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最近の奴は二段階変化ができるらしい
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☆★☆★
~カズ視点~
「俺たちのモモちゃんに何しようとしやがるこの野郎!」
「そうよ!モモちゃんはあたしたちのアイドルなのよ?あんたの汚い手で触っりでもしたら許さないんだから!」
「俺たちがモモちゃんを守るゥゥゥゥッ!!」
「「「うおぉぉぉぉぉッ!!」」」
建物の影から飛び出てきた者たち。
彼らの一人一人の顔を覚えているわけではないが、見覚えのあるメンツであることはなんとなく覚えている……ついさっき参加していたコロシアムの参加者だ。
ソイツらが鬼のような形相で正体不明の魔物相手に特攻をして行く。
最初の姿は竜に近く、今では禍々しい外見になってしまっている魔物相手でも躊躇する気配も見せず果敢に挑む奴ら。もはや気迫だけで言えば並みの達人を凌いでいる
一途に好きなものを追い求めるこういう奴らをオタクって言うんだったか……凄いな、オタクって。
剣や斧や槍、魔法での攻撃も激しく、俺と戦っていた時より凄まじい気迫である。なんで俺と戦っている時に発揮してくれなかったんだろうと思ったりするが……
だがしかし奴らの攻撃はお世辞にも魔物に効いてるとは言えない。竜モドキは鬱陶しそうにするだけで、体に傷一つのない状態だ。
さっきヴェルネがコイツのことを「特異個体」とか言っていたけれど、災厄の魔物とは違うってことか?……ってまぁ、体が大きく変化してる時点で普通とは違うか。
体の硬さも並みの攻撃は通らないみたいだし、下手な魔物よりは強いようだ。もし魔物の強さが災害や災厄級だとしたら、いくら意気込みが凄かろうがアイツらには勝ち目がない。
……アイツらだけだったらの話だけれども。
「ストライクゥ~……ショッ〇ォッ」
どこかの引っ張りハンティングみたいなことを呟きながら他の奴に混じって多種の魔法を放った。
俺の魔法は特異個体の魔物に傷を付けることができていたが、ダメージはそこまで通っていない。いっそのこと俺が前に出てやりたいけれど……正直に言うと他の奴が邪魔過ぎて戦い辛い。
魔物の体格だとぶん殴った時に倒れたアイツが周りの奴らを巻き込みそうで怖い……一応本気を出せば周囲に被害を出さずに倒すことも可能だけれども、だからと言ってそのためだけに本気を出すっていうのもな……というような感じでやる気が出ない。
そもそも魔物の方も俺の魔法で攻撃どころかまともに身動きも取れない状態にしてあるし、これ以上俺が手を出さずとも終わりそうな気がする。結局のところ俺しか何かしてないわけだけども。
するとそんなことを考えていたせいか、再び魔物に変化が起きる。
「グオォォォォォッ――」
苦し紛れに咆哮をしたかと思うと、魔物の体が突然弾け飛んでしまった。
「ぷぁっ!な、なんだ⁉」
弾け飛んだ魔物を中心に黒い霧が霧吹きの水のように周囲へと広がり、ほとんどの奴らが顔に胡椒を振りかけられたかのように先程まで彼らを駆り立てていた戦意を霧散させてしまった。
そして霧の中から現れたのは人型の何かだった。
「フシュウゥゥゥゥ……」
元々あった竜のような体を凝縮して小さくした姿にそれぞれ六つある腕と翼、魔族にも近い容姿へと変化したがその性質は全くの別物であり、その場に居た者全員がソレの纏う異様な雰囲気を肌で感じ取っていた。
二回目の変化……まるでラスボスの魔王みたいだな。
なんて考えているとその魔物の姿が消え、俺もほぼ同時に動いた。
――パパパンッ!
