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新たな町へ

466話 ゴブ退治!からの……

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 それから森の中を三人で歩く。
 俺はマップを出して、確認しながら歩く事に。
 時折カナルが俺に話し掛けるのでそれに答えながら歩く。

 その方が気が紛れるからね、黙って黙々と三人で歩くのは?気まずい…。

「なぁカシュー、体力付いた?」

「突然ですね、なんですか?その質問は」

「いや何となく?モルマンは結構始めから体力あったよね?」

「ま、まあ?それは…ヘボいですが、冒険者をしてたので…」

「そうでしたね……。ランクはDだったっけ?」

「そうですよ?でも旦那様のお陰で、少しランクは上がりましたけど」

「あ!そうだった」 

 あ!ゴブ発見!村が出来てるよ。

「さて!俺の無駄話に付き合ってくれてありがとう。これからは本番ですよ!この先にゴブの村見付けたよ」

「マジですか?」

「マジ!おおマジです!」

「規模は?」

「未だ小さい?50体くらいかな?それで一つ提案です!」

「……また、旦那様が動いて我々は見張りですか?」

「お!良く分かったね?その方が手っ取り早いんだよね?人も捕まってないし!居るのはゴブだけど…メイジとか、アーチャーとか?居るみたいだし?一網打尽が手っ取り早いのさっ!」

「のさっ!って言いますが……少しは我々にも」

「まぁまぁ!とどめを刺して貰うのと、後片付けをね?ってことで結界!」

「あ!また………大技を軽々と!」

 此方の自尊心が……。

「まぁまぁ…そう言わずに。大技っても、結界だけだよ?ほらねっ!」

 結界内に。【シールド】
 からの。【スリープ】

「ほら、寝かせたから行くよ!」
「そっちが大技では?」
「モルマン…細かいね」
「…はあ…」

 二人を連れて目的の場所に着くと結界を解く。
 すると目の前には、ゴブたちが寝転んでいた。 その場所に三人で中に入りゴブ達の様子を確かめる。

「(よし、寝てるな。音立てないようにね?とどめを…お願い)」

「(了解です)」

「(寝てる?…はい…)」

 ゴブ達寝てるだけだからな、物音で起きないように静かにとどめを刺していく。

「パキ…………」

 誰だよ……あ!君ですか?

「(カシュー!)」

「あ!」

 音出すなよ!カシューお前なに踏んだ!
 結構デカイ音したよな?
 周りを見回せば……ゴブ起きてない……ほっ。

「(カシュー!お前気を付け付けろよ?)」

「(すみません……)」

 少し冷や汗をかいたが…取りあえず終わったかな?でも…未だ取り残してないか?影に隠れてないかな?

 洞穴は無いから…。
 大丈夫かな?マップ検索この周辺に魔物もサーチ。

 …………おや?

 ここには居ないが……少し離れた場所にもなんか居るな?

「カシュー、モルマンここにはもう、ゴブ居ないから片付けるぞ!だが、ここから少し離れた…森を抜けた方にも居るみたいだ」

「……マジです?」

「マジです!」

 カシューその言葉気に入ったのか?

「……もしかして、まだ行くんですか?」

「なに、モルマン帰るか?それならこれ持って、ギルドで換金して屋敷に戻っていいよ?」

 ゴブの部位が入った袋見せて聞いてみる。

「い、いえ、旦那様を置いては…ですが」

「なら行くよ?魔物を見付けちゃったからね、行かないとさっ」ニッコリ♡

「うっ!(その笑いは)」

「さて、片付けるよ」

「「はい」…」

 魔物を全部穴に落として処理場した後に穴に土を入れて埋め直す。

「よし!なら移動するよ。魔物も動いてるみたいだし」

「はい」

 雑木林を歩いて行く枝が邪魔なので短刀で枝を切りなから進んだ。

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