。ギルドを出ると声は聞こえなくなったが、なんとも不愉快なオッサンだった。万が一売ることになったとしても、もっと誠実な商会を選ばせていただきます。
「六大商会がどうのこうのって言ってたわね」
「うん? そんなこと言ってたか」
ちゃんと聞いてなかったけど、確か六大商会ってこの商業国家をまとめてる商会だったっけ? まぁでも、もうこの村には用はないし今後関わってくることはないだろ。
「面倒なことにならないといいけれど……」
「まぁ、しばらくは大丈夫じゃないかな?」
うんざりした表情を見せる莉緒に、安心させるように声を掛ける。
「これから森を超えてショートカットするわけだし、しばらくは大丈夫だろ。そんなに長居するつもりもないし」
「だけど油断は禁物だよ」
「それはまぁ、わかってるよ」
前の国では実際に油断してやられているのだ。もう二度と同じ轍は踏まない。
とはいえだ。フェンリル村から国境の街まで戻るのに乗合馬車で一日半。そこから東の商都まで三日かかり、南下して職人の街レイヴンに行くにはさらに二日かかるのだ。早馬を使えばどうなるかわからないが、だいたい一週間の猶予はあると考えている。
そもそも俺たちは今からどこへ向かうのか誰にも伝えていない。宿は引き払っており、ギルドでも報酬を受け取っただけで依頼は受けていないので、村を出ることはわかるんだろうけど。
「うん。どっちにしろ常日頃から警戒はしておかないとね」
「そうだね。じゃあそろそろ行こっか」
こうして俺たちは村を東から出ると、そのまま森の奥へと向かう。
昨日と同じように歩いて奥まで行くと、そこからは飛翔して速度を上げる。できれば今日中に森を抜けたいので、あまり寄り道をするつもりはない。
さらにしばらく行くと今度は森の上空へと高度を上げる。さすがにここまでくれば上空を飛んでいても誰かに見られることもないだろう。生い茂る樹木が視界を遮ってくれるはずだ。
「やっぱり森の中を飛ぶより速度を上げられるな」
「ちょっと樹を避けながらは面倒だもんね」
眼下に見えるのは生い茂った天狼の森の樹々たち。ところどころ魔物の気配が感じられるが、もちろん上空を飛ぶ俺たちに気付くはずもない。
前方はまだ森しか見えないが、少しずつではあるが霧が出始めて濃くなってきた。
「これじゃあんまりスピード出せないわね……」
「今日中に森を抜けたいんだけどなぁ」
空はいい天気なのになんだろうな。天然物を探しに森の奥に来た時もうっすらと霧が出てたけど、もともと霧が出やすい地域なんだろうか。
「って何あれ……」
急に目の前に現れたのは、森の中から天高くそびえる塔だった。霧で煙っていて見えづらかったからか、急に現れたように感じる。
直径二十メートルほどの塔が空高くまでそびえている。パッと見た感じ出入り口や窓の類は見当たらない。地上部分はどうなってるかわからないが……。
「なんだろな……。もしかしてカリン様でもいるんだろうか」
「えっ?」
猫神様がいる塔とは太さも全然違うが、思ったことがうっかり言葉に出てしまった。
「いや、なんでもない。にしても村人にも森にこんな塔があるなんて話は聞かなかったよな?」
「うん。私も聞いたことない」
ちょっと興味はあるけどそれよりも問題なのは、このあたりの魔物の気配が濃いことだ。じっくりと塔を観察したいところではあるが、そうすると森を今日中に抜けることはできなくなる。かといってこんなところで野営するのもなぁ……。魔物が多すぎて気が抜けないし。
「気にはなるけどとりあえずは当初の目的地に向かうか」
「そうね。よくわからない危険なものには手を出さないでおきましょう」
「おう。前に感じた強い魔物の気配も近づいてきてるし、この塔はスルーで」
「え? それって……」
俺の言葉に莉緒が周囲をきょろきょろと見回している。
「前にシルバーウルフの死体を見つけたときに感じた気配?」
「うん。なんかゆっくりと……ってスピードアップしたぞ!?」
「えっ? あっ! ホントだ、こっちに来る!?」
とうとう莉緒の探知範囲内にも入ったようだ。進行方向にゆっくり近づいていた魔物もこっちに気が付いたのだろう。
急にスピードを上げてこちらへと近づいてきた。
のしのしと若干ふんぞり返りながらもこちらへ歩み寄り、オッサンは値踏みするようにこちらを眺めてくる。
「え? 違いますけど」
「ふん。ワシの目は誤魔化せんぞ。お前たちで違いないだろう」
一応しらばっくれてみるけど鼻で笑われた。
一体何なんだこのオッサンは。若干頭頂部が薄くなっている、防具ではなく豪華な普段着を着た一般人という感じだ。少なくとも冒険者には見えない。
「どっちにしろ私たち、これから村を出るところなんですけど」
あんまり時間が取れないことをそれとなく莉緒が伝えるが、オッサンはそんなこと関係ないとばかりに詰め寄ってくる。
