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本編
8 どうしてそんなことまでするんですかぁっ
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ちゅっと微かにたてられている音を聞くのが恥ずかしい。そんな課長の様子を間近に目にするのはもっと恥ずかしくて横たえられて最初にキスを受けた後から環菜はずっと目を閉じていた。頬に当てられている手と、自分の体に重くはないが乗りかかっている課長の体温は徐々に上がっていっている。それは私も同じだったけれど。
暫くすると優しくて触れるだけのキスに慣れ、少し私の緊張が薄れてくると、それが分かったのか顔に集中していたキスは耳から首筋へ、やがて肩や鎖骨へと移動していった。更に腕や指先にまで。そこは少しくすぐったく感じた。
それとともに頬にあった大きな手がいつの間にか、私の体に巻き付けていたバスタオルへと移り、胸の上に当てられていた。
私はまた緊張してしまい、体がびくっとなった。するとタオル越しの手はそれ以上動かされることなくそのままになった。
「怖い?それとも嫌?」
こちらを窺うその掠れた声は、私への気遣いと心配が入り混じって戸惑っている風だった。
私はようやく薄目を開けた。体が熱い。ぼんやりとした頭で言葉を反芻する。
「嫌・・・じゃない。ちょっとくすぐったい、かも」
嫌じゃないと言われた課長はほっとしたように微かに笑みを浮かべた。
今度は鎖骨の下のあたりにキスを再開されると同時に、環菜の素肌にまだ湿ったままの課長の髪が当たった。熱いのと冷たい両方の刺激がどんな風にされているのか気になって環菜は自分の体に目を向けた。
すると目に飛び込んだ光景はというと、課長のいつもと違う髪型に裸の上半身、程よい筋肉が付いた腕と、私の視線に気が付いたのか上目遣いで私の事を見つめるその至近距離からの熱い視線ははっきり言って目の毒だった。
色気のダダ漏れが半端ないーっっっっ!!
あまりにも扇情的な男らしい色気を前に、私は目がちかちかとしてしまう程のダメージを喰らった。
三十を幾つか超えているのに普段から鍛えているのか、細そうに見えて意外と筋肉が付いているみたいだった。胸のあたりの筋肉が光の加減により陰影がはっきりとより強調されてみてはいけないと思うのに、何度もちらちらと見てしまった。
そこで部屋の明かりが付けられたままの状態にいることにようやく気がついた。
明るい。相手が良く見えるということは、相手からも良く見えているということで・・・。
「電気ついてるぅ。お願い、電気は消して欲しいですぅぅぅっ」
今更かもしれない。触られたことで分かっているとは思うが、無い胸が横になったことで更に厚みが無くなったのを白日の下にさらすのは避けたかった。せめてもの乙女心というものだ。
「ん?俺のはしっかり見たのに?風呂でも俺だけが見られたのって不公平だよね?隠さないで全部見せて。肌もこんなに白くて綺麗いだし、足もさっきから触りたいのをどれだけ必死で我慢してる思ってる?」
「ええっ!?不公平って、だってあれは課長が勝手にお風呂に入ってきたからっ」
不可抗力だと抗議を訴えると、環菜は素肌の右足太ももの外側を上から下へとつつーっと指でなぞられた。
「ひゃあ!?」
無防備にしていた所をいきなり触られて驚いたのと、背筋がぞわっとしてしまい思わず変な声が出てしまった。同時に腰を捻ったせいで胸元でしっかりと巻いていたはずのバスタオルはぱらりと解けた。
「――――――!!!」
当然すべてが課長の目の前にさらけ出された。声にならない叫び声をあげ環菜は解けたバスタオルを手で掴むともう一度胸を隠そうとした。
その動きより早く木槌に環菜の手は押さえ込まれてしまい、顔の両脇へと固定されて身動きできなくされてしまった。
