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第4章 激動の冬編

第106話 龍牙騎士団団長代理コウメイVSヘルベルト連合代表『女傑』フェスティア=マリーン (フェスティアSIDE)

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 ミュリヌス領内に散らばる“龍の爪”部隊の動きが、騒がしくなりつつある。

 領内全域へ拡散しつつあった全部隊の行軍方向は急に転換され、2つのポイント目指して、それぞれに集結しつつあった。

 一方が向かうのは、隣の領地ガルス領との領境――カリオスが率いてきた攻略部隊が待機している場所とほど近い場所。

 もう一方は、その領境と領内中央にあるリリライト邸を結ぶ街道の、ほぼほぼ中央地点に位置する森林地帯ーーフォルテア森林帯だった。

「よし、順調ね。ありがとう。次はこの部隊へ……」

 全部隊を統率するフェスティアは、龍の爪の人間ではない、見知らぬ少女と話をしている。

 効率的且つスムーズに、部隊を集結させるために、フェスティアは各部隊との連絡・指示を綿密に行っていた。

 そのために彼女が行使していた手段は馬ではなく、飛竜だった。

 新たなフェスティアの指示を受けた少女が、側に待機させていた飛竜に跨って、飛び去っていく。今度は北方へ向かった部隊を、フェスティアの本隊と合流させるのだ。

「おねえちゃ……代表っ!」

 いつものように、フェスティアの姿を見かけたアストリアが駆けてくる。その表情はいつものように真面目で凛々しいものではあったが、いつもよりどこか嬉しそうで親しみの色も込められていた。

「アストリア。どうしたの?」

 妹分に呼び止められると、フェスティアも嬉しそうに表情をほころばせる。

「はぁ、はぁ……は、はい。また代表に教えを乞いたくて……」

「くすくす。本当に勉強熱心ね。でも、何にでも疑問を抱いて聞く姿勢は素晴らしいわ」

「わ、私は鍛錬ばかりで、戦術や策略といったものを学ぶ機会はありませんでしたので。代表の話を聞くだけでも、とても楽しいし勉強になります」

 ニコニコと笑顔を向け合いながら、本当の姉妹のように会話をする2人。

「あの男――グスタフは飛竜使いで、特務部隊の動向を掴んでいたのですね。言われてみれば、確かに『そんなことか』という手段でしたが……」

「飛竜の数も希少だし、なかなか思いつかない手段ではあるわよね。今回も、龍の爪に貸してもらったのは3匹――今もフル稼働で頑張ってもらっているけどね」

 余裕の笑みを浮かべながら感心するフェスティアだったが、その点についてアストリアはまだ疑問が残っている。

 飛竜使いは、グスタフのような陰謀めいた悪事に手を貸すような性分ではないと聞いたことがある。そんな彼らをどのようにして従わせているのか興味がある部分ではあるが、今聞きたいのはそのことではなかった。

「飛竜を使っているのに、馬も使用しているのはなぜです?」

 そう、フェスティアは飛竜を何度も往来させて、各部隊と綿密に連絡を取り合っている一方で、伝令係として数頭の馬を出している。他の部隊も同様のことを指示しているようだった。

 飛竜よりも圧倒的に足が遅い馬を出しているのは全くの無駄に思えるのだが、そのフェスティアの思惑を知りたいアストリアは、いつものように好奇心で期待したまなざしを向ける。

 その視線を向けられたフェスティアは苦笑しながら答える。

「敵の斥候部隊を混乱させるためよ」

「あ、先日言っていましたね。部隊を待機させたまま、まずは偵察のための部隊を出しているはずだって」

 話をよく覚えていた妹分に、フェスティアはコクリとうなずく。

「彼らには虚偽の情報、虚偽の地図を持たせているわ。そしてそこには、偽りの移動ルートも書き込まれている。それで相手の行動をコントロールするのよ」

 そのフェスティアの策に、アストリアは息を飲む。

 そのような策、今までアストリアが読んできたどんな戦術書にも記載されていない。アストリアからすれば、思いつきもしない策だった。

「第2王女邸に入り込んできた特務部隊に関しても、伝令係にはリリライト王女を連れて脱出した、と伝えてある。それを知った斥候部隊は、王女を伴っている特務部隊と合流しようと考えるでしょうね」

