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第3章 欲望と謀略の秋 編
第39話 理性と淫欲の狭間で--リアラ=リンデブルグ
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御前試合まで、あと1週間を切っていた。
御前試合は学生達にとっては年最大のイベントだが、実際に王族の前で腕を見せることが出来る生徒はある程度選抜される。
既に選抜は終わっており、後は対戦する組み合わせを決めるだけだった。
御前試合前、最後の実技訓練の授業。いつものようにコロッセオで、選抜された生徒達が激しくしのぎを削り合っていた。
「――いたっ!」
「あ、ご……ごめんっ!」
リアラとアンナが手合わせをしていると、リアラは右手の甲を抑える。そこからは血が滲み出ている。
アンナが慌ててリアラに駆け寄ると、痛みを押し殺した笑顔を浮かべるリアラ。
「う、ううん。私がボーっとして受け切れなかったから……ごめんね」
実技訓練では実戦さながらに実力を競い合うため、怪我をすることは少なくない。しかし今アンナが放った攻撃は、型の練習――リアラにわざと自分の攻撃を受け止めさせてから、そこからアンナが次の手を切り返すための鍛錬だったのだ。
当然受け止めると思っていた自らの牽制の剣が、リアラの手の甲を打ってしまったのだ。木で出来た訓練用の剣といえど、まともに殴打してしまったため、それなりに痛いだろう。
アンナは申し訳なさそうな顔をして謝る。
「リアラ、最近本当に大丈夫? やっぱり体調が悪いんじゃないの? もう来週だよ、御前試合」
「う、うん。大丈夫――大丈夫だよ」
今年の御前試合は、2年首席のステラ=ストールが、夏休み中に白薔薇騎士団入団を決めてしまっていたため、話題は専ら1年首席と次席のこの2人だった。
対戦の組み合わせも、お互い他に相応に打ち合える相手がいないため、この2人で決まっていた。
しかし、ここ数日のリアラの不調ぶりは顕著だった。
実技訓練は見たままの有様だが、座学の授業でも予習復習を忘れてしまっていたり、そもそも授業以外の日常生活でも、忘れ物やうっかりミスが目立っていた。
2学期の始め頃までは優等生らしく、何でもそつなく器用にこなしながら、アンナにも迫る勢いだったのに、その見る影もないような状態だ。
そんな2人を少し離れたところから観察しているのは、担任のシェリーと副担任にミリアだった。
「困ったねぇ、リアラちゃん。どうしよっか」
ミリアの声色は相変わらず能天気に聞こえるが、その表情は明らかに焦っていた。
御前試合が一大イベントなのは生徒にとってだけではない。彼女らを指導する教師も、大きな責任を負っているのだ。王族の前で無様な失態を演じれば、その責任は生徒ではなくむしろ教師が負うことになる。当然と言えば当然だが。
「参ったな。組み合わせを変えるか」
「でもでもぉ、リアラちゃん以外にアンナちゃんとまともに戦える娘なんていないよ? っていうか、私も負けちゃったし」
少しはそれを恥じて欲しいのだが――まあ、今それは関係ない。置いておこう。
「そうだな。まさか教師が出る訳にもいかないし」
シェリーは腕を組みながら、表情を曇らせる。
そもそもリアラの不調の原因は何なのだろうか。体調的なものでないのなら、精神的なものだろう。
まさか、すっかりクラス内では噂になっている、龍牙騎士団に入団したという恋人のことで何か悩みを抱えているのだろうか。
そう思いついてシェリーは首を振る。
ああ見えて、リアラは真面目だし精神力もタフだ。もし恋人と何かがあればショックは受けるだろうが、色恋沙汰を学園生活にそれを持ち込むような人間とはとても思えない。
「まさか、今更御前試合を辞退させるわけにもいかないしな」
リリライト直々にリアラの活躍を楽しみにしているという、謎のプレッシャーをかけられているのだ。リアラがリリライトと親しくしているのは風の噂で耳にしたが、それが理由だろうか。
王女であり学園の監査役ではあるものの、リリライトは学生の進路について直接決定する立場にないのは幸いだった。彼女の独善で何が決まるということもないし、性格を考えてもそのようなことをする姫ではないだろう。ただ個人的に応援しているだけだろうが、それでも1教師に過ぎないシェリーにとっては、多大なプレッシャーだった。
「どんな事情があるにしろ、話してくれないことには我々も力にはなれないな。自分で抱え込むのであれば1人で乗り越えてもらうしかないが、相談してくれればいつでも助けられるように心の準備だけはしておこう」
もう子供じゃないのだ。ましてやこのミュリヌス学園に入学したのならば、自己の心身管理は己の責任なのは言うまでもない。無理に教師が踏み込む問題ではない。
でも、それでもまだ学生なのだ。
苦しんでいて、助けを求めるようであれば、その手を取ってやりたい。だが、そのために助けの手を伸ばすのは自分自身で行うべきだ。
「そうだね。リアラちゃん、お話してくれるといいけどね」
シェリーの教師らしい言葉に、ミリアもうなずく。
2人が見ている前で、再びリアラとアンナは剣を打ち合う。
しかし、それまでと大きく何かが変わるということもなく、終始リアラの動きが鈍く、明らかにアンナの足を引っ張っていた。
▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
夜――ミュリヌス学園寮のリアラとステラの部屋。
「っあん! あぁぁ……あぁんっ!」
ベッドのスプリングがキシキシと音を立てている。その上では、ステラが腰に付けたディルドーで、リアラを下にして貫いていた。
「や、やっぱりこれ、いやぁっ! 許して、お姉様っ……んちゅ」
泣きながら抵抗するリアラの唇をステラが塞ぐと舌を差し出して、リアラの柔らかい舌を絡めとる。
そして両手を握りながら、腰をパンパンと打ち付けていく。
「ふふふ、気持ちいいかしら、リアラ?」
「き、気持ちいいです。お姉様っ!」
リアラは握られた手をギュッと握り返しながら、ステラの問いに答える。そんなリアラの反応に満足そうに顔を緩めるステラ。
しかし――
「いやっ! やだぁぁぁっ! もう、気持ちよくなりたく…ないっ!」
首を横に振りながら、子供がいやいやをするように快感を否定するリアラ。
1度は女同士の快楽に溺れたリアラだったが、あの夜に一線を越えてから、また態度が変わった。
快感を認めるものの、それを受け入れるようなことはしなくなったのだ。
(まだ少し早かったかしら……)
抵抗は最初の内――犯し続けていけば、きっとまた堕ちていく。そう考えていたステラは、顔には出さないものの内心焦っていたのが本音だった。
快感を拒絶しようとするリアラの唇を塞ぐ。
「あむ……っんん……れろぉ……」
リアラが特に好む口づけをすると、リアラは積極的に舌を絡めてくる。
しかし――
「ああっ……もう、いやぁっ! リューイ……リューイぃ……!」
助けを求めるかのように恋人の名前を口にするリアラ。そんなリアラの様子を見て、ステラが面白いはずはなかった。
「どこが気持ちいいんですの? どこに何が入っているのか、口に出してごらんなさい」
「い、いやぁっ! そんなこと、言いたく……はんんっ! だめ、そこ……気持ちいいっ!」
せっかく刷り込んだ淫語も、強く拒絶して抵抗を見せるリアラ。せっかくここまでじっくりと堕としてきたのが、ここでまだ元に戻ろうとしており――さすがに、そこまでを楽しむ程の余裕はステラには無かった。
しかし一方で、ステラに求められてもリアラは抵抗したり逃げることは無かった。素直に身体は許してくるのだった。
ステラに開発されて引きずり出されてしまった淫欲は、もはや抑えきれないのだろう。しかし、ステラがリアラに新たに刷り込もうとした背徳的な興奮――恋人を裏切っているという罪悪感が、リアラの理性をまだ呼び戻したのだろう。
まだ、それくらいの理性も良識も残っていたのだ。あれだけ自分との行為に積極的になっていたため、珍しくステラの目論見が外れたということになる。
今、リアラは理性と淫欲の狭間にいるのだろう。
「あんっ! イクぅ! イッちゃう! いっくうううう!」
最も強烈な快感を得る絶頂の際――この時はリアラはステラに密着するするように抱き着くと、ディルドーを挿入されたまま痙攣する。
「はぁ、はぁ……はぁぁ……」
肩で息をするリアラ。体力が尽きた彼女は目を閉じると、そのまま寝息を立て始める。
「はぁ、はぁ……私としたことが、つい急ぎ過ぎてしまいましたわ」
リアラを絶頂に昇りつめさせたステラは、彼女の体温を感じながら、いつになく悔しそうな表情を見せる。
