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第5章 大森林
第119話
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第119話 特技・対話
**********
ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
**********
キャッツ「今よ!開いて!」
キャッツの合図で3つのパラシュートが開きました。
9人の落下速度が一気に落ちました。
9人は手を繋いで円になったまま、ゆっくりと下降していきます。
サリー「……うん、よし!これならいける」
サリーが呪文を唱えると、サリーが首から下げた浮遊石の結晶と、全員のリュックのバックルについた浮遊石の欠片が呼応するように輝きはじめました。
9人は世界樹の枝葉の近くで、空中に静止しました。
マリア「すごい……浮いてるね」
フィスト「うぅぅぅ……怖かった」
サリー「リーフ……あんまり長くもたないから……どこに降りるのがいいか……鳥たちに誘導してもらって」
リーフ「う、うん!あの!ごめんなさい!どこかに降りる所はある?私たちゆっくり降りられるから、教えてほしいの!あなたたちの巣を壊さずに済む場所!」
鳥たちは互いに会話するように鳴き、1羽が9人に向かって鳴きました。
リーフ「ありがとう!…………サリー、あそこの葉のない、幹の白い木だって!あそこなら、巣を作ってる人、いないみたい。」
サリー「わかった!」
9人はふわふわと浮かびながら移動し、なんとか白い木につかまることができました。
ジャンヌ「ふぅ……なんとかなったわね」
ローズ「リーフ、サリー、お疲れさま」
ブラド「こわかったぁ……」
マリア「無事でよかったね、私たちも、ここの生き物たちも」
キャッツ「ほんと、リーフとサリーがいなきゃ、オーブもらうのも絶望的だったわね」
フィスト「なにそれ?」
ジャンヌ「私たちが飛び降りてきたことで、ここの生き物たちの暮らしをめちゃくちゃにしてたんじゃ、心をひとつにするどころじゃないでしょ?」
マリン「た、たしかに」
サリー「リーフが鳥たちの声に気づいてくれなかったら、今頃……」
マリア「すごい力ね、リーフ」
リーフ「そ、そんなこと」
キャッツ「自信持っていいわよー」
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ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
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キャッツ「今よ!開いて!」
キャッツの合図で3つのパラシュートが開きました。
9人の落下速度が一気に落ちました。
9人は手を繋いで円になったまま、ゆっくりと下降していきます。
サリー「……うん、よし!これならいける」
サリーが呪文を唱えると、サリーが首から下げた浮遊石の結晶と、全員のリュックのバックルについた浮遊石の欠片が呼応するように輝きはじめました。
9人は世界樹の枝葉の近くで、空中に静止しました。
マリア「すごい……浮いてるね」
フィスト「うぅぅぅ……怖かった」
サリー「リーフ……あんまり長くもたないから……どこに降りるのがいいか……鳥たちに誘導してもらって」
リーフ「う、うん!あの!ごめんなさい!どこかに降りる所はある?私たちゆっくり降りられるから、教えてほしいの!あなたたちの巣を壊さずに済む場所!」
鳥たちは互いに会話するように鳴き、1羽が9人に向かって鳴きました。
リーフ「ありがとう!…………サリー、あそこの葉のない、幹の白い木だって!あそこなら、巣を作ってる人、いないみたい。」
サリー「わかった!」
9人はふわふわと浮かびながら移動し、なんとか白い木につかまることができました。
ジャンヌ「ふぅ……なんとかなったわね」
ローズ「リーフ、サリー、お疲れさま」
ブラド「こわかったぁ……」
マリア「無事でよかったね、私たちも、ここの生き物たちも」
キャッツ「ほんと、リーフとサリーがいなきゃ、オーブもらうのも絶望的だったわね」
フィスト「なにそれ?」
ジャンヌ「私たちが飛び降りてきたことで、ここの生き物たちの暮らしをめちゃくちゃにしてたんじゃ、心をひとつにするどころじゃないでしょ?」
マリン「た、たしかに」
サリー「リーフが鳥たちの声に気づいてくれなかったら、今頃……」
マリア「すごい力ね、リーフ」
リーフ「そ、そんなこと」
キャッツ「自信持っていいわよー」
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