17 / 23
第1章
第2話 オープニングイベント
しおりを挟む
俺はログアウトしてからずっと寝ていた
昼間まで、寝ていた俺は電話によって叩き起こされた
「よお、大岩!お前は手に入れたか!?」
俺の数少ない友人の1人が「Story your make」を手に入れ、電話をしてくれたらしい
「ああ、もちろんさ 昨日から徹夜で並んでたから、ログインした後寝てたんだ」
「よくあの世界に行って、すぐログアウト出来たな……俺達はずっとはしゃいでたぜ」
「俺も最初は驚いてばかりだったんだけどな」
(まあ、嘘ではないしな…)
とお互いの報告をしていて、オープニングイベントを一緒に行かないかと言われたのだが連れがいるからすまないと断った
午後7時、夕方頃にログインしてアルスへ行ってみたら街が祭りのような賑やかになっていた
今日始めたプレイヤー達はかなりの人数がギルドのクエストをこなせるようになっていて、人海戦術の凄さを改めさせられた
(戦っている所を見させてもらったが、ワーハウンドの群れにはパーティーで ワーハウンド1匹でもプレイヤーが複数で対処するなどプレイヤーが沢山いるから出来ることだろう)
俺はサキに集合場所の変更をメールし、時間を潰すことにした
(俺も特訓をしたいが、モンスターのリソースがな……)
今フィールドはとんでもないことなっていた…………
「ヒャッハー!!ワーハウンドがリポップしたぞ!」
「おい!コイツは俺の獲物だぞ!!」
「へっ!ちんたらしてんじゃねーよ!!」
「ヴォイ!!てめぇらどきな!このイズミール様の攻撃を食らいてぇのかぁ!?」
「イズミール お前こそ、俺にあまり近ずかない方がいいぞ!」
「あのプレイヤー強いな……」
俺は1人だけ動きにキレがあるプレイヤーを観察していた
「なになに、アバターネームは「ハイリッヒ・アインザームカイト」だって!?」
(凄い名前だな……)
名前を格好良くするとアバターも強くもなるのかな?
フィールドで時間を潰していると、サキからメールが届き待ち合わせに決めていた集合場所に向かった
「よお、そこの兄ちゃん!ポーションでも買ってかないか?」
そこには露天をしているプレイヤーがいた
アバターネームは「ミッツ」だ
「ポーションか、別に多く持っていても損じゃないしな……いくらだ?」
「1つ100ゴールドで良いぜ!」
(100ゴールドだと!?安い、安すぎる NPCのキャラが売っているポーションは1つ150ゴールドだぞ! すまないが、調べさせてもらうか……)
(なるほど錬金術のスキルで作ったのか、品質は問題ないな いやむしろ高い方だ (これは良い買い物だな)
「1つ100ゴールドか、分かった 売ってもらえるだけ売ってくれないか?」
「あんた良い奴だな!分かった60本くらい売れるんだか持ち金は平気かい兄ちゃん?」
「ああ、ずっとクエストをこなしてたからな」
「へー、兄ちゃん見かけによらず強いんだな!?
今じゃ、モンスターと戦うのも一苦労だからな!」
モンスターは基本1匹を何人かで倒してもアイテムを貰えるのは1人だけなのだ だからミッツはポーションを売ってお金を稼いでいるのだろう
「いや、あんただってポーションの材料を取って来るのだって大変だろ?」
「俺には仲間がな!」
俺がポーション60個で6000ゴールドを支払っているとミッツの仲間らしきプレイヤーがやって来た
アバターネームは「ハルキング」 「カオナシ@まっつん」 「トール」だ
(なるほど、パーティーでお金を稼いでいるのか)
「ミッツどうだ?俺様が作ったポーションは売れたか?」とハルキングさんが声を掛け
「ああ、この兄ちゃんが全部買ってくれたぜ!」
「やっと、武器が強化出来るのかー 結構しんどいなー」とカオナシ@まっつんさん
「まあまあ、ちょっとずつ強くなっていこうよ!」トールさん
俺はミッツさん達と別れサキの所に向かった
「ふふぉいよ!」(遅いよ!)だ
「食べながら、喋んないでくれよ……」
サキは俺が集合場所に居なかったということで少し拗ねているようだ
「なんふぇ、ふふぉかった(ゴクリ)のよ!?」(なんで、遅かったのよ!?)だ
