もしも最強と呼ばれる魔法使いがたまにやる気を出す師匠をしたら

最初の一学期

1話 入学式

「ピーンポーンパーンポーン」
学校のチャイムの音が鳴り響きこの学校は入学式を迎えていた。
「よし、第一印象が大事だから気をつけないと」
1人の少女は正門から前に歩み出す。


この世界は、魔法をという力を当たり前に持っている近未来的な世界である。皆は、中学生になる前にとある選択を取ることになるそれは戦闘系の魔法である戦闘魔法か生活で役に立つ生活魔法のどれかを選択しなければいけない。選んだ選択によって人の運命は変わっていくその影響で問題は出ていく中、差別が唯一存在していない世界で最高峰の高校「リベリオン魔法学校」は、入学を迎えていた。

「では今から入学式を始めるまず校長先生からのお話です」
校長先生が前に出て話をしている途中であった。
「こんにちは」
急に知らない人に話しかけられて少女はびっくりしてしまった。
「うわっ」
「何びっくりしてるの？」
「ごめんなさい、急なもので」
「そうですか、私の名前はシャル・ベイルと申します」
「私は、クラリネ・ノアです。お願いします」
「よろしくね、ノアちゃん」
「うん」
小声で楽しく話すことができたことにノアは安心した様子であった。
校長の話が終了してとある話になった。
「次に戦闘特化訓練の担当の先生についてグランディア先生お願いいたします。」
1人の大柄の男が前に立った。
「まずはこちらは配布します。ギブ」
その大柄の男は杖を振ってそう言うとたくさんの手紙がゆっくりとたくさんの人のもとに渡させた。ノアは気になり開いてみると誰かの名前が書いてあった。
ノアは思った
「知らない人の名前だ」
「そこに書いてある名前は、師匠と言える存在の人だ。その人から単位をもらって自分の力をあげるといい、ただ気をつけることが担当している者は先生以外にもいるからよくそのものを知ることも大事だ私からの説明は異常です。」
その後、いろんな先生からの説明をノアは受けた後師匠のもとにそれぞれ移動することになった。あいにくノアとベイルの担当が同じであったため、一緒に行くことになった。
転々としている中でベイルがとある話をし出した。
「知ってる？数年前に魔法階級で1級を5人以上も輩出した学校がここらしいよ」
魔法階級とは、生活魔法使用者を除いた人がどれだけ上手く魔法を扱うことができるのかを階級として管理しているところでありその中で一番難しい一級になって高校を卒業できる人は一年に0～1人が最高と言われていた。
「そうなの！すごいね」
「ねぇー名前は知らないけどそれぞれ異名がつけられているの例えば　終末の氷河ラストブリザード　時空の雷タイムイナズマとか」
ノアは、少し苦笑いをしながら
「す、すごいね(ちょっとダサいなぁ)」
とも思ってしまった。
移動している中でも話を止めないのでノアは、紙をちらつかせながら
「誰だろ？」
と言うと話が止まった。違う話に持っていくことができた。
「ねぇ、場所も他の先生に聞いても分からないとか言ってたし」
「ゼータ・グランって有名なのかな」
「さぁ会ってみないと」
グランというものに対して話をしていると1人の男に話しかけられた。
「おい、待てよ」
柄の悪そうな男がノア達を止めた。
「なんですか？」
ベイルはとても威圧的に話すが気にしないで男は話した。
「お前、俺のことを悪い目で見てきたなぁ！」
「いえ、そんなことはないです」
ノアは怯えながら言い
「あんたのことを見たりなんてしませんよ」
怒りっぽい感じでベイルは男と言い争いをしているとガチギレしたのか杖を取り出した。
「俺を怒らせるなよ、マジック」
黒いエネルギーが一瞬で集合して球体としてノア達に飛んでいった。
「きゃあ」
ベイルは、急な攻撃で叫ぶことしかできなさそうであった。
「ベイルちゃん落ち着いて(私がベイルちゃんを守らないとでも杖がない、助けて)」
ベイルに当たらないように守りだけしかできない状況のか1人の男が前に現れた。
「新入生をいじめるのはダメだろ、ターン」
そう言うと一瞬にして柄の悪い男の攻撃は消え去っていた。
「へぇ！」
男は唖然している中、
「大丈夫？」
「はい大丈夫ですけどあなたは？」
「心配はいらない、なぜなら俺は、お前達の師匠だからな」
ベイルも上を向いていった。
「えー！」
「すまん、それは俺を侮辱しているのか」

次回
師匠

豆知識その1
杖が無ければ魔法を使うことがとても難しい