「えっ、何なの……何が起きてるの!?」
空中で破裂音を鳴らし、次第に家の壁や地面が陥没していく。
「おい、ヤバそうだぞ!早くここから逃げ――」
逃げようとした獣人の男の行く手が大きく陥没し、「ヒッ」と小さく悲鳴を上げて腰を抜かしてしまう。
その後も軽いものから重い音までを鳴らし、最後に地面への着地して陥没させる。その中心に俺と人型に近い姿となった魔物が互いの手を掴み合って硬直状態となっていた。
コイツが変化すると身体能力も急激に上がったらしく、俺とコイツが動き回って打ち合っていたのだ。さっきの竜の姿でも十分な強さだったが、今のコイツは恐らくここにいる奴らを一瞬で殺せるほどの力を持っている。
「速く、力も強く、少なくとも知性も備わってる。ははっ、災厄とか言われてる魔物よりも厄介って意味で強いな、お前」
俺はそう言いつつ楽しそうに笑う。
コイツ……この世界で出会った中で一番ヤバイ奴だ。「強い」という意味もだが、それだけじゃなく全てに対する憎しみが肌を通してと伝わってくる。
普通、魔物から伝わってくる感情は野生動物のように純粋な防衛本能や生存本能だけだ。
しかしこの魔物から伝わってくるのは「仕返しをしてやる」という人間味ある感情だ。もしかしたらまだコイツが魔族だった時の意識が残っているのかもしれない。
強さっていうのは力や技術以外に「執着」や「執念」といったものがある。それが今コイツから感じられるものだ。
「オ……マエ……ノ……セイデ」
――お前のせいで。
それが奴から微かに聞き取れる言葉だった。そして魔族だった時にコイツが狙っていた相手と言えば……
魔物の注意が近くに来ていたモモへと向けられる。それが奴の隙となった。
「俺相手に他を気にするほど余裕か?」
掴んでいる腕を内側に回して相手を浮かせた。腕が二本しかない人間相手だったら身動きが取れなくなるが、コイツは他にもある四本の腕で攻撃してくる。
一本目は首を曲げて避け、二本目は左足で受け止め、三本目は二本目を受け止めた左足をズラしてぶつけた。そして最後の四本目は頭突きで受け止めてやり、向こうの手の甲が割れて血が噴き出す。
「俺って結構石頭だろ?」
ニッと笑ってそう言い、掴んでいた相手の残りの腕二本を高速回転させて引き千切る。
だが奴は痛覚を感じていないのか、怯まずに残りの一本で俺の腹を殴ってきた。
――ズドンッ!
隕石でも落ちたかのような衝撃が辺りを襲い、俺の立つ地面がさらに陥没する。今までで一番力強い攻撃……腹に風穴が空いても不思議じゃない威力だ。
それでも俺の笑みを作る余裕は消えなかった。
「悪いな、単純な力なら無効化できる技術は持ってるんだよ」
全身に纏う西洋の鎧のように地面や壁に密着してる部分から衝撃を逃がしてダメージを軽減する技術。俺の場合は熟練度により軽減ではなくほぼ無効だ。
流石に渾身の力が全く通用しなかった事実に驚いた魔物はさっきよりも大きな隙を見せる。
決め所はここだ。
大きく呼吸をして息を整える息吹をし、確実に仕留めるための技を放つ。
貫手にした手を素早く打ち込み魔物の体に風穴を空け、握った拳を槌に見立てて頭から殴り潰した。
そして高めに跳躍し、最後にかかと落としを決めてやった。
魔物だった奴の姿はすでに原型を留めておらず、俺の足の下で肉塊となって声もまともに発声できていない状態となっていた。
グロテスクな見た目となった魔物を見た周囲の奴らは戦慄を覚えた顔をしてるし、クロニクやモモも呆然とした顔をしている。
誰も動こうとしない中でヴェルネが近付いてきた。
「何してたか全くわからなかったけど滅茶苦茶だったってのはよくわかったわ。お疲れ様」
