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第9章
第8話 ダンジョン50階のボスは?
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50階のボス部屋……なんと湖でしたよ。
全く…厄介な。
「カイト……この中に、なにが居ると思う?」
「知るわけがないだろ!」
仰る通りですが……少しは考える事をしようよ。
カイトをからかっていても仕方ないので、先ずは湖の中を検索…………。
なんてしてたら湖面がゆらゆらと揺れ出して水面に【ぷく】っと魚の頭が出てきた……。
「に、兄ちゃん……ププッなにあれ?」
湖面から浮き出た魚の顔が間抜け過ぎて笑える。
「さ、さあ?俺には魚の頭部に見えるが」
「樹里殿…あれは。ククク、いかにも間抜けに見えるのだが」
「……だな! でもなベルゼス、俺に聞くなよ」
「兄ちゃん、ププ…あれを倒すの?」
「まぁ、そうだろうなぁ……。あの姿が笑えるが、でも50階のボスだぞ?油断すんなよ」
チラリと横目で魚を見て鑑定…何々…ビッグタイターン…なにそれ?
頭が鯛に似てるけど…鯛ねぇ食ったら旨そうだよな。
タイターン……たい……たいねぇ……あぁ!鯛だ!
ハハハ!笑かしてもらえる事…くだらねぇ。
「了解」「承知」
などと話をしていたら、【ギョロリ】っと魚の目が動き俺と目が合ってしまった。
キモッ!と、思ったら頭を出した魚がいきなり【ギョェェーーーー】と金城り声を上げて俺達のもとに突進してきた。
「に、兄ちゃんあれ!どうすんのさっ!」
あれ…俺らを食う積もりで突っ込んで来てるよなぁ~。
だったら……
「取りあえず湖面から離れてろ!そんでベルゼスは、カイトを守っててあの木の側へ!」
「樹里殿は?」
「俺?俺は上に上がってぇぇぇ!」
【サンダーボルト!】と、謎魚に向かって魔法を放った。
その稲妻が魚に雷が直撃した。
俺の放った魔法が魚の頭に直撃した瞬間魚が【ギョェェーーーー】と、雄叫びを上げて湖面から飛び上がり、そして【バシャーン】と水飛沫を高く上げて湖に落ちた。
その光景を呆気にとられてみていると…【プクプク】と湖面にドロップアイテムが湖面に浮かんで来た。
ふぅ…一発で感電死…してくれて助かった。
下に降りて死んだ魚のドロップアイテムの回収。
アイテムボックスのメニュー欄を見てなにがドロップしたのか確認すると。
真鯛の切り身って標示が……なに?本当に切り身があったよ。
やだ♡鯛のなんて刺身よし、煮付けよし、鯛めしだって出来んじゃんかよ!
うん美味しいお魚さんの様でした。これは後で美味しく食おう!うん。
後は金貨がおお!100枚!それと拳大の魔石。後鱗…これは何で?
でも50階に来て、いきなり金額が羽根上がってるじゃんかよ!ふふんラッキー!
魔石の大きさに驚き、独りドロップアイテム確認してホクホクしてるとカイトたちに話し掛けられた。
「兄ちゃん…なにホクホクしてるんだ?顔がにやけてて、キモい!」
「そうですねぇ…何か笑い方が不気味なのですが…」
酷い!お前ら…そんな事を言うと旨いもん食わせて遣らんぞ!
「ほぅカイト君、ベルゼス君。お前らそんな事を言うなら旨いもん食わせねぇ」
っても鯛なんてネットでも食えるがな。
「え!旨いもん? なにそれ? でもさぁ~、兄ちゃん一人でさっきのデカイ魚倒しちゃったし!」
「ですぞ!」
「まあまあ、そう言わずに!なっ!お前らだと少し厄介な相手だったろ?レベルも少し差があったしな」
「えっ!そうなの?」
「そうそう。カイトより上のレベルだよ。ベルゼスは……魔法のレベルが足りん」
「うっ!」
なので俺が働いたんだけど何か文句でも?
