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3.※教室で王子と。
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机の上に押し倒されて、昨日ばれてしまった弱点である臍をこれでもかと舐められる。
「や、やめてください、王子っ!」
でも机に乗っているのが腰の部分だけという不安定なこの体勢では、思うように抵抗なんてできるはずがない。
いやいやと動ける範囲で弱々しく抵抗するのが関の山。
そんな俺をガイナー王子はわかりながら楽し気に虐めてきたのだ。
「いやっ、いやだ…っ!」
昨日に引き続き反応してしまう俺の浅ましい息子。
そんな俺の息子を王子はズボン越しに指で辿ったりクリクリと弄んだりしてくるからたまらない。
この状態でイかされでもしたら下着だけじゃなく制服のズボンまでシミができてしまう。
だから俺は必死にやめてもらえるよう訴え続ける羽目に。
「お、ぅじ…、お願いです。もう許してくださいっ…」
「こんな悪いことをしたお前を許せと?」
そう言いながら床にバラまかれた教科書の残骸へとチラリと目を向ける王子。
「うっうぅっ…。ちゃんと教科書は弁償して反省もしますからっ…」
「教科書を弁償するのは当然だが…反省の方は信用できないな。昨日も反省すると言ったくせに全く反省していなかっただろう?」
それを言われると非常に痛いが、でも本当にこのままだとマズいのだ。
なんとか説得しないといけない。
「も…二度と彼女の私物にこんなこと、しませんからっ…」
「それを信じろと?全く信用できないな」
「お願…ぃします。このままだと制服が…っ」
「ああ。恥ずかしい格好で帰るのが嫌だからそんなに必死だったのか。なるほど?」
『それならこちらのほうがじっくり反省を促せるな』と言って、王子はまた俺の下半身から全部服を取り払ってしまう。
そして俺の手を取り立ちあがらせると、そのまま窓の方へと連れていき、今のこの恥ずかしい姿を誰にも見せたくないならできるだけ声を我慢するよう言い聞かせられた。
一体何が始まるのかは知らないけど、どうせまた写真撮影でもして脅す気なんだろうと軽く考えていた俺。
なのに始まったのはそんなものじゃなかった。
窓の方を向いて尻はこちらに向けるようにと言われたから素直に従ったのだけど、それと同時にタラリと何か液体が垂らされたのだ。
「まさか先程イアードから没収したこれを俺が使うことになるとはな」
王子がポツリとそんなことを言ってくる。
イアードというのは王子と同じく生徒会メンバーで確か書記だったように思う。
婚約者はおらず、男女問わずモテる男だと聞いたことがあった。
そんな相手から没収したもの…。なんだか嫌な予感がする。
そう思ったのも束の間。王子の指がゆっくりと俺の尻穴のふちを辿った。
「ひ……っ?!」
「ジェレミー。知っているか?男同士ではここを使うらしいぞ?」
俺の耳元に囁きを落としながらクニクニと入り口をほぐし始める王子。
しかも俺を逃がさないように背後から俺を抱きかかえるような体勢でやり始めたからたまったものではない。
ジワリジワリとほぐされて、気づけば指を一本中へと受け入れさせられていた。
そんな中、俺は両手で口を押さえながら未知の経験に身を震わせて耐えるしかない。
指の根元まで深く挿れられ、ゆっくりと何かを確かめるように引き抜きながら探られる内部。
何度も何度も出し入れしながらそれは続けられて、ある一点を押されたところで俺の口から甘い声が飛び出した。
「はぁ…んっ」
「……ここか」
そこからは執拗にそこを重点的にトントンと軽くノックされたりグリグリ強めに押されたりしてひたすら虐められた。
「やっ!王子っ…!」
気づけば昨日散々虐められた乳首も片手で虐めながら下に挿れられた指も増やされていて、ひたすら王子の手で好きなように弄ばれているという状況に陥ってしまう。
「あっ…やめっ…、はぁ…はぁ…ん…」
「あぁ…ジェレミー。最高だな」
何が最高なんだろう?
