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お仕事の時間ですよ
俺なんか… 3 近衛騎士登場
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案内人のキョウヤが模擬戦の解説を始めた。
「近衛騎士は王族を守るという使命があります。どんな場所、どんな状況でも、警護対象者を守らなければなりません。ですから、実践形式で……ああ、すぐ、開始のようですね。」
案内されて着いた所は、整備されたグラウンドではない。見通しのよい開けた何もない緩い丘で足場も悪そうだ。小木が数本ほど、近くに建物もないので、身を隠す場所もない。指導員らしき人と三人が話をしていた。
「三人?」
「そうです。一人は警護対象。青いベストに黒ゼッケンの彼ですね。彼が致命傷をうけると失敗。見ててください、模擬刀が当たるとライトがつきます。銃使用はペイント弾、毒の使用も着色されます。今日の対象者は、ある程度の自衛力があり(青)、体力のある男性(黒)ですね。二人組の警護が基本ですが、一人は逃げる過程で何らかの理由で排除されたと仮定。敵は暗殺者で毒使いかな。毒付きナイフを持ってますね。ん、隠し武器は……針仕込んでるね左手の指輪見てて。ま、これは事前に騎士には知らされないけどね。これは一人欠けた状態では難しいですね。」
「キョウヤさんは相手の武器を事前に聞いているのですか?」
「ん?いや、だいたい見ればわかるよ。」
「すごいですね。」
「実際はこんなに解りやすくないけどね。」
戦いはキョウヤの解説つきで進む。迫力満点でついつい手に力がこもる。最初の説明通り、押されているようだ。警護対象者をかばい、盾になり逃がすが仕込んだ針の毒で不意討ちされ倒された、警護対象者は足が早くもう少しでエリア脱出!しかし、直前に追い付かれ捕まるが抵抗する。少し護身術の心得があるようだ。
「あっ!」
警護対象者が倒れた。
「残念。失敗。」
すぐに立ち上がり、互いに礼をする。つい、先程戦っていた三人が近付いてくる。話を聞かせてくれるようだ。
「こちら、見学の……ファイブ・ヨナ・クスクスさんとマネージャーのサク・ラーヤさん取材でこちらに……」
「はじめまして。」
「映画見ました!」
「握手お願いしていいですか?」
以外と乗りがいい若者たちだ。俺のことを知っているようだ。少し、恥ずかしいな。
「おまえら、自由だな……」
仕方ないなぁと言った感じでキョウヤが言う。
「こちらこそ、無理を言って見学させてもらっています。」
「だって!芸能人に会う機会なんて、ないですもん。」
青いベストの彼は興奮して、握った俺の手ごとをブンブン振った。
「いやぁ、テレビで見るより背高いですね。カッコいい~」
「ありがとう。周りの俳優達の背が高いから、俺は低いかも…」
「お会いできて、感激です!」
「いえ、いえ、こちらこそ、初めて騎士の方々にお会いできて……」
「まだ、見習いだけどな!」
そう言って皆、わははと笑った。明るいなぁ~
「あの…見習いだなんて……訓練も凄くて、俺、興奮しています……あの……実は……まだ、発表になっていないのですが、次回はこちらの関係の役です。」
そう言って、剣を構えるポーズをした。本当はまだ発表になっていない内容は言っちゃダメなんだけどね。協力してもらうから、少し位はいいよね?
「カッコいいですね。」
三人はニッコリ笑った。いえいえ、あなた方のほうが何倍も格好いいですから。
「剣貸して。」
キョウヤが見習いの一人から模擬剣を受け取り俺の方に差し出した。すごいな、持たせてくれるようだ。
「どうぞ。自分のは危ないのでダメですが、こちらの模擬剣なら大丈夫です。」
自分のは……危ない?どういうことかな……
「あ、以外と重い、ですね。」
軽いと訓練にならないからか。本物と同じ重さか…
「そうですね。抜いてもいいですよ。」
鞘から出す。刃はつぶしてあるが、鈍く光る。片手で構える。
「手が、震える。」
「最初は両手で。」
形をいくつか教わりポーズを取る。正面、半身……斜めに構えてみたり……思うように構えられず、筋トレと、殺陣指導も必要だな…と考える。帰ったら早速ジム通いしなくちゃな。
「キョウヤさん、剣を構えたところを見せてもらってもいいですか?」
騎士様の構える型を見たい!だめかな?
