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新たな町へ

201話 朝からドレイドの迎えが……

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 おはようございます。今日は少し寝坊を、しました。ただいま朝の7:30です。
 9時にロビーでドレイドさんと待ち合わせです。
 商業ギルドで鷲の彫刻の置き物を査定して貰うだとの事……。
 俺としては値段は、安くて良いのだが……。
 午前中に森に行き、薬草を採取してくる予定だったのに、予定が狂って行くのは何故かな?
 仕方ない、約束の時間までゆっくりしてますかね?
 朝の食事はなににしょうか……?
 そう言えば……ここの宿の食事って、まだ食べてないけど………いや、やっぱりやめておこう。

 さてと今朝は………考えてると。

《主、外に誰か来るようですよ?》

『マジ?』

《………です》

『分かった。ありがとう、ここから直ぐに出るよ』

 慌てて、空間から出て元の部屋に戻る。

 すると、扉をノックする音がする。

「おはようございます。アキヒコ様、いらっしゃいますか?店主のドレイドです」

 あ?何故こんな時間にドレイドさん?

「はい!今開けます」

 扉をあけると、ドレイドさんが詫びてくる。

「おはようございます。朝早くから申し訳ありません」

「いえ………ちょっと前に起きて、此から朝食でも?と思って居たところです。ですから大丈夫ですよ?それにしても、朝からどうしましたか?」

「いえ、昨夜の彫物の話を伺いたくて、御一緒に朝食を、と思いまして」

「はぁ?そうですか?何を話せば良いのか分かりませんが……私はまだ朝食を取っていないので……」

「それでしたら。私の宿自慢の朝食を、ご馳走致しますのでどうですか?ご一緒に?」

「はぁ?それは構いませんが………?」

「それでは下の食堂で、お待ちしていますよ?では、ご準備が出来ましたらお越しくださいませ?」

「分かりました。また後で」

 支度が出来たら向かいますよ?と言って飛びを閉める。

『ナビさん………まず飯食べるかも……』

《それを、私に言われても困ります……まぁ男は度胸です!ガンバ!》

『なにそれぇ~』

 分かりました、覚悟を決めて食事頑張ります。
 どうか、前の町より少しだけ美味しいご飯でありますように。合掌……。

『さて!行きますかね?ナビさん』

 身支度をして、直ぐに外出が出来る格好をして食堂に向かい、食堂の扉を開け食堂の中を伺う。
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