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第9章 忍び寄る大門教

アイドル対決リンネ対エンジェルズ

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ここはブルータウンのライブステージ楽屋リンネは次のステージの為休んでいた。
「フッどうやら奴ら諦めたのかな?それとも何か企んでいるのかな?」リンネは鏡を見ながら頬杖をついた。・・・逆鏡のネオが敗れたのは想定外だったけど流石に僕には何もできないようだね。
「トントン」楽屋のドアをノックする。
「リンネちゃん!そろそろ出番だよ」マネージャーの声がする。
「は~い!今行きます!」リンネは軽く両頬を叩く!「さあー行くか!」
「キャーー!ザワザワ!早く始まらないかな?」様々なファンの声が聞こえる。
するとステージ上にいるピエロのメイクをして丸いサングラスをした白髪の若者が叫ぶ「さあーこれから始まりますよ!」まずは「リンネさんどうぞ!!」
「あれっ?あんな司会いったっけ?まあいいか!」
真ん中ステージがせり上がってくる「キャーーー!!リンネちゃーん!」
青い猫の衣装を着たリンネが現れる
「みんなーーーー!!元気ぃー?!」
「リ・ン・ネちゃ~~ん!!!」
「では今日の企画対決のコーナー始めましょう!ではリンネちゃんのお相手どうぞーー!!」「えっ??」リンネは困惑した。そしてそっとその司会者に近づいて「ねぇ!何それ?僕聞いてないんだけど?」すると司会者は「プロデューサーに聞いてないですか?今日はそうゆう企画みたいですよ~」
するとステージ奥にスポットライトが指した!ステージ奥がせり上がってくる!
ミュージックが流れ出す!
「それでは歌って頂きましょう!エンジェルズです」「曲はエンジェル・ラブ」
ブリブリのぶりっ子天使の衣装を着たイースとカッコいい衣装を着たアンネそのギャップ萌えが素晴らしい。
「この世界に降り立った~素敵な天使♪」
「この世界に生まれた~魅惑の眼のシーフ♪」
「2人で奏でる歌は~人を超えて時も超え♪悲しみも涙も笑顔に変えて~私達が歌うラブソング♪」
2人のデュエットはまるでベテランのように美しくハモりステージ下のリンネのファンを魅了する。さらにイースの本物の天使の可愛さと魔眼の力を抑える為にはめたメガネが赤い魔眼をピンク色に変え魅了の魔眼へと変化させお客さんを虜にする。
それは徐々に波となって会場を包んでいく!
「いいぞ!」「可愛い!」「カッコいい!」などお客さん大絶賛の嵐
「さあ!続いてはリンネさんどうぞ!」
司会者が言う!
・・・このっ!素人になんか負けてたまるか・・・とリンネは思って歌う!
「ブルーワールド!聞いてください!」
ミュージックが流れる
「青い~青いこの星で僕は唄う青い世界♪」
「青い~青いこの空で皆んなに届ける愛の詩♪」
「うぉぉ!流石リンネちゃん!やるぅ!」さらに観客は熱狂する!
1曲歌ってリンネが叫ぶ「ここは僕のフィールドなんだ!大門教審判の12使徒2番手魅惑のリンネ相手君たちには10年早いよ!」
緊張したのかかクタクタの2人だったが何とかマイクを取ると
「それはお客様達が決めることさぁやってちょうだい!」
「えっ?な、何をするの?」リンネは焦る
「さあー観客の皆さんには予め白か青かの玉を渡しております!この会場の両翼に付けられた籠にどちらか一方の玉を投げてください!」ピエロの格好をしたロキは叫ぶ!
「さぁ!入れてください!白か青か?」
観客は一斉に2つの籠に玉を入れていく
さぁ果たしてどっちが勝つのか?勝負の行方は?
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