ぶっきらぼうにそう言って俺の胸を軽く叩いてくる。彼女なりの労い方が独特で少し笑ってしまう。
「おう。ヴェルネもありがとうな」
「あたしは何も……」
「被害が出ないように避難誘導してくれただろ?」
実はその様子を見ていたことを伝えるとヴェルネは顔を赤くしてうつ向き、俺の胸を何度も殴ってくるのだった。
~カズ視点~
「俺たちのモモちゃんに何しようとしやがるこの野郎!」
「そうよ!モモちゃんはあたしたちのアイドルなのよ?あんたの汚い手で触っりでもしたら許さないんだから!」
「俺たちがモモちゃんを守るゥゥゥゥッ!!」
「「「うおぉぉぉぉぉッ!!」」」
建物の影から飛び出てきた者たち。
彼らの一人一人の顔を覚えているわけではないが、見覚えのあるメンツであることはなんとなく覚えている……ついさっき参加していたコロシアムの参加者だ。
ソイツらが鬼のような形相で正体不明の魔物相手に特攻をして行く。
最初の姿は竜に近く、今では禍々しい外見になってしまっている魔物相手でも躊躇する気配も見せず果敢に挑む奴ら。もはや気迫だけで言えば並みの達人を凌いでいる
一途に好きなものを追い求めるこういう奴らをオタクって言うんだったか……凄いな、オタクって。
剣や斧や槍、魔法での攻撃も激しく、俺と戦っていた時より凄まじい気迫である。なんで俺と戦っている時に発揮してくれなかったんだろうと思ったりするが……
だがしかし奴らの攻撃はお世辞にも魔物に効いてるとは言えない。竜モドキは鬱陶しそうにするだけで、体に傷一つのない状態だ。
さっきヴェルネがコイツのことを「特異個体」とか言っていたけれど、災厄の魔物とは違うってことか?……ってまぁ、体が大きく変化してる時点で普通とは違うか。
体の硬さも並みの攻撃は通らないみたいだし、下手な魔物よりは強いようだ。もし魔物の強さが災害や災厄級だとしたら、いくら意気込みが凄かろうがアイツらには勝ち目がない。
……アイツらだけだったらの話だけれども。
「ストライクゥ~……ショッ〇ォッ」
どこかの引っ張りハンティングみたいなことを呟きながら他の奴に混じって多種の魔法を放った。
俺の魔法は特異個体の魔物に傷を付けることができていたが、ダメージはそこまで通っていない。いっそのこと俺が前に出てやりたいけれど……正直に言うと他の奴が邪魔過ぎて戦い辛い。
魔物の体格だとぶん殴った時に倒れたアイツが周りの奴らを巻き込みそうで怖い……一応本気を出せば周囲に被害を出さずに倒すことも可能だけれども、だからと言ってそのためだけに本気を出すっていうのもな……というような感じでやる気が出ない。
そもそも魔物の方も俺の魔法で攻撃どころかまともに身動きも取れない状態にしてあるし、これ以上俺が手を出さずとも終わりそうな気がする。結局のところ俺しか何かしてないわけだけども。
するとそんなことを考えていたせいか、再び魔物に変化が起きる。
「グオォォォォォッ――」
苦し紛れに咆哮をしたかと思うと、魔物の体が突然弾け飛んでしまった。
「ぷぁっ!な、なんだ⁉」
弾け飛んだ魔物を中心に黒い霧が霧吹きの水のように周囲へと広がり、ほとんどの奴らが顔に胡椒を振りかけられたかのように先程まで彼らを駆り立てていた戦意を霧散させてしまった。
そして霧の中から現れたのは人型の何かだった。
「フシュウゥゥゥゥ……」
元々あった竜のような体を凝縮して小さくした姿にそれぞれ六つある腕と翼、魔族にも近い容姿へと変化したがその性質は全くの別物であり、その場に居た者全員がソレの纏う異様な雰囲気を肌で感じ取っていた。
二回目の変化……まるでラスボスの魔王みたいだな。
なんて考えているとその魔物の姿が消え、俺もほぼ同時に動いた。
――パパパンッ!
