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第四章 パーティーを組もう
4-17 ふたりで再アタック
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「どうだった?」
10階層攻略を終えて屋台に来たデルフィに、アタックの結果を確認する。
「酒くっさ! あなたも飲んでるの?」
俺が口を開くなり、デルフィは顔をしかめる。
どうやらガンドルフォさんや他の冒険者に乗せられて、結構飲んでしまったらしい。
面目ない……。
「まぁ、その、付き合いで……。で、ミノタウロス、どうだった?」
「別に。いままでのボスと同じで、向こうの射程外から撃ちまくって終わりよ」
「……容赦ないよね」
「油断して死ぬよりはマシでしょ」
ミノタウロスより遙かに弱いグレイウルフに後れを取ったことを思い出してか、デルフィが苦い表情を浮かべる。
俺が偉そうにいうのもなんだけど、彼女も冒険者として成長してるみたいだな。
「疲れてる?」
「全然」
「じゃ、ふたりで行ってみる?」
酔っているおかげか、そんな誘い文句が自然と口から流れ出た。
「……あなた酔ってるんでしょ?」
「こんなもんは《下級自己解毒》で……、ほらスッキリ」
解毒が二日酔いに効くって話は聞いてたんで、試しに使ってみたら一気に酔いが覚めた。
「おうおうショウスケェ!! なーに酔い覚ましてんだよぉ!!」
とガンドルフォさんが絡んでくる。
「すんません。これからデルフィと一戦やってくるんで」
「一戦……? これかぁ!?」
とニヤニヤしながら卑猥な手の形を作る。
そういうの、やっぱこっちの世界でも共通なのかよ……。
「ば……馬鹿じゃないの!?」
デルフィが顔を真赤にして抗議するが、こういう酔っぱらいにそんなこと言っても喜ぶだけなんだよなぁ、どうせ。
「あ、あのですね、ふたりとも10階層の規制解除できたんで、もう一回ミノタウロス倒しに行こうってだけですから」
くそう、俺まで恥ずかしくなってきたよ。
もうちょっとだけ酔ってればよかったかも。
「そうかそうか。じゃあサクッとやって帰ってこいやぁ」
「あー、はい。いってきます」
酔っ払いどもを放置し、デルフィとダンジョンへ向かう。
「おう、早速再アタックか。もしかしてふたりで行くのかい?」
「ええ」
「しかし、まだふたりとも冒険者ランクがEのままだから、11階での規制になるがいいか?」
「ええ、いいですよ。今回は連携を試すのに、1フロア攻略だけで考えてますから」
「わかった。じゃあ行ってきな」
**********
「ショウスケ、遅い!」
「ちょ……ま……」
森のエルフ、舐めてました。
なんなのあれ? 猿なの?
木の上から1回も下りず、枝のしなりとか利用してポンポン跳んでいくんだぜ?
こちとら、デコボコの地面を木や草をかき分けて走ってるもんだから、全然追いつかないよ。
魔物が出ても、デルフィがサクサク倒していくもんだから、俺は完全に魔石やドロップアイテムを拾う係になってる。
っていうかさ、跳びながら動く標的を射抜くって、どんな神業?
あれで身体能力に劣るハイエルフだっていうんだから、驚きだよ。
結局、10分とかからず迷路施設にたどり着いた。
「ゼェ……ゼェ……。ごめん……ちょい休憩」
「情けないわね」
デルフィ、あれだけ跳び回ってたのに、息も切れてないや。
たぶん、木の枝のしなりなんかを上手く利用して、身体の力をあまり使わないようにしてたんだと思うけど、真似しようったってできるもんじゃないよな。
入り口で10分ほど休憩し、迷路に入った。
迷路の中も楽だった。
さすがにさっきみたいな森の人無双とまではいかんが、デルフィが見敵必殺とばかりに、モンスター出現直後に《矢》を放っていき、俺は残りを適当に倒していく、って感じでサクサク進める。
さっっき森の人無双を見てるもんだから、もう完全に信頼できるんだよね。
なので、俺の脇をすれすれで《矢》が飛んでいっても全然平気。
先制攻撃のあとは、上手いこと俺をフォローする感じで援護してくれるもんだから、効率の良さが半端ない。
1+1は2じゃねぇ200だ! 10倍だぞ、10倍!! の世界なんよ、マジで。
「200だと100倍でしょうが」
「いや、そういうネタだから冷静につっこまないで……」
迷路施設の入り口が前回と違ったが、それでもマップがあるうえに、なんとデルフィは地図が読める女性なので、これまた楽勝だった。
俺が地図とにらめっこしてたらすぐに「ここはそれだから、つぎ左ね」みたいにサポートしてくれて、ナビ役としても超優秀。
てなわけで30分とかからず迷路を制覇し、ボス部屋へ。
事前の打ち合わせ通り、部屋に入るなり俺は全力ダッシュ。
光の粒子が集まり、ミノタウロスが実体化するやいなや、俺の脇を抜けて《雷矢》が飛び、ミノタウロスの右膝を撃ちぬく。
訓練用ゴーレムを爆算させる《矢》だけあって、敵の膝は完全に砕かれた。
「ヴモオオォオォォ……」
悲鳴のような叫びを上げて膝をつくミノタウロス。
ガクン、とさがってきた首筋に刺突の連撃を加え、頸動脈を貫く。
