幼子は最強のテイマーだと気付いていません！

登場人物紹介

登場人物①主要人物～アーズフィールド国

“ユリアの大冒険”の主要人物紹介①



・ユリア(3)

この物語の小さな主人公。母親譲りの美しい金髪に、父親譲りの紅い瞳が印象的な可愛らしい元気いっぱいの幼女。
最古の森である“古(いにしえ)の森”に両親と住んでいて、チート過ぎる魔物を従えているが、本人は森の動物だと思っていて、従えるというよりお友達だと思っている。


・オーウェン(36)

ユリアの父親。漆黒の短髪に燃えるような紅い瞳が印象的な精悍な美丈夫。古の森に住み、魔物を狩り生計を立てている大黒柱。ユリアを超溺愛している。



・アネモネ(36)

ユリアの母親。美しい金髪に淡いグリーンの瞳の優しそうな美しい女性。森の泉でポーションを作り、それを売り生計を立てている。ユリアの将来を心配している。



・シロ(？)ユリアの従魔【獣王】

ユリアのお友達で一緒に住んでいる白い犬。ユリアは犬だと思っているが、その正体は伝説の魔物フェンリルで、本来の姿は巨大で銀髪の美しい毛並みに恐ろしい程の風格漂う獣王だ。人化すると、短い銀髪に濃いブルーの瞳の美青年。見た目の年齢は20代後半位。



・ピピ(？)ユリアの従魔【神鳥】

ユリアのお友達で毎日のように遊びに来る紅い小鳥。ユリアは小鳥だと思っているが、その正体はアーズフィールド国の聖鳥フェニックス【不死鳥】でユリアと気に入り契約してしまう。本来の名前があるが気に入らないらしい、その名で呼ぶとつつかれる。今のところ人化していない。



・クロじい(？)ユリアの従魔【紅い熊】

ユリアのお友達で森で良くユリアを子守するのが楽しみな熊。ユリアは熊さんだと思っているが、その正体はＳ級魔物のジャイアントグリズリーの変異種で、本来のジャイアントグリズリーよりも巨大で紅い毛並みのＳＳ級の魔物だ。人化すると、白髭が特徴的な品のある老人になる。



・桔梗(？)ユリアの従魔【傾国の美女】

ユリアのお友達で森に棲む絶世の美女。ユリアは綺麗なお姉さんだと思っているが、その正体は伝説の黄金色の九尾の狐。数千年とその美貌で東国各地の国を滅ぼしてきた。気まぐれで派手好きだが、ユリアを可愛がる。見た目は20代前半位。



・ネオ(８)ユリアの従魔【聖獣】

ユリアとはある出来事でお友達になった猫。ユリアは猫だと思っているが、その正体は伝説の魔物である天虎。巨大で美しい白黒の毛並みに堂々とした風格。人間は嫌いだが、ユリアは大好きなユリア至上主義。人化すると、白に黒のメッシュが入った髪が特徴的な幼いながら堂々としている男の子。


・ラーニャ(言わないわよ)　ネオの母親

ユリアとは契約していないが息子共々ユリア大好き。天虎族の長であり最強クラスの力を誇る女傑でネオより数倍は大きい姿をしている。人化すると、白に黒のメッシュが入った豊満な胸が印象的な美女だが、中身はオカン。見た目は20代後半位。



・チェビ(？)ユリアの従魔【暴食の大蛇】

ユリアのお友達で森に棲む蛇。ユリアは大きい蛇さんだと思っているが、その正体は伝説の魔物バジリスクで数百年前に姿を消したとされていた。人々を騙して喰らう狡猾な蛇で１匹で国を滅ぼしたと言われている。人化すると、鋭利な紫の瞳と紫の毒々しい髪が特徴的な美青年だ。見た目は30代前半位。



・がーちゃん(？)ユリアの従魔【地獄の番犬】

ユリアのお友達で各地を放浪している。ユリアは黒い犬だと思っているが、その正体はＳＳ級の魔物ガルムだ。巨大で全体が闇夜の如く暗く、足下が黒い炎に覆われている。人化すると、黒髪を後ろで軽く纏めていて紅い瞳の本来の姿に合わない穏やかそうな美しい青年。見た目は20代前半位。



