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ユリア、旅をする!!
ユリアと邪悪な者達①
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「うわーーん!!」
泣き続ける幼子を前にどう接して良いか分からず、頭を抱えている美しい青年。緑色の髪と瞳を持ち神秘的なオーラを放つ青年は、連れ去ってきた神の愛し子であるルウズビュード国の王女ユリアに戸惑っていた。
今は誰も決して立ち入れない“神の領域”にある古びた館にいる。邪神セラムの力で最強の隠蔽魔法が掛けられているので、たとえ神々でもこの場所を見つけるのにはかなりの時間が必要だろう。
(ラズゴーンが動くと厄介ですが⋯)
セラムは古びたソファーに座りながら、目の前でずっと泣き続けているユリアに視線を向けた。
「良い加減に泣き止みなさい。ユメの居場所が分かり次第すぐにルウズビュード国に送り届けますから」
「嘘つけ!!もしユリアに何かしたら俺がお前達を人形にして燃やしてやるからな!!」
ユリアの周りを飛びながら邪神セラムに向かい、勇敢なのか恐れ知らずなのかそう宣言するのは妖精コウだった。
「はぁ⋯まさか妖精王だったとは⋯厄介な」
「何だ!!やるのか!!」
セラムは自分に向けてパンチを繰り出す仕草をするコウを呆れて見ながら、少し前の出来事を思い出していた。ユリアだけを連れ去ったと思っていたのだが、この幼子の衣服のポケットから急に飛び出してきた妖精コウにセラムもミリーも呆然としてしまった。
グゥ~⋯クゥー⋯クゥー?
何故か問いかける様なユリアのお腹の音に、ピリついていたセラムとコウもつい笑い出してしまった。
(不思議な子だ)
セラムの中で止めどなく溢れ続ける負の感情が、ユリアという幼子が関わると蓋をしてしまったかのように静かになる。
「何か食べるかい?」
「⋯スン⋯⋯。⋯いらないでしゅ!!」
泣きながらもプンスカ怒るという忙しい感情のユリアだが、お腹はずっと鳴り続けている。
「うーん⋯と言っても食べ物がないんですよね」
神は基本的に食事は摂らないのだ。
「ガーーン⋯⋯」
セラムの言葉に衝撃を受けてふらふらとソファーに倒れ込んでしまったユリア。妖精コウも肉ーー!!と叫びながら暴れて始めた。
「食べ物が必要でしたね。我々は食べないのでそこを考えていませんでした」
「どうするんだよ!!神の領域に食べ物はないのか!?特に肉!肉を今すぐに寄越せーー!!」
コウは未だにショックから立ち直れないユリアを励ましながらも、セラムにしつこく食べ物を催促した。
「果物ならあるかもしれません。ミリーに頼んで持ってきて貰いましょう」
果物と聞いたユリアは立ち上がると対面で優雅に座るセラムの方へ向かってよちよちと歩いて行く。
「くだもにょじゃなくておにくがいいでしゅ!!おにくーー!!」
「おにくーー!!」
ユリアとコウの必死なお肉コールに顔が引き攣るセラム。そこへ騒ぎを聞きつけたユリアくらいの幼子が部屋に飛び込んで来た。
「お前達うるさいぞ!!セラム様、大丈夫ですか!?」
時の精霊王ミリーがセラムに詰め寄るユリアとコウに怒りを露わにするが、そんなミリーにもお肉コールの洗礼が待っていた。
「おにくをたべてからおうちにかえりまちゅ!!」
「何だそれは!!ただの食い逃げだろ!!」
幼いユリアの言い分に本気で突っ込むミリー。
「肉を寄越せば悪いようにはしないぞ?」
「お前達の方が悪に見えるぞ!!」
セラムからミリーに狙いを定めて詰め寄り始めたユリアとコウのお腹はグーグーと止まらない。
「ミリー、下界で肉を調達してきなさい」
「ええ!!果物では駄目なんですか?今下界に降りたらあいつらにバレますよ!!」
確かに今は慎重に動くべきだが、目の前で暴れているユリアとコウを宥める方法は肉しかないのだ。
「ユリアがおにくをかいにいきましゅ!!おかねもありまちゅ!!」
そう言ってポケットからゴソゴソと何かを取り出した。
「⋯⋯ボタンじゃねーか!!」
「ありぇー?」
呆れるミリーを他所に首を傾げるユリアだったが、諦めずにまたまた禁断のポケットに手を突っ込んだ。
