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98話 チャンピオンの能(ちから)

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 ユリアは、眼前のギリシャ彫刻みたいな、真っ白い幼児らしき代理格闘戦士の丸っこい、小さな純白の翼の背を呆然と見つめ
 「えーーぇ……」
 と、図らずとも己の恐ろしい本質・本性をさらけ出す格好となった、受け入れ難いほどに獰猛な闘い振りをした、この代理格闘戦士を前にし、途方・悲嘆に暮れたように呻(うめ)いた。

 この石膏肌の幼児のごとき、残忍な代理格闘戦士には、魔界の王者ドラクロワも僅かに身を乗り出し
 「ん?何だ?あの炸裂する稲妻を連続射出するがごとき異様な攻撃は。
 あの高速で飛翔した、鉄のつぶての穿(うが)った回転運動的破壊創(はかいそう)……。
 俺の知る、如何(いか)なる魔法とも異なる効果だな。
 ウム。やはりこの女は、一見まともに見えつつも、ふっ切れてネジの飛んだところが面白いな」

 火薬式の兵器を知らぬ魔王は、"弾創(だんそう)"という面識のないシロモノを熟視・観察し、その突貫力に幾許(いくばく)かの感心を示した。
 そして戦慄(わなな)く蜂蜜色のお下げ髪を眺め、鼻を鳴らし、また深く座り直した。

 灰銀のメイド服に漆黒のショートボブの双子の姉は、前屈みで純白のフリルブルマを後方へと突き出しつつ、魔法の遊戯盤上を覗き込むようにして観戦していた。

 そして、この決闘の劇烈なる顛末(てんまつ)を認め、僅かに前に出た鼻先と口元とを押さえつつ、その背を真っ直ぐに戻し
 「なんと勇壮な闘い振りにございましょう。
 流石はユリア様。平素は穏やかな気性であられながらも、その内奥(うち)には、実に毅然とした、燃えるような精神の強さをお持ちなのですね。
 私、誠に感服致しました!」
 修(おさ)めた神聖魔法の内でも、取り分け戦闘・攻撃に特化したものの行使を得意とする、女神官戦士のビスらしい評価であった。

 羞恥(しゅうち)にまみれていたユリアは、それを背後から聴いて、ハッとし
 「そそそ、そうですよね!?この子ったら、ちょっとだけ攻撃的ですけど、この場は"戦場"ということで、気持ち多めに頑張っちゃってくれたみたいですねー。エヘヘヘ……。
 えーと、ラタトゥイユさん!チャンピオンのあなたをやっつけたということは、この代理格闘遊戯において、私ユリアが今、新たな覇者となったいうことですね?
 エッヘン!どうですかカミラーさーん!?ちょっとスゴくないですかー!?」
 急に得意な顔になり、ドラクロワの盃に葡萄酒を注ぐ女バンパイアを振り仰いだ。

 それに対してカミラーは、己の代理戦士に酷似した、鋭い真紅の眼光を煌めかせ
 「フン。この低知能娘が、分かりやすくもいい気になりおって。
 たわけい!まだ決着は付いておらぬわ。そこの六枚羽根の代理戦闘士が消失せんのがその証拠じゃ」
 小さな白い顎を代理格闘盤へしゃくった。

 「えっ!?」と女魔法賢者が振り返った向こう、そこのラタトゥイユも、確かに敗北者らしからぬ顔付きであり、黄色い水晶球の脇に純白の肘をつき、頬杖で「ふーん」と感心したように声を漏(も)らし、横たわる白金の代理格闘戦士を見下ろしていた。

 傍(かたわ)らのカサノヴァは、黒革の掌中で回していた琥珀色の酒を、サッとあおり
 「いや、決着だぜ。何せ頭が無事だからな。
 ん、悪(わり)い。何でもない……流石はチャンピオン、ってーとこか」
 と、何やら一部、失言を取り繕(つくろ)う風ではあったが、確かにカサノヴァ側の白星を宣言するかのように短く言った。

 それに細い影のように寄り添うルリも、不健康的な微笑を浮かべ
 「そうだね。コリャどー見てもチビデブ女の敗けだね。
 カサノヴァ、もう一杯作るわ」
 と、モヒカンモドキの手から空のグラスを取り、サッと踵を返してカウンターへ
 「やいテメー等!!なーに勝手に飲んでやがんだー!?ぶっ殺すぞ!?」
 と怒鳴り上げつつ向かった。

