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幾たび巡る囚人ガチャ~調査開始~
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「いやああああああああ、また牢屋ぁああああああああ」
直後に現れたのは別の女性だ。
見覚えがある。確かアンナの次に現れた。
「えーと、君はメアリだっけ? 使用人の」
料理人の誰かが気になっているとか。
もはや名前も思い出せなくなっている。
「どうしてこんなことに、私何もしていないのに」
「戻って来られましたね」
声がして、ふと隣の牢を見ると先ほどの学者の娘が座っていた。
「増えた? 一体どうしてここに」
「いえ、例の晩が明けてから、色々画策しまして。最初は難を逃れる形でグレースと共に状況を探り、後日に私もアンナ様殺害の一味と言う形で自供し、ここに送られるように立ち回りました」
恐ろしく危なげなことをする。
それで失敗したらどうするんだ。
微塵も不安や迷いのなさそうな無表情に薄っすらと怖くなる。
「メアリが居るのは? 彼女は身を隠すかして逃れられたはずだけど」
「推測ですが、囚人向きの適当な相手が一旦尽きたのでしょう。恐らく他よりも簡単に罪を着せやすい、特に身分が低く弱い立場の者が選ばれたのではないかと」
色々巡りに巡って最初に戻るような。
あちらの状況も混沌としていてメアリを庇いきれる者が居なかったのだろう。
誰もが己を優先することは誰も責められない。
「そうか。この子はアンナの次に現れたから。つまり最も生贄に近いわけか」
「いやぁぁぁ! そんなの理不尽すぎですよぉぉぉぉ」
全くその通りだ。
アンナにも同じことが言える。ただその場に居て、何もしてない無実の人間。
次々立ち代わり入れ替わる者たちの誰もがそうした者たちなのだ。
「補足としてこちらの認識ですが、牢に入れられてから、しばらく経過してあなたが今急にそこに現れたように感じましたね。思えば先ほどから居たような気もしますし、よくわからない現象が起こっているのは間違いない。まさに伝説級の祝福ですね」
「アンナからも似たようなことを言われたな。それで、何のためにそんなことをしたの?」
「まずはアンナ様を助けられるように動きましたが、それは無理でした。立場的に彼女は王家預かりとなっていましたし。私にはそこまでの地位も身分もありません。ただ、こちらに送り込まれるまで幸い数日ありましたので、してきましたよ情報収集」
眼鏡に触れて掛け直す。
この娘、出来る。
祝福を何度使って確認しても嘘の色は全く見えない。
いっそ、胡散臭い位である。
泣き叫ぶメアリが気になるが、今は学者の娘と話し込む。
「わかる範囲の噂ですが、どうやら王太子殿下には他に懸想をする相手が居たようです。詳しくは省きますが、とにかく婚約者であるオリヴィア様に恥を掻かせて婚約破棄をするのが目的だった。ただそのお相手が不穏な空気を察して隣国に逃亡。計画は頓挫し、誰かしら生贄をでっちあげて自らの罪をうやむやにする計画だったようです」
ミザリーからも似たような話は聞いた気がする。
「有能過ぎる。それでどうしよう、学者の娘」
「レイラです」
「状況は漠然と判明したが依然として取りうる手段が限られてるのは事実。しかも君たちを同時に送り返せるかもわからない」
「送り返すのは最悪私だけでもいいですよ。そちらの子は後で助けに来ればいい」
「その落ち着きがもはや謎。学者の娘ってそんなに優秀なの?」
「時間が押しています。グレースと相談してきましたが、幸いにも彼女の親は顔の広い商人。ほとんどが彼女から提供された情報です」
「すごく助かるけど、何故君たちはこちらが伝えたわずかな情報でそこまで細かい動きが出来るの? 呼び出した相手の名前とかもはや僕も曖昧だよ。こっちだと数時間のうちに何人とも会ってるし。もう誰が誰だかだよ」
「私については祝福です。言わば慧眼と言いますか。直感と理解力が高くなるようなものです。それと頭の回転の速さと記憶力にも自信があります」
それはもはや伝説の存在に迫る最高峰の祝福ではないだろうか。
本人も有効活用できる賢さがある。
あらゆる意味での当たりと言えた。あとは身分のみか。
「当たりどころじゃない。もはや君が天使。女神の化身だよ」
「無駄話はそこまで。ともあれ協力者を増やす必要があります。誰か心当たりは居ませんか?」
「なら、ミザリーと言う男爵令嬢に話を聞いてみて欲しい。彼女は多少の事情を知っている。耳が良い祝福を持っているから情報収集に協力してくれるかも。天使に会ったと言えばわかると思う」
「思い出せる限り、ここに来た全員を教えてください。むしろ最初にそれを言いましょう」
「はい、すいません」
ごもっともだった。
「何とかしてください。私は無実ですよおおおおお」
「わかった、わかってるから」
レイラとメアリを同時に送り返すことを試みる。
幸い二人同時に消えた。
即座に揃って戻って来た。
「うえええええん、何故か私がまた牢に入るように動けって、その方がぁぁぁぁ」
泣き叫ぶメアリにレイラは淡々と返す。
「流れを大きく変えると何が起こるかわかりませんし、そこはすいません」
さほど悪いとは思っていないような風に言う。
確実に同じことが起こるとわかるからこそ取れる手段だろう。
メアリは過去に複数回送っていることもあり、事情には最も通じている。身分の低さから一番生贄として選ばれやすい。確かにここに来るには最適な人材だ。
