上 下
1 / 2

頚椎症と診断されたのは。

しおりを挟む
始めて頚椎症と診断されたのは、今から30年ほど前の事になります(^-^)
もう少しで50の大台ですからね。
頚椎症とは随分と長い付き合いをしています。

最初に就職をしたのは製造業。
立ち仕事をしていたのですが、下を俯き加減でしていると眩暈や吐き気がしてきまして。
余りにも体調不良が続いたので慌てて内科や、整形外科を受診しました。
この時に整形外科で頚椎症ということが分かったのですが、他にも原因があるのかもしれないと色んな科を受診しました。
眩暈や吐き気だったのでね。
まさか首の骨の異常から眩暈や吐き気がするとは思わなかったものですから。
内科では、運動不足と言われ。
脳神経外科や、耳鼻科では異常なしでした。

その時は頚椎症というものを知りませんでした。
ネットで調べてみても、あまり眩暈や吐き気の事が書いてなかったのですよねー。
一番多いのは手足のしびれや痛みなんだとか。
なので、頚椎症の他にも原因があるのではと幾つも病院を変えて調べてもらいましたが、特に異常はありませんでした。
その後、その会社で10年以上働きましたが、年数が経つにつれ時々だった眩暈の発生は多くなりました。
体調不良になると、頭にあまり酸素がいかないのでしょうね、生あくびが凄かったです。
眠いわけでもないのに出で来るのですから、周りの人達には白い目で見られてました。
当然仕事の能率も悪くなります
体調が悪いのですから当然です。
でも見た目はどこも悪くないのです。
本人だけがめまいがして、気持ち悪いのです。
きっと夜更かしでもして、不真面目な奴と思われていたのでしょう。
頚椎症というものを理解してもらうことは出来てなかったと思います。

それと共に、30代前半の頃、体調か悪い時と重なって職場で財布の盗難に合いました。
当然ストレスも重なり、会社で過呼吸を起して病院に運ばれました。自力で歩けなくなりましたし。
これが仕事を辞めようと思ったきっかけともなりました。
仕事を辞める少し前に、ストレスからドクターストップで一カ月程休業していたことがあるのですが、家にいると一切眩暈や吐き気は出ないのです。
盗難に合ったストレスで軽い鬱になりかけていたみたいです。精神科へとも行きましたよ、この時。
財布を盗んだ犯人は結局分からず、周りの人も積極的に財布をさがしてはくれませんでした。
仕事の能率は悪いし、ストレスばっかり貯めこむので思い切って辞めて良かったと思います。

ここまで読んで、同じように頚椎症になって困っている人がいるでしょうか?
周りの人には分からない、本人にしか分からない症状で困っている人、いますか?
仕事を続けるのは大切なだというのも分かります。
生活がかかってますからね。
でも、私は俯き加減の仕事を続ければ続ける程症状は悪化していきました。
仕事を辞める事、もの凄い体力と決意が要りました。
でも、辞めて良かったと思います。
今もし同じ症状で困っている人がいれば、転職も一つの考えだと思いますよ?
俯かなくてもすむ仕事があれば、職場変更してもらうのが一番いいのだと思います。
頚椎症というものを理解してもらわないといけませんから、中々難しいかもしれませんけど。

その後就職できた会社はあまり俯かなくてもよく、こちらも10年以上と長く続けられたのですが、人間関係のごたごたで今年の新たに就職しました。
新しい会社の面接のとき、勿論、面接した時は頚椎症があることも伝えていました。
その時面接してくれた方は、頚椎症をご存知の方でした。
で、就職してそろそろ二か月近くです。
今の会社に働き出して、数日もしないうちに左手の小指、薬指がしびれ始めました。
予想していたより重いものを持つことが増えたのと、俯く仕事が多いからです。
そしてあっという間に、薬を飲んでもしびれが軽減するどころか悪化していき、左手全体、左足の指までもがしびれ始めました。
で、昨日、今日と造影剤投与という検査入院をしてきました。(実は二回目。15年ほど前は手術は見送られました)