「俺?」
お願いすると、まばたきする間に、彼の顔が俺の目の前に!
あれ?自分の手にあった剣がない!?
「動くな!」
その声に身体が硬直する。いつの間に移動したのか、いつの間に俺の手から剣を落としたのか。俺の死角に、俺の背中に鞘に入ったままのキョウヤの剣が触れている。おお、すげぇ、一瞬で俺は切られていたな。
「キョウヤさん、大人げない……」
「カッコつけてる~」
「素人相手に、はずかしい。」
見習い三人には散々な言われようだが。
「まあ、こんなところだな。」
後輩にさんざん冷やかされ、少し恥ずかしそうに剣を戻した。
「あ、ジグ先輩が一対一やりますよ。見に行きましょう。」
「先輩?」
「近衛騎士のジグ。たまに、指導にくるが、彼は強ぇぞ。」
近衛騎士というと、王族直属だよな。うわ、本物!見たい、見たい!
「おーい、ジグ!俺も混ぜろ。」
キョウヤが大声で駆けていく。
「キョウヤさん、案内……」
「ファイブさん、いきましょうか。」
とりあえずマネージャーと俺は見習い三人と歩く。色々訓練の様子やら、休みの日の過ごし方、恋人はいるのかとか、思い付く事をどんどん聞く。普通の軽い…いや、明るい、若者たちだ。騎士を目指す人って、もっと正義感とか、愛国心とかあって、硬い人達かと思っていたが、目の前の若者を見ているとどこにでもいる、学生のようだ。訓練所の説明を聞いたときに知ったが、騎士養成所の幼年クラスは何歳からでも受け入れるそうだ。本人の希望に任せるって。三歳の子を受け入れたこともあるそうだ。早い!そんなに小さい頃に、自分からって、凄いよね。逆に、親が養成所に入れたがって、連れてこられたような子は受け入れないのだってね。その辺りはしっかり聞き取りして、判断するようだ。残念ながら、幼年クラスは今回見ることができない。小さい子も剣とか持つのかなぁ。可愛いだろうな……
「あ、始まります。」
向かい合った二人はジグ先輩とキョウヤさんだ。軽く剣を交差し、始まりの挨拶をする。開始の合図は特になく、二人のタイミングで戦いが始まる。力の入った表情。我々は、近くで見るのは危険なので、かなり距離をとっている。
「怖いくらい厳しい表情ですね。」
俺は何気なく言ったのだが、そばで見ている見習いが聞こえていないのか、息を呑んで見ている。その表情も緊張している。しばらくしてから、戦いから目をそらさずに、答えてくれた。
「あれは、真剣ですよ。」
「ええ!?真剣で打ち合いしてるの?」
「二人は特別ですよ。実力者のみが許されます。」
隣にいたマネージャーが写真をバカスカ撮っている。許可はもらっているの?自由に撮って良いのかな?と聞いたら、後で撮ったものを確認され、一枚一枚使用制限がつけられると、教えてくれた。違反したらエライことになるはずだ。あまりに熱心に撮り続けるので………
「マネージャー、気を付けて下さいね。余り近付くと危ないですよ。」
そう言っておいた。
なんだろう。顔も真っ赤で、普段の彼女じゃない。迫力あるから、夢中になるよね。でも、危ないのは本当。見習いの人が言っていた。剣を合わせる際に弾いたり、引っ掛けて飛ばす技もあるって……真剣がぶっ飛んで来るのは怖いよね。立合い中は、他所見は厳禁なんだとか。
「近衛騎士は王族を守るという使命があります。どんな場所、どんな状況でも、警護対象者を守らなければなりません。ですから、実践形式で……ああ、すぐ、開始のようですね。」
案内されて着いた所は、整備されたグラウンドではない。見通しのよい開けた何もない緩い丘で足場も悪そうだ。小木が数本ほど、近くに建物もないので、身を隠す場所もない。指導員らしき人と三人が話をしていた。