何かをすると言うよりも単純にそこに居て貰うだけで良い。
まさに生贄の羊である。
あからさまに非道なことをしては居るが、手段を選んでも居られなかった。
直後に現れたのは別の女性だ。
見覚えがある。確かアンナの次に現れた。
「えーと、君はメアリだっけ? 使用人の」
料理人の誰かが気になっているとか。
もはや名前も思い出せなくなっている。
「どうしてこんなことに、私何もしていないのに」
「戻って来られましたね」
声がして、ふと隣の牢を見ると先ほどの学者の娘が座っていた。
「増えた? 一体どうしてここに」
「いえ、例の晩が明けてから、色々画策しまして。最初は難を逃れる形でグレースと共に状況を探り、後日に私もアンナ様殺害の一味と言う形で自供し、ここに送られるように立ち回りました」
恐ろしく危なげなことをする。
それで失敗したらどうするんだ。
微塵も不安や迷いのなさそうな無表情に薄っすらと怖くなる。
「メアリが居るのは? 彼女は身を隠すかして逃れられたはずだけど」
「推測ですが、囚人向きの適当な相手が一旦尽きたのでしょう。恐らく他よりも簡単に罪を着せやすい、特に身分が低く弱い立場の者が選ばれたのではないかと」
色々巡りに巡って最初に戻るような。
あちらの状況も混沌としていてメアリを庇いきれる者が居なかったのだろう。
誰もが己を優先することは誰も責められない。
「そうか。この子はアンナの次に現れたから。つまり最も生贄に近いわけか」
「いやぁぁぁ! そんなの理不尽すぎですよぉぉぉぉ」
全くその通りだ。
アンナにも同じことが言える。ただその場に居て、何もしてない無実の人間。
次々立ち代わり入れ替わる者たちの誰もがそうした者たちなのだ。
「補足としてこちらの認識ですが、牢に入れられてから、しばらく経過してあなたが今急にそこに現れたように感じましたね。思えば先ほどから居たような気もしますし、よくわからない現象が起こっているのは間違いない。まさに伝説級の祝福ですね」
「アンナからも似たようなことを言われたな。それで、何のためにそんなことをしたの?」
「まずはアンナ様を助けられるように動きましたが、それは無理でした。立場的に彼女は王家預かりとなっていましたし。私にはそこまでの地位も身分もありません。ただ、こちらに送り込まれるまで幸い数日ありましたので、してきましたよ情報収集」
眼鏡に触れて掛け直す。
この娘、出来る。
祝福を何度使って確認しても嘘の色は全く見えない。
いっそ、胡散臭い位である。
泣き叫ぶメアリが気になるが、今は学者の娘と話し込む。
「わかる範囲の噂ですが、どうやら王太子殿下には他に懸想をする相手が居たようです。詳しくは省きますが、とにかく婚約者であるオリヴィア様に恥を掻かせて婚約破棄をするのが目的だった。ただそのお相手が不穏な空気を察して隣国に逃亡。計画は頓挫し、誰かしら生贄をでっちあげて自らの罪をうやむやにする計画だったようです」
ミザリーからも似たような話は聞いた気がする。
「有能過ぎる。それでどうしよう、学者の娘」
「レイラです」
「状況は漠然と判明したが依然として取りうる手段が限られてるのは事実。しかも君たちを同時に送り返せるかもわからない」
「送り返すのは最悪私だけでもいいですよ。そちらの子は後で助けに来ればいい」
「その落ち着きがもはや謎。学者の娘ってそんなに優秀なの?」
「時間が押しています。グレースと相談してきましたが、幸いにも彼女の親は顔の広い商人。ほとんどが彼女から提供された情報です」
「すごく助かるけど、何故君たちはこちらが伝えたわずかな情報でそこまで細かい動きが出来るの? 呼び出した相手の名前とかもはや僕も曖昧だよ。こっちだと数時間のうちに何人とも会ってるし。もう誰が誰だかだよ」
「私については祝福です。言わば慧眼と言いますか。直感と理解力が高くなるようなものです。それと頭の回転の速さと記憶力にも自信があります」
それはもはや伝説の存在に迫る最高峰の祝福ではないだろうか。
本人も有効活用できる賢さがある。
あらゆる意味での当たりと言えた。あとは身分のみか。
「当たりどころじゃない。もはや君が天使。女神の化身だよ」
「無駄話はそこまで。ともあれ協力者を増やす必要があります。誰か心当たりは居ませんか?」
「なら、ミザリーと言う男爵令嬢に話を聞いてみて欲しい。彼女は多少の事情を知っている。耳が良い祝福を持っているから情報収集に協力してくれるかも。天使に会ったと言えばわかると思う」
「思い出せる限り、ここに来た全員を教えてください。むしろ最初にそれを言いましょう」
「はい、すいません」
ごもっともだった。
「何とかしてください。私は無実ですよおおおおお」
「わかった、わかってるから」
レイラとメアリを同時に送り返すことを試みる。
幸い二人同時に消えた。
即座に揃って戻って来た。
「うえええええん、何故か私がまた牢に入るように動けって、その方がぁぁぁぁ」
泣き叫ぶメアリにレイラは淡々と返す。
「流れを大きく変えると何が起こるかわかりませんし、そこはすいません」
さほど悪いとは思っていないような風に言う。
確実に同じことが起こるとわかるからこそ取れる手段だろう。
メアリは過去に複数回送っていることもあり、事情には最も通じている。身分の低さから一番生贄として選ばれやすい。確かにここに来るには最適な人材だ。
何かをすると言うよりも単純にそこに居て貰うだけで良い。
まさに生贄の羊である。
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