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手合わせの相手
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「あんたと手合わせ?」
朝食後にやって来たユースティックと話をし、軽い手合わせをしようかと話を持ちかけた。
ルルアやヤトのような人外な身体能力でのゴリ押しではなく、達人らしい技術を持った相手と戦いたいと思う時がある。
一応ディールもいるけれど、アイツのは俺からそのまま切り取った見様見真似という感じで自分と戦っているに近い感じがする。
それも鍛錬の一環としては良いが、やっぱりそれぞれ個人のスタイルを持っている相手と戦いたいと思う。
「でも俺が訓練相手になるのか?」
「互いにメリットがある話だ。お前にとっても鍛錬になるだろうし、俺にとってもそうだ。生物である以上は癖や仕草といった独特な動きをがあり、同じ武器同じ流派を使っていてもそれぞれ違った動きをする。だから違う人間と戦うことで自分は十分強くなったという『不必要な慣れによる錯覚』をなるべく減らすのが目的だよ」
ユースティックは「それなら」と言って自分の武器を手にし、何の合図も無くいきなり襲いかかってきた。
そう、これでいい。本当の戦いには「よーいドン」なんてないし、不意打ち騙し討ちをしたされたとしても「ズルい」なんて言えない。
生き残った奴が勝者。たまに聞く言葉だが、まさにそれだ。
どんなに汚くても勝てればいいし、綺麗事を口にしても死んでしまえばそれまでだし。
……逆に俺から襲いかかっても反射神経を鍛える鍛錬になりそうだな。
「……俺をこれ以上強くさせる気か?」
「驕るなよ。たしかにお前は達人の領域にいるが、俺から見れば達人に成り立てのひよっこも同然なんだ。もしもの時に守りたいものが守れなかった、なんてなりたくないだろ?」
俺の言葉でムッとしたのか元々容赦無く振るっていた大斧を持つ手に力が入り、少ないながらも殺気を纏っていた。
「ああ、俺にも守りたいものがある。そのために傭兵なんてやって今まで汚れ仕事をしてきたんだ。アイツのためだったら俺は修羅にでも堕ちる覚悟があるッ!」
ユースティックは怒りにより武器を振るう鋭さが増す。ただ頭に血が上っているにしては技の切れも増し、冷静な判断ができているようだった。
大抵の場合は怒りに身を任せれば技の精度が落ちるが、ユースティックはむしろ力と精度の両方が上がっている。
本人がそれを技術として取り込んだのか、天性のものとして会得していたのかは分からないけど、武術家としてかなり完成に近付いている。
「修羅になるにしてはちっとばかし優し過ぎる気もするけどな」
そう言ってユースティックの腹部に拳を放ち吹き飛ばす。
ユースティックは一撃を食らって一度ダウンするが、その瞳からは闘志が消えていなかった。
「お前みたいな奴はきっと相手の顔が親しい奴に似てるってだけで躊躇するだろう。もし本当の修羅になるのなら――」
そこまで言うと俺は誰もが感じ取れるほどの強い殺気を放ち、ユースティックの表情が緊張で硬直する。
「俺みたいにもっと冷酷に、非情になることだ」
「……普段ヴェルネさんや他の子たちに優しくしてるとこばかり見てるせいか違和感しかないんだが?」
なんてユースティックが言ったせいで変な空気になり、真面目な雰囲気がどこかへ行ってしまった気がした。
「……まぁ、別にそんな後ろめたいことを自慢げに言うほどじゃないんだけどな。ただ俺にもそういう経験があって、手を汚したことがあったってだけだ。それに……見せただろ、お前の元雇い主がどうなったかを」
「…………」
俺が雇う直前の元雇い主のことを引き合いに出すとユースティックは黙り込んでしまう。
ただの一度っ切りではあったが彼の元雇い主だったその男を拷問し、ユースティックはその光景を直接見てしまっている。
皮膚の硬さの違いはあれど魔族も人間と変わらず弱点は変わらない。指、眼球、溝、股、脛……戦闘面でもそうだが、拷問をするにも変わらず弱点を持っているわけだ。
そしてそれを目にしたユースティックだからこそ、ヴェルネや他の奴らよりも俺の残虐性をわかっているだろう。
「なら俺は……」
「今のお前に必要なのはそんなものよりも感覚的な技術だ。それとあとは……魔族は魔法が得意だと聞いたが、そこはどうなんだ?」
「基本的な初級の攻撃、それと見せたことのある武器への属性付与。遠距離系は弱いものしか使えないが、武器に魔法を付与すれば周囲のものを吹き飛ばす威力は発揮できる。属性は土と雷だ」
なるほど、聞く限り近・中距離が得意な魔法剣士といったところか。
「ならまずは優先するのは相手の位置を把握するところからだな」
「魔法か?」
「いいや、これは生物が持ってる直感の一つだ。俺が人の喜怒哀楽や嘘、悪意を感じ取れるようになったり、人が発する微弱な気配を特定したり……とまぁ、それができるようになってほしい」
「無茶苦茶じゃないか!」
そこで「無理」と言わない辺り、一応やる気はあるらしい。
「無茶苦茶なのは否定しないがな。だがもしその無茶苦茶でも強くなる意思があるのなら……そうだな、俺たちが獣魔会議ってのから帰ってきた次の日からジルと一緒に稽古を始めるか?」
「……そう、だな、そうしてくれると俺としても助かる。だがその前にやってほしいこと……いや、診てほしい奴がいるんだが、今から少し時間を貰っていいか?」