・ペオ(？)ユリアの従魔【ペガサスの長】

ユリアのお友達で古の森の奥深くに生息するペガサスの長ペオギウルス。ユリアはお馬さんだと思っている。人化すると、美しい白髪の紳士的なおじ様で女性を天然で虜にする恐ろしい力がある。見た目は40代前半位。



・シリウス(？)ユリアの従魔【屍王】

ユリアのお友達で古の森にある洞窟の奥深くに棲んでいる。ユリアは骸骨しゃん(？)だと思っているが、その正体は屍王リッチ。人化すると、燃えるような紅い瞳に同じく燃えるような紅い髪の人目を引く精悍な顔つきだが、顔の表情を造るのが苦手。見た目は20代後半位。



・クロノス(？)　【竜王】

幻の“竜の谷”に棲む竜王であり、ゼノスの父親。ユリア達と行動を共にしている。奥さんと喧嘩中であり、頭が上がらないらしい。見た目は黒の短髪に逞しい体つき、紅く輝く鋭い瞳が威圧感を醸し出す精悍な青年。だが、砕けた話し方の気の良い兄貴。見た目は30代前半位。



・ゼノス(6)  【竜王の息子】


クロノスの一人息子でユリア達と友達になり、行動を共にしてる。見た目は長い黒髪に、紅い瞳は父親の様に鋭くなくくりっとしている。ゼノスは見た目が女の子っぽい事がコンプレックスであったが、ユリア達が気にせず普段と変わりなく接してくれた事が嬉しくてずっと一緒にいようと思っている。




【ジェロラル国】キナ臭い国


・ライル·ジェロラル第２王子(23)

父親である王の病を治すために、古の森に入りユリア達と出会った勇ましい青年。ジェロラル国の第２王子で、何か複雑な事情があるらしい。


・フェリクス·ジェロラル王太子(27)

ジェロラル国の王太子だが、ライルとは不仲で一方的に敵視している。政務をせずに怪しい人物達と関わっている。


・国王陛下(48)


ある事情で病に伏せている国王。


・ロイメル騎士団長(41)


フェリクス王太子の護衛騎士団長であり、忠誠を誓い汚い仕事も平気で行う男。今回もフェリクス王太子の命令で古の森に調査に向かう。


・アルバート(20)


ジェロラル国の騎士で今回の古の森の調査に参加していた。平民出身の為に嫌がらせを受けていた。正義感が強くて、心優しい青年。ちなみに大家族でクロじいが引いた。



【アーズフィールド国】魔法と自由の国


・リカルド·アーズフィールド(28)

人間とハーフエルフの間に生まれたアーズフィールド国国王陛下。見た目は金髪で淡いブルーの瞳の中性的な美青年だが、残念感を醸し出す男でもある。だが色々な事情を抱えている苦労人。オーウェンとは親友。



・ジョルジュ(52)

アーズフィールド国宰相。リカルドを時に厳しく時に優しく支えている。逃亡癖のあるリカルドに苦労が絶えない。



・アレン(24)

リカルドの護衛騎士。桔梗よりアマリエに一目惚れした真面目な青年。魔術も剣術も天才級で今後が期待される若き実力者。


・エルミナ·アーズフィールド(48)

アーズフィールド国王太后で元王妃。リカルドの義母だが、リカルドを忌み嫌っている。傲慢で我が儘であり、最大派閥の筆頭公爵スクルテの娘である事を誇っている。



【ジャンロウ国】獣人の国


・ニコラス·ジャンロウ(3)

ジャンロウ国王太子であり、伝説の白い獅子である幼子。ユリアとお友達になるが、複雑な事情があり大人が嫌い。見た目は白髪に淡いブルーの瞳の可愛らしい男の子。



・ギウト·ジャンロウ(29)

ジャンロウ国国王陛下であり、ニコラスの父親。とある事情でニコラスと離れて国に残っていた。見た目は獅子だけあって茶髪で大柄な逞しい
体格をしている。



・メアリー(24)

ジャンロウ国国王の寵妃だが人間でありニコラスの母親。見た目は金髪に淡いブルーの瞳の美人。とある事情でニコラスと離れて国に残っていた。