ひとりのときも苦戦したわけじゃないけど、そこそこ手間取った相手なんだよな。
それを秒殺とはね。
「ほんと、200倍くらい楽勝だよ」
首から噴水のように血しぶきを上げ、ミノタウロスの体はさらに傾いた。
長柄の斧を杖のようにして体を支えたが、ほどなく斧が消滅し、ミノタウロスはその巨体を石床に横たえた。
10階層攻略を終えて屋台に来たデルフィに、アタックの結果を確認する。
「酒くっさ! あなたも飲んでるの?」
俺が口を開くなり、デルフィは顔をしかめる。
どうやらガンドルフォさんや他の冒険者に乗せられて、結構飲んでしまったらしい。
面目ない……。
「まぁ、その、付き合いで……。で、ミノタウロス、どうだった?」
「別に。いままでのボスと同じで、向こうの射程外から撃ちまくって終わりよ」
「……容赦ないよね」
「油断して死ぬよりはマシでしょ」
ミノタウロスより遙かに弱いグレイウルフに後れを取ったことを思い出してか、デルフィが苦い表情を浮かべる。
俺が偉そうにいうのもなんだけど、彼女も冒険者として成長してるみたいだな。
「疲れてる?」
「全然」
「じゃ、ふたりで行ってみる?」
酔っているおかげか、そんな誘い文句が自然と口から流れ出た。
「……あなた酔ってるんでしょ?」
「こんなもんは《下級自己解毒》で……、ほらスッキリ」
解毒が二日酔いに効くって話は聞いてたんで、試しに使ってみたら一気に酔いが覚めた。
「おうおうショウスケェ!! なーに酔い覚ましてんだよぉ!!」
とガンドルフォさんが絡んでくる。
「すんません。これからデルフィと一戦やってくるんで」
「一戦……? これかぁ!?」
とニヤニヤしながら卑猥な手の形を作る。
そういうの、やっぱこっちの世界でも共通なのかよ……。
「ば……馬鹿じゃないの!?」
デルフィが顔を真赤にして抗議するが、こういう酔っぱらいにそんなこと言っても喜ぶだけなんだよなぁ、どうせ。
「あ、あのですね、ふたりとも10階層の規制解除できたんで、もう一回ミノタウロス倒しに行こうってだけですから」
くそう、俺まで恥ずかしくなってきたよ。
もうちょっとだけ酔ってればよかったかも。
「そうかそうか。じゃあサクッとやって帰ってこいやぁ」
「あー、はい。いってきます」
酔っ払いどもを放置し、デルフィとダンジョンへ向かう。
「おう、早速再アタックか。もしかしてふたりで行くのかい?」
「ええ」
「しかし、まだふたりとも冒険者ランクがEのままだから、11階での規制になるがいいか?」
「ええ、いいですよ。今回は連携を試すのに、1フロア攻略だけで考えてますから」
「わかった。じゃあ行ってきな」
**********
「ショウスケ、遅い!」
「ちょ……ま……」
森のエルフ、舐めてました。
なんなのあれ? 猿なの?
木の上から1回も下りず、枝のしなりとか利用してポンポン跳んでいくんだぜ?
こちとら、デコボコの地面を木や草をかき分けて走ってるもんだから、全然追いつかないよ。
魔物が出ても、デルフィがサクサク倒していくもんだから、俺は完全に魔石やドロップアイテムを拾う係になってる。
っていうかさ、跳びながら動く標的を射抜くって、どんな神業?
あれで身体能力に劣るハイエルフだっていうんだから、驚きだよ。
結局、10分とかからず迷路施設にたどり着いた。
「ゼェ……ゼェ……。ごめん……ちょい休憩」
「情けないわね」
デルフィ、あれだけ跳び回ってたのに、息も切れてないや。
たぶん、木の枝のしなりなんかを上手く利用して、身体の力をあまり使わないようにしてたんだと思うけど、真似しようったってできるもんじゃないよな。
入り口で10分ほど休憩し、迷路に入った。
迷路の中も楽だった。
さすがにさっきみたいな森の人無双とまではいかんが、デルフィが見敵必殺とばかりに、モンスター出現直後に《矢》を放っていき、俺は残りを適当に倒していく、って感じでサクサク進める。
さっっき森の人無双を見てるもんだから、もう完全に信頼できるんだよね。
なので、俺の脇をすれすれで《矢》が飛んでいっても全然平気。
先制攻撃のあとは、上手いこと俺をフォローする感じで援護してくれるもんだから、効率の良さが半端ない。
1+1は2じゃねぇ200だ! 10倍だぞ、10倍!! の世界なんよ、マジで。
「200だと100倍でしょうが」
「いや、そういうネタだから冷静につっこまないで……」
迷路施設の入り口が前回と違ったが、それでもマップがあるうえに、なんとデルフィは地図が読める女性なので、これまた楽勝だった。
俺が地図とにらめっこしてたらすぐに「ここはそれだから、つぎ左ね」みたいにサポートしてくれて、ナビ役としても超優秀。
てなわけで30分とかからず迷路を制覇し、ボス部屋へ。
事前の打ち合わせ通り、部屋に入るなり俺は全力ダッシュ。
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訓練用ゴーレムを爆算させる《矢》だけあって、敵の膝は完全に砕かれた。
「ヴモオオォオォォ……」
悲鳴のような叫びを上げて膝をつくミノタウロス。
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