「どこで見つけたか情報があるなら、ワシが所属するミミナ商会が高値で買い取ってやるぞ。あとまだ天然物を持っているならそれも買い取ってやろうではないか」
「はい?」
やたらと高圧的に来るオッサンに変な声が漏れる。
見つけた場所……森に詳しくないから奥地としか言えない。茸は確かにまだ持ってるけど、これは自分で食べる用なのだ。昨日は値段が知りたくて好奇心から売っただけに過ぎない。
「さらに追加で天然物の採集依頼を特別に指名依頼で出そうじゃないか。ミミナ商会からの指名依頼となれば報酬も弾むぞ」
このオッサン話を聞いてないな。いや聞いてるかもしれないがかなり強引だ。こういう輩からはさっさと逃げるに限る。
「お断りします。他を当たってください」
「は?」
断られるとは思っていなかったのか、オッサンが真顔になっている。
莉緒の手を取ってオッサンの横を通り過ぎると、後ろから脅しのような言葉が飛んできた。
「このミミナ商会からの依頼を断るというのかね。商業国家で六大商会から目を付けられるとはどういうことか……、って話を――」
なんか喚いているが最後まで聞いてやる義理はない。ギルドを出ると声は聞こえなくなったが、なんとも不愉快なオッサンだった。万が一売ることになったとしても、もっと誠実な商会を選ばせていただきます。
「六大商会がどうのこうのって言ってたわね」
「うん? そんなこと言ってたか」
ちゃんと聞いてなかったけど、確か六大商会ってこの商業国家をまとめてる商会だったっけ? まぁでも、もうこの村には用はないし今後関わってくることはないだろ。
「面倒なことにならないといいけれど……」
「まぁ、しばらくは大丈夫じゃないかな?」
うんざりした表情を見せる莉緒に、安心させるように声を掛ける。
「これから森を超えてショートカットするわけだし、しばらくは大丈夫だろ。そんなに長居するつもりもないし」
「だけど油断は禁物だよ」
「それはまぁ、わかってるよ」
前の国では実際に油断してやられているのだ。もう二度と同じ轍は踏まない。
とはいえだ。フェンリル村から国境の街まで戻るのに乗合馬車で一日半。そこから東の商都まで三日かかり、南下して職人の街レイヴンに行くにはさらに二日かかるのだ。早馬を使えばどうなるかわからないが、だいたい一週間の猶予はあると考えている。
そもそも俺たちは今からどこへ向かうのか誰にも伝えていない。宿は引き払っており、ギルドでも報酬を受け取っただけで依頼は受けていないので、村を出ることはわかるんだろうけど。
「うん。どっちにしろ常日頃から警戒はしておかないとね」
「そうだね。じゃあそろそろ行こっか」
こうして俺たちは村を東から出ると、そのまま森の奥へと向かう。
昨日と同じように歩いて奥まで行くと、そこからは飛翔して速度を上げる。できれば今日中に森を抜けたいので、あまり寄り道をするつもりはない。
さらにしばらく行くと今度は森の上空へと高度を上げる。さすがにここまでくれば上空を飛んでいても誰かに見られることもないだろう。生い茂る樹木が視界を遮ってくれるはずだ。
「やっぱり森の中を飛ぶより速度を上げられるな」
「ちょっと樹を避けながらは面倒だもんね」
眼下に見えるのは生い茂った天狼の森の樹々たち。ところどころ魔物の気配が感じられるが、もちろん上空を飛ぶ俺たちに気付くはずもない。
前方はまだ森しか見えないが、少しずつではあるが霧が出始めて濃くなってきた。
「これじゃあんまりスピード出せないわね……」
「今日中に森を抜けたいんだけどなぁ」
空はいい天気なのになんだろうな。天然物を探しに森の奥に来た時もうっすらと霧が出てたけど、もともと霧が出やすい地域なんだろうか。
「って何あれ……」
急に目の前に現れたのは、森の中から天高くそびえる塔だった。霧で煙っていて見えづらかったからか、急に現れたように感じる。
直径二十メートルほどの塔が空高くまでそびえている。パッと見た感じ出入り口や窓の類は見当たらない。地上部分はどうなってるかわからないが……。
「なんだろな……。もしかしてカリン様でもいるんだろうか」
「えっ?」
猫神様がいる塔とは太さも全然違うが、思ったことがうっかり言葉に出てしまった。
「いや、なんでもない。にしても村人にも森にこんな塔があるなんて話は聞かなかったよな?」
「うん。私も聞いたことない」
ちょっと興味はあるけどそれよりも問題なのは、このあたりの魔物の気配が濃いことだ。じっくりと塔を観察したいところではあるが、そうすると森を今日中に抜けることはできなくなる。かといってこんなところで野営するのもなぁ……。魔物が多すぎて気が抜けないし。
「気にはなるけどとりあえずは当初の目的地に向かうか」
「そうね。よくわからない危険なものには手を出さないでおきましょう」
「おう。前に感じた強い魔物の気配も近づいてきてるし、この塔はスルーで」
「え? それって……」
俺の言葉に莉緒が周囲をきょろきょろと見回している。
