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第5章 六凶編 VS ブラッディマリア・ブルードラグーン
第203話 夜の世界の戦い
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六凶 ブラッディマリアから送られた刺客なので、ブラッディメアリーのメンバーは全員戦闘能力は高い。
「ハハハハハハ!!!テメェら、本気で俺達とやるようだな!!!」
「その余裕、いつまで持つんやろうか。」
睨み合う両者。こちらの兵力は、沖屋・笹川、所長・美夜子・玲奈、数人の警官。ブラッディメアリーは、店主の福田とホスト・キャバ嬢が6人ずつの計13人。作戦としては、5人で役割分担して戦い、倒した者から逮捕してもらう、という戦法で行く。客が避難し、店内は物々しい雰囲気に包まれる。
「よし、かかれぇ!」
福田の号令で、一斉に襲いかかってくる。所長・沖屋・笹川がホスト達を、美夜子と玲奈はキャバ嬢達を相手にする。警官達は援護に廻る。
店主の福田は、ソファーにドカっと座ってブランデーを呷りながら静観する。
「俺が出るまでもねぇな。オイ、テメェら!!俺を捕まえたきゃな、全員を倒してからにしろ!!!」
ホスト達も連携の取れた動きで、所長達を翻弄する。ホスト達を指揮しているのは、リーダーの緒方将人。
「ハッハッハッ!!どうした、オッサン?」
ホスト達は、棒を持って間合いを取りながら攻撃してくる。
「くっ…。ちょこまかと。」
「舐めんなや、オラァ!!」
笹川が挑発に乗せられ、ホスト達に殴りかかるも、棒で転ばされ、そのまま袋叩きにされる。
「ぐわぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「フン、刑事なんて大したことねぇな!!!」
ホスト達の背後から、所長が襲撃する。
「後ろがガラ空きや。」
「ぐわぁ!」
手を捻られ、ホストの1人が悶絶して棒を落とす。その隙に解放された笹川が、ホストに金的を食らわし、背負い投げで仕留めて確保する。
「テメェ!」
襲ってきたが、棒は木製なので、蹴りで折ることが出来る。
「ハァ!」
所長は、カンフーキックで軽々とへし折った。
「嘘だろ!」
「武器がなけりゃ、何も出来ひん臆病者が。」
沖屋が背後から取り押さえ、手錠をかける。瞬く間に、ホスト達をKOした。
一方、美夜子と玲奈もキャバ嬢達と応戦していた。指揮しているのは、リーダーの岡本結衣。
「このギャンブルゲームに、勝てるかしら?」
全員、武器を持っており、2人を翻弄する。
「数が多いわね。」
「美夜子さん、玲奈が3人相手しますので。」
「頼むわ。」
二手に別れて戦う。美夜子はキャバ嬢2人を相手にする。武器は拳銃とナイフ。
「ハチの巣になりなさい!」
発砲してきたが、テーブルで防御。その背後にもう1人、ナイフで襲い掛かる。
「やぁ!」
「甘いわ!」
振り向きざまに、木刀で返り討ちにし、1人撃破。もう1人は、美夜子に銃口を向ける。
「観念しなさい!あれ?弾切れ?」
その隙に、美夜子は助走をつけて、飛び蹴りを食らわして撃破。玲奈は、SMクラブで活動していた頃のアイテムで、鞭を駆使して戦う。3人同時に襲い掛かる。
「遅い。」
攻撃をかわし、鞭で殴打する。鞭の他に、緊縛で使用していた麻縄で縛り上げ、残りは1人だけとなった。
「くっ、まさか、探偵が潜り込んでたなんて…。」
「さて、アンタには、どんなお仕置きしたろうかな?」
鞭を振り回して、舌なめずりする玲奈。
「される前に、やってやるわよ!」
ドスを取り出し、玲奈に突進する。玲奈は、鞭で捕縛し、テーブルに上がって、飛び蹴りをかました。
「探偵ナメたらアカンで。」
ホストとキャバ嬢達が、警官に逮捕され、福田は動揺する。
「クソッ…。まさか…。探偵風情が!!」
焦りが生じ、幹部クラスである将人と結衣に命じる。
「将人、結衣!!コイツらをブチ殺せ!!」
福田に、抹殺指令を命じられ、2人は武器を取り出す。
「さて、ナメた真似してくれたな。」
将人はメリケンサックをはめ、所長達に襲いかかる。すると、沖屋がブロックした。