俺は今のフィールドの状態を伝えた
「なるほどね、そんなことになってたのか……」
サキもようやく落ち着いてくれたようだ
「あと、これもやるよ」
俺はさっき買ったポーション10個を渡した
「プレイヤーが売ってたポーションなんだけど、普通の少しより効果が高いんだ」
ポーション(レア度2)
プレイヤーが作った品質の良いポーション 最大HPの25%を回復することが出来る 注:経口摂食ではなく体に掛けた場合は最大HP20%を回復する
「へぇ凄いね!調合で作ると効果が高くなるんだね!!知らなかったよ」
「いや、錬金術のスキルを持っていたからだろう ただ調合しただけじゃ効果は上がらないと思う」
「おやおや、また見たんですかぁ?」
「一応気になってね」
「ああ怖い怖い、オーニシ先生の前では何でも分かっちゃうんですねー」
(まだ、対人戦のこと引きずってるのか……)
「何でも、じゃないと思うけどね」
そんか話をしていたら、大広場に着いた
「へぇー、手が込んでるなぁ」
「何のこと?」
「大広場だけで1万人も入れるかって心配だったんだけど、俺の杞憂だったみたいだ」
大広場に入った瞬間、足元が光り輝き軽く浮遊感を感じ目を開けて見るとそこは
なんと、雲の上だった
昼間まで、寝ていた俺は電話によって叩き起こされた
「よお、大岩!お前は手に入れたか!?」
俺の数少ない友人の1人が「Story your make」を手に入れ、電話をしてくれたらしい
「ああ、もちろんさ 昨日から徹夜で並んでたから、ログインした後寝てたんだ」
「よくあの世界に行って、すぐログアウト出来たな……俺達はずっとはしゃいでたぜ」
「俺も最初は驚いてばかりだったんだけどな」
(まあ、嘘ではないしな…)
とお互いの報告をしていて、オープニングイベントを一緒に行かないかと言われたのだが連れがいるからすまないと断った
午後7時、夕方頃にログインしてアルスへ行ってみたら街が祭りのような賑やかになっていた
今日始めたプレイヤー達はかなりの人数がギルドのクエストをこなせるようになっていて、人海戦術の凄さを改めさせられた
(戦っている所を見させてもらったが、ワーハウンドの群れにはパーティーで ワーハウンド1匹でもプレイヤーが複数で対処するなどプレイヤーが沢山いるから出来ることだろう)
俺はサキに集合場所の変更をメールし、時間を潰すことにした
(俺も特訓をしたいが、モンスターのリソースがな……)
今フィールドはとんでもないことなっていた…………
「ヒャッハー!!ワーハウンドがリポップしたぞ!」
「おい!コイツは俺の獲物だぞ!!」
「へっ!ちんたらしてんじゃねーよ!!」
「ヴォイ!!てめぇらどきな!このイズミール様の攻撃を食らいてぇのかぁ!?」
「イズミール お前こそ、俺にあまり近ずかない方がいいぞ!」
「あのプレイヤー強いな……」
俺は1人だけ動きにキレがあるプレイヤーを観察していた
「なになに、アバターネームは「ハイリッヒ・アインザームカイト」だって!?」
(凄い名前だな……)
名前を格好良くするとアバターも強くもなるのかな?
フィールドで時間を潰していると、サキからメールが届き待ち合わせに決めていた集合場所に向かった
「よお、そこの兄ちゃん!ポーションでも買ってかないか?」
そこには露天をしているプレイヤーがいた
アバターネームは「ミッツ」だ
「ポーションか、別に多く持っていても損じゃないしな……いくらだ?」
「1つ100ゴールドで良いぜ!」
(100ゴールドだと!?安い、安すぎる NPCのキャラが売っているポーションは1つ150ゴールドだぞ! すまないが、調べさせてもらうか……)
(なるほど錬金術のスキルで作ったのか、品質は問題ないな いやむしろ高い方だ (これは良い買い物だな)
「1つ100ゴールドか、分かった 売ってもらえるだけ売ってくれないか?」
「あんた良い奴だな!分かった60本くらい売れるんだか持ち金は平気かい兄ちゃん?」
「ああ、ずっとクエストをこなしてたからな」
「へー、兄ちゃん見かけによらず強いんだな!?