「隠さないでって言ってるのに」
「だって恥ずかしいっ」
「どうして?こんな綺麗な体なのに?」
「胸、小さいし・・・」
大きさのことはどうしようもないことくらいは分かってているが、せめて隠すくらいしてもいいじゃないかと思う。
「俺はおおきさにこだわってない。大事なのは抱く相手が好きな相手ってだってこと。だから今ものすごくドキドキしてる」
「えっ、課長が?」
とてもそんな風には見えない。余裕がある風にしか見えない。
「こういうことに慣れてそうにみえるのに」
「酷いな。今まで全く経験がないとは言わないけど、多分環菜が考えてるほど経験豊富って訳じゃないよ。片思いを自覚してからは諦めなきゃいけないと思いつつも好きだという思いを捨てることが出来なかったから辛かった。言っておくが、環菜のことを好きだと思ってからは誰ともしていないからな。はあ、・・・長年思い続けていた環菜をようやく抱けると思ったら緊張で倒れそうだ」
課長は苦笑いをした後は、嬉しさが私にも伝わる程の幸福感溢れる笑みを浮かべていた。
「誰とも?」
「誰とも。環菜に恋人がいると分かっていても、環菜以外考えられなかったから。だから今こうしているのが夢じゃないかと疑ってる」
拘束されていた手は外され、木槌の口元へ右手を運ばれた。私の指先を唇を当てると目を閉じて感触を確かめて知るようだった。
「夢じゃ、無いですよ?」
空いている左手を伸ばし木槌の左頬に手のひらを添わせた。ゆっくりと閉じていた目は開かれ黒い瞳は怪しく煌いた気がした。
「うん、それを確かめさせて?」
二人並んでベッドに横たわると、正面から力強く抱きしめられた。
「なんでこんなに色んな所にキスばっかりするの?わあ、足まで舐めないでっ。汚いから足なんて駄目ですぅ」
兎に角唇で沢山の所をキスされまくっている。余すとこなく体中全部をキスされてしまい兼ねない勢いだ。ううん、実際そうされかかっている。
「感じやすい所を探る為。こら暴れない。・・・いい眺めだな」
環菜は横たわっている姿勢から起き上がって足を舐めようとするのを阻止しようとした。けれど、自分のつま先のすぐ横にある課長がこちらに視線だけを向け呟いたその一言で、あられもない格好をさらしている自分の体を自分の目で見て思わず叫んだ。
「きゃーっっっっ」
慌てて体の横にあったバスタオルで見られたくない箇所だけは隠した。
見られた!しっかり見られたぁぁぁ!゜。 ・゜・(*ノДノ)・゜・
環菜は無性に恥ずかしくてたまらなかった。堪らなく手で取り敢えず視覚だけでも閉ざした。
「隠すなというのに。まあ、今だけはいいか」
そう言うと今度は左足の甲から踝にキスされた。そんなところにキスされることはもちろん初めてで戸惑うばかりだ。むず痒いと言えばいいんだろうか、さっきから与えられる温かな感触にどうにも背筋がぞわぞわする。
「ふっ」
何やら堪えきれなくて勝手に出てしまった自分の声が信じられなかった。普段しゃべるトーンより明らかに高かくて甘さを含んでいた。
とっさに両手を目から口へと移動させ塞いだけれど既に遅く、刺激を与えている本人は嬉しそうに綻んでいた。
(環菜が言っていた不感症ぎみというより、ただ単に慣れていないだけのような気がするんだが・・・)
風呂場で俺がいきなり入っていったから驚いたのは驚いただろうが、それ以上にどうして私がいるのにも関わらず人が入ってくるのかといった印象を受けた。自分の裸を見た時ももの凄い固まり方だったのを思い出す。初々しいというか、慣れてない感じしか受けないのだ。
体中にキスをしてみたが、幾つか反応する場所があった。不感症気味というわけでもなさそうだと思う。
抱かれることは初めてでは無いらしいが、本当にこういうことに慣れていないのか、元の彼氏に何か言われて自分はこうだと思い込んでいるだけなのか。恐らく後者だろう。木槌はそう結論付けた。
ならば記憶を塗り替えるほどに愛すだけ。
「もっと聞きたい。環菜の感じてる声が。だから―――覚悟して?」
意図的にまだキスしていない箇所の反応を想像しながら、木槌は自分の唇の端を舐めた。
暫くすると優しくて触れるだけのキスに慣れ、少し私の緊張が薄れてくると、それが分かったのか顔に集中していたキスは耳から首筋へ、やがて肩や鎖骨へと移動していった。更に腕や指先にまで。そこは少しくすぐったく感じた。
それとともに頬にあった大きな手がいつの間にか、私の体に巻き付けていたバスタオルへと移り、胸の上に当てられていた。
私はまた緊張してしまい、体がびくっとなった。するとタオル越しの手はそれ以上動かされることなくそのままになった。
「怖い?それとも嫌?」
こちらを窺うその掠れた声は、私への気遣いと心配が入り混じって戸惑っている風だった。
私はようやく薄目を開けた。体が熱い。ぼんやりとした頭で言葉を反芻する。
「嫌・・・じゃない。ちょっとくすぐったい、かも」
嫌じゃないと言われた課長はほっとしたように微かに笑みを浮かべた。
今度は鎖骨の下のあたりにキスを再開されると同時に、環菜の素肌にまだ湿ったままの課長の髪が当たった。熱いのと冷たい両方の刺激がどんな風にされているのか気になって環菜は自分の体に目を向けた。
すると目に飛び込んだ光景はというと、課長のいつもと違う髪型に裸の上半身、程よい筋肉が付いた腕と、私の視線に気が付いたのか上目遣いで私の事を見つめるその至近距離からの熱い視線ははっきり言って目の毒だった。
色気のダダ漏れが半端ないーっっっっ!!
あまりにも扇情的な男らしい色気を前に、私は目がちかちかとしてしまう程のダメージを喰らった。
三十を幾つか超えているのに普段から鍛えているのか、細そうに見えて意外と筋肉が付いているみたいだった。胸のあたりの筋肉が光の加減により陰影がはっきりとより強調されてみてはいけないと思うのに、何度もちらちらと見てしまった。
そこで部屋の明かりが付けられたままの状態にいることにようやく気がついた。
明るい。相手が良く見えるということは、相手からも良く見えているということで・・・。
「電気ついてるぅ。お願い、電気は消して欲しいですぅぅぅっ」
今更かもしれない。触られたことで分かっているとは思うが、無い胸が横になったことで更に厚みが無くなったのを白日の下にさらすのは避けたかった。せめてもの乙女心というものだ。
「ん?俺のはしっかり見たのに?風呂でも俺だけが見られたのって不公平だよね?隠さないで全部見せて。肌もこんなに白くて綺麗いだし、足もさっきから触りたいのをどれだけ必死で我慢してる思ってる?」
「ええっ!?不公平って、だってあれは課長が勝手にお風呂に入ってきたからっ」
不可抗力だと抗議を訴えると、環菜は素肌の右足太ももの外側を上から下へとつつーっと指でなぞられた。
「ひゃあ!?」
無防備にしていた所をいきなり触られて驚いたのと、背筋がぞわっとしてしまい思わず変な声が出てしまった。同時に腰を捻ったせいで胸元でしっかりと巻いていたはずのバスタオルはぱらりと解けた。
「――――――!!!」
当然すべてが課長の目の前にさらけ出された。声にならない叫び声をあげ環菜は解けたバスタオルを手で掴むともう一度胸を隠そうとした。
その動きより早く木槌に環菜の手は押さえ込まれてしまい、顔の両脇へと固定されて身動きできなくされてしまった。
「隠さないでって言ってるのに」
「だって恥ずかしいっ」
「どうして?こんな綺麗な体なのに?」
「胸、小さいし・・・」
大きさのことはどうしようもないことくらいは分かってているが、せめて隠すくらいしてもいいじゃないかと思う。
「俺はおおきさにこだわってない。大事なのは抱く相手が好きな相手ってだってこと。だから今ものすごくドキドキしてる」
「えっ、課長が?」
とてもそんな風には見えない。余裕がある風にしか見えない。
「こういうことに慣れてそうにみえるのに」
「酷いな。今まで全く経験がないとは言わないけど、多分環菜が考えてるほど経験豊富って訳じゃないよ。片思いを自覚してからは諦めなきゃいけないと思いつつも好きだという思いを捨てることが出来なかったから辛かった。言っておくが、環菜のことを好きだと思ってからは誰ともしていないからな。はあ、・・・長年思い続けていた環菜をようやく抱けると思ったら緊張で倒れそうだ」
課長は苦笑いをした後は、嬉しさが私にも伝わる程の幸福感溢れる笑みを浮かべていた。
「誰とも?」
「誰とも。環菜に恋人がいると分かっていても、環菜以外考えられなかったから。だから今こうしているのが夢じゃないかと疑ってる」
拘束されていた手は外され、木槌の口元へ右手を運ばれた。私の指先を唇を当てると目を閉じて感触を確かめて知るようだった。
「夢じゃ、無いですよ?」
空いている左手を伸ばし木槌の左頬に手のひらを添わせた。ゆっくりと閉じていた目は開かれ黒い瞳は怪しく煌いた気がした。
「うん、それを確かめさせて?」
二人並んでベッドに横たわると、正面から力強く抱きしめられた。
「なんでこんなに色んな所にキスばっかりするの?わあ、足まで舐めないでっ。汚いから足なんて駄目ですぅ」
兎に角唇で沢山の所をキスされまくっている。余すとこなく体中全部をキスされてしまい兼ねない勢いだ。ううん、実際そうされかかっている。
「感じやすい所を探る為。こら暴れない。・・・いい眺めだな」
環菜は横たわっている姿勢から起き上がって足を舐めようとするのを阻止しようとした。けれど、自分のつま先のすぐ横にある課長がこちらに視線だけを向け呟いたその一言で、あられもない格好をさらしている自分の体を自分の目で見て思わず叫んだ。
「きゃーっっっっ」
慌てて体の横にあったバスタオルで見られたくない箇所だけは隠した。
見られた!しっかり見られたぁぁぁ!゜。 ・゜・(*ノДノ)・゜・
環菜は無性に恥ずかしくてたまらなかった。堪らなく手で取り敢えず視覚だけでも閉ざした。
「隠すなというのに。まあ、今だけはいいか」
そう言うと今度は左足の甲から踝にキスされた。そんなところにキスされることはもちろん初めてで戸惑うばかりだ。むず痒いと言えばいいんだろうか、さっきから与えられる温かな感触にどうにも背筋がぞわぞわする。
「ふっ」
何やら堪えきれなくて勝手に出てしまった自分の声が信じられなかった。普段しゃべるトーンより明らかに高かくて甘さを含んでいた。
とっさに両手を目から口へと移動させ塞いだけれど既に遅く、刺激を与えている本人は嬉しそうに綻んでいた。
(環菜が言っていた不感症ぎみというより、ただ単に慣れていないだけのような気がするんだが・・・)
風呂場で俺がいきなり入っていったから驚いたのは驚いただろうが、それ以上にどうして私がいるのにも関わらず人が入ってくるのかといった印象を受けた。自分の裸を見た時ももの凄い固まり方だったのを思い出す。初々しいというか、慣れてない感じしか受けないのだ。
体中にキスをしてみたが、幾つか反応する場所があった。不感症気味というわけでもなさそうだと思う。
抱かれることは初めてでは無いらしいが、本当にこういうことに慣れていないのか、元の彼氏に何か言われて自分はこうだと思い込んでいるだけなのか。恐らく後者だろう。木槌はそう結論付けた。
ならば記憶を塗り替えるほどに愛すだけ。
「もっと聞きたい。環菜の感じてる声が。だから―――覚悟して?」
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