確実に快感は得ているが、その枷がかえって強くなってしまったようだ。何とかして、それを外すことは出来ないだろうか。
「このままではダメですわね。何か考えなければ……」
御前試合は学生達にとっては年最大のイベントだが、実際に王族の前で腕を見せることが出来る生徒はある程度選抜される。
既に選抜は終わっており、後は対戦する組み合わせを決めるだけだった。
御前試合前、最後の実技訓練の授業。いつものようにコロッセオで、選抜された生徒達が激しくしのぎを削り合っていた。
「――いたっ!」
「あ、ご……ごめんっ!」
リアラとアンナが手合わせをしていると、リアラは右手の甲を抑える。そこからは血が滲み出ている。
アンナが慌ててリアラに駆け寄ると、痛みを押し殺した笑顔を浮かべるリアラ。
「う、ううん。私がボーっとして受け切れなかったから……ごめんね」
実技訓練では実戦さながらに実力を競い合うため、怪我をすることは少なくない。しかし今アンナが放った攻撃は、型の練習――リアラにわざと自分の攻撃を受け止めさせてから、そこからアンナが次の手を切り返すための鍛錬だったのだ。
当然受け止めると思っていた自らの牽制の剣が、リアラの手の甲を打ってしまったのだ。木で出来た訓練用の剣といえど、まともに殴打してしまったため、それなりに痛いだろう。
アンナは申し訳なさそうな顔をして謝る。
「リアラ、最近本当に大丈夫? やっぱり体調が悪いんじゃないの? もう来週だよ、御前試合」
「う、うん。大丈夫――大丈夫だよ」
今年の御前試合は、2年首席のステラ=ストールが、夏休み中に白薔薇騎士団入団を決めてしまっていたため、話題は専ら1年首席と次席のこの2人だった。
対戦の組み合わせも、お互い他に相応に打ち合える相手がいないため、この2人で決まっていた。
しかし、ここ数日のリアラの不調ぶりは顕著だった。
実技訓練は見たままの有様だが、座学の授業でも予習復習を忘れてしまっていたり、そもそも授業以外の日常生活でも、忘れ物やうっかりミスが目立っていた。
2学期の始め頃までは優等生らしく、何でもそつなく器用にこなしながら、アンナにも迫る勢いだったのに、その見る影もないような状態だ。
そんな2人を少し離れたところから観察しているのは、担任のシェリーと副担任にミリアだった。
「困ったねぇ、リアラちゃん。どうしよっか」
ミリアの声色は相変わらず能天気に聞こえるが、その表情は明らかに焦っていた。
御前試合が一大イベントなのは生徒にとってだけではない。彼女らを指導する教師も、大きな責任を負っているのだ。王族の前で無様な失態を演じれば、その責任は生徒ではなくむしろ教師が負うことになる。当然と言えば当然だが。
「参ったな。組み合わせを変えるか」
「でもでもぉ、リアラちゃん以外にアンナちゃんとまともに戦える娘なんていないよ? っていうか、私も負けちゃったし」
少しはそれを恥じて欲しいのだが――まあ、今それは関係ない。置いておこう。
「そうだな。まさか教師が出る訳にもいかないし」
シェリーは腕を組みながら、表情を曇らせる。
そもそもリアラの不調の原因は何なのだろうか。体調的なものでないのなら、精神的なものだろう。
まさか、すっかりクラス内では噂になっている、龍牙騎士団に入団したという恋人のことで何か悩みを抱えているのだろうか。
そう思いついてシェリーは首を振る。
ああ見えて、リアラは真面目だし精神力もタフだ。もし恋人と何かがあればショックは受けるだろうが、色恋沙汰を学園生活にそれを持ち込むような人間とはとても思えない。
「まさか、今更御前試合を辞退させるわけにもいかないしな」
リリライト直々にリアラの活躍を楽しみにしているという、謎のプレッシャーをかけられているのだ。リアラがリリライトと親しくしているのは風の噂で耳にしたが、それが理由だろうか。
王女であり学園の監査役ではあるものの、リリライトは学生の進路について直接決定する立場にないのは幸いだった。彼女の独善で何が決まるということもないし、性格を考えてもそのようなことをする姫ではないだろう。ただ個人的に応援しているだけだろうが、それでも1教師に過ぎないシェリーにとっては、多大なプレッシャーだった。
「どんな事情があるにしろ、話してくれないことには我々も力にはなれないな。自分で抱え込むのであれば1人で乗り越えてもらうしかないが、相談してくれればいつでも助けられるように心の準備だけはしておこう」