 ユリアはそのやり取りを耳にし、怪訝な顔を作って曇らせ、太めの眉を上げ
 「えっ!?チビデブ!?それって私の事ですかー!?
 はっ、そんなことより、皆さん何か間違えてません?
 これ、どう見ても、私の完全勝利にしか見えないんですけどー?」
 と、遠ざかる痩せぎす女の背に反駁(はんばく)した。

 なるほど確かに、ユリアの見立て通り、四角い盤上では、その厚い身体に無数の貫通孔を穿(うが)たれ、そこから、ビュッ!ビュッ!と、まるで小さな間欠泉のように黒血を噴かせるプラチナのファイターが、荒野に長い手足、六枚の翼とをだらしなく伸ばし、まさに死に体(たい)で仰向けに倒れていた。

 だが、このラタトゥイユ自慢のチャンピオン戦士は、金属的体躯を痙攣させながらも、多数の孔(あな)とひび割れにより、正しく満身創痍、その見るも無惨な致命傷を負った上半身を、ガクガクとさせながらも、何とか引き起こしたのである。

 そして、その猫目が苦しそうに細まったかと思うと、なんとその上半身の銃創と光の槍とによってもたらされた大小の穴群は、急速に縮小しつつ、内側から白金の液体が沁(し)み出て来て、そこに名残(なごり)惜しそうに居座る黒血を、ビュッ!と外へと追い出し、その周辺のひび割れをさえ滲(にじ)んで覆って消失させ、瞬く間に奇跡的な超回復・復元を見せたのである。

 そうして元通り、その双眸(そうぼう)に漲(みなぎ)る黄緑の眼光を、ギンッ!と煌めかせ、まるで何事もなかったかのように、よっこらしょと言わんばかりに立ち上がってさえ見せたのである。

 「えー!?ウッソォー!?な、治っちゃったんですかー!?
 えー!?なんでー!?えっ!?それって神聖魔法!?」
 というユリアの仰天の声に被(かぶ)さるようにして
 「あああああぁーーー!!」
 という、幼い男児のような声音での、耳をつんざくような大絶叫が轟き、ラタトゥイユの猫目戦士の前には牡丹(ぼたん)雪、いや石膏の欠片が、バラバラと舞い降りた。

 そして直ぐに、ズンッ!と荒野を揺らし、砂塵(さじん)と砂埃(すなぼこり)とを上げ、その場に有翼の純白幼児が堕天した。

 このユリアの代理格闘戦士は、デコピンの乱射を喰らい、適当に殻を剥がされた、新鮮素材の茹で玉子のごとく、丸っこい小さな上半身の体表壁・外骨格に内側の身をこびり付かせた、純白の殻のような物を飛散させて、深緑(ビリジアン)の体液を派手に撒き散らしつつ、同色に濡れ光る胸骨と内腑(ないふ)とを露(あらわ)にして、悪魔の申し子のごとき恐ろしい形相で絶命していたのである。

 その見るもおぞましき、有翼の奇怪千万(きかいせんばん)なる死骸は、直ぐに黄色の螺旋火柱に包まれ、瞬く間に盤上から消え失せた。

 これを目の当たりにした女勇者達は、この不可解な事態に仰天・驚愕しつつも、ゾーッとして、何ともいえない寒気に襲われ、この小さな代理格闘戦士の突然死に混乱した。

 ユリアは目を見開き、口元を押さえ
 「えーー!?あ、あの子って死んじゃったんですかー!?ウソウソー!!
 えー!?何でっ!?どーしてー!?」
 と、ミニチュア荒野に舞上がる、黄色い尾をたなびかせる火の粉、その天へと還るような燐光を、少し垂れ気味な鳶(とび)色の大きな瞳に映すことしか出来なかった。

 この薄暗い地階の酒場「黒い川獺(かわうそ)亭」には、モヒカンモドキの男女達の放つ、闇夜に瞳を輝かせるハイエナか、地底の悪鬼が漏らすような、そんな不吉な響きを帯びた下卑た笑い声が、正しく陰に籠(こも)るようにして聴こえ渡った。

