ある日仕事帰りに神様の手違いがあったが無事に転移させて貰いました。

新たな町へ

690話 一人黙々と

　次の日、毎度な朝の点呼を済ませると、俺は庭に出て前回使ったピザ窯や、作業台が置いてある場所に移動した。

　事前にニングスとケイルス君んたちには、俺は庭に居て料理をしてるから、飯は要らないと告げていて、俺は大人しく？庭で料理をする。


　それではレッツ料理！

　腕まくりをして早速料理開始！まず先に遣ることは、ピザ窯に火を入れて窯を温めて置くのが先だ。
　ムフフ、これならパンも焼けるし、簡単なお菓子も焼けるから火を落とすのは、全部の料理が終わってからだな。

　それから作業台が汚れていたので、綺麗に掃除だ。

「ウォッシュ&クリーン」で簡単に掃除が終わるのは便利だよなぁ～。時短時短！

　それが済んだら早速取り掛かるぞ！よしピザ生地作りだ！
　材料は、強力粉、薄力粉、ドライイースト、水に、砂糖、それから塩とオリーブオイル。
　それをボールに入れてコネコネ。
　生地の出来上がりは、まん丸な形。
　ちゃんと発酵はさせたぞ。
　それを適当に切り分けて、丸く伸ばして広げて、そこにピサ用トマトペーストを塗り塗り。
　トッピングはサラミに玉ねぎのスライスの上にチーズとピーマン。
　別の生地には、トマトペーストにモッアレラチーズにバジルをパラパラ。
　それから照り焼きチキンピザに、エビとカニを乗せた海鮮ビザ、ツナとコーンのピザその他思いつくままのビザを作り、ピザ窯に順番に入れて焼いて行く。
　うぅぅこれは誰か連れ来れば良かったかな？手間が掛かる。

　そそれでも、何度か作業を繰り返して、出来上がった物からアイテム鞄に仕舞って行く。

　ピザ窯を気にしつつ、今度はパスタを作って行く。
　作るのはミートソーススパと、ナポリタン、ペペロンチーノ、ボロネーゼ、サーモンのクリームパスタ、カニクリームパスタ。
　おまけにエビクリームパスタ。
　さらにおまけでボンゴレビアンコ。
　等と、これも多めに作ってアイテムボックスに詰め込む。
この間に、ピザは全部焼き上がったので今度は安心して、次の作業だ。

　次に作るのは揚げ物だこれはちゃんと見ていないとな、焦げるし。
　作るのは、メンチカツ、とんかつ、コロッケ、クリームコロッケ（これはコーン、カニ、エビの三種を作った）
　それから、チキンカツ、ボアカツ、牛カツ。鳥の唐揚げ。
　もも肉の唐揚げと、胸肉の唐揚げ。序でに手羽先の唐揚げ、ウイングの唐揚げ、さらに鱈のフライこれも多めに作った。エビフライは忘れてはならぬ！
　鯖の唐揚げを忘れてた！作らねば！

　お次は鍋料理だ。
　海鮮鍋、味はキムチ味と味噌味醤油味を各々。
　鳥の水炊きも作った。
　すき焼きも大量に作る。
　あ、ボアで作るのは、勿論ぼたん鍋だ。これは味噌が旨いよな。

　それから白菜と豚バラ肉のミルフィーユ鍋。味は醤油とキム味だな。
　勿論、カレーとシチューは絶体外せない。スープ類は定番の味で作った。
　クラムチャウダー、トマトスープオニオンスープ、コーンスープ、コンソメスープなんても作る。後は、まぁインスタントで何とかなるかな？

　味噌汁は俺の知る限りの具材を入れて数種類作る。だけど、これもインスタントも数に入れてる。だけど、作りたてのも飲みたいから作った。


　後は……あっ、忘れてならない生野菜！サラダの材料だ。
　野菜類は、いちいち切るのが面倒だから、これも大量に切って置く。
　レタス、キュウリ、ニンジントマト、玉ねぎのスライス、キャベツの千切りを、種類毎に纏めて切って仕舞って置く。
　あとでこれらを纏めて混ぜれば、サラダになるしね。

　ポテトサラダも作る。
　じゃがいもをふかして、皮を向いて潰して仕舞って置く。
　味付けは後からでも出来るし。

　それからタルタルソースも多めに。

　あ！茹で玉子は大量に作った。
　味玉なんかも挑戦したぞ。

　ラーメンに入れたいしな。

　後は………なんだ？

　忘れてたた、サンドイッチだ！

　食パン出してカラシマヨ塗り塗りして、バター塗ってその上に色んな具材を置いて挟む。　　

　カツ挟んだり、唐揚げ挟んだり、照り焼きチキンも挟んだ。　
　鱈のフライも挟んだし、サバも作った。ハムとチーズ、玉子サンド、ツナサンド、それから野菜サンド、変わり種の生クリームとカスタードでイチゴと、みかんにグレープフルーツを挟んだりしたぞ。バナナは除外。
おれが嫌い。（笑）

　でも、これは食うかな？

　こんなことを一人で、てきぱきと遣ってたらニングスが迎えに来てた。

「旦那様、夕食はどうなさるのですか？」とね。

「お、おお！もうそんな時間だったのか。悪い悪い、ここを片付けてから行くから、皆は先に食べててよ」

「そうは参りませんよ！お待ちしてますから、早めに来てくださいね。子どもたちも、お腹を空かせてますから」

「り、了解だ直ぐに行くよ」

　失敗失敗、一人夢中で料理してた。
　早く片付けて行かないとな！