ようやく来月に、手術が決まりました。

細かなところは後日決めますが、やっと手術が出来るんだという感じが強いです。
手術なんて絶対に拒否ではなく、やっと手術がうけれるといった感が強いです。
体調が悪い時には起きていられないのですから、随分と家族には迷惑を掛けましたから。
これでようやく治るのなら、お金もかかりますが数日位の入院は頑張ります。

手術が終わったら後日談を書こうと思います。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

貴方に再会出来た偶然を抱きしめたい

清杉悠樹
恋愛
藤田一葉(ふじたかずは)は持病の頚椎症と職場の人間関係に疲れ、五年働いた会社を退職した。その後、偶然街で出会ったのは誰に言うことも無かったけれど憧れていた会社に営業マンとして時々来ていた牛島榛(うしじましん)だった。その時になんと彼も一葉の事が好きだったと告白され、恋人同士になった。 彼に会ったことで引きこもり気味だった一葉の生活は一転し、優しさに心が癒されていき、最後はハッピーエンドのお話です。 関連作品として、猫が繋ぐ縁 括りはスイーツ男子-猫が繋ぐ縁- 栞~猫が繋ぐ縁~ だって、コンプレックスなんですっ! があります。宜しければこちらもどうぞ。

発達障害の長男と母としての私

遥彼方
エッセイ・ノンフィクション
発達障害の長男と母としての私の関わり方の記録というか、私なりの子育てについて、語ろうと思います。 ただし、私は専門家でもなんでもありません。 私は私の息子の専門家なだけです。心理学とか、医学の知識もありません。きっと正しくないことも語るでしょう。 うちの子とは症状が違うから、参考になんてならない方も沢山いらっしゃるでしょう。というよりも、症状は一人一人違うのだから、違うのは当たり前です。 ですからあなたは、あなたのお子さんなり、ご家族の方の専門家になって下さい。 願わくば、その切っ掛けになりますよう。 ※私の実際の経験と、私の主観をつらつらと書くので、あまり纏まりがないエッセイかもしれません。 2018年現在、長男は中学3年、次男小6年、三男小4年です。 発達障害だと発覚した頃は、長男3歳、次男6カ月、三男はまだ産まれていません。 本作は2017年に、小説家になろうに掲載していたものを転記しました。 こちらでは、2018年10月10日に完結。

あわてず くさらず ぼちぼちと ~緑内障に関する覚書~

栗須帳(くりす・とばり)
エッセイ・ノンフィクション
 栗須は緑内障を患ってます。そのおかげで日常生活にも色々と支障が出ている訳ですが、折角の経験ですので形に残そうと思いました。目は4回、それ以外を合わせると計10回の手術を受けて来たのですが、振り返ってみると中々に面白いものでした。  いつかこれを元に作品を作れれば、そう思ってます。全10話、眼科編は第4話からになります。よろしくお願い致します。 ●症状に関しては、あくまで栗須の知識であり実体験です。調べてはいますが、間違った表現があるかもしれませんのでご注意ください。

もちもちもっちー

無言の圧力(むごんさん)
エッセイ・ノンフィクション
文鳥のもっちー(♀)と飼い主男子高校生の日常系ハートフルコメディ。

Gの修行部屋

一ノ瀬隼人
エッセイ・ノンフィクション
ガードマンの実体験と言うかやり方? 一応完結したけど、もしかしたら追加するかも。 今の所はないですが。

カルバート

角田智史
エッセイ・ノンフィクション
連想させるのは地下を走る水。 あまり得るものはないかもしれません。 こんな人間がいる、こんな経験がある、それを知る事でまたあなた自身を振り返る、これからのあなたを考える、そのお手伝いが少しでもできればいいかなと思っています。 また時折出てくる対人間関係のアドラー、フロム、ニーチェに感化された僕の考え方が今後の皆様の生活の参考になる事があれば、幸いです。 もし最後まで、僕にお付き合いされる方がいらっしゃれば、心より感謝致します。

さようなら、外脛骨

れつだん先生
エッセイ・ノンフィクション
2021年に有痛性外脛骨障害の手術と一ヶ月間の入院、リハビリをしました。 その一部始終を日記としてまとめました。

処理中です...