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第5章 大森林
第151話 次の目的地 その3
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第151話 次の目的地 その3
**********
ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
**********
キューブが光を指したのは大森林の近くの沿岸、というより、海でした。
ジャンヌ「……海ね」
キャッツ「海かぁ」
マリア「ここには、何があるのかしら?」
ミイ『海底神殿だよ』
ブラド「え?そんなん知ってんの?」
ミイ『うん……この瞳には、歴代のヌシの記憶もあるみたい』
リーフ「そっか、それも一緒に受け継がれたんだね」
マリン「じゃあ、どうやって行けばいいか、わかるの?」
ミイ『うん、ついてきて』
ミイは地を這って世界樹の幹をのぼっていきました。
ローズ「え?ここのぼるの?」
9人は世界樹を見上げます。
改めて見ると、樹という規格には収まらない大きさです。
腕をかけるような枝は、はるか頭上です。
ミイは9人を待たずに、スルスルとのぼっていきます。
サリー「あ、みんなで手をつないで浮遊石使えば、ジャンプで行けると思うよ」
フィスト「サリーてんさーい!さいこー!」
ジャンヌ「本当、サリーすごいよね。この森に次来るときは、一人前の魔女になっちゃうんだもんね」
サリー「そ、そうかな……なれるといいな」
ブラド「大丈夫!なれるって!知らんけど」
ローズ「あはははは(笑)」
ミイ『まだ?ここだよ』
ミイの言葉に、9人は慌てて手をつなぎました。
浮遊石が魔法によって光を放ちます。円になった9人が地を蹴ると、ゆっくりと宙にのぼっていきました。
ミイが9人の到着を待っていたのは、世界樹の「うろ」でした。
巨大な世界樹のうろもやはり巨大で、9人が手をつないで作った円と、同じくらいの大きさでした。
リーフ「えっと、ここ?」
ミイ『うん、このうろは、世界樹の幹のずっと下までつながっていて』
フィスト「ちょっと待って、聞きたくない」
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ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
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キューブが光を指したのは大森林の近くの沿岸、というより、海でした。
ジャンヌ「……海ね」
キャッツ「海かぁ」
マリア「ここには、何があるのかしら?」
ミイ『海底神殿だよ』
ブラド「え?そんなん知ってんの?」
ミイ『うん……この瞳には、歴代のヌシの記憶もあるみたい』
リーフ「そっか、それも一緒に受け継がれたんだね」
マリン「じゃあ、どうやって行けばいいか、わかるの?」
ミイ『うん、ついてきて』
ミイは地を這って世界樹の幹をのぼっていきました。
ローズ「え?ここのぼるの?」
9人は世界樹を見上げます。
改めて見ると、樹という規格には収まらない大きさです。
腕をかけるような枝は、はるか頭上です。
ミイは9人を待たずに、スルスルとのぼっていきます。
サリー「あ、みんなで手をつないで浮遊石使えば、ジャンプで行けると思うよ」
フィスト「サリーてんさーい!さいこー!」
ジャンヌ「本当、サリーすごいよね。この森に次来るときは、一人前の魔女になっちゃうんだもんね」
サリー「そ、そうかな……なれるといいな」
ブラド「大丈夫!なれるって!知らんけど」
ローズ「あはははは(笑)」
ミイ『まだ?ここだよ』
ミイの言葉に、9人は慌てて手をつなぎました。
浮遊石が魔法によって光を放ちます。円になった9人が地を蹴ると、ゆっくりと宙にのぼっていきました。
ミイが9人の到着を待っていたのは、世界樹の「うろ」でした。
巨大な世界樹のうろもやはり巨大で、9人が手をつないで作った円と、同じくらいの大きさでした。
リーフ「えっと、ここ?」
ミイ『うん、このうろは、世界樹の幹のずっと下までつながっていて』
フィスト「ちょっと待って、聞きたくない」
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