「前にシルバーウルフの死体を見つけたときに感じた気配?」
「うん。なんかゆっくりと……ってスピードアップしたぞ!?」
「えっ? あっ! ホントだ、こっちに来る!?」
とうとう莉緒の探知範囲内にも入ったようだ。進行方向にゆっくり近づいていた魔物もこっちに気が付いたのだろう。
急にスピードを上げてこちらへと近づいてきた。
10
お気に入りに追加
377
あなたにおすすめの小説
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第二章シャーカ王国編
幼馴染達にフラれた俺は、それに耐えられず他の学園へと転校する
あおアンドあお
ファンタジー
俺には二人の幼馴染がいた。
俺の幼馴染達は所謂エリートと呼ばれる人種だが、俺はそんな才能なんて
まるでない、凡愚で普通の人種だった。
そんな幼馴染達に並び立つべく、努力もしたし、特訓もした。
だがどう頑張っても、どうあがいてもエリート達には才能の無いこの俺が
勝てる訳も道理もなく、いつの日か二人を追い駆けるのを諦めた。
自尊心が砕ける前に幼馴染達から離れる事も考えたけど、しかし結局、ぬるま湯の
関係から抜け出せず、別れずくっつかずの関係を続けていたが、そんな俺の下に
衝撃な展開が舞い込んできた。
そう...幼馴染の二人に彼氏ができたらしい。
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界でハズレスキル【安全地帯】を得た俺が最強になるまで〜俺だけにしか出来ない体重操作でモテ期が来た件〜
KeyBow
ファンタジー
突然の異世界召喚。
クラス全体が異世界に召喚されたことにより、平凡な日常を失った山田三郎。召喚直後、いち早く立ち直った山田は、悟られることなく異常状態耐性を取得した。それにより、本来召喚者が備わっている体重操作の能力を封印されずに済んだ。しかし、他のクラスメイトたちは違った。召喚の混乱から立ち直るのに時間がかかり、その間に封印と精神侵略を受けた。いち早く立ち直れたか否かが運命を分け、山田だけが間に合った。
山田が得たのはハズレギフトの【安全地帯】。メイドを強姦しようとしたことにされ、冤罪により放逐される山田。本当の理由は無能と精神支配の失敗だった。その後、2人のクラスメイトと共に過酷な運命に立ち向かうことになる。クラスメイトのカナエとミカは、それぞれの心に深い傷を抱えながらも、生き残るためにこの新たな世界で強くなろうと誓う。
魔物が潜む危険な森の中で、山田たちは力を合わせて戦い抜くが、彼らを待ち受けるのは仲間と思っていたクラスメイトたちの裏切りだった。彼らはミカとカナエを捕らえ、自分たちの支配下に置こうと狙っていたのだ。
山田は2人を守るため、そして自分自身の信念を貫くために逃避行を決意する。カナエの魔法、ミカの空手とトンファー、そして山田の冷静な判断が試される中、彼らは次第にチームとしての強さを見つけ出していく。
しかし、過去の恐怖が彼らを追い詰め、さらに大きな脅威が迫る。この異世界で生き延びるためには、ただ力を振るうだけではなく、信じ合い、支え合う心が必要だった。果たして彼らは、この異世界で真の強さを手に入れることができるのか――。
友情、裏切り、そしてサバイバルを描いた、異世界ファンタジーの新たな物語が幕を開ける。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
役立たずと言われダンジョンで殺されかけたが、実は最強で万能スキルでした !
本条蒼依
ファンタジー
地球とは違う異世界シンアースでの物語。
主人公マルクは神聖の儀で何にも反応しないスキルを貰い、絶望の淵へと叩き込まれる。
その役に立たないスキルで冒険者になるが、役立たずと言われダンジョンで殺されかけるが、そのスキルは唯一無二の万能スキルだった。
そのスキルで成り上がり、ダンジョンで裏切った人間は落ちぶれざまあ展開。
主人公マルクは、そのスキルで色んなことを解決し幸せになる。
ハーレム要素はしばらくありません。
異世界転移で生産と魔法チートで誰にも縛られず自由に暮らします!
本条蒼依
ファンタジー
主人公 山道賢治(やまみちけんじ)の通う学校で虐めが横行
そのいじめを止めようと口を出した瞬間反対に殴られ、後頭部を打ち
死亡。そして地球の女神に呼ばれもう一つの地球(ガイアース)剣と魔法の世界
異世界転移し異世界で自由に楽しく生きる物語。
ゆっくり楽しんで書いていけるといいなあとおもっています。
更新はとりあえず毎日PM8時で月曜日に時々休暇とさせてもおうと思っています。
星マークがついている話はエッチな話になっているので苦手な方は注意してくださいね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる