595 / 761
新たな町へ
538話 突然の訪問………なに? 改稿
しおりを挟む
話が飛んでしまったので…そろそろ本題に戻ります。
では、どうぞ……。
◆◇◆◇◆◇◆
『そう言えばさっ、ナビさん?』
《何ですか、突然…》
昼間ゲイルとカナル達と狩りに行き、屋敷に戻って来た日の夜に俺はナビに話し掛けた。
『いや、俺がここに来てからどれくらい経ったかと思ってさっ…』
《なにを今更、本当に突然ですねぇ~主は?》
『ん~そう?でもさっ、結構日が経った気がするんだけどさっ、今まで怒涛の日々を過ごして、やっと落ち着いたかなっと?思ったらあれ?俺ってこの世界に来てどれくらい経ったのかな?と……』
《訳がわかりませんが。……そうですねぇ~主がこの世界に来てから………。あぁ、おめでとうございます!丁度一年ですね》
『ふぅ~ん、一年ねぇ……ってかもうそんなに経ったの?早!』
この世界365日無いんだよね……。
確か……335日だったけか?
《そうですね…それくらいでしたか?》
でしたか?ねぇ……。
はぁ~一年かぁ………なんとなくしみじみするなぁ~。
日本に残して来た両親…元気にしてるだろうか?俺が今こんな暮らしをしてるなんて知ったら……フフフ腰抜かすだろうなぁ~。
「因みにね?暁彦さん…」
「はい?……えっ?なんであんたが、俺の部屋に居るのですか?!それも突然…現れて!神様…っと、そのお隣に立つ方も神様ですかね?」
「はい!お久しぶりですねぇ?中々貴方が神殿に来てくれないので、会いに来てしまいましたよ♡」
「よ♡って………はぁ~」
なんでこう……厄介なのがゾロゾロ来るかね?
「まぁまぁ、厄介なんて言わないでほら?お茶♪︎下さいよ?私とっても喉が乾いててね♡」
俺の部屋のソファーに座って、飲み物要求とか!
あり得ないんだけど?それも結界関係なく入って来てるし…なんか複雑だ。…解せん。
「フフフ、聞こえてますよ?心の声が」
「むぅ……仕方ないですね…はい!どうぞ!粗茶ですが!」
【カシャン】と音を立ててテーブルにティーカップを二脚出して進める。
「はい!とうぞ!」とね。
茶菓子のクッキーを添えてな!
後で、絶対文句?違うな…菓子の要求もしてくるのだろうから…。こっちが面倒臭くても先に出した方が得策だろう。
「フフフありがとう。ん~美味しいですねぇ…おや?このお菓子……うん♡美味です!暁彦さん!ここのお菓子とお茶、私専用のアイテムボックスに入れておいてくださいね♡」
お願いしましたよ?と、図々しく堂々と謂うアルシャ神………再度…解せぬ…。
「それで?お隣の男性の神様は、何方でしょうか?」
黙って黙々と茶と菓子を食ってるだけで…一言も喋らんが?
「ああ、その前に…君この世界に来て一年経ったでしょ~?私達は、そのお祝いに来たのだよ!」
「はぁ祝いですか?なんでまたそんな事を?」
「ええっとそれは……そ、そう!一年君が頑張ったからね!それにこの王都に住んでからは、少しだけど安定してきたでしょ?だ・か・ら・お祝いにね♡」
ん~絶対違う気がする…………。
思わずアルシャ神をジト目で見てしまうが……。
ん?そう言えば……さっき、いきなり現れた時に因みにね?って俺にいってたけど……あれってなんだ?
では、どうぞ……。
◆◇◆◇◆◇◆
『そう言えばさっ、ナビさん?』
《何ですか、突然…》
昼間ゲイルとカナル達と狩りに行き、屋敷に戻って来た日の夜に俺はナビに話し掛けた。
『いや、俺がここに来てからどれくらい経ったかと思ってさっ…』
《なにを今更、本当に突然ですねぇ~主は?》
『ん~そう?でもさっ、結構日が経った気がするんだけどさっ、今まで怒涛の日々を過ごして、やっと落ち着いたかなっと?思ったらあれ?俺ってこの世界に来てどれくらい経ったのかな?と……』
《訳がわかりませんが。……そうですねぇ~主がこの世界に来てから………。あぁ、おめでとうございます!丁度一年ですね》
『ふぅ~ん、一年ねぇ……ってかもうそんなに経ったの?早!』
この世界365日無いんだよね……。
確か……335日だったけか?