ユースティックからいつも以上に真剣なそう言われ、時間もまだ余裕があったのでとりあえず頷いた。
朝食後にやって来たユースティックと話をし、軽い手合わせをしようかと話を持ちかけた。
ルルアやヤトのような人外な身体能力でのゴリ押しではなく、達人らしい技術を持った相手と戦いたいと思う時がある。
一応ディールもいるけれど、アイツのは俺からそのまま切り取った見様見真似という感じで自分と戦っているに近い感じがする。
それも鍛錬の一環としては良いが、やっぱりそれぞれ個人のスタイルを持っている相手と戦いたいと思う。
「でも俺が訓練相手になるのか?」
「互いにメリットがある話だ。お前にとっても鍛錬になるだろうし、俺にとってもそうだ。生物である以上は癖や仕草といった独特な動きをがあり、同じ武器同じ流派を使っていてもそれぞれ違った動きをする。だから違う人間と戦うことで自分は十分強くなったという『不必要な慣れによる錯覚』をなるべく減らすのが目的だよ」
ユースティックは「それなら」と言って自分の武器を手にし、何の合図も無くいきなり襲いかかってきた。
そう、これでいい。本当の戦いには「よーいドン」なんてないし、不意打ち騙し討ちをしたされたとしても「ズルい」なんて言えない。
生き残った奴が勝者。たまに聞く言葉だが、まさにそれだ。
どんなに汚くても勝てればいいし、綺麗事を口にしても死んでしまえばそれまでだし。
……逆に俺から襲いかかっても反射神経を鍛える鍛錬になりそうだな。
「……俺をこれ以上強くさせる気か?」
「驕るなよ。たしかにお前は達人の領域にいるが、俺から見れば達人に成り立てのひよっこも同然なんだ。もしもの時に守りたいものが守れなかった、なんてなりたくないだろ?」
俺の言葉でムッとしたのか元々容赦無く振るっていた大斧を持つ手に力が入り、少ないながらも殺気を纏っていた。
「ああ、俺にも守りたいものがある。そのために傭兵なんてやって今まで汚れ仕事をしてきたんだ。アイツのためだったら俺は修羅にでも堕ちる覚悟があるッ!」
ユースティックは怒りにより武器を振るう鋭さが増す。ただ頭に血が上っているにしては技の切れも増し、冷静な判断ができているようだった。
大抵の場合は怒りに身を任せれば技の精度が落ちるが、ユースティックはむしろ力と精度の両方が上がっている。
本人がそれを技術として取り込んだのか、天性のものとして会得していたのかは分からないけど、武術家としてかなり完成に近付いている。
「修羅になるにしてはちっとばかし優し過ぎる気もするけどな」
そう言ってユースティックの腹部に拳を放ち吹き飛ばす。
ユースティックは一撃を食らって一度ダウンするが、その瞳からは闘志が消えていなかった。
「お前みたいな奴はきっと相手の顔が親しい奴に似てるってだけで躊躇するだろう。もし本当の修羅になるのなら――」
そこまで言うと俺は誰もが感じ取れるほどの強い殺気を放ち、ユースティックの表情が緊張で硬直する。
「俺みたいにもっと冷酷に、非情になることだ」
「……普段ヴェルネさんや他の子たちに優しくしてるとこばかり見てるせいか違和感しかないんだが?」
なんてユースティックが言ったせいで変な空気になり、真面目な雰囲気がどこかへ行ってしまった気がした。
「……まぁ、別にそんな後ろめたいことを自慢げに言うほどじゃないんだけどな。ただ俺にもそういう経験があって、手を汚したことがあったってだけだ。それに……見せただろ、お前の元雇い主がどうなったかを」
「…………」
俺が雇う直前の元雇い主のことを引き合いに出すとユースティックは黙り込んでしまう。
ただの一度っ切りではあったが彼の元雇い主だったその男を拷問し、ユースティックはその光景を直接見てしまっている。
皮膚の硬さの違いはあれど魔族も人間と変わらず弱点は変わらない。指、眼球、溝、股、脛……戦闘面でもそうだが、拷問をするにも変わらず弱点を持っているわけだ。
そしてそれを目にしたユースティックだからこそ、ヴェルネや他の奴らよりも俺の残虐性をわかっているだろう。
「なら俺は……」
「今のお前に必要なのはそんなものよりも感覚的な技術だ。それとあとは……魔族は魔法が得意だと聞いたが、そこはどうなんだ?」
「基本的な初級の攻撃、それと見せたことのある武器への属性付与。遠距離系は弱いものしか使えないが、武器に魔法を付与すれば周囲のものを吹き飛ばす威力は発揮できる。属性は土と雷だ」
なるほど、聞く限り近・中距離が得意な魔法剣士といったところか。
「ならまずは優先するのは相手の位置を把握するところからだな」
「魔法か?」
「いいや、これは生物が持ってる直感の一つだ。俺が人の喜怒哀楽や嘘、悪意を感じ取れるようになったり、人が発する微弱な気配を特定したり……とまぁ、それができるようになってほしい」
「無茶苦茶じゃないか!」
そこで「無理」と言わない辺り、一応やる気はあるらしい。
「無茶苦茶なのは否定しないがな。だがもしその無茶苦茶でも強くなる意思があるのなら……そうだな、俺たちが獣魔会議ってのから帰ってきた次の日からジルと一緒に稽古を始めるか?」
「……そう、だな、そうしてくれると俺としても助かる。だがその前にやってほしいこと……いや、診てほしい奴がいるんだが、今から少し時間を貰っていいか?」
ユースティックからいつも以上に真剣なそう言われ、時間もまだ余裕があったのでとりあえず頷いた。
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