 冷酷な策謀家の笑みを浮かべるフェスティア。これまでは、その冷徹な笑みに恐怖を感じていたアストリアだったが、今は頼もしさと憧れすら感じる。

「伝令係に持たせた地図を見て相手が動くなら、特務部隊と合流しようとするポイントは限られてくる。私達の部隊でそこを叩き、もう1つの部隊で領境に待機しているであろう本隊を叩く。これが、私の描いている絵図よ」

「なるほど……しかし人数が少ないであろう斥候部隊の方はともかく、敵の本隊の戦力規模はこちらも把握出来ていません。敵本隊への攻撃部隊は上手くいくでしょうか」

 忌憚のないアストリアの意見に、フェスティアは気分を害するどころか、よく気づいたと賞賛するような笑みを浮かべる。

「斥候部隊は殲滅させるつもりだけど、本隊については奇襲が成功すればそれでいいのよ。斥候が壊滅させられて、本隊も大打撃を受ければ、さすがのカリオス王子も撤退せざるを得ないでしょうしね。聖アルマイト王国内を戦争状態にするためには、やはり彼には生きて王都に戻ってもらわないと、困るのよ」

 くすくすと笑うフェスティア。

 おそらくは、ここまで全てフェスティアの思惑通りに事が運んでいるのだろう。そしてこれらからも彼女が描いた絵図通りに状況は動いていくに違いない。そんな根拠のない信奉を彼女へ寄せるアストリア。

「どうかしら? アストリアから見て、何か心配な点はある?」

 まさかの意見を求められて、アストリアはビクリと身を震わせる。

「貴女は細かいところに気づいてくれるから、頼りにしているのよ。もし私が見落としている部分があれば教えて欲しいの」

「そ、そんな……私なんて……」

 そうは言われつつも、憧れのような存在にそう言われてしまえば、アストリアは顔を紅潮させてにやけてしまうのが止められない。

 そうして、フェスティアから聞いた話をよく思い返し、自分なりに考える。

「――そうですね。敵本隊への奇襲ですが、少し心配ではあります。相手はあのカリオス王子が率いてきた龍牙騎士団です。こちらも少なくはない軍勢とはいえ、上手くいくでしょうか」

 そのアストリアの質問に、フェスティアは少し考え込むような表情をしてから、おもむろにアストリアに髪にふっと撫でる。

「ひゃっ?」

 いきなり髪を触れられて、驚いてその場から飛びのくアストリア。フェスティアは笑いながら「ごめんなさい」と言って

「ありがとう、アストリア。――そうね、兵の練度で言えば龍の爪と龍牙騎士団では比較にならないでしょうけど……実は、龍の爪以外にも奇襲に参加する部隊を準備しているわ。あくまで奇襲――相手を驚かせて、ここから追い出すという程度ならば、龍の爪とその部隊で充分成功させられると思うわ」

「べ、別部隊? いつの間に……一体、それは……?」

 まさかヘルベルト連合以外の勢力で、この件に関わる勢力がいるのか。可能性としてアストリアが思いつくのは、ファヌス魔法大国くらいだが……

 そんな驚いてばかりいるアストリアの耳元に口を寄せるフェスティアは、その暖かい吐息を共に囁く。

「今夜、ベッドの中で詳しく教えてあげるわ」

 その言葉で、ボッと湯気が出るくらいに顔を紅潮させるアストリア。

 周りをキョロキョロと気にしながら、会話を聞かれてないことを確認してから、潤んだ瞳でフェスティアを見上げると。

「――うん、お姉ちゃん」

 照れて口元を隠す妹分の表情が可愛らし過ぎたのか、フェスティアも表情をうっとりとさせながらほほ笑んだ。

「あ、あと気になるといえば……特務部隊ですが、確か生き残った連中がいるんですよね」

「ああ、そうね」

 フェスティアもアストリアも、ルエール部隊の事の顛末は聞いていた。

 ミリアムという騎士が裏切ってこちら側につき、ルエール部隊の騎士をほぼほぼ皆殺しにしたという。但し団長のルエール含む3人に関しては取り逃がし、今も見つかっていない。どうも生き残った者の中に、逃走に特化した魔法を行使する騎士がいるらしく、グスタフの手がかかっている白薔薇騎士団や龍の爪も捜索にあたっているが、未だに行方を掴めていない。

