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美容にもうれしい!ナッツのハチミツ漬け
しおりを挟むおつまみを作ろう!!
ベッドのうえ、クッションを抱きしめながら考えこんでいたクラレンスはそう決めた。
結論がでたからには行動あるのみ、とクッションをぽーん!と枕元に放り投げ、意気揚々と部屋を出た。
首をきょろきょろしながらたったったっと足音を響かす。
「どうしました?」と声をかけてくれるメイドさんたちに「セバスさんはどこですか?」と聞いて教えてもらった場所へと向かう。
「おや、クラレンス様。いかがなさいました?」
「いま大丈夫ですか?ちょっと用意してもらいたいものがあって……」
困ったことがあったとき、頼みごとがあるとき=セバスさんにお願い。の構図がしっかり根付いているクラレンスだった。
頼れる執事様はいつだって優秀なのです。
ロマンスグレーな微笑みを浮かべ「かしこまりました。お任せを」とすぐさまセバスが準備してくれた品が目の前にある。相も変わらず仕事が早い。
用意してもらったのはナッツ類や生肉などだ。
それと小瓶なんかの密閉容器。
クラレンスの目の前の台にはほかにも、厨房にあったチーズや調味料なども並んでいる。
どかーん!と大きな生肉を前にしたクラレンスに、手の空いている料理人さんたちがなにをはじめるのだろうと興味津々で寄ってきた。
「なにを作られるんですか?」
「保存がきくおつまみを何種類かつくろうと思って」
「ほぅ」
おつまみ、ときいて料理経験豊富な料理人さんたちはそれぞれ材料からいくつかのメニューを想像する。
なんとなく目がイキイキしているのは気のせいじゃないだろう。
そんな料理人さんたちの注目の的は、なんといっても大きなブロック肉。
料理長たちの期待がお肉に集中しているのはわかっているが、クラレンスはまずは簡単なものから手をだした。
オーブンを予熱してもらい、クッキングシートを敷いた天板にクルミ、アーモンド、ピーカンナッツ、カシューナッツなどを並べて160℃のオーブンでほんのり色がつくぐらいローストする。
使用するナッツはお好みで、ナッツは無塩のものを使用します。
しっかりと煮沸した小瓶にローストしたナッツをつめ、ハチミツをたっぷり注げばナッツのハチミツ漬けの完成です。
おつまみってしょっぱいものが多いし、しょっぱいものを食べると甘いものを食べたくなったりしますよね。
そしてまたしょっぱいものが食べたくなり……エンドレス。
おつまみとしてはもちろん、パンにのっけたり、ヨーグルトにいれたりしても美味しいです。
見栄えもオシャレ♪
ナッツ類はビタミン、ミネラル、タンパク質も豊富なうえに食物繊維たっぷり!おいしく美容効果も狙えるので女性には特にうれしい一品です。
ハチミツだと味が濃厚すぎて……という方は、ハチミツを少量+メープルシロップで味を調整していただくのもおススメです。
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