もう子供じゃないのだ。ましてやこのミュリヌス学園に入学したのならば、自己の心身管理は己の責任なのは言うまでもない。無理に教師が踏み込む問題ではない。
でも、それでもまだ学生なのだ。
苦しんでいて、助けを求めるようであれば、その手を取ってやりたい。だが、そのために助けの手を伸ばすのは自分自身で行うべきだ。
「そうだね。リアラちゃん、お話してくれるといいけどね」
シェリーの教師らしい言葉に、ミリアもうなずく。
2人が見ている前で、再びリアラとアンナは剣を打ち合う。
しかし、それまでと大きく何かが変わるということもなく、終始リアラの動きが鈍く、明らかにアンナの足を引っ張っていた。
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夜――ミュリヌス学園寮のリアラとステラの部屋。
「っあん! あぁぁ……あぁんっ!」
ベッドのスプリングがキシキシと音を立てている。その上では、ステラが腰に付けたディルドーで、リアラを下にして貫いていた。
「や、やっぱりこれ、いやぁっ! 許して、お姉様っ……んちゅ」
泣きながら抵抗するリアラの唇をステラが塞ぐと舌を差し出して、リアラの柔らかい舌を絡めとる。
そして両手を握りながら、腰をパンパンと打ち付けていく。
「ふふふ、気持ちいいかしら、リアラ?」
「き、気持ちいいです。お姉様っ!」
リアラは握られた手をギュッと握り返しながら、ステラの問いに答える。そんなリアラの反応に満足そうに顔を緩めるステラ。
しかし――
「いやっ! やだぁぁぁっ! もう、気持ちよくなりたく…ないっ!」
首を横に振りながら、子供がいやいやをするように快感を否定するリアラ。
1度は女同士の快楽に溺れたリアラだったが、あの夜に一線を越えてから、また態度が変わった。
快感を認めるものの、それを受け入れるようなことはしなくなったのだ。
(まだ少し早かったかしら……)
抵抗は最初の内――犯し続けていけば、きっとまた堕ちていく。そう考えていたステラは、顔には出さないものの内心焦っていたのが本音だった。
快感を拒絶しようとするリアラの唇を塞ぐ。
「あむ……っんん……れろぉ……」
リアラが特に好む口づけをすると、リアラは積極的に舌を絡めてくる。
しかし――
「ああっ……もう、いやぁっ! リューイ……リューイぃ……!」
助けを求めるかのように恋人の名前を口にするリアラ。そんなリアラの様子を見て、ステラが面白いはずはなかった。
「どこが気持ちいいんですの? どこに何が入っているのか、口に出してごらんなさい」
「い、いやぁっ! そんなこと、言いたく……はんんっ! だめ、そこ……気持ちいいっ!」
せっかく刷り込んだ淫語も、強く拒絶して抵抗を見せるリアラ。せっかくここまでじっくりと堕としてきたのが、ここでまだ元に戻ろうとしており――さすがに、そこまでを楽しむ程の余裕はステラには無かった。
しかし一方で、ステラに求められてもリアラは抵抗したり逃げることは無かった。素直に身体は許してくるのだった。
ステラに開発されて引きずり出されてしまった淫欲は、もはや抑えきれないのだろう。しかし、ステラがリアラに新たに刷り込もうとした背徳的な興奮――恋人を裏切っているという罪悪感が、リアラの理性をまだ呼び戻したのだろう。
まだ、それくらいの理性も良識も残っていたのだ。あれだけ自分との行為に積極的になっていたため、珍しくステラの目論見が外れたということになる。
今、リアラは理性と淫欲の狭間にいるのだろう。
「あんっ! イクぅ! イッちゃう! いっくうううう!」
最も強烈な快感を得る絶頂の際――この時はリアラはステラに密着するするように抱き着くと、ディルドーを挿入されたまま痙攣する。
「はぁ、はぁ……はぁぁ……」
肩で息をするリアラ。体力が尽きた彼女は目を閉じると、そのまま寝息を立て始める。
「はぁ、はぁ……私としたことが、つい急ぎ過ぎてしまいましたわ」
リアラを絶頂に昇りつめさせたステラは、彼女の体温を感じながら、いつになく悔しそうな表情を見せる。
確実に快感は得ているが、その枷がかえって強くなってしまったようだ。何とかして、それを外すことは出来ないだろうか。
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