私の執事はストーカー!?

eyeris

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勉強会。 2分の①

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「竹下さんの家ってどんなところだろう?」
「さぁな?きっとぼろ家だろう」
「ひどいわね!今日は私とお前と二人で
   勉強会に呼ばれてるんだから!」
「…ねぇ。」   「何?」
「竹下からここ周辺の地図もらったんだけど
   。ここの赤い印がついてるところが
   竹下家らしいんだけど」
その赤い印。というものがついているのを見ると、それは地図の4分の1を占めている面積が。
「まさかな…」 「まさか…ね」
恐る恐る家の前に来ると、
そこには重たそうな鉄格子のような門が。
前に立つとセンサーが反応して門がするような音と共に開いた。
庭には噴水や花畑があり、
家のドアには門番がいる。
「すいません。まりさんに呼ばれてきたので
   すが…」
「お待ちしてました!どうぞ。中へ!
   ロビーでお待ちください。」
「あ、はい…」

ロビーには白い革製のソファに
テーブルの上にはお菓子やケーキがたくさん
あった。白い革製のソファに腰をかけて上を見ると、天井は2.3.4階と吹き抜けになっていて、ガラスで出来ている屋根は、
眩しい溢れ日がさす。


「まり様。お友達が見えました。」
「もう上げた?」
「はい。」
「分かった。今行くように伝えといて」
「承知しました。」
そう。今日は待ちに待った勉強会の日。
部屋はメイドさんが掃除してくれて
ピッカピカだ。今ロビーには松本君と北上さんが来ている。
「竹下さん!ちょっと!お家どうなって
   るの?!」
「まぁ、引くよねw私の家は1.2階がお父様と
   お姉さ…お姉ちゃんの部屋。事務室、
   管理室、書庫、がある。
   3階は学校でやるすべての教科の復習用の
  部屋やレクリエーションルーム。4階と
  屋上が私の敷地。なんだけど…」
「私なんかが入ってよかったの?!」
「もちろん!そういえば剣斗の姿が見えない
   わね。」
「剣斗様なら書庫で本を読んでなさいました
   よ。」 「じいや!」
「あ、そうだ!私と松本はまりの部屋に
   いるから、まりは剣斗探してねー!
   それじゃー!」
「あ、ちょっと北上さん!!」

「おい北上。なんで二人きりにしたんだよ」
「だってあの二人ちょっといい感じだからね~」
「...。」

(はぁー北上さん行っちゃったし、
  書庫いくしかないか。)

書庫は木製の彫刻がしてあるドアを開けると
その先にある。
長い廊下を歩き終わってそのドアを開けると
「お邪魔しまーす。剣斗ー?」
バタンッッッ
突然大きな物音がした。
(本でも落ちたのかなぁ。)
その方向に向かうと
「剣斗っっっ!?」
そこには剣斗が倒れていた。
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