全く…厄介な。
「カイト……この中に、なにが居ると思う?」
「知るわけがないだろ!」
仰る通りですが……少しは考える事をしようよ。
カイトをからかっていても仕方ないので、先ずは湖の中を検索…………。
なんてしてたら湖面がゆらゆらと揺れ出して水面に【ぷく】っと魚の頭が出てきた……。
「に、兄ちゃん……ププッなにあれ?」
湖面から浮き出た魚の顔が間抜け過ぎて笑える。
「さ、さあ?俺には魚の頭部に見えるが」
「樹里殿…あれは。ククク、いかにも間抜けに見えるのだが」
「……だな! でもなベルゼス、俺に聞くなよ」
「兄ちゃん、ププ…あれを倒すの?」
「まぁ、そうだろうなぁ……。あの姿が笑えるが、でも50階のボスだぞ?油断すんなよ」
チラリと横目で魚を見て鑑定…何々…ビッグタイターン…なにそれ?
頭が鯛に似てるけど…鯛ねぇ食ったら旨そうだよな。
タイターン……たい……たいねぇ……あぁ!鯛だ!
ハハハ!笑かしてもらえる事…くだらねぇ。
「了解」「承知」
などと話をしていたら、【ギョロリ】っと魚の目が動き俺と目が合ってしまった。
キモッ!と、思ったら頭を出した魚がいきなり【ギョェェーーーー】と金城り声を上げて俺達のもとに突進してきた。
「に、兄ちゃんあれ!どうすんのさっ!」
あれ…俺らを食う積もりで突っ込んで来てるよなぁ~。
だったら……
「取りあえず湖面から離れてろ!そんでベルゼスは、カイトを守っててあの木の側へ!」
「樹里殿は?」
「俺?俺は上に上がってぇぇぇ!」
【サンダーボルト!】と、謎魚に向かって魔法を放った。
その稲妻が魚に雷が直撃した。
俺の放った魔法が魚の頭に直撃した瞬間魚が【ギョェェーーーー】と、雄叫びを上げて湖面から飛び上がり、そして【バシャーン】と水飛沫を高く上げて湖に落ちた。
その光景を呆気にとられてみていると…【プクプク】と湖面にドロップアイテムが湖面に浮かんで来た。
ふぅ…一発で感電死…してくれて助かった。
下に降りて死んだ魚のドロップアイテムの回収。
アイテムボックスのメニュー欄を見てなにがドロップしたのか確認すると。
真鯛の切り身って標示が……なに?本当に切り身があったよ。
やだ♡鯛のなんて刺身よし、煮付けよし、鯛めしだって出来んじゃんかよ!
うん美味しいお魚さんの様でした。これは後で美味しく食おう!うん。
後は金貨がおお!100枚!それと拳大の魔石。後鱗…これは何で?
でも50階に来て、いきなり金額が羽根上がってるじゃんかよ!ふふんラッキー!
魔石の大きさに驚き、独りドロップアイテム確認してホクホクしてるとカイトたちに話し掛けられた。
「兄ちゃん…なにホクホクしてるんだ?顔がにやけてて、キモい!」
「そうですねぇ…何か笑い方が不気味なのですが…」
酷い!お前ら…そんな事を言うと旨いもん食わせて遣らんぞ!
「ほぅカイト君、ベルゼス君。お前らそんな事を言うなら旨いもん食わせねぇ」
っても鯛なんてネットでも食えるがな。
「え!旨いもん? なにそれ? でもさぁ~、兄ちゃん一人でさっきのデカイ魚倒しちゃったし!」
「ですぞ!」
「まあまあ、そう言わずに!なっ!お前らだと少し厄介な相手だったろ?レベルも少し差があったしな」
「えっ!そうなの?」
「そうそう。カイトより上のレベルだよ。ベルゼスは……魔法のレベルが足りん」
「うっ!」
なので俺が働いたんだけど何か文句でも?
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