すぐに反抗するから虐め甲斐がある奴ってことか?
王子は躾の時間だって言っていたし、そのせいなのかもしれない。
でもこれは果たして躾になっているんだろうか?
気持ちよくなったらダメなんじゃないか?
「ジェレミー。挿れるぞ?」
正直そう聞かれた時には既にだいぶ翻弄され過ぎてイきたいけどイけない状態にまで高まってしまっていて、頭がぼんやりしていたんだ。
だから王子の言っている意味が全く分かっていなかった。
そんな俺をわかっているのかいないのか、王子はゆっくりとその熱を俺へと沈めてきた。
ズズッ…。
「あ…あぁあっ…」
圧倒的な存在感が俺の中に入り込んでくる感覚に身の内が震えてしまう。
「くっ…ジェレミー。力を抜け」
「は…はぁっ、あぁっ…」
初めての感覚に思わず体に力が入ってしまう俺に舌打ちし、王子が俺のあごに手をやって無理矢理振り向かせるような体勢を取らせてそのまま唇を塞いでくる。
与えられたのは初めてのディープキス。
舌を絡めて吸い上げるような濃厚なキスに翻弄されて勝手に身体から力が抜けていく。
(すご…く、気持ちいい……)
「あ…はぁ…ん…」
そうして王子はそのタイミングを見計らうが如く口づけを交わし、そのまま奥まで一気に腰を進めてきた。
ズプッと音を立て、衝撃と共に俺の中へと収められた王子の男根は大きくて、とても指では届かない奥までしっかりと入り込んだと言っても過言ではない。
そしてその衝撃で、俺は先程まで燻っていた熱が一気に発散されたのを感じた。
「ん────ッ!」
ピクピクと震える身体。
吐き出される白濁。
生まれて初めて感じた、頭が真っ白になるほどの快感の頂点。
そんな俺を抱きとめて王子がそっと耳元へと囁いてくる。
「……イッたのか?」
それはまさに『挿れられただけで?』という問いかけそのもので、羞恥を抱かずにはいられない言葉だった。
「ふ…うぅ…」
あまりにも居た堪れなくて思わずポロポロと涙をこぼしてしまう俺。
でもそんな俺に何を思ったのか王子は優しくキスをしてくれて、『可愛いな』と言いながら腰を振り始めた。
パンパンッと奥を穿つように王子が俺を犯しにかかる。
でもそれがあまりにも気持ちよくて俺は思わず甘い声を上げた。
「はぁんっ!な…んでっ…?気持ちいっ…よぉ…っ」
「ジェレミー…ッ!」
立ったまま繋がり、王子は強く求めるように俺を抱きしめキスをする。
それからブルッと震えたかと思うと王子は俺の中へと熱い飛沫を吐き出した。
「や…あぁ…。俺…女じゃないのにっ…」
こんなの間違ってる。
そう思うのに王子の脈打つ熱い楔が気持ち良すぎてたまらなくて、戸惑いを隠せなかった。
そんな俺に王子が色っぽい笑みを向けながら言ってくる。
「どうやらお前はこちら方面はかなり弱そうだな。しっかり躾けないと危険極まりない」
それから尻穴の浅いところをちゅぽちゅぽ出し入れされながら、何度も王子以外のものはここに挿れないようにと言い聞かされた。
何故?────そう思ったのは僅かな時間だった。
だってあまりにも焦れったくて仕方がなかったんだ。
王子の言葉に何度もコクコク頷いて、早く奥まで挿れてと尻穴をキュッと締めつけながら懇願してしまう。
そうしたら舌打ちと共に『本当にけしからん奴だ』と叱られたけど、ずっと生殺し状態にされて耐え難かったのだから許してほしい。
「そんなに俺が欲しいのか?」
「欲しい…です」
「なら今後は嫌がらせは一切するな。わかったな?」
なるほど。これはそれを分からせるためだったのかと納得がいって、俺は素直に頷いた。
「それと、俺以外の男とは絶対に寝るなよ?絶対だ」
「んぁっ…。は…い…」
俺なんかを抱こうとする男なんているとは思えないし、王子だって聞き分けのない俺を躾けようとしなければ、わざわざこんな手段はとらなかったんじゃないだろうか?
いずれにせよ俺は将来的に嫁を貰う立場だし、ここは頷いても全く問題はないと思って素直に返事を返した。
それと同時に王子が良い子だと言わんばかりにグッと腰を進めてきて、焦がれていたものを与えられた俺はまた挿れられただけで達してしまう。
「おぅ…じ…っ、王子ぃ…っ!」
目の前がチカチカして身体全体が悦んでいるのを嫌でも感じさせられる。
「くっ…ジェレミー、そんなに締めつけるなっ」
そう言いながら王子も二度目の精を俺の中へと吐き出した。
その後も王子は俺に挿れっぱなしのまま行為を続け、『好きなだけ乱れろ』と言われながら犯されてしまった。
「ジェレミー。大丈夫か?」
「う……」
やっとのことで終わった後、大丈夫かと問われてもすっかり蕩け切った俺は立つことさえできそうになくて、不安げに王子を見つめることしかできなかった。
(このまま放置されたらどうしよう?)
そんな俺を見て王子が小さく息を吐き、手早く俺に服を着せてくれる。
「大丈夫だ。ちゃんと部屋には連れて行ってやる」
そう言って教室の鍵を開け、俺を抱き上げながら寮の部屋まで運んでくれる王子。
こういうところは生徒会長らしく面倒見がいいなと思わなくはない。
そもそもどうしてこんなことになったんだっけ?
俺にはいまいちよくわからなかった。
「少し休んでからシャワーを浴びろ。後で食事と…様子も見に来てやる」
『幸い部屋も近いしな』と言って王子は部屋から出て行ったから、俺はホッとしながらそのまま気絶するように眠りについた。
「や、やめてください、王子っ!」
でも机に乗っているのが腰の部分だけという不安定なこの体勢では、思うように抵抗なんてできるはずがない。
いやいやと動ける範囲で弱々しく抵抗するのが関の山。
そんな俺をガイナー王子はわかりながら楽し気に虐めてきたのだ。
「いやっ、いやだ…っ!」
昨日に引き続き反応してしまう俺の浅ましい息子。
そんな俺の息子を王子はズボン越しに指で辿ったりクリクリと弄んだりしてくるからたまらない。
この状態でイかされでもしたら下着だけじゃなく制服のズボンまでシミができてしまう。
だから俺は必死にやめてもらえるよう訴え続ける羽目に。
「お、ぅじ…、お願いです。もう許してくださいっ…」
「こんな悪いことをしたお前を許せと?」
そう言いながら床にバラまかれた教科書の残骸へとチラリと目を向ける王子。
「うっうぅっ…。ちゃんと教科書は弁償して反省もしますからっ…」
「教科書を弁償するのは当然だが…反省の方は信用できないな。昨日も反省すると言ったくせに全く反省していなかっただろう?」
それを言われると非常に痛いが、でも本当にこのままだとマズいのだ。
なんとか説得しないといけない。
「も…二度と彼女の私物にこんなこと、しませんからっ…」
「それを信じろと?全く信用できないな」
「お願…ぃします。このままだと制服が…っ」
「ああ。恥ずかしい格好で帰るのが嫌だからそんなに必死だったのか。なるほど?」
『それならこちらのほうがじっくり反省を促せるな』と言って、王子はまた俺の下半身から全部服を取り払ってしまう。
そして俺の手を取り立ちあがらせると、そのまま窓の方へと連れていき、今のこの恥ずかしい姿を誰にも見せたくないならできるだけ声を我慢するよう言い聞かせられた。
一体何が始まるのかは知らないけど、どうせまた写真撮影でもして脅す気なんだろうと軽く考えていた俺。
なのに始まったのはそんなものじゃなかった。
窓の方を向いて尻はこちらに向けるようにと言われたから素直に従ったのだけど、それと同時にタラリと何か液体が垂らされたのだ。