「えっ、何なの……何が起きてるの!?」
空中で破裂音を鳴らし、次第に家の壁や地面が陥没していく。
「おい、ヤバそうだぞ!早くここから逃げ――」
逃げようとした獣人の男の行く手が大きく陥没し、「ヒッ」と小さく悲鳴を上げて腰を抜かしてしまう。
その後も軽いものから重い音までを鳴らし、最後に地面への着地して陥没させる。その中心に俺と人型に近い姿となった魔物が互いの手を掴み合って硬直状態となっていた。
コイツが変化すると身体能力も急激に上がったらしく、俺とコイツが動き回って打ち合っていたのだ。さっきの竜の姿でも十分な強さだったが、今のコイツは恐らくここにいる奴らを一瞬で殺せるほどの力を持っている。
「速く、力も強く、少なくとも知性も備わってる。ははっ、災厄とか言われてる魔物よりも厄介って意味で強いな、お前」
俺はそう言いつつ楽しそうに笑う。
コイツ……この世界で出会った中で一番ヤバイ奴だ。「強い」という意味もだが、それだけじゃなく全てに対する憎しみが肌を通してと伝わってくる。
普通、魔物から伝わってくる感情は野生動物のように純粋な防衛本能や生存本能だけだ。
しかしこの魔物から伝わってくるのは「仕返しをしてやる」という人間味ある感情だ。もしかしたらまだコイツが魔族だった時の意識が残っているのかもしれない。
強さっていうのは力や技術以外に「執着」や「執念」といったものがある。それが今コイツから感じられるものだ。
「オ……マエ……ノ……セイデ」
――お前のせいで。
それが奴から微かに聞き取れる言葉だった。そして魔族だった時にコイツが狙っていた相手と言えば……
魔物の注意が近くに来ていたモモへと向けられる。それが奴の隙となった。
「俺相手に他を気にするほど余裕か?」
掴んでいる腕を内側に回して相手を浮かせた。腕が二本しかない人間相手だったら身動きが取れなくなるが、コイツは他にもある四本の腕で攻撃してくる。
一本目は首を曲げて避け、二本目は左足で受け止め、三本目は二本目を受け止めた左足をズラしてぶつけた。そして最後の四本目は頭突きで受け止めてやり、向こうの手の甲が割れて血が噴き出す。
「俺って結構石頭だろ?」
ニッと笑ってそう言い、掴んでいた相手の残りの腕二本を高速回転させて引き千切る。
だが奴は痛覚を感じていないのか、怯まずに残りの一本で俺の腹を殴ってきた。
――ズドンッ!
隕石でも落ちたかのような衝撃が辺りを襲い、俺の立つ地面がさらに陥没する。今までで一番力強い攻撃……腹に風穴が空いても不思議じゃない威力だ。
それでも俺の笑みを作る余裕は消えなかった。
「悪いな、単純な力なら無効化できる技術は持ってるんだよ」
全身に纏う西洋の鎧のように地面や壁に密着してる部分から衝撃を逃がしてダメージを軽減する技術。俺の場合は熟練度により軽減ではなくほぼ無効だ。
流石に渾身の力が全く通用しなかった事実に驚いた魔物はさっきよりも大きな隙を見せる。
決め所はここだ。
大きく呼吸をして息を整える息吹をし、確実に仕留めるための技を放つ。
貫手にした手を素早く打ち込み魔物の体に風穴を空け、握った拳を槌に見立てて頭から殴り潰した。
そして高めに跳躍し、最後にかかと落としを決めてやった。
魔物だった奴の姿はすでに原型を留めておらず、俺の足の下で肉塊となって声もまともに発声できていない状態となっていた。
グロテスクな見た目となった魔物を見た周囲の奴らは戦慄を覚えた顔をしてるし、クロニクやモモも呆然とした顔をしている。
誰も動こうとしない中でヴェルネが近付いてきた。
「何してたか全くわからなかったけど滅茶苦茶だったってのはよくわかったわ。お疲れ様」
ぶっきらぼうにそう言って俺の胸を軽く叩いてくる。彼女なりの労い方が独特で少し笑ってしまう。
「おう。ヴェルネもありがとうな」
「あたしは何も……」
「被害が出ないように避難誘導してくれただろ?」
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