 出来れば特務部隊は全滅させることが望ましかった。こちらの内部に潜まれていると思うと、思いがけないことをされる可能性もある。特に最も厄介である団長のルエールが生き延びているというのが、気持ち悪い部分ではある。

 とはいっても、どうも団長のルエールは瀕死で戦えるような状況ではないらしい。そもそも残っているのが、その瀕死の人間含めて3人だけでは、どうすることもできないだろうと、フェスティアは考えていた。

「特務部隊については、彼にオーエンを貸したのだけれど……やはり、殿方はやり方が大雑把ね。まあ、仕方ないことだけど」

 気になる点ではあるが、そこまで大きな問題ではない。特務部隊の生き残りについては見つけ次第殺せばいい。重傷人を背負いながらの逃避行など、自ずと限界が訪れるだろう。

 そんなこともよりも、自分に行為を寄せてくれる妹分の潤んだ瞳が、たまらなく愛おしくなったフェスティアは、人目をはばからずアストリアの細身を抱きしめる。

「お、お姉ちゃん……みんな見てる……」

「いいのよ。文句や下らないことを言ってくる連中がいたら、殺してやるから」

「……えへへ」

 頼もし過ぎるフェスティアの言葉に、それ程に自分のことを愛してくれることを感じると、嬉しそうに笑いながらアストリアはフェスティアの胸に顔をうずめる。

「あ」

 と、そんな幸せな気分に浸っていたアストリアは、フェスティアの策略でとあることに気づく。急に素に戻ったアストリアに、フェスティアは首を傾げながら「どうしたの?」と聞くと。

「あの……まさか、カリオス王子が斥候部隊に加わっているって可能性は……カリオス王子は生きて聖アルマイトに戻ってもらわないといけないんですよね。もし全滅させる予定の斥候部隊に参加していたら……」

 そのアストリアの指摘に、フェスティアは微笑を浮かべたまま表情を凍り付かせたまま、そのまま何も言わなくなり、動かなくなる。

「あ、あははは。まさか、そんなことあるはずないですよねー。いくら噂に聞くような性格だとしても、まさか第1王子ともあろう人間が斥候部隊に加わるなんて、あははー」

 なんだか言ってはいけないことを言ってしまったような気がして、誤魔化し笑いをするアストリア。いくらなんでも、王族が戦場の最前線で危険極まりない偵察任務を行うなんて、有り得ない。何を言っているのだろう。

 アストリアが発言を後悔していると、唐突にフェスティアが顔を近づけてきて、アストリアの唇を奪う。

「っ? っっっ?」

 あまりに突飛な行動に、アストリアは目を白黒させながら驚く。さすがに部隊の真ん中で女性同士が口づけをしている光景に、周りの兵士達の注目を浴びる。

 しかし、その柔らかで温かい姉の唇の感触に、アストリアは抵抗することも出来ずに、ヘナヘナと脱力しながら、彼女の胸にもたれかかってしまう。

 唇を離したフェスティアは、ぺろりと唇を舐めながら、妖艶な視線でアストリアを見下ろした。

「くすくす、真面目な話をしているというのに悪い娘ね。夜とは言わずに……今すぐに、お仕置きをしてあげるわ」

「……っ! うん、お姉ちゃん」

 そのフェスティアの言葉だけで、アストリアはキュンと下腹部を切なくさせてしまうのだった。

    ▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼

 時は夕刻。

 春の兆しを見せ始めた近頃は、わずかにではあるが夕刻のオレンジ色の光が世界を包む時間も延びてきた。

 先ほどの言葉通り、今の今までテント内でアストリアと身体を重ね合わせていたフェスティア。力尽きたアストリアは、同じ布団の中ですやすやと安らかな寝息を立てていたが、フェスティアは虚空を見上げて物思いに耽っていた。

