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「世界最強への道」第百五十四章

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「くくくくく…大馬鹿め…
自分から場所をさらけ出すとはねぇ」
(もう…駄目…で…す…視界…ボヤけて…)
「この外来製の高級銃で…終わり」
(もう駄目…死にたく…ない)
魚実の目から大量の涙が流れ落ちた…
「魚実殿、避けるでござるよ!」
「え…」
その瞬間、もの凄い突風が起きた
「ぐ…この風は…まさか!」
「すまん魚実殿、遅くなったでござる」
「さ…聡美さん…」
「あのマジシャンとの戦いが終わってから
少し休んでいたら紫色のガスが大量に
見えたでござる…ただ事ではないと思って
駆けつけてみたら、この様でござるよ…」
「おいおい…いつも邪魔が入るな…
ようやく銃が撃てると思ったのによぉ…」
「撃たせはしないでござるよ…
魚実殿はこの命に代えてでも…私が守る!」
「いい覚悟だ…殺しがいがあるぜ…」
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