 そのなんとも不気味な光景に、女アサシンのシャンだけが目を細め、この白熱する代理格闘遊戯を余所(よそ)に、何やら別に思うところのあるような、どこか心晴れないような顔になって、それらを睨(ね)め付けていた。


 彼等のリーダーであるカサノヴァ青年は、嬉しくもない、何ともいえない渋面になり
 「けっ!相っ変わらずの無敵の能力だな!
 おい、お嬢ちゃんよ。こいつの代理格闘戦士はな、即死にでもされなきゃー、どんな深傷もたちどころに治しちまうんだよ。
 しかも自己を修復しながら、その身に受けた損傷を丸ごとそっくり相手に返しちまうっつー、糞厄介なヤツでな。
 まー、この能力一本で、何処の誰にも負けねぇ無敵のチャンピオンってぇ訳さ。
 マジで他力本願で、心底、胸糞の悪くなる能力だよなー!?」
 そう掃き捨てるように喚(わめ)いて、パァン!と、ラタトゥイユの絶壁にして金髪の後ろ頭を叩(はた)いた。

 「あ痛っ!!何すんだよカサノヴァ!この格別なるチャンピオン、KINGラタトゥイユ様に向かって不当な暴力は止めたまえー!
 デヘッ!でもま、そーゆうこと!相手が格別に強ければ強いほど、その報復は格別恐ろしくなるってことさ!
 胸糞悪かろーとなんだろーと結構、結構。要は勝てば良いのさ!か、て、ば!ね!?」
 その満面の笑みは憎らしく、女勇者達を不快にさせるという点においては、正しく満点花丸であったという。


 ユリアは愕然としつつも、その解説を確(しか)と聴き
 「うわぁっ!何ですかそれー!?そんな能力は卑怯ですよー!そりゃあ誰も勝てませんよー!
 キーッ!あー悔(くや)っしぃーーっ!!」
 と、対戦席で短い手足を、ジタバタとさせて、その全身で無念さを表現するように暴れるが、無情にも"負けは負け"である。

 「ホント残念だったね、ユリア。
 じゃ、今度はアタシが相手だよ!」
 マリーナはアップルジュースをミニスカローブの敗者へ渡してやり、深紅のグローブの両手の指を、バキボキと鳴らしながら言った。

 ラタトゥイユは、ヒョイと腰を浮かせ、純白のガントレットを伸ばして、ユリアの眼前の銅貨を一枚奪い、人指し指と親指とで作った輪っかにはめて、その腫れぼったい左目にあてるようにして掲げ
 「へぇー。君、僕の格別超戦士の無敵の能力を見ておきながら、それでも格別無謀な闘いをしようってのかい?
 いいよー。相手になって上げるよ!
 で、でも、もし僕が勝ったらさ、えーと、その……。
 その格別なるオッパイを指で、ツンツンッてしちゃっても良いかなー?デヘッ!」
 ガントレットの両人指し指を立てて、向かいのマリーナの巨大なバストを差し、舌先で上唇を舐めて「ヌヘヘッ!」と、イヤらしく笑った。

 するとその眼前に、バオッ!ブオッ!と鋼の六角棒が伸びて迫った。

 だが、萎(しお)れて退陣するユリアに代わって対戦席に腰掛けた、金髪を高く結った女戦士は、小さく右手を挙げてそれ等を急停止させ、不敵に笑うと眼帯の反対側、サファイアの左目を閉じ
 「アン、ビス。あんがとー。でも大丈夫だよ。こんなスッケベなガキなんてーのは、負かして泣かしちまえば良いだけさ。
 良いよ!ラタトゥイユ!ツンツンでも何でも好きにしな!
 だけどその代わり、アタシが勝ったら、アンタのオデコをこの双子娘達に、ゴツーン!てやってもらうからね?
 そそっ、さっきのオッサンワーラット達みたいにね!!
 アッハハハハッ!!さぁーて!そんじゃー早速!サクーッ!といこうじゃない!サクーッとねー!?」
 この女らしく、思い切りもよく、その深紅のグローブの右手が水晶球に乗せられた。

 「えっ!?」と額を押さえるラタトゥイユ青年の顔を、下からの稲光と螺旋火柱とが黄色く照り輝かせ、直ぐにマリーナの代理格闘戦士がその盤上に姿を現した。

 その戦士の姿とは……。
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