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第六章
五話 【入江失踪事件!】
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夜に目を覚まし食事の準備をしながら、奴隷のマーマン達の事を聞くとなんて事はない、どいつもコイツも自業自得のオンパレードだった。
町で煙たがられるマーマンに、納得する惣一郎だった。
夜明け前に準備を終え、あと五匹頑張るぞ!との惣一郎の掛け声にベンゾウだけが答える。
イラッとした惣一郎は容赦なく、カツオとワカメを入江に放り投げる事、数分後。
先に来たのはワカメだった。
追って来たトドをベンゾウが、頭に國家を刺し瞬殺。
近付く惣一郎に、ワカメは自分から入江に飛び込む。
勢い余って今日も六匹のブロを倒す事ができ、カツオ達から装備を回収して、のんびり町へ戻る。
道中、惣一郎はカツオに、
「お前は死んだと報告する。奴隷の魔法契約印は消えないから、余り町に近づかないようにしろよ」
っと、言い聞かせ町の入り口で別れる事にする。
「助かった カツオ もう捕まらない」
「ありがとう ワカメ もう勝手に食べない」
カツオの首輪をベンゾウが切り落とし、感謝してるだろうふたりと別れ、町に帰って行く惣一郎は、ちゃんと理解できたのか不安しかなかった。
ギルドに行き、買取窓口でブロを出すと軽い騒ぎになる。
一度に12匹は過去最高だった。
552ギー受け取りギルドを出ようとすると、あの床の3人と行き合う。
ペコペコ頭を下げ道を譲る3人は、汗をかいて無理な笑顔で見送ってくれた。
奴隷商に着くとカウンターで惣一郎は「入江から戻って来なくなった!」っと臭い演技をし違約金の500ギーと貸出2日分の6ギーを払い店を出る。
職員も506ギー払うと笑顔だったし、探すまではしないだろう。
結果、惣一郎達は眠いのを我慢した位の事で済んでよかったと宿に戻る。
宿に戻ると、遅くなったと今日の分を払い部屋に入る。
すると、帰りが遅いと部屋に様子を見に来たのだろう女中が、ベッドで寝ていた。
寝心地重視のダブルベッドを置いたままだった。
起こすと女中は、未払いの確認に部屋に来てみると珍しいベッドがあったので、横になったらそのまま寝てしまったという。
元の世界の眠る為のベッドだ、効き目も良いのだろう。
ベンゾウもよく寝る!
前のベッドにちゃんと戻しておくので!っと女中に帰ってもらう。
うっかりしてたな……
「明日には出るか、この街も」
ベンゾウはニコっと頷く。
翌朝、部屋を元通りにして宿を出る。
女中が惣一郎を見て手を伸ばし「ベッド~」っとほざいていたが、無視して次の街への情報を集めようとギルドに向かう。
ギルドで地図を購入し、次の確認をする。
東に[ローエンの村]から[シマワの森]を抜け、ダンジョンのあるガーデイルの街に行くルートと、北に[エルサムロの街]からシマワの森を抜けガーデイルに行く2つの選択肢がある。
「ベンゾウさんどっちがいい?」
「ご主人様、巨人見たい!」
ん? そう言えばそんな依頼が……
「でも調査したら、戻って来ないと行けないんじゃ無いの?」
すると隣で聞いてた冒険者が「エルサムロでも同じ依頼が出てるから、報告は向こうでも出来るぜ」っと勝手に話に入って来る。
余計な「情報ありがとう」と礼を言い、ギルドを出る。
ここは無難に東のローエンを目指そう!
街を出て、荷車に乗りベンゾウはクロを北に向かわせる!
町で煙たがられるマーマンに、納得する惣一郎だった。
夜明け前に準備を終え、あと五匹頑張るぞ!との惣一郎の掛け声にベンゾウだけが答える。
イラッとした惣一郎は容赦なく、カツオとワカメを入江に放り投げる事、数分後。
先に来たのはワカメだった。
追って来たトドをベンゾウが、頭に國家を刺し瞬殺。
近付く惣一郎に、ワカメは自分から入江に飛び込む。
勢い余って今日も六匹のブロを倒す事ができ、カツオ達から装備を回収して、のんびり町へ戻る。
道中、惣一郎はカツオに、
「お前は死んだと報告する。奴隷の魔法契約印は消えないから、余り町に近づかないようにしろよ」
っと、言い聞かせ町の入り口で別れる事にする。
「助かった カツオ もう捕まらない」
「ありがとう ワカメ もう勝手に食べない」
カツオの首輪をベンゾウが切り落とし、感謝してるだろうふたりと別れ、町に帰って行く惣一郎は、ちゃんと理解できたのか不安しかなかった。
ギルドに行き、買取窓口でブロを出すと軽い騒ぎになる。
一度に12匹は過去最高だった。
552ギー受け取りギルドを出ようとすると、あの床の3人と行き合う。
ペコペコ頭を下げ道を譲る3人は、汗をかいて無理な笑顔で見送ってくれた。
奴隷商に着くとカウンターで惣一郎は「入江から戻って来なくなった!」っと臭い演技をし違約金の500ギーと貸出2日分の6ギーを払い店を出る。
職員も506ギー払うと笑顔だったし、探すまではしないだろう。
結果、惣一郎達は眠いのを我慢した位の事で済んでよかったと宿に戻る。
宿に戻ると、遅くなったと今日の分を払い部屋に入る。
すると、帰りが遅いと部屋に様子を見に来たのだろう女中が、ベッドで寝ていた。
寝心地重視のダブルベッドを置いたままだった。
起こすと女中は、未払いの確認に部屋に来てみると珍しいベッドがあったので、横になったらそのまま寝てしまったという。
元の世界の眠る為のベッドだ、効き目も良いのだろう。
ベンゾウもよく寝る!
前のベッドにちゃんと戻しておくので!っと女中に帰ってもらう。
うっかりしてたな……
「明日には出るか、この街も」
ベンゾウはニコっと頷く。
翌朝、部屋を元通りにして宿を出る。
女中が惣一郎を見て手を伸ばし「ベッド~」っとほざいていたが、無視して次の街への情報を集めようとギルドに向かう。
ギルドで地図を購入し、次の確認をする。
東に[ローエンの村]から[シマワの森]を抜け、ダンジョンのあるガーデイルの街に行くルートと、北に[エルサムロの街]からシマワの森を抜けガーデイルに行く2つの選択肢がある。
「ベンゾウさんどっちがいい?」
「ご主人様、巨人見たい!」
ん? そう言えばそんな依頼が……
「でも調査したら、戻って来ないと行けないんじゃ無いの?」
すると隣で聞いてた冒険者が「エルサムロでも同じ依頼が出てるから、報告は向こうでも出来るぜ」っと勝手に話に入って来る。
余計な「情報ありがとう」と礼を言い、ギルドを出る。
ここは無難に東のローエンを目指そう!
街を出て、荷車に乗りベンゾウはクロを北に向かわせる!
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