「――聖アルマイトといえど、意外に呆気ないものね」

 ふ、と為政者らしく野心溢れた笑みをこぼすフェスティア。

 大陸最大国家といえど、所詮は武力のみで大きくなった国。3騎士と言われる、3大騎士団の騎士団長と、第1王子カリオス、第1王女ラミアの武力については、大陸でも恐れられているほどだが、所詮はそこまでだ。

 知恵者――優秀な参謀役については、全く耳にすることがないため、そういった人材は聖アルマイトにはいないのだろう。

 重要なのは武力そのものよりも、それを扱う頭脳だ。例え強大な力を持っていてもそれを扱う頭脳が足りなければ恐れるべくことないし、その逆も然りだ。

 こちらが圧倒的有利な状況ではあるものの、少しはこちらの虚を突くようなしてきても良いものではないか。カリオス王子はそういった人材には、どうやら恵まれなかったようだ。

 全てが自分の描いた通りに状況が進んでいく快感と、あまりにも順調過ぎる虚しさと、フェスティアは優秀な人間にだけ許された矛盾する感情を同時に持ち合わせ、それすらも楽しんでいるようだった。

「失礼します、フェスティア代表」

 テントの外から、不意に声がかけられる。可愛らしい少女のような声だった。

 すっかり疲れ果てているアストリアは、それで目覚める様子はない。

「――入りなさい」

フェスティアはその声に聞き覚えがあったため、そのまま入室を許可する。

 入ってきたのは、フェスティアの想像通りの人物。まだミュリヌス学園の生徒達よりも年下だろうと思わせる程の少女だった。

「確か名前は、フェア……だったわね?」

「はい、代表」

 この少女こそが、グスタフが擁し、今はフェスティアが部隊間の連絡に利用している飛竜使いの1人だった。

 見た目はまだ純粋無垢で素直な容貌に見えるが、全裸で同じ布団に収まっているフェスティアとアストリアを見ても、ほとんど感情の変化を見せない。

「先ほど伝令に飛ばした一騎の行方が途絶えました。向こうの部隊には、まだ着いていないそうです」

「――そう」

 その報告にフェスティアは目を細める。

 おそらく斥候部隊に捕まったのだろう。やはり順調だ。呆気ない。

 これで相手は、地図で誘導されるがまま、特務部隊との合流を目指すだろう。後は予定通りに、他部隊と合流し、のこのこと現れる斥候部隊を全滅させればいい。

 敵本隊への攻撃部隊へは、既に連絡も打ち合わせも済んでいる。

 準備は全て終わり、あとは実行に移すだけだった。

「ご苦労様。こき使ってごめんなさいね。もう、グスタフ様のところへ戻っていいわよ」

「はい、承知いたしました」

 グスタフのところへ戻ることを許された少女は、あからさまに嬉しそうな表情を浮かべると、全裸のフェスティアに向かって一礼すると、足早にテントを去っていった。すぐに飛竜の翼の音が聞こえてくる。

 おそらくは、あの少女もグスタフの「異能」にかかっているのだろう。

「――ふ、ふふふふ。あはははは……あっはっはっはっは!」

 高まる感情に、フェスティアはいつもの彼女らしくなく高笑いを上げる。

 今のこのミュリヌス領の状況は、全て自分がコントロールしている。全てが自分の思うままに動き、このまま自分が思うままの結末を迎えるだろう。そのことに気付いてすらいない人間がほとんどだ。フェスティアと同じ土台に乗って、相手になる者など存在しない。

 ――この圧倒的フェスティア側が有利の状況の中、コウメイが彼女に付け入る隙があるとしたら、この油断だった。

 誰もがフェスティアに支配されていることを自覚出来ていない中――コウメイだけはその可能性に気づきつつある。そして、フェスティアはそんなコウメイの存在に気づいていない。

 2人の戦いはまだ終わっていない。むしろここから本番が始まる。

 両者が実際に戦場で相まみえる時まで、決戦の時はもうすぐそこまで迫っていた。
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