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しおりを挟む「……いたっ、ちょっ、痛い…」
痛みが走る腕を振り払おうとしたが、そのまま泣きそうな顔をしたミネルバは、ぎゅうとネロを抱きしめてきて、首筋に鼻を埋めた
急な行動についていけなくて、ネロが目を白黒させていると、ミネルバの形の良い唇が首筋を食むようになりぎゅうと抱きしめられる
「……あの男とどういう関係だ?触らせ過ぎではないか?」
くすぐる様にネロの下半身を撫でながら、器用にネロの服を脱がしていく
抵抗せずにされるがままになっていると、ギラギラとしたミネルバの目と合った
恐らく、大橋とのじゃれ合いを何処かから見ていたのだろうが、今日のミネルバはプーアール嬢とイチャイチャしていたので、お互い様ではないかと言いたい
しかし、責めるにはネロの立場はしっかりしていなく、しかもプーアール嬢がミネルバの婚約者で永年の想い人の可能性もあるわけで
その可能性にズキズキと胸が痛む
唇を噛んで俯いたネロをどうとったのか、ミネルバは乱暴に寝台に押し倒して、のしかかってくる
果たして、この行為にも意味があるのかすらネロにはわからない
動きに反して優しい手つきでネロの体をまさぐりながら、ミネルバは自分の着ていた軍服も脱いでいく
筋肉質な逞しい肉体は鍛えられており、中世の彫刻の様に美しい
顔も美しいミネルバに、ふと自分とは釣り合いがとれていないと、今日見たプーアール嬢と並んだミネルバと比べてしまってネロは恥ずかしい気持ちでいっぱいになった
なんて恥ずかしい勘違いなのだろうか
ミネルバにとって自分は奴隷で何ものでもなく、ただ命の恩人だから一緒にいるだけで
奴隷だからこそ、こういう行為も躊躇いなくできる遊びなのではないだろうか?
そう考えただけで、ミネルバの指や舌の動きに反応し、昂ぶっている自分が憐れで、可哀想に思えてきた
ミネルバのやる事なす事全て許してきた
酷いことされても、酷い言葉も
涙が溢れる
ミネルバの舌をねだるように唇を合わせ、飢えているかのように舌を絡め合う
ミネルバの首に腕を回し、太腿で反応しているミネルバの下半身を擦る
酸欠になりそうなくらい唇を食み合い、ミネルバの大きな手や舌が、胸や尻を舐める
四つん這いにさせられ、舌を捩じ込まれながら気の遠くなりそうな時間ねぶられ、自分の腹に何度も達して白濁を吐き出す
腰がびくんびくんと痙攣するのを笑われながら変態と謗られる
何度も舐めしゃぶられて麻痺しそうなくらい痺れを伝える乳首を指の腹で擦られながら、ミネルバの大きなブツが尻穴に当てられ、腰がカクカク動いてしまうのを尻をぱちんと叩かれて、一気に挿入された
「ううう!ぐっ!ひっ、ん、あっ、ああっ!気持ちいい、気持ちいいよぉ!」
「気持ちいい?良かった…。ほら、ここ好きだよね?ネロをこんなに気持ちよくできるのは私だけだよ?」
腰を押さえつけられ激しいピストンに、嬌声が止まらない
パンパンと乾いた音が室内に響く
背中を舐め、乳首をいじくられながら、尻を掘られる
その日のミネルバはかなりしつこく、もう力なく色のない先走りを零し悲鳴を上げるネロに何度も擦り上げ、股を開き、上の女の部分も犯し、中に塗り込むように射精する
「も、も、や、ちんぽ、しないで…うっ、うう…やぁ!」
「んー?気持ち良すぎてやなの?可哀想にねぇ…よしよし…」
何度も可哀想と言いながら、ミネルバは硬さを失わないグロくでかいブツをネロに押し込んでくる
「ひぃいい!!や、やぁあ!も、無理!ダメェ…!」
最初と変わらない力強さで突かれ、抵抗できないようにか、ぎゅうと抱きしめられる
「ネロ!ネロ…好きだ、愛してる…」
耳元で囁かれ意識も遠いのに、体をゆさぶられる
ただ、嘘つきとぼんやり思いながら、ネロの意識はホワイトアウトしていった
。
。
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