「三人?」
「そうです。一人は警護対象。青いベストに黒ゼッケンの彼ですね。彼が致命傷をうけると失敗。見ててください、模擬刀が当たるとライトがつきます。銃使用はペイント弾、毒の使用も着色されます。今日の対象者は、ある程度の自衛力があり(青)、体力のある男性(黒)ですね。二人組の警護が基本ですが、一人は逃げる過程で何らかの理由で排除されたと仮定。敵は暗殺者で毒使いかな。毒付きナイフを持ってますね。ん、隠し武器は……針仕込んでるね左手の指輪見てて。ま、これは事前に騎士には知らされないけどね。これは一人欠けた状態では難しいですね。」
「キョウヤさんは相手の武器を事前に聞いているのですか?」
「ん?いや、だいたい見ればわかるよ。」
「すごいですね。」
「実際はこんなに解りやすくないけどね。」
戦いはキョウヤの解説つきで進む。迫力満点でついつい手に力がこもる。最初の説明通り、押されているようだ。警護対象者をかばい、盾になり逃がすが仕込んだ針の毒で不意討ちされ倒された、警護対象者は足が早くもう少しでエリア脱出!しかし、直前に追い付かれ捕まるが抵抗する。少し護身術の心得があるようだ。
「あっ!」
警護対象者が倒れた。
「残念。失敗。」
すぐに立ち上がり、互いに礼をする。つい、先程戦っていた三人が近付いてくる。話を聞かせてくれるようだ。
「こちら、見学の……ファイブ・ヨナ・クスクスさんとマネージャーのサク・ラーヤさん取材でこちらに……」
「はじめまして。」
「映画見ました!」
「握手お願いしていいですか?」
以外と乗りがいい若者たちだ。俺のことを知っているようだ。少し、恥ずかしいな。
「おまえら、自由だな……」
仕方ないなぁと言った感じでキョウヤが言う。
「こちらこそ、無理を言って見学させてもらっています。」
「だって!芸能人に会う機会なんて、ないですもん。」
青いベストの彼は興奮して、握った俺の手ごとをブンブン振った。
「いやぁ、テレビで見るより背高いですね。カッコいい~」
「ありがとう。周りの俳優達の背が高いから、俺は低いかも…」
「お会いできて、感激です!」
「いえ、いえ、こちらこそ、初めて騎士の方々にお会いできて……」
「まだ、見習いだけどな!」
そう言って皆、わははと笑った。明るいなぁ~
「あの…見習いだなんて……訓練も凄くて、俺、興奮しています……あの……実は……まだ、発表になっていないのですが、次回はこちらの関係の役です。」
そう言って、剣を構えるポーズをした。本当はまだ発表になっていない内容は言っちゃダメなんだけどね。協力してもらうから、少し位はいいよね?
「カッコいいですね。」
三人はニッコリ笑った。いえいえ、あなた方のほうが何倍も格好いいですから。
「剣貸して。」
キョウヤが見習いの一人から模擬剣を受け取り俺の方に差し出した。すごいな、持たせてくれるようだ。
「どうぞ。自分のは危ないのでダメですが、こちらの模擬剣なら大丈夫です。」
自分のは……危ない?どういうことかな……
「あ、以外と重い、ですね。」
軽いと訓練にならないからか。本物と同じ重さか…
「そうですね。抜いてもいいですよ。」
鞘から出す。刃はつぶしてあるが、鈍く光る。片手で構える。
「手が、震える。」
「最初は両手で。」
形をいくつか教わりポーズを取る。正面、半身……斜めに構えてみたり……思うように構えられず、筋トレと、殺陣指導も必要だな…と考える。帰ったら早速ジム通いしなくちゃな。
「キョウヤさん、剣を構えたところを見せてもらってもいいですか?」
騎士様の構える型を見たい!だめかな?
