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第4章 六凶編 VS 百鬼夜行之衆・猛毒獣大陸
第80話 総力戦
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センタープラザ本館3階は火の手が上がり、徐々にフロア全体に燃え広がる。KANSAI BLACK PANTHERの一同と雫・里香は先に、西館に到着し、1階で待機。同館4階では、髑髏城組長・大幹部と友梨亜がいる。ゲート封鎖のタイムリミットは、徐々に近づいていた…。
G-Tiger5 井高浩一・福嶌つばき
VS
髑髏城 ロバート・フォルチェ・今村奈央
炎が燃え広がるフロアで、白熱の銃撃戦が繰り広げられていた…。
「チッ、スバシコイナー!!」
ライフル射撃をかわしながら攻め込むつばき。2丁拳銃で応戦し、徐々に距離を詰める。その頃、井高はムエタイで鍛えた体術で、今村のスタンガン戦法に対抗する。
「リーチなら分がある。スタンガンごと手を折ってやる!!」
「フフ、スタンガンで痺れさせるわ!」
つばきに銃弾が当たらず、痺れを切らしたロバートは散弾銃と手榴弾を取り出した。
「奈央、下がっテロ!!」
奈央は後ろに下がり、ロバートは2人目掛けて、散弾銃と手榴弾で攻撃した。手榴弾は避けても、後ろは炎。引火して大爆発を起こし、2人共、大ダメージを受けた。
「くっ…。」
「痛い…。」
弱った所に、ロバートがライフルでつばきを蜂の巣にした。
「あぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「つばきぃ!!!」
つばきは、ライフル射撃を受け、大量出血で死亡した。
「テメェ!!!!」
怒りのままに駆け寄り、立ちはだかった奈央をレッグラリアートで一蹴し、ロバートに詰め寄る。
「Oh,No!!!」
「オラァ!!」
蹴りでライフルの先端をへし折り、頭を掴んで何度も殴り付け、鼻血が噴き出しても、容赦なく鼻を折る。
「Oh My God!!」
「そのまま消えろ!!」
追い討ちをかけようとした時、ロバートは手榴弾を取り出し、井高を掴んだ。
「Hey Hey Go to hell with me!!」(ハッハッハッ!!俺と一緒に地獄へ行こうぜー!!)
「オイ、止めろー!!」
手榴弾は大爆発し、辺りはバックドラフトで激しく燃え上がり、窓ガラスは衝撃で割れた。黒煙と炎が窓から噴き出した。
△井高浩一・福嶌つばき
VS
△ロバート・フォルチェ・今村奈央
(両者死亡)
Golden Tiger 1分1敗
髑髏城 1分4敗
その頃、4階にいたGolden Tigerの組長・大幹部も下が火事になっていることに気付き、急いで3階に降りて、連絡通路へ向かい、避難した。
「くっ、あの土手っ腹野郎!!イカれたマネしくさって!!!必ずブッ殺してやる!」
由香里は組長に担がれながら、炎に包まれる本館を見て、戦いていた。
「雅文さん達、大丈夫なんかな?」
「ハッハッハッ!!無駄や!もう死体になってるわ!!」
15分前になり、ゲートが封鎖され始めた。
雅文・美夜子サイド
連絡通路に到着し、Golden Tigerの組長・大幹部と対峙した。
「見つけた。お前がGolden Tigerの組長か!!」
「あぁ?!何やお前は?」
遂に、雅文と組長が睨み合う。このオールバックに金ピカスーツという派手な出で立ちの男。コイツが、大阪でJKビジネスを行い、女子高生達を食い物にして来たGolden Fruit一派の親玉であると確信した雅文は、静かにエアガンを取り出し、銃口をヤツに向ける。
「何や?撃てるモンなら撃ってみぃ!!」
挨拶代わりに発砲したが、銃弾はかわされ、代わりに大幹部の1人が駆け寄ってきた。迷彩柄のジャケットに黒いズボンと、ミリタリースタイルの大男で、雅文の前に立ちはだかる。
「誰や?」
「俺か?俺はGolden Tiger大幹部の鬼軍曹こと古塚克明や。行かさへんぞ。」
「そこ、どいてくれへんか?」
そう言う雅文を担ぎ上げ、床に思い切り叩きつけた。背中を強打し、痛みでのたうち回る。
「雅文!!」
「くっ…。コイツ怪力やな…。」
「フン、遊んでる暇は無いんや…。」
大幹部は静かに立ち去り、同時に謎の小瓶を通路の真ん中に配置した。他の大幹部と組長も同じように配置した。
「準備はええな?よし、貴和子。やったれ。」
現れたのは、テンガロンハットを被った青いショートジャケットの女性。西部劇に出てきそうな出で立ちで、金髪ロングにゴールドのTバックというセクシーなスタイル。
「フフ、ゴミムシという昆虫をご存知かしら?ゴミムシから放たれるガス攻撃は、瞬間的に100℃を越える高温の気体を、尻から放つ。それをまともに食らえば、人間でもダメージを負うわ。見てなさい。」
彼女は、雅文達に尻を向け、謎の器具を取り付ける。
「何やってるんや?」
「食らえ!ファイヤーボンバー!!」
強烈な噴射音と共に、火炎放射される。
「火炎放射?!」
「マズイわ!!」
咄嗟に避けて、直撃を免れたが、連絡通路は火の海となり、炎で崩れそうになった。
「じゃあな。探偵風情が。」
組長・大幹部達は由香里を連れて、西館に入った。
炎に包まれたセンタープラザ本館と連絡通路。消防車が現場に到着し、駆けつけた消防隊によって消火活動が行われる。
「突入するしかないやろ…。」
「せやけど、ここは火の海よ。」
そこにバイクに乗った男が現れた。
「良かった!間に合った!」
「誰や?」
「私は、陳青鴻。通りすがりの拳法家券探偵だ。事情は後で話す。とにかく早く乗りたまえ。」
雅文と美夜子はバイクの後部座席に乗り、陳はフルスロットルで発車する。
「しっかり掴まってろ!!!」
「香港映画みたいね…。」
「よし、行けるで!!」
ゲートを通り抜け、西館に入ることが出来た。雫からの連絡で1度、西館1階に下りた。
西館1階には、KANSAI BLACK PANTHERの4人と雫・里香がいた。
「雅文、美夜子、無事やったんやな!!貴方は?」
「私は陳青鴻。先程のことについて、全て話そう。」
陳は、所長からの伝言と先程の出来事を、一言一句漏らさずに全て話した。
「そうなんや…。玲奈ちゃん大丈夫なんかな?」
「ここからは、所長さんに代わって、私が3人を見る。私は探偵をしていた。あの頃の熱い気持ちが込み上げてな。全力で力になる!!!」
そう語る陳の目には、情熱がわき上がり、力強く拳を握る。KANSAI BLACK PANTHERのリーダーの松本が、戦局を整理し、的確な指示を送る。
中村探偵事務所
陳青鴻
烏丸雫
神田雅文
桐島美夜子
KANSAI BLACK PANTHER
松本孝一
緒方正昭
矢神李羅
米山源三
西館3階にGolden Tiger、4階に髑髏城がいると踏み、二手に分かれて攻め込む。
「よし、我々がGolden Tigerと戦う。」
「分かった。その髑髏城とやらと戦おう。」
二手に分かれて、西館での戦いが幕を開ける…。
センタープラザ西館 3階
KANSAI BLACK PANTHER VS Golden Tiger
「ハッハッハッ!!あのガキ共、生き延びよったな!!助けに来るようやな。」
高笑いする組長 鬼塚は、タイトーFステーションでゲームに興じていた。
「余裕やな、アンタ…。」
ボソッと毒づく由香里。
プレイズ三宮店 通路
テンガロンハット・金髪ロング・ゴールドのTバックというセクシーな出で立ちで、後ろには謎のゲージと大量の虫籠、ただ者ではない。
「変態みたいやね、貴女…。」
「フフフ、激カワアニマルの時代は終わり。これからは激クサアニマルや!!」
矢神李羅VS毒島貴和子
ゲーマーズ神戸三宮店
ゴールドのタンクトップを着たオールバックの筋骨粒々な男。独特なリズムを踏んでいる。
「お前、Golden Appleに1回ヤられたんやってな?ハッハッハッ!!性懲りもなく挑むんか?無駄や無駄~!!」
「俺はもう負けへん…。」
緒方正昭VS古賀雄大
ホビーステーション 神戸三宮店
先程のミリタリースタイルの大男と、それに負けない体格の黒いタンクトップに迷彩柄のズボンの大男が睨み合う。
「Golden Tigerに喧嘩を売りやがって、ただで済むと思うな…。」
「その言葉、お前に返すわ…。」
米山源三VS古塚克明
センタープラザ西館 4階
中村探偵事務所VS髑髏城
事務所が建ち並び、隠れる場所がない。
「誰もいない…。」
「しまった!2階かもしれん。」
急いで2階に引き返すと、髑髏城の大幹部と組長が待ち構えていた。
センタープラザ西館 2階
キングダム
髑髏城組長と副組長は悠々と、ゲームに興じていた。
「ホイ!」
「それ!」
囚われの友梨亜は、大胆に毒づいた。
「ハイパーホッケーしてるなんて、余裕やね。地獄へ墜ちなさい。」
アリスNET・カードループ通路
ゴスロリ調のドレスを着た儚げな女性が、1人でトランプに興じていた。
「あら、1人でトランプ?私も混ぜていただけるかしら?」
「貴女が探偵やね?髑髏城に楯突く哀れな者よ。死神に呪われなさい…。」
桐島美夜子VS黒塚舞
カードショップトレワン
黒服に身を包んだ不気味な雰囲気の男が、人形と戯れていた。
「お前が、神田雅文か。フン、私の人形と遊ぶか?」
「ここはカードショップ。お前に相応しいカードは「「墓地」」や。」
神田雅文VS曽我俊也
MS WORLD 三宮店
黒いジャケットから髑髏のタトゥーが入った胸板が見える。千切れた手錠をかけたトンガリ頭のサングラスをかけた男が、太鼓の達人に興じていた。
「フルコンボ達成だドン!」
「さぁて、次はお前らフルボッコやドン!」
「大丈夫だ。私がついている。」
「私もやる時はやるわ。」
陳青鴻・烏丸雫VS岡部陵
G-Tiger5 井高浩一・福嶌つばき
VS
髑髏城 ロバート・フォルチェ・今村奈央
炎が燃え広がるフロアで、白熱の銃撃戦が繰り広げられていた…。
「チッ、スバシコイナー!!」
ライフル射撃をかわしながら攻め込むつばき。2丁拳銃で応戦し、徐々に距離を詰める。その頃、井高はムエタイで鍛えた体術で、今村のスタンガン戦法に対抗する。
「リーチなら分がある。スタンガンごと手を折ってやる!!」
「フフ、スタンガンで痺れさせるわ!」
つばきに銃弾が当たらず、痺れを切らしたロバートは散弾銃と手榴弾を取り出した。
「奈央、下がっテロ!!」
奈央は後ろに下がり、ロバートは2人目掛けて、散弾銃と手榴弾で攻撃した。手榴弾は避けても、後ろは炎。引火して大爆発を起こし、2人共、大ダメージを受けた。
「くっ…。」
「痛い…。」
弱った所に、ロバートがライフルでつばきを蜂の巣にした。
「あぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「つばきぃ!!!」
つばきは、ライフル射撃を受け、大量出血で死亡した。
「テメェ!!!!」
怒りのままに駆け寄り、立ちはだかった奈央をレッグラリアートで一蹴し、ロバートに詰め寄る。
「Oh,No!!!」
「オラァ!!」
蹴りでライフルの先端をへし折り、頭を掴んで何度も殴り付け、鼻血が噴き出しても、容赦なく鼻を折る。
「Oh My God!!」
「そのまま消えろ!!」
追い討ちをかけようとした時、ロバートは手榴弾を取り出し、井高を掴んだ。
「Hey Hey Go to hell with me!!」(ハッハッハッ!!俺と一緒に地獄へ行こうぜー!!)
「オイ、止めろー!!」
手榴弾は大爆発し、辺りはバックドラフトで激しく燃え上がり、窓ガラスは衝撃で割れた。黒煙と炎が窓から噴き出した。
△井高浩一・福嶌つばき
VS
△ロバート・フォルチェ・今村奈央
(両者死亡)
Golden Tiger 1分1敗
髑髏城 1分4敗
その頃、4階にいたGolden Tigerの組長・大幹部も下が火事になっていることに気付き、急いで3階に降りて、連絡通路へ向かい、避難した。
「くっ、あの土手っ腹野郎!!イカれたマネしくさって!!!必ずブッ殺してやる!」
由香里は組長に担がれながら、炎に包まれる本館を見て、戦いていた。
「雅文さん達、大丈夫なんかな?」
「ハッハッハッ!!無駄や!もう死体になってるわ!!」
15分前になり、ゲートが封鎖され始めた。
雅文・美夜子サイド
連絡通路に到着し、Golden Tigerの組長・大幹部と対峙した。
「見つけた。お前がGolden Tigerの組長か!!」
「あぁ?!何やお前は?」
遂に、雅文と組長が睨み合う。このオールバックに金ピカスーツという派手な出で立ちの男。コイツが、大阪でJKビジネスを行い、女子高生達を食い物にして来たGolden Fruit一派の親玉であると確信した雅文は、静かにエアガンを取り出し、銃口をヤツに向ける。
「何や?撃てるモンなら撃ってみぃ!!」
挨拶代わりに発砲したが、銃弾はかわされ、代わりに大幹部の1人が駆け寄ってきた。迷彩柄のジャケットに黒いズボンと、ミリタリースタイルの大男で、雅文の前に立ちはだかる。
「誰や?」
「俺か?俺はGolden Tiger大幹部の鬼軍曹こと古塚克明や。行かさへんぞ。」
「そこ、どいてくれへんか?」
そう言う雅文を担ぎ上げ、床に思い切り叩きつけた。背中を強打し、痛みでのたうち回る。
「雅文!!」
「くっ…。コイツ怪力やな…。」
「フン、遊んでる暇は無いんや…。」
大幹部は静かに立ち去り、同時に謎の小瓶を通路の真ん中に配置した。他の大幹部と組長も同じように配置した。
「準備はええな?よし、貴和子。やったれ。」
現れたのは、テンガロンハットを被った青いショートジャケットの女性。西部劇に出てきそうな出で立ちで、金髪ロングにゴールドのTバックというセクシーなスタイル。
「フフ、ゴミムシという昆虫をご存知かしら?ゴミムシから放たれるガス攻撃は、瞬間的に100℃を越える高温の気体を、尻から放つ。それをまともに食らえば、人間でもダメージを負うわ。見てなさい。」
彼女は、雅文達に尻を向け、謎の器具を取り付ける。
「何やってるんや?」
「食らえ!ファイヤーボンバー!!」
強烈な噴射音と共に、火炎放射される。
「火炎放射?!」
「マズイわ!!」
咄嗟に避けて、直撃を免れたが、連絡通路は火の海となり、炎で崩れそうになった。
「じゃあな。探偵風情が。」
組長・大幹部達は由香里を連れて、西館に入った。
炎に包まれたセンタープラザ本館と連絡通路。消防車が現場に到着し、駆けつけた消防隊によって消火活動が行われる。
「突入するしかないやろ…。」
「せやけど、ここは火の海よ。」
そこにバイクに乗った男が現れた。
「良かった!間に合った!」
「誰や?」
「私は、陳青鴻。通りすがりの拳法家券探偵だ。事情は後で話す。とにかく早く乗りたまえ。」
雅文と美夜子はバイクの後部座席に乗り、陳はフルスロットルで発車する。
「しっかり掴まってろ!!!」
「香港映画みたいね…。」
「よし、行けるで!!」
ゲートを通り抜け、西館に入ることが出来た。雫からの連絡で1度、西館1階に下りた。
西館1階には、KANSAI BLACK PANTHERの4人と雫・里香がいた。
「雅文、美夜子、無事やったんやな!!貴方は?」
「私は陳青鴻。先程のことについて、全て話そう。」
陳は、所長からの伝言と先程の出来事を、一言一句漏らさずに全て話した。
「そうなんや…。玲奈ちゃん大丈夫なんかな?」
「ここからは、所長さんに代わって、私が3人を見る。私は探偵をしていた。あの頃の熱い気持ちが込み上げてな。全力で力になる!!!」
そう語る陳の目には、情熱がわき上がり、力強く拳を握る。KANSAI BLACK PANTHERのリーダーの松本が、戦局を整理し、的確な指示を送る。
中村探偵事務所
陳青鴻
烏丸雫
神田雅文
桐島美夜子
KANSAI BLACK PANTHER
松本孝一
緒方正昭
矢神李羅
米山源三
西館3階にGolden Tiger、4階に髑髏城がいると踏み、二手に分かれて攻め込む。
「よし、我々がGolden Tigerと戦う。」
「分かった。その髑髏城とやらと戦おう。」
二手に分かれて、西館での戦いが幕を開ける…。
センタープラザ西館 3階
KANSAI BLACK PANTHER VS Golden Tiger
「ハッハッハッ!!あのガキ共、生き延びよったな!!助けに来るようやな。」
高笑いする組長 鬼塚は、タイトーFステーションでゲームに興じていた。
「余裕やな、アンタ…。」
ボソッと毒づく由香里。
プレイズ三宮店 通路
テンガロンハット・金髪ロング・ゴールドのTバックというセクシーな出で立ちで、後ろには謎のゲージと大量の虫籠、ただ者ではない。
「変態みたいやね、貴女…。」
「フフフ、激カワアニマルの時代は終わり。これからは激クサアニマルや!!」
矢神李羅VS毒島貴和子
ゲーマーズ神戸三宮店
ゴールドのタンクトップを着たオールバックの筋骨粒々な男。独特なリズムを踏んでいる。
「お前、Golden Appleに1回ヤられたんやってな?ハッハッハッ!!性懲りもなく挑むんか?無駄や無駄~!!」
「俺はもう負けへん…。」
緒方正昭VS古賀雄大
ホビーステーション 神戸三宮店
先程のミリタリースタイルの大男と、それに負けない体格の黒いタンクトップに迷彩柄のズボンの大男が睨み合う。
「Golden Tigerに喧嘩を売りやがって、ただで済むと思うな…。」
「その言葉、お前に返すわ…。」
米山源三VS古塚克明
センタープラザ西館 4階
中村探偵事務所VS髑髏城
事務所が建ち並び、隠れる場所がない。
「誰もいない…。」
「しまった!2階かもしれん。」
急いで2階に引き返すと、髑髏城の大幹部と組長が待ち構えていた。
センタープラザ西館 2階
キングダム
髑髏城組長と副組長は悠々と、ゲームに興じていた。
「ホイ!」
「それ!」
囚われの友梨亜は、大胆に毒づいた。
「ハイパーホッケーしてるなんて、余裕やね。地獄へ墜ちなさい。」
アリスNET・カードループ通路
ゴスロリ調のドレスを着た儚げな女性が、1人でトランプに興じていた。
「あら、1人でトランプ?私も混ぜていただけるかしら?」
「貴女が探偵やね?髑髏城に楯突く哀れな者よ。死神に呪われなさい…。」
桐島美夜子VS黒塚舞
カードショップトレワン
黒服に身を包んだ不気味な雰囲気の男が、人形と戯れていた。
「お前が、神田雅文か。フン、私の人形と遊ぶか?」
「ここはカードショップ。お前に相応しいカードは「「墓地」」や。」
神田雅文VS曽我俊也
MS WORLD 三宮店
黒いジャケットから髑髏のタトゥーが入った胸板が見える。千切れた手錠をかけたトンガリ頭のサングラスをかけた男が、太鼓の達人に興じていた。
「フルコンボ達成だドン!」
「さぁて、次はお前らフルボッコやドン!」
「大丈夫だ。私がついている。」
「私もやる時はやるわ。」
陳青鴻・烏丸雫VS岡部陵
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