「あった!!」
また何かを取り出したユリア。
「⋯⋯何だそれは?」
突っ込もうとしたミリーだが本当に何なのか分からなくて困ってしまう。
「あー!!チョコじいにもらったチョコでしゅ!!」
そう言って嬉しそうに食べようとしたが、手が止まりそのチョコをパリパリと割り始めた。
「はい!あげゆー!」
「おおー!ユリアありがとうな!!」
まずは仲良しのコウにあげる。
「チェラムにもあげゆーー!!」
そう言ってベタベタのチョコを笑顔でセラムに渡すユリア。
「⋯⋯ありがとうございます」
不思議な感情に戸惑いながらもセラムは貰ったチョコを口に入れる。
「美味しい⋯チョコというものはこんなに甘くて美味しいのですね」
「チョコを貰ったんだから肉を早く寄越せ!」
感動しているセラムに対しても関係なく文句を言い続けるコウ。
「ミリーにもあげゆーー!!」
「うっ⋯何だ?この断れない雰囲気は⋯もぐ⋯うまっ!」
皆がチョコに夢中になっている中、テーブルに置いてあった“スマホ”が突然光出した。
「”スマホ“が光ったぞ!!」
「ユメですか!?何か言って下さい!!ユメ!!」
驚くコウを無視して、急いで”スマホ“を手に取り必死で話しかけるセラムだがすぐに光を失ってしまった。すると何かを思いついたコウが”スマホ“を魔法で浮かせると、チョコを食べていたユリアの頭に引っ付けた。
すると”スマホ“はまた命を吹き返したように光出した。驚く一同を他所に”スマホ“から微かに何かが聞こえてきた。
「おい、何か聞こえるぞ!!」興奮気味のコウ。
「まさか⋯こんな事は初めてですよ」
「このガキは一体何者なんだ!?」
セラムとミリーはユリアに驚きつつも、光り続ける”スマホ“から目が離せない。
『⋯⋯だ⋯よ⋯⋯』
「ユメなんですか!?ああ⋯信じられない⋯ユメ!!」
「微かですけどユメの声ですよ!!」
涙を流して喜ぶセラムとミリーだが、ユリアが頭に張り付く”スマホ“に何気なく触れた途端に衝撃的な事が起こった。
『聞こえる?あーあーー!!テストテスト!!もう!!聞こえますかーーー!!』
感動していたセラムとミリーだが、いきなりはっきり聞こえてきた徳丸夢の声に驚いて固まる。
「だれでしゅかー?てしゅとってなんでしゅかー?」
『あーー!聞こえるし可愛い女の子だわ!?』
「あい!ユリアはユリアっていいましゅ!!」
『キャーー!可愛い!!口をチョコまみれ⋯ってチョコ!?ハイハイ!!私も食べたい!!』
大騒ぎの”スマホ“に開いた口が塞がらない一同を他所に、ユリアはポケットからまたチョコを取り出して“スマホ“に近付けるとなんとチョコが吸い込まれていった。
『キャーー!チョコが⋯じゅる⋯ああ⋯久しぶりのチョコだわ⋯』
「ユメですよね?私です!セラムですよ!!」
チョコで大騒ぎの”スマホ“に、我に返ったセラムが話しかけた。
泣き続ける幼子を前にどう接して良いか分からず、頭を抱えている美しい青年。緑色の髪と瞳を持ち神秘的なオーラを放つ青年は、連れ去ってきた神の愛し子であるルウズビュード国の王女ユリアに戸惑っていた。
今は誰も決して立ち入れない“神の領域”にある古びた館にいる。邪神セラムの力で最強の隠蔽魔法が掛けられているので、たとえ神々でもこの場所を見つけるのにはかなりの時間が必要だろう。
(ラズゴーンが動くと厄介ですが⋯)
セラムは古びたソファーに座りながら、目の前でずっと泣き続けているユリアに視線を向けた。
「良い加減に泣き止みなさい。ユメの居場所が分かり次第すぐにルウズビュード国に送り届けますから」
「嘘つけ!!もしユリアに何かしたら俺がお前達を人形にして燃やしてやるからな!!」
ユリアの周りを飛びながら邪神セラムに向かい、勇敢なのか恐れ知らずなのかそう宣言するのは妖精コウだった。
「はぁ⋯まさか妖精王だったとは⋯厄介な」
「何だ!!やるのか!!」
セラムは自分に向けてパンチを繰り出す仕草をするコウを呆れて見ながら、少し前の出来事を思い出していた。ユリアだけを連れ去ったと思っていたのだが、この幼子の衣服のポケットから急に飛び出してきた妖精コウにセラムもミリーも呆然としてしまった。
グゥ~⋯クゥー⋯クゥー?
何故か問いかける様なユリアのお腹の音に、ピリついていたセラムとコウもつい笑い出してしまった。
(不思議な子だ)
セラムの中で止めどなく溢れ続ける負の感情が、ユリアという幼子が関わると蓋をしてしまったかのように静かになる。
「何か食べるかい?」
「⋯スン⋯⋯。⋯いらないでしゅ!!」
泣きながらもプンスカ怒るという忙しい感情のユリアだが、お腹はずっと鳴り続けている。
「うーん⋯と言っても食べ物がないんですよね」
神は基本的に食事は摂らないのだ。
「ガーーン⋯⋯」
セラムの言葉に衝撃を受けてふらふらとソファーに倒れ込んでしまったユリア。妖精コウも肉ーー!!と叫びながら暴れて始めた。
「食べ物が必要でしたね。我々は食べないのでそこを考えていませんでした」
「どうするんだよ!!神の領域に食べ物はないのか!?特に肉!肉を今すぐに寄越せーー!!」
コウは未だにショックから立ち直れないユリアを励ましながらも、セラムにしつこく食べ物を催促した。
「果物ならあるかもしれません。ミリーに頼んで持ってきて貰いましょう」
果物と聞いたユリアは立ち上がると対面で優雅に座るセラムの方へ向かってよちよちと歩いて行く。
「くだもにょじゃなくておにくがいいでしゅ!!おにくーー!!」
「おにくーー!!」
ユリアとコウの必死なお肉コールに顔が引き攣るセラム。そこへ騒ぎを聞きつけたユリアくらいの幼子が部屋に飛び込んで来た。
「お前達うるさいぞ!!セラム様、大丈夫ですか!?」
時の精霊王ミリーがセラムに詰め寄るユリアとコウに怒りを露わにするが、そんなミリーにもお肉コールの洗礼が待っていた。
「おにくをたべてからおうちにかえりまちゅ!!」
「何だそれは!!ただの食い逃げだろ!!」
幼いユリアの言い分に本気で突っ込むミリー。
「肉を寄越せば悪いようにはしないぞ?」
「お前達の方が悪に見えるぞ!!」
セラムからミリーに狙いを定めて詰め寄り始めたユリアとコウのお腹はグーグーと止まらない。
「ミリー、下界で肉を調達してきなさい」
「ええ!!果物では駄目なんですか?今下界に降りたらあいつらにバレますよ!!」
確かに今は慎重に動くべきだが、目の前で暴れているユリアとコウを宥める方法は肉しかないのだ。
「ユリアがおにくをかいにいきましゅ!!おかねもありまちゅ!!」
そう言ってポケットからゴソゴソと何かを取り出した。
「⋯⋯ボタンじゃねーか!!」
「ありぇー?」
呆れるミリーを他所に首を傾げるユリアだったが、諦めずにまたまた禁断のポケットに手を突っ込んだ。
「あった!!」
また何かを取り出したユリア。
「⋯⋯何だそれは?」
突っ込もうとしたミリーだが本当に何なのか分からなくて困ってしまう。
「あー!!チョコじいにもらったチョコでしゅ!!」
そう言って嬉しそうに食べようとしたが、手が止まりそのチョコをパリパリと割り始めた。
「はい!あげゆー!」
「おおー!ユリアありがとうな!!」
まずは仲良しのコウにあげる。
「チェラムにもあげゆーー!!」
そう言ってベタベタのチョコを笑顔でセラムに渡すユリア。
「⋯⋯ありがとうございます」
不思議な感情に戸惑いながらもセラムは貰ったチョコを口に入れる。
「美味しい⋯チョコというものはこんなに甘くて美味しいのですね」
「チョコを貰ったんだから肉を早く寄越せ!」
感動しているセラムに対しても関係なく文句を言い続けるコウ。
「ミリーにもあげゆーー!!」
「うっ⋯何だ?この断れない雰囲気は⋯もぐ⋯うまっ!」
皆がチョコに夢中になっている中、テーブルに置いてあった“スマホ”が突然光出した。
「”スマホ“が光ったぞ!!」
「ユメですか!?何か言って下さい!!ユメ!!」
驚くコウを無視して、急いで”スマホ“を手に取り必死で話しかけるセラムだがすぐに光を失ってしまった。すると何かを思いついたコウが”スマホ“を魔法で浮かせると、チョコを食べていたユリアの頭に引っ付けた。
すると”スマホ“はまた命を吹き返したように光出した。驚く一同を他所に”スマホ“から微かに何かが聞こえてきた。
「おい、何か聞こえるぞ!!」興奮気味のコウ。
「まさか⋯こんな事は初めてですよ」
「このガキは一体何者なんだ!?」
セラムとミリーはユリアに驚きつつも、光り続ける”スマホ“から目が離せない。
『⋯⋯だ⋯よ⋯⋯』
「ユメなんですか!?ああ⋯信じられない⋯ユメ!!」
「微かですけどユメの声ですよ!!」
涙を流して喜ぶセラムとミリーだが、ユリアが頭に張り付く”スマホ“に何気なく触れた途端に衝撃的な事が起こった。
『聞こえる?あーあーー!!テストテスト!!もう!!聞こえますかーーー!!』
感動していたセラムとミリーだが、いきなりはっきり聞こえてきた徳丸夢の声に驚いて固まる。
「だれでしゅかー?てしゅとってなんでしゅかー?」
『あーー!聞こえるし可愛い女の子だわ!?』
「あい!ユリアはユリアっていいましゅ!!」
『キャーー!可愛い!!口をチョコまみれ⋯ってチョコ!?ハイハイ!!私も食べたい!!』
大騒ぎの”スマホ“に開いた口が塞がらない一同を他所に、ユリアはポケットからまたチョコを取り出して“スマホ“に近付けるとなんとチョコが吸い込まれていった。
『キャーー!チョコが⋯じゅる⋯ああ⋯久しぶりのチョコだわ⋯』
「ユメですよね?私です!セラムですよ!!」
チョコで大騒ぎの”スマホ“に、我に返ったセラムが話しかけた。
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