「俺?」
お願いすると、まばたきする間に、彼の顔が俺の目の前に!
あれ?自分の手にあった剣がない!?
「動くな!」
その声に身体が硬直する。いつの間に移動したのか、いつの間に俺の手から剣を落としたのか。俺の死角に、俺の背中に鞘に入ったままのキョウヤの剣が触れている。おお、すげぇ、一瞬で俺は切られていたな。
「キョウヤさん、大人げない……」
「カッコつけてる~」
「素人相手に、はずかしい。」
見習い三人には散々な言われようだが。
「まあ、こんなところだな。」
後輩にさんざん冷やかされ、少し恥ずかしそうに剣を戻した。
「あ、ジグ先輩が一対一やりますよ。見に行きましょう。」
「先輩?」
「近衛騎士のジグ。たまに、指導にくるが、彼は強ぇぞ。」
近衛騎士というと、王族直属だよな。うわ、本物!見たい、見たい!
「おーい、ジグ!俺も混ぜろ。」
キョウヤが大声で駆けていく。
「キョウヤさん、案内……」
「ファイブさん、いきましょうか。」
とりあえずマネージャーと俺は見習い三人と歩く。色々訓練の様子やら、休みの日の過ごし方、恋人はいるのかとか、思い付く事をどんどん聞く。普通の軽い…いや、明るい、若者たちだ。騎士を目指す人って、もっと正義感とか、愛国心とかあって、硬い人達かと思っていたが、目の前の若者を見ているとどこにでもいる、学生のようだ。訓練所の説明を聞いたときに知ったが、騎士養成所の幼年クラスは何歳からでも受け入れるそうだ。本人の希望に任せるって。三歳の子を受け入れたこともあるそうだ。早い!そんなに小さい頃に、自分からって、凄いよね。逆に、親が養成所に入れたがって、連れてこられたような子は受け入れないのだってね。その辺りはしっかり聞き取りして、判断するようだ。残念ながら、幼年クラスは今回見ることができない。小さい子も剣とか持つのかなぁ。可愛いだろうな……
「あ、始まります。」
向かい合った二人はジグ先輩とキョウヤさんだ。軽く剣を交差し、始まりの挨拶をする。開始の合図は特になく、二人のタイミングで戦いが始まる。力の入った表情。我々は、近くで見るのは危険なので、かなり距離をとっている。
「怖いくらい厳しい表情ですね。」
俺は何気なく言ったのだが、そばで見ている見習いが聞こえていないのか、息を呑んで見ている。その表情も緊張している。しばらくしてから、戦いから目をそらさずに、答えてくれた。
「あれは、真剣ですよ。」
「ええ!?真剣で打ち合いしてるの?」
「二人は特別ですよ。実力者のみが許されます。」
隣にいたマネージャーが写真をバカスカ撮っている。許可はもらっているの?自由に撮って良いのかな?と聞いたら、後で撮ったものを確認され、一枚一枚使用制限がつけられると、教えてくれた。違反したらエライことになるはずだ。あまりに熱心に撮り続けるので………
「マネージャー、気を付けて下さいね。余り近付くと危ないですよ。」
そう言っておいた。
なんだろう。顔も真っ赤で、普段の彼女じゃない。迫力あるから、夢中になるよね。でも、危ないのは本当。見習いの人が言っていた。剣を合わせる際に弾いたり、引っ掛けて飛ばす技もあるって……真剣がぶっ飛んで来るのは怖いよね。立合い中は、他所見は厳禁なんだとか。
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