クロネコ魔法喫茶の推理日誌

★魔法使いの少女と魔法が使えない変人が織りなす、ファンタジーの皮を被った日常系ミステリー。ロジカルな思考は異世界の魔法だろうと凌駕する。そしてクロネコは今日も気ままに元気です。
★<第3話 裏返された三角形>
★一風変わったお客様。彼が帰った後のテーブルを前に、私は首を傾げます。
「むむむ?」
★いつもよりもちょっとだけ慌ただしいお店の中で、私が見つけた小さな違和感。気にしなければ良いだけなのに、なぜだか妙に気になります。
★魔法喫茶の日常で、奇人変人が語り上げる毎度毎度のとんでも推理。果たして今日は、どんな世迷い言を言い出すつもりなのやら。
★「どうだい、見えない部分にまでこだわったんだよぉ!」(リニア談)
★<第2話 書棚の森の中ほどで>
★「ごめんくださいませ」 
★大量の蔵書を誇る魔法喫茶店。本日最後にその扉を開けたのは、ちょっと一息なお客様ではなく── 
★「これでも当店は喫茶店ですので」 
★「あわよくば、私を巻き込もうとしているのが見え見えだねぇ」 
★どこぞのお嬢様が持ち込んできた、ちょっと不思議な本探し。今日も今日とてこのお店では、変人の奇天烈推理が場を荒らしまくる。 
★<第1話 役に立たない金のメダル>
★古い魔法店を改装した喫茶店。その店にはひと時の憩いを求める来店客以外にも、色々な騒動が持ち込まれる。こともたまにあるかもしれない。
★「毎日のように給仕や司書の真似事ばかり。たまには本職のお仕事とか来ませんかね?」(魔法使い談)
★「私は魔法と言うものに縁がないらしいからね」
★「最初の頃は、妙な魔法でも使ってるのかと勘ぐってましたね」(魔法使い談)

★お楽しみいただければ幸いです。
24h.ポイント 85pt
1
小説 11,113 位 / 192,157件 ミステリー 73 位 / 4,332件

あなたにおすすめの小説

母からの電話

naomikoryo
ミステリー
東京の静かな夜、30歳の男性ヒロシは、突然亡き母からの電話を受け取る。 母は数年前に他界したはずなのに、その声ははっきりとスマートフォンから聞こえてきた。 最初は信じられないヒロシだが、母の声が語る言葉には深い意味があり、彼は次第にその真実に引き寄せられていく。 母が命を懸けて守ろうとしていた秘密、そしてヒロシが知らなかった母の仕事。 それを追い求める中で、彼は恐ろしい陰謀と向き合わなければならない。 彼の未来を決定づける「最後の電話」に込められた母の思いとは一体何なのか? 真実と向き合うため、ヒロシはどんな犠牲を払う覚悟を決めるのか。 最後の母の電話と、選択の連続が織り成すサスペンスフルな物語。

雨の向こう側

サツキユキオ
ミステリー
山奥の保養所で行われるヨガの断食教室に参加した亀山佑月(かめやまゆづき)。他の参加者6人と共に独自ルールに支配された中での共同生活が始まるが────。

変人の姉と、沼に引きずり込まれそうな僕。

草薙ユイリ
ミステリー
「私、知りたがりなんで」――変人気質の13歳の少女、暗狩四折(くらがりしおり)。 自分の弟・翔太をも巻き込まんで事件に手を付け、解決、また手を付け、また解決してゆく。 天才がもたらす、数奇なハウダニット冒険譚! 狂った彼女が、また動き出す―――― (どのエピソードからも読めます。でも最初から読んでほしいです)

友よ、お前は何故死んだのか?

河内三比呂
ミステリー
「僕は、近いうちに死ぬかもしれない」 幼い頃からの悪友であり親友である久川洋壱(くがわよういち)から突如告げられた不穏な言葉に、私立探偵を営む進藤識(しんどうしき)は困惑し嫌な予感を覚えつつもつい流してしまう。 だが……しばらく経った頃、仕事終わりの識のもとへ連絡が入る。 それは洋壱の死の報せであった。 朝倉康平(あさくらこうへい)刑事から事情を訊かれた識はそこで洋壱の死が不可解である事、そして自分宛の手紙が発見された事を伝えられる。 悲しみの最中、朝倉から提案をされる。 ──それは、捜査協力の要請。 ただの民間人である自分に何ができるのか?悩みながらも承諾した識は、朝倉とともに洋壱の死の真相を探る事になる。 ──果たして、洋壱の死の真相とは一体……?

探偵はバーマン

野谷 海
ミステリー
とある繁華街にある雑居ビル葉戸メゾン。 このビルの2階にある『Bar Loiter』には客は来ないが、いつも事件が迷い込む! このバーで働く女子大生の神谷氷見子と、社長の新田教助による謎解きエンターテイメント。 事件の鍵は、いつも『カクテル言葉』にあ!? 気軽に読める1話完結型ミステリー!

せどり探偵の事件

崎田毅駿
ミステリー
せどりを生業としている瀬島は時折、顧客からのリクエストに応じて書籍を探すことがある。この度の注文は、無名のアマチュア作家が書いた自費出版の小説で、十万円出すという。ネットで調べてもその作者についても出版物についても情報が出て来ない。希少性は確かにあるようだが、それにしてもまったく無名の作家の小説に十万円とは、一体どんな背景があるのやら。

パラダイス・ロスト

真波馨
ミステリー
架空都市K県でスーツケースに詰められた男の遺体が発見される。殺された男は、県警公安課のエスだった――K県警公安第三課に所属する公安警察官・新宮時也を主人公とした警察小説の第一作目。 ※旧作『パラダイス・ロスト』を加筆修正した作品です。大幅な内容の変更はなく、一部設定が変更されています。旧作版は〈小説家になろう〉〈カクヨム〉にのみ掲載しています。

没落貴族イーサン・グランチェスターの冒険

水十草
ミステリー
【第7回ホラー・ミステリー小説大賞奨励賞 受賞作】 大学で助手をしていたテオ・ウィルソンは、美貌の侯爵令息イーサン・グランチェスターの家庭教師として雇われることになった。多額の年俸と優雅な生活を期待していたテオだが、グランチェスター家の内情は火の車らしい。それでもテオには、イーサンの家庭教師をする理由があって…。本格英国ミステリー、ここに開幕!

処理中です...