《そうですね…それくらいでしたか?》
でしたか?ねぇ……。
はぁ~一年かぁ………なんとなくしみじみするなぁ~。
日本に残して来た両親…元気にしてるだろうか?俺が今こんな暮らしをしてるなんて知ったら……フフフ腰抜かすだろうなぁ~。
「因みにね?暁彦さん…」
「はい?……えっ?なんであんたが、俺の部屋に居るのですか?!それも突然…現れて!神様…っと、そのお隣に立つ方も神様ですかね?」
「はい!お久しぶりですねぇ?中々貴方が神殿に来てくれないので、会いに来てしまいましたよ♡」
「よ♡って………はぁ~」
なんでこう……厄介なのがゾロゾロ来るかね?
「まぁまぁ、厄介なんて言わないでほら?お茶♪︎下さいよ?私とっても喉が乾いててね♡」
俺の部屋のソファーに座って、飲み物要求とか!
あり得ないんだけど?それも結界関係なく入って来てるし…なんか複雑だ。…解せん。
「フフフ、聞こえてますよ?心の声が」
「むぅ……仕方ないですね…はい!どうぞ!粗茶ですが!」
【カシャン】と音を立ててテーブルにティーカップを二脚出して進める。
「はい!とうぞ!」とね。
茶菓子のクッキーを添えてな!
後で、絶対文句?違うな…菓子の要求もしてくるのだろうから…。こっちが面倒臭くても先に出した方が得策だろう。
「フフフありがとう。ん~美味しいですねぇ…おや?このお菓子……うん♡美味です!暁彦さん!ここのお菓子とお茶、私専用のアイテムボックスに入れておいてくださいね♡」
お願いしましたよ?と、図々しく堂々と謂うアルシャ神………再度…解せぬ…。
「それで?お隣の男性の神様は、何方でしょうか?」
黙って黙々と茶と菓子を食ってるだけで…一言も喋らんが?
「ああ、その前に…君この世界に来て一年経ったでしょ~?私達は、そのお祝いに来たのだよ!」
「はぁ祝いですか?なんでまたそんな事を?」
「ええっとそれは……そ、そう!一年君が頑張ったからね!それにこの王都に住んでからは、少しだけど安定してきたでしょ?だ・か・ら・お祝いにね♡」
ん~絶対違う気がする…………。
思わずアルシャ神をジト目で見てしまうが……。
ん?そう言えば……さっき、いきなり現れた時に因みにね?って俺にいってたけど……あれってなんだ?
43
お気に入りに追加
1,305
あなたにおすすめの小説
巻添え召喚されたので、引きこもりスローライフを希望します!
あきづきみなと
ファンタジー
階段から女の子が降ってきた!?
資料を抱えて歩いていた紗江は、階段から飛び下りてきた転校生に巻き込まれて転倒する。気がついたらその彼女と二人、全く知らない場所にいた。
そしてその場にいた人達は、聖女を召喚したのだという。
どちらが『聖女』なのか、と問われる前に転校生の少女が声をあげる。
「私、ガンバる!」
だったら私は帰してもらえない?ダメ?
聖女の扱いを他所に、巻き込まれた紗江が『食』を元に自分の居場所を見つける話。
スローライフまでは到達しなかったよ……。
緩いざまああり。
注意
いわゆる『キラキラネーム』への苦言というか、マイナス感情の描写があります。気にされる方には申し訳ありませんが、作中人物の説明には必要と考えました。
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
異世界のんびりワークライフ ~生産チートを貰ったので好き勝手生きることにします~
樋川カイト
ファンタジー
友人の借金を押し付けられて馬車馬のように働いていた青年、三上彰。
無理がたたって過労死してしまった彼は、神を自称する男から自分の不幸の理由を知らされる。
そのお詫びにとチートスキルとともに異世界へと転生させられた彰は、そこで出会った人々と交流しながら日々を過ごすこととなる。
そんな彼に訪れるのは平和な未来か、はたまた更なる困難か。
色々と吹っ切れてしまった彼にとってその全てはただ人生の彩りになる、のかも知れない……。
※この作品はカクヨム様でも掲載しています。
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
ダンマス(異端者)
AN@RCHY
ファンタジー
幼女女神に召喚で呼び出されたシュウ。
元の世界に戻れないことを知って自由気ままに過ごすことを決めた。
人の作ったレールなんかのってやらねえぞ!
地球での痕跡をすべて消されて、幼女女神に召喚された風間修。そこで突然、ダンジョンマスターになって他のダンジョンマスターたちと競えと言われた。
戻りたくても戻る事の出来ない現実を受け入れ、異世界へ旅立つ。
始めこそ異世界だとワクワクしていたが、すぐに碇石からズレおかしなことを始めた。
小説になろうで『AN@CHY』名義で投稿している、同タイトルをアルファポリスにも投稿させていただきます。
向こうの小説を多少修正して投稿しています。
修正をかけながらなので更新ペースは不明です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる