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しおりを挟むはあはあと熱い息を吐きながら、体の熱を逃がそうともがく
金持ちの道楽か何か知らないが、ジプシーを適当に遊んで捨てるのは昔からまあまああることだ。なるべく傷つけられず早く飽きて放り出してもらうしかない
胸糞だが、母親がこんな目に遭わなくて良かったと思うしかない
首につけられた首輪の鎖を引かれ、犬のように扱われて右脚をターズの大きな手に掴まれて肩に担がれる
「ほら、ちんちんしないと。何て言うんだった?腰もちゃんとふりふりして?」
「あ、ターズ様のおちんちんいれてください…」
もうここは脳死だ。脳死で言葉を繰り返して耐えるんだ
「エロガキめ、ちんちんされて喜ぶ変態が」
ぐちゅうと入ってくるターズの熱い勃起したペニスは内壁を擦り上げながら、ぐりぐりと奥まで差し入れられて、堪らずターズに抱きついて唇を結ぶ
叫んでたまるかと耐えているとターズがぴちゃぴちゃと乳首を舐めながら、やらしく腰を回す
「あぐっ、ふっ、やめっ、んぁっ、ターズ、様ぁ!」
「よしよしヤージャ、お散歩に行こうね。大丈夫、ヤージャが粗相をしないように、ちゃん後ろからぱこぱこしてあげるから」
「ひっ、やだぁ、うっ、ぐっ」
持ち上げられて、後ろから突き上げられながら抱っこされ庭に出ると、綺麗な庭園の真ん中でお茶の準備がされていた
花が飾られ色とりどりのお菓子が並べられているのに、ターズは俺の口を大きな手で塞ぎグチュグチュと下から緩く突き上げながらじゅうと首元を吸った
「ふふ、可愛いなぁ。ヤージャのお尻ひくひくしながら引き攣れて…このままパンパンしたらどうなるのかな?」
悔しすぎて泣いていると、目の前にぬっと大きな影ができる
「王弟陛下、陛下がその…ジプシーを連れてくるようにと仰せです」
大きな騎士は、なかなか美形で近衛兵は顔で選ばれていると揶揄されるだけある
騎士は、俺が何をされているのか解っているらしく、視線を外す
「ふん、プンパ、貴様、兄上がご存知とは…どこから漏れたんだ?兄上には渡さないと伝えておけ」
ぬこぬこと腰を動かされ、悲鳴にならない声をあげていると、プンパと呼ばれた騎士は顔を真っ赤っかにしながら下がる
「連れて行けるようになるまで、お待ちします」
敬礼するプンパを忌々しそうに見ながら、ターズはぎゅうと後ろから抱きしめながら両手で両乳首を指の腹で掠める
「ヤージャ、浮気はダメだからね?兄上に迫られても拒否できるね?」
「はっ、あっ、んぅっ、する、ちゃんとするからっ、紐、とって、も、やだぁ…」
「だめだよ、雌イキ以外しないの。雄を使って射精したらお仕置きするから」
ほんとに、クソ
心の中で悪態をつきながら、えぐい突き上げに声が漏れる
ぶるぶると気持ちよさそうに身震いしながら、中で出されて殺意しか湧かない
自分の喉から出る甘えるような声に嫌気がさしながら、びくんびくんと身体が痙攣し、前を使わなくてもいけるようになっていて涙が出る
ふー、と息を吐いてターズに衣服を直されて、片腕だけ持ち上げられて騎士のプンパに引き摺られながら、狂気のお茶会を後にしたのだった
心配そうに見送るターズに心の中でだけ中指を立てた
ほんとに、まじで早く捨ててほしい
ターズが王族なんて誤算もいいところだ
申し訳なさそうなプンパにも腹が立つ
ところで息も絶え絶えなのに今から謁見なのだが、俺は礼儀作法とか知らないんだが大丈夫なのだろうか
。
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