「まさか先程イアードから没収したこれを俺が使うことになるとはな」
王子がポツリとそんなことを言ってくる。
イアードというのは王子と同じく生徒会メンバーで確か書記だったように思う。
婚約者はおらず、男女問わずモテる男だと聞いたことがあった。
そんな相手から没収したもの…。なんだか嫌な予感がする。
そう思ったのも束の間。王子の指がゆっくりと俺の尻穴のふちを辿った。
「ひ……っ?!」
「ジェレミー。知っているか?男同士ではここを使うらしいぞ?」
俺の耳元に囁きを落としながらクニクニと入り口をほぐし始める王子。
しかも俺を逃がさないように背後から俺を抱きかかえるような体勢でやり始めたからたまったものではない。
ジワリジワリとほぐされて、気づけば指を一本中へと受け入れさせられていた。
そんな中、俺は両手で口を押さえながら未知の経験に身を震わせて耐えるしかない。
指の根元まで深く挿れられ、ゆっくりと何かを確かめるように引き抜きながら探られる内部。
何度も何度も出し入れしながらそれは続けられて、ある一点を押されたところで俺の口から甘い声が飛び出した。
「はぁ…んっ」
「……ここか」
そこからは執拗にそこを重点的にトントンと軽くノックされたりグリグリ強めに押されたりしてひたすら虐められた。
「やっ!王子っ…!」
気づけば昨日散々虐められた乳首も片手で虐めながら下に挿れられた指も増やされていて、ひたすら王子の手で好きなように弄ばれているという状況に陥ってしまう。
「あっ…やめっ…、はぁ…はぁ…ん…」
「あぁ…ジェレミー。最高だな」
何が最高なんだろう?
すぐに反抗するから虐め甲斐がある奴ってことか?
王子は躾の時間だって言っていたし、そのせいなのかもしれない。
でもこれは果たして躾になっているんだろうか?
気持ちよくなったらダメなんじゃないか?
「ジェレミー。挿れるぞ?」
正直そう聞かれた時には既にだいぶ翻弄され過ぎてイきたいけどイけない状態にまで高まってしまっていて、頭がぼんやりしていたんだ。
だから王子の言っている意味が全く分かっていなかった。
そんな俺をわかっているのかいないのか、王子はゆっくりとその熱を俺へと沈めてきた。
ズズッ…。
「あ…あぁあっ…」
圧倒的な存在感が俺の中に入り込んでくる感覚に身の内が震えてしまう。
「くっ…ジェレミー。力を抜け」
「は…はぁっ、あぁっ…」
初めての感覚に思わず体に力が入ってしまう俺に舌打ちし、王子が俺のあごに手をやって無理矢理振り向かせるような体勢を取らせてそのまま唇を塞いでくる。
与えられたのは初めてのディープキス。
舌を絡めて吸い上げるような濃厚なキスに翻弄されて勝手に身体から力が抜けていく。
(すご…く、気持ちいい……)
「あ…はぁ…ん…」
そうして王子はそのタイミングを見計らうが如く口づけを交わし、そのまま奥まで一気に腰を進めてきた。
ズプッと音を立て、衝撃と共に俺の中へと収められた王子の男根は大きくて、とても指では届かない奥までしっかりと入り込んだと言っても過言ではない。
そしてその衝撃で、俺は先程まで燻っていた熱が一気に発散されたのを感じた。
「ん────ッ!」
ピクピクと震える身体。
吐き出される白濁。
生まれて初めて感じた、頭が真っ白になるほどの快感の頂点。
そんな俺を抱きとめて王子がそっと耳元へと囁いてくる。
「……イッたのか?」
それはまさに『挿れられただけで?』という問いかけそのもので、羞恥を抱かずにはいられない言葉だった。
「ふ…うぅ…」
