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見えない話せない
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此処は魔界を統べる恐ろしい魔王様のお城。
しかし、既に勇者によって、魔王とその直属の部下である四天王と呼ばれる彼らは力の源を封印され無力化された後だった。
あるものは爪を、あるものは牙を、あるものは口を。
そして、四天王最弱といわれる魔女は声を、魔界最強と名高い魔王は目を封じられていた。
「魔王様! 魔女が何か伝えようとしてますよ」
「ん、何だ?」
(目の前でハートを作る仕草)
「何か動いてるのはわかるんだが……わかった! 腹が減ったのか! 直ぐに食事にしよう」
「おい魔女、魔王様は見えないっての。何で動きで伝えようとしてんだ」
(難しい顔で悩んでいる)
――これは魔王のことが好きな魔女と、その周りの彼らのそこそこ平和な日常の記録です。
しかし、既に勇者によって、魔王とその直属の部下である四天王と呼ばれる彼らは力の源を封印され無力化された後だった。
あるものは爪を、あるものは牙を、あるものは口を。
そして、四天王最弱といわれる魔女は声を、魔界最強と名高い魔王は目を封じられていた。
「魔王様! 魔女が何か伝えようとしてますよ」
「ん、何だ?」
(目の前でハートを作る仕草)
「何か動いてるのはわかるんだが……わかった! 腹が減ったのか! 直ぐに食事にしよう」
「おい魔女、魔王様は見えないっての。何で動きで伝えようとしてんだ」
(難しい顔で悩んでいる)
――これは魔王のことが好きな魔女と、その周りの彼らのそこそこ平和な日常の記録です。
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ATTENTION
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