「貴様の相手は、私で充分や。」
沖屋は、蹴りで将人を攻撃し、メリケンサックの殴打をかわした。
「クソッ!!警官ごときが!!」
「侮ってもろたら困るで。私は刑事。関西では反社会的勢力をいくつも壊滅させてきたんや。貴様など取るに足らん。」
「ふざけんなぁ!!!」
殴りかかる将人を避けて、顔面に蹴りを入れて撃破した。
「フンっ、所詮は口だけやな。」
鼻血を出して倒れた将人に、手錠をかけて連行させる。
一方、結依はマジック×ギャンブルの戦法をとる。拳銃で攻撃してくるが、実弾とも限らなかった。
「空砲?」
「どうかしら?」
指パッチンをすると、美夜子の背後からナイフが飛んできた。
「美夜子さん、危ない!!」
咄嗟に避け、ナイフは壁に刺さる。
「フフフ、ギャンブルは好き?」
美夜子と玲奈にカードを渡す。絵柄を見ると、玲奈のカードには、ドクロが描いてあった。
「はっ?!」
「フフフ、食らいなさい!!」
指パッチンすると、天井が開き、ドクロと骨が降って来た。
「何やコレ?!」
鞭で防御し、ドクロと骨の雨を防いだ。
「目の前に気づきなさい!!」
死神の如く、鎌を持って襲いかかる。それを美夜子が木刀で防ぎ、カウンターをお見舞いした。
「あぁぁぁ!!!」
将人と結依を撃破し、2人は逮捕された。
手下達が全滅し、福田は遂に重い腰を上げて立ち上がる。
「チッ!!俺を本気にさせやがったな!!!」
赤いスーツをはだけさせ、胸元には赤い薔薇のタトゥーがある。
「ハハハハハ!!!!!この俺を本気にさせたら、テメェらは地獄へ落としてやらぁ!!!」
所長が立ちはだかる。
「ならば、私が相手してやろう。」
所長が相手をする。
「俺の正拳を食らえ!!!!」
所長は、福田のパンチを軽々と止める。逆に握力で、奴の拳を握り潰す。
「がぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「偽りの楽園の人間に、私を倒すことは出来ん!!!」
所長は、福田の腕を掴み、軽々と背負投げをして倒した。
「ぐおぉぉぉぉ!!!!!」
「貴様の負けだ。」
福田を逮捕し、ブラッディメアリーを壊滅させた。雅文達と探偵事務所の戦い、まずは所長達がブラッディメアリーを破り、先勝した。
「ハハハハハハ!!!テメェら、本気で俺達とやるようだな!!!」
「その余裕、いつまで持つんやろうか。」
睨み合う両者。こちらの兵力は、沖屋・笹川、所長・美夜子・玲奈、数人の警官。ブラッディメアリーは、店主の福田とホスト・キャバ嬢が6人ずつの計13人。作戦としては、5人で役割分担して戦い、倒した者から逮捕してもらう、という戦法で行く。客が避難し、店内は物々しい雰囲気に包まれる。
「よし、かかれぇ!」
福田の号令で、一斉に襲いかかってくる。所長・沖屋・笹川がホスト達を、美夜子と玲奈はキャバ嬢達を相手にする。警官達は援護に廻る。
店主の福田は、ソファーにドカっと座ってブランデーを呷りながら静観する。
「俺が出るまでもねぇな。オイ、テメェら!!俺を捕まえたきゃな、全員を倒してからにしろ!!!」
ホスト達も連携の取れた動きで、所長達を翻弄する。ホスト達を指揮しているのは、リーダーの緒方将人。
「ハッハッハッ!!どうした、オッサン?」
ホスト達は、棒を持って間合いを取りながら攻撃してくる。
「くっ…。ちょこまかと。」
「舐めんなや、オラァ!!」
笹川が挑発に乗せられ、ホスト達に殴りかかるも、棒で転ばされ、そのまま袋叩きにされる。
「ぐわぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「フン、刑事なんて大したことねぇな!!!」
ホスト達の背後から、所長が襲撃する。
「後ろがガラ空きや。」
「ぐわぁ!」
手を捻られ、ホストの1人が悶絶して棒を落とす。その隙に解放された笹川が、ホストに金的を食らわし、背負い投げで仕留めて確保する。
「テメェ!」
襲ってきたが、棒は木製なので、蹴りで折ることが出来る。
「ハァ!」
所長は、カンフーキックで軽々とへし折った。
「嘘だろ!」
「武器がなけりゃ、何も出来ひん臆病者が。」
沖屋が背後から取り押さえ、手錠をかける。瞬く間に、ホスト達をKOした。
一方、美夜子と玲奈もキャバ嬢達と応戦していた。指揮しているのは、リーダーの岡本結衣。
「このギャンブルゲームに、勝てるかしら?」
全員、武器を持っており、2人を翻弄する。
「数が多いわね。」
「美夜子さん、玲奈が3人相手しますので。」
「頼むわ。」
二手に別れて戦う。美夜子はキャバ嬢2人を相手にする。武器は拳銃とナイフ。
「ハチの巣になりなさい!」
発砲してきたが、テーブルで防御。その背後にもう1人、ナイフで襲い掛かる。
「やぁ!」
「甘いわ!」
振り向きざまに、木刀で返り討ちにし、1人撃破。もう1人は、美夜子に銃口を向ける。
「観念しなさい!あれ?弾切れ?」
その隙に、美夜子は助走をつけて、飛び蹴りを食らわして撃破。玲奈は、SMクラブで活動していた頃のアイテムで、鞭を駆使して戦う。3人同時に襲い掛かる。
「遅い。」
攻撃をかわし、鞭で殴打する。鞭の他に、緊縛で使用していた麻縄で縛り上げ、残りは1人だけとなった。
「くっ、まさか、探偵が潜り込んでたなんて…。」
「さて、アンタには、どんなお仕置きしたろうかな?」
鞭を振り回して、舌なめずりする玲奈。
「される前に、やってやるわよ!」
ドスを取り出し、玲奈に突進する。玲奈は、鞭で捕縛し、テーブルに上がって、飛び蹴りをかました。
「探偵ナメたらアカンで。」
ホストとキャバ嬢達が、警官に逮捕され、福田は動揺する。
「クソッ…。まさか…。探偵風情が!!」
焦りが生じ、幹部クラスである将人と結衣に命じる。
「将人、結衣!!コイツらをブチ殺せ!!」
福田に、抹殺指令を命じられ、2人は武器を取り出す。
「さて、ナメた真似してくれたな。」
将人はメリケンサックをはめ、所長達に襲いかかる。すると、沖屋がブロックした。
「貴様の相手は、私で充分や。」
沖屋は、蹴りで将人を攻撃し、メリケンサックの殴打をかわした。
「クソッ!!警官ごときが!!」
「侮ってもろたら困るで。私は刑事。関西では反社会的勢力をいくつも壊滅させてきたんや。貴様など取るに足らん。」
「ふざけんなぁ!!!」
殴りかかる将人を避けて、顔面に蹴りを入れて撃破した。
「フンっ、所詮は口だけやな。」
鼻血を出して倒れた将人に、手錠をかけて連行させる。
一方、結依はマジック×ギャンブルの戦法をとる。拳銃で攻撃してくるが、実弾とも限らなかった。
「空砲?」
「どうかしら?」
指パッチンをすると、美夜子の背後からナイフが飛んできた。
「美夜子さん、危ない!!」
咄嗟に避け、ナイフは壁に刺さる。
「フフフ、ギャンブルは好き?」
美夜子と玲奈にカードを渡す。絵柄を見ると、玲奈のカードには、ドクロが描いてあった。
「はっ?!」
「フフフ、食らいなさい!!」
指パッチンすると、天井が開き、ドクロと骨が降って来た。
「何やコレ?!」
鞭で防御し、ドクロと骨の雨を防いだ。
「目の前に気づきなさい!!」
死神の如く、鎌を持って襲いかかる。それを美夜子が木刀で防ぎ、カウンターをお見舞いした。
「あぁぁぁ!!!」
将人と結依を撃破し、2人は逮捕された。
手下達が全滅し、福田は遂に重い腰を上げて立ち上がる。
「チッ!!俺を本気にさせやがったな!!!」
赤いスーツをはだけさせ、胸元には赤い薔薇のタトゥーがある。
「ハハハハハ!!!!!この俺を本気にさせたら、テメェらは地獄へ落としてやらぁ!!!」
所長が立ちはだかる。
「ならば、私が相手してやろう。」
所長が相手をする。
「俺の正拳を食らえ!!!!」
所長は、福田のパンチを軽々と止める。逆に握力で、奴の拳を握り潰す。
「がぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「偽りの楽園の人間に、私を倒すことは出来ん!!!」
所長は、福田の腕を掴み、軽々と背負投げをして倒した。
「ぐおぉぉぉぉ!!!!!」
「貴様の負けだ。」
福田を逮捕し、ブラッディメアリーを壊滅させた。雅文達と探偵事務所の戦い、まずは所長達がブラッディメアリーを破り、先勝した。
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