あまりにも居た堪れなくて思わずポロポロと涙をこぼしてしまう俺。
でもそんな俺に何を思ったのか王子は優しくキスをしてくれて、『可愛いな』と言いながら腰を振り始めた。
パンパンッと奥を穿つように王子が俺を犯しにかかる。
でもそれがあまりにも気持ちよくて俺は思わず甘い声を上げた。
「はぁんっ!な…んでっ…?気持ちいっ…よぉ…っ」
「ジェレミー…ッ!」
立ったまま繋がり、王子は強く求めるように俺を抱きしめキスをする。
それからブルッと震えたかと思うと王子は俺の中へと熱い飛沫を吐き出した。
「や…あぁ…。俺…女じゃないのにっ…」
こんなの間違ってる。
そう思うのに王子の脈打つ熱い楔が気持ち良すぎてたまらなくて、戸惑いを隠せなかった。
そんな俺に王子が色っぽい笑みを向けながら言ってくる。
「どうやらお前はこちら方面はかなり弱そうだな。しっかり躾けないと危険極まりない」
それから尻穴の浅いところをちゅぽちゅぽ出し入れされながら、何度も王子以外のものはここに挿れないようにと言い聞かされた。
何故?────そう思ったのは僅かな時間だった。
だってあまりにも焦れったくて仕方がなかったんだ。
王子の言葉に何度もコクコク頷いて、早く奥まで挿れてと尻穴をキュッと締めつけながら懇願してしまう。
そうしたら舌打ちと共に『本当にけしからん奴だ』と叱られたけど、ずっと生殺し状態にされて耐え難かったのだから許してほしい。
「そんなに俺が欲しいのか?」
「欲しい…です」
「なら今後は嫌がらせは一切するな。わかったな?」
なるほど。これはそれを分からせるためだったのかと納得がいって、俺は素直に頷いた。
「それと、俺以外の男とは絶対に寝るなよ?絶対だ」
「んぁっ…。は…い…」
俺なんかを抱こうとする男なんているとは思えないし、王子だって聞き分けのない俺を躾けようとしなければ、わざわざこんな手段はとらなかったんじゃないだろうか?
いずれにせよ俺は将来的に嫁を貰う立場だし、ここは頷いても全く問題はないと思って素直に返事を返した。
それと同時に王子が良い子だと言わんばかりにグッと腰を進めてきて、焦がれていたものを与えられた俺はまた挿れられただけで達してしまう。
「おぅ…じ…っ、王子ぃ…っ!」
目の前がチカチカして身体全体が悦んでいるのを嫌でも感じさせられる。
「くっ…ジェレミー、そんなに締めつけるなっ」
そう言いながら王子も二度目の精を俺の中へと吐き出した。
その後も王子は俺に挿れっぱなしのまま行為を続け、『好きなだけ乱れろ』と言われながら犯されてしまった。
「ジェレミー。大丈夫か?」
「う……」
やっとのことで終わった後、大丈夫かと問われてもすっかり蕩け切った俺は立つことさえできそうになくて、不安げに王子を見つめることしかできなかった。
(このまま放置されたらどうしよう?)
そんな俺を見て王子が小さく息を吐き、手早く俺に服を着せてくれる。
「大丈夫だ。ちゃんと部屋には連れて行ってやる」
そう言って教室の鍵を開け、俺を抱き上げながら寮の部屋まで運んでくれる王子。
こういうところは生徒会長らしく面倒見がいいなと思わなくはない。
そもそもどうしてこんなことになったんだっけ?
俺にはいまいちよくわからなかった。
「少し休んでからシャワーを浴びろ。後で食事と…様子も見に来てやる」
『幸い部屋も近いしな』と言って王子は部屋から出て行ったから、俺はホッとしながらそのまま気絶するように眠りについた。
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