今じゃ、モンスターと戦うのも一苦労だからな!」
モンスターは基本1匹を何人かで倒してもアイテムを貰えるのは1人だけなのだ だからミッツはポーションを売ってお金を稼いでいるのだろう
「いや、あんただってポーションの材料を取って来るのだって大変だろ?」
「俺には仲間がな!」
俺がポーション60個で6000ゴールドを支払っているとミッツの仲間らしきプレイヤーがやって来た
アバターネームは「ハルキング」 「カオナシ@まっつん」 「トール」だ
(なるほど、パーティーでお金を稼いでいるのか)
「ミッツどうだ?俺様が作ったポーションは売れたか?」とハルキングさんが声を掛け
「ああ、この兄ちゃんが全部買ってくれたぜ!」
「やっと、武器が強化出来るのかー 結構しんどいなー」とカオナシ@まっつんさん
「まあまあ、ちょっとずつ強くなっていこうよ!」トールさん
俺はミッツさん達と別れサキの所に向かった
「ふふぉいよ!」(遅いよ!)だ
「食べながら、喋んないでくれよ……」
サキは俺が集合場所に居なかったということで少し拗ねているようだ
「なんふぇ、ふふぉかった(ゴクリ)のよ!?」(なんで、遅かったのよ!?)だ
俺は今のフィールドの状態を伝えた
「なるほどね、そんなことになってたのか……」
サキもようやく落ち着いてくれたようだ
「あと、これもやるよ」
俺はさっき買ったポーション10個を渡した
「プレイヤーが売ってたポーションなんだけど、普通の少しより効果が高いんだ」
ポーション(レア度2)
プレイヤーが作った品質の良いポーション 最大HPの25%を回復することが出来る 注:経口摂食ではなく体に掛けた場合は最大HP20%を回復する
「へぇ凄いね!調合で作ると効果が高くなるんだね!!知らなかったよ」
「いや、錬金術のスキルを持っていたからだろう ただ調合しただけじゃ効果は上がらないと思う」
「おやおや、また見たんですかぁ?」
「一応気になってね」
「ああ怖い怖い、オーニシ先生の前では何でも分かっちゃうんですねー」
(まだ、対人戦のこと引きずってるのか……)
「何でも、じゃないと思うけどね」
そんか話をしていたら、大広場に着いた
「へぇー、手が込んでるなぁ」
「何のこと?」
「大広場だけで1万人も入れるかって心配だったんだけど、俺の杞憂だったみたいだ」
大広場に入った瞬間、足元が光り輝き軽く浮遊感を感じ目を開けて見るとそこは
なんと、雲の上だった
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
けもみみ幼女、始めました。
暁月りあ
ファンタジー
サービス終了となったVRMMOの中で目覚めたエテルネル。けもみみ幼女となった彼女はサービス終了から100年後の世界で生きることを決意する。カンストプレイヤーが自由気ままにかつての友人達と再開したり、悪人を倒したり、学園に通ったりなんかしちゃう。自由気ままな異世界物語。
*旧作「だってけもみみだもの!!」 内容は序盤から変わっております。
アルケミア・オンライン
メビウス
SF
※現在不定期更新中。多忙なため期間が大きく開く可能性あり。
『錬金術を携えて強敵に挑め!』
ゲーム好きの少年、芦名昴は、幸運にも最新VRMMORPGの「アルケミア・オンライン」事前登録の抽選に当選する。常識外れとも言えるキャラクタービルドでプレイする最中、彼は1人の刀使いと出会う。
宝石に秘められた謎、仮想世界を取り巻くヒトとAIの関係、そして密かに動き出す陰謀。メガヒットゲーム作品が映し出す『世界の真実』とは────?
これは、AIに愛され仮想世界に選ばれた1人の少年と、ヒトになろうとしたAIとの、運命の戦いを描いた物語。
運極さんが通る
スウ
ファンタジー
『VRMMO』の技術が詰まったゲームの1次作、『Potential of the story』が発売されて約1年と2ヶ月がたった。
そして、今日、新作『Live Online』が発売された。
主人公は『Live Online』の世界で掲示板を騒がせながら、運に極振りをして、仲間と共に未知なる領域を探索していく。……そして彼女は後に、「災運」と呼ばれる。
Ancient Unfair Online ~万能武器ブーメラン使いの冒険記~
草乃葉オウル
ファンタジー
『Ancient Unfair Online(エンシェント アンフェア オンライン)』。
それは「不平等」をウリにした最新VRMMORPG。
多くの独自スキルやアイテムにイベントなどなど、様々な不確定要素が織りなすある意味自由な世界。
そんな風変わりな世界に大好きなブーメランを最強武器とするために飛び込む、さらに風変わりな者がいた!
レベルを上げ、スキルを習得、装備を強化。
そして、お気に入りの武器と独自の戦闘スタイルで強大なボスをも撃破する。
そんなユニークなプレイヤーの気ままな冒険記。
※小説家になろう様にも投稿しています。
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
ーOnly Life Onlineーで生産職中心に遊んでたらトッププレイヤーの仲間入り
星月 ライド
ファンタジー
親友の勧めで遊び、マイペースに進めていたら何故かトッププレイヤーになっていた!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注意事項
※主人公リアルチート
暴力・流血表現
VRMMO
一応ファンタジー
もふもふにご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる