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第10章 燃えろ天使イース

黒ひげ海賊団

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暗い海の中を海賊船は進む。船長室には黒い髭の船長と悪魔の船員が居た。
「うひょうひょひょー!今回も大漁でしたね船長!」
「ゲヒヒ・またいい奴隷が手に入ったダニ特に今日はいいもん手に入れたダニよ」
「あの天使の少女ですね?アレは高く売れますぜひっひっ!」
「しかしあの天使は気を付けなきゃならんダニ、さっきも逃げ出そうとしたからな」 
「充分見張っておけダニよ!」「へい!」
その頃海賊船の船倉にある地下牢に囚われたイース。今度は逃げられないよう鉄の鎖でグルグル巻きにされていた。
「う・う~ん、あっ!!」イースはまた起き自分の置かれてる状態を確認した。
「ロ・ロキ先生、みんな・・・」イースは泣きそうになったがそれを堪えてここを脱出する事を決めた!
「エンジェルビーム!」イースは鉄の鎖のもろそうなそこら目掛けてビームを放ち続けた。最初は変化無かったがじきに鎖は変形していきついに「パキッ!」鎖が切れた!
「やったぁ!」1つの成功に気をよくしたイースは次は牢屋の格子めがけ頭のリングを取ると押し付ける!すると光のカッターと化して格子が切れていく!
「もう少し!」だがその音が大きく看守をしていた悪魔が来る!「キサマ!なにやってる?!」
だがイースは構わず続ける!すると看守は牢の鍵を開けるとイースを止めに入る
「やめろ!この野郎!!」
「辞めるわぁ!」そう言うとイースは天使の輪をその悪魔の顔に押し付ける!
「ジュュュウ!」「ギャャャャヤア!!」
悪魔は悶えて動かなくなった!
「よしっ!」そう言うとイースは牢を出て看守から鍵を奪い反対側に居た子供達の牢屋の鍵を開け
「さぁみんなこっちだよ!」と誘導する
外に出ると辺りは暗くなっていた。イースが迷ってると
「ゲヒヒヒヒまた逃げやがったな!目の前に黒ひげの大男が立っていた!」
「くらえ!ネムール!!」黒ひげは魔法を唱えるが
「同じ手なんか食わないんだから!!」
「エンジェルバリア!!」イースの周りにバリアが展開され魔法を弾き返す!
「キ・サマ」「がはっ!・・・ぐうぐう・・」
自分の睡眠魔法により寝てしまう黒ひげ
「ざまぁ~だ!いーだ!」「さぁみんな逃げるよ!」
イース達はそのまま船尾へすると!
「お~い!」海賊船の後ろから船が現れる!そこにはハガネ達みんなが!
「みんな!!」イースは泣きそうになる
「ところがどっこいそう簡単にいくか!」
イースが背後を振り返ると巨大な4本の機械の足を持つ黒ひげが現れる!!
「ゲヒヒヒヒ!このドクターバイエルンの作った改造の身体で痛め付けてやる!」
「大門教審判の12使徒の4番手黒ひげのデラデラ様がな!!」
「エンジェルビーム!!」イースは光線を放つが鋼鉄の足はびくともしない!その足の一本が勢いよくイースを蹴り上げる!
「がはっ!」イースは吹っ飛ぶ!
「ざまぁないダニ!もっと痛めつけるダニよ!」黒ひげは更にイースに近づき4本の足で蹴り続ける!なすすべも無いイース!
「ゲヒヒヒヒ大人を愚弄した罰だ死ねぇ!」
黒ひげが最後のトドメを刺そうとする!
すると!天使が光り輝きだした!イースの身に何が?・・・続く!
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