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第6章 海底神殿
第166話 信じる
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第166話 信じる
**********
ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
**********
リーフ「問題は石油じゃなくて、海のことをなんにもわかってない人が多いってことじゃない?」
アナスタシア「……」
キャッツ「核心ついたわねー」
ブラド「ああいうタイプが意外に本質を見抜くのよね」
リーフ「待って!意外ってひどいじゃん!」
フィスト「褒めてるのよー、ブラドは。たぶん」
海神『そうですね。彼女の言う通りです。石油による汚染を免れたとしても、人が海の大切さを知らなければ、また別の未来で、海は汚されます』
リーフ「だからね……」
リーフはアナスタシアの両手を包み込むように、両手で握りました。
アナスタシア「な、なに……?」
リーフ「海の大切さを、世界中の人にわかってもらうためには、世界がひとつじゃなきゃいけないの」
海神『ええ、そうしてほしいのです。それこそが、私たちがあなた方にオーブを託そうとした本当の理由です』
サリー「え?そうなんですか?」
海神『でなければ、みんな反対します。さっきまでのアナスタシアのように、ね』
ローズ「さっきまで、ってことは」
アナスタシア「……」
リーフ「信じてくれるの?」
アナスタシア「……わかったわ。いえ……信じる。あなたなら、あなたたちなら、信じられる」
リーフ「ほんと!?ありがとう!絶対頑張る!おじいちゃんにもいろいろ教えてもらって、世界中のエルフ族に伝える!」
マリア「森に住むエルフと、海に住む人魚が手を取り合ってるなんて、なんか素敵ね」
ジャンヌ「ほんとだね」
ローズ「あ、ねぇねぇ、こんな言葉知ってる?」
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ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
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リーフ「問題は石油じゃなくて、海のことをなんにもわかってない人が多いってことじゃない?」
アナスタシア「……」
キャッツ「核心ついたわねー」
ブラド「ああいうタイプが意外に本質を見抜くのよね」
リーフ「待って!意外ってひどいじゃん!」
フィスト「褒めてるのよー、ブラドは。たぶん」
海神『そうですね。彼女の言う通りです。石油による汚染を免れたとしても、人が海の大切さを知らなければ、また別の未来で、海は汚されます』
リーフ「だからね……」
リーフはアナスタシアの両手を包み込むように、両手で握りました。
アナスタシア「な、なに……?」
リーフ「海の大切さを、世界中の人にわかってもらうためには、世界がひとつじゃなきゃいけないの」
海神『ええ、そうしてほしいのです。それこそが、私たちがあなた方にオーブを託そうとした本当の理由です』
サリー「え?そうなんですか?」
海神『でなければ、みんな反対します。さっきまでのアナスタシアのように、ね』
ローズ「さっきまで、ってことは」
アナスタシア「……」
リーフ「信じてくれるの?」
アナスタシア「……わかったわ。いえ……信じる。あなたなら、あなたたちなら、信じられる」
リーフ「ほんと!?ありがとう!絶対頑張る!おじいちゃんにもいろいろ教えてもらって、世界中のエルフ族に伝える!」
マリア「森に住むエルフと、海に住む人魚が手を取り合ってるなんて、なんか素敵ね」
ジャンヌ「ほんとだね」
ローズ「あ、ねぇねぇ、こんな言葉知ってる?」
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