169 / 235
第8章
第5話 苦手な釣り。
しおりを挟む
カイトと空を飛んで南の無人島の上空迄たどり着いたが……。
そう言えば、神さんが南の島の無人島がどうのと言ってなかったか?
と……ハタと思い出したが……まあ、ここではないだろうと踏んで島に下り立った。
下りた場所は川の近くに一応下りた。
飲み水確保は大事だからね。
「はい、到着!カイトお疲れ!」
「ハハ着いた……陸地大好き!俺は二度と空を飛ばない!アハハ!」
お~い!カイト~気が触れたか?
「大丈夫か?お前……なんかヤバくねぇ?」
「ヤバくないから!それで、ベルセスとか出して良いのか?」
「そうだな…取りあえず、人の気配がこの島からはしないからな。皆を出しても良いぞ!寧ろ出せ俺らが危ないから!」
ここでは、どんな魔物が出てくるか分からんからな!探索して住みやすそうなら、ここを居住にしても良いかも知らないしな。
「了解!ベルセス出て良いぞ!」
カイトの声を聞いたベルゼスが、鞄から頭をひょいと出して俺に話し掛けてくる。
「《ヌヌ!樹里殿…もう着いたのか?》」
「だよ!レツ達も出て来なよ!」
「ガウゥ!〔何処についたの?]」
「ヴガァー!〔遊んでいいの?]」
「(遊んでもいいが……あんまり離れるなよ?)」
「〔分かった!その辺見てくるだけにするよ!ご主人様!]」
「[僕もレツと一緒に行って来るよ!]」
「(おう!レツにレオ…気を付けろよ)」
レツたちが遊んで来ると言って飛び出していったので好きにさせて。
それから今度は、ベルゼスだがお前どうすんの?そのまま四足歩行で行くか?
「ベルゼスお前どうする?人形になるの?」
「《いや、我もその辺を見てこようと思う》」
「そうか?なら見てきてよ…。ただし、あんまり森の奥まで行くなよ?」
「《分かった!なら行ってくる》」
それだけ謂うと、草むらに駆け出して行くベルゼスを見送った。その場に残されたのは俺とカイトは、この場にベースを作る事にするのだが…。 どうやらカイトはご立腹らしく、やや怒り口調で話し掛けられた…。
「で!兄ちゃん?」
「……なんだ?」
「まさかここを、ベースにするとか言わないよね?」
ここと言って川岸の草むらを指さして怒る。
「お!よく分かったな!よしよし、良く分かったな?」
「分かるよ!もう、兄ちゃんは直ぐに俺を馬鹿にしてさっ!こんな場所に下りたから、まさかとは思ったけどさ…」
馬鹿にはしてないがなぁ…。
逆に誉めたのに、なに怒ってんのかねこの子は?
「なに?カイト、カルシウム不足か?」
「カ、カル、カル?……なにそれ?」
「何でもないよ、さて!ベース作るぞ手伝え!」
「なんだよもう!まったく……。で?なにするの?」
「そうだな……まあその辺にいてくれ。まずは土台になる土地を広げて、その上に家を置いちゃうから」
「り、了解……」
「ああ、手持ち無沙汰なら。ほれ釣り道具渡しておくぞ!使えるだろ?」
「…………分かった釣れと言うんだな?」
「ま、期待はしてないから気楽にな?」
こいつに釣りをさせても、殆んど坊主の方が多いんだよな……。なんと言うか運がない?嫌…才能無しの残念イケメンだね。ハハ!
「……兄ちゃん今なにか、考えたろ?」
「い、嫌?何も。(感が良いね…)さて、俺は作業を始めるからそっちは適当に頼むな?」
「……むぅ……了解………」
手渡された釣り道具を見て一言…俺は釣りが苦手なのに…。
兄ちゃん意地悪だぞ!
そう言えば、神さんが南の島の無人島がどうのと言ってなかったか?
と……ハタと思い出したが……まあ、ここではないだろうと踏んで島に下り立った。
下りた場所は川の近くに一応下りた。
飲み水確保は大事だからね。
「はい、到着!カイトお疲れ!」
「ハハ着いた……陸地大好き!俺は二度と空を飛ばない!アハハ!」
お~い!カイト~気が触れたか?
「大丈夫か?お前……なんかヤバくねぇ?」
「ヤバくないから!それで、ベルセスとか出して良いのか?」
「そうだな…取りあえず、人の気配がこの島からはしないからな。皆を出しても良いぞ!寧ろ出せ俺らが危ないから!」
ここでは、どんな魔物が出てくるか分からんからな!探索して住みやすそうなら、ここを居住にしても良いかも知らないしな。
「了解!ベルセス出て良いぞ!」
カイトの声を聞いたベルゼスが、鞄から頭をひょいと出して俺に話し掛けてくる。
「《ヌヌ!樹里殿…もう着いたのか?》」
「だよ!レツ達も出て来なよ!」
「ガウゥ!〔何処についたの?]」
「ヴガァー!〔遊んでいいの?]」
「(遊んでもいいが……あんまり離れるなよ?)」
「〔分かった!その辺見てくるだけにするよ!ご主人様!]」
「[僕もレツと一緒に行って来るよ!]」
「(おう!レツにレオ…気を付けろよ)」
レツたちが遊んで来ると言って飛び出していったので好きにさせて。
それから今度は、ベルゼスだがお前どうすんの?そのまま四足歩行で行くか?
「ベルゼスお前どうする?人形になるの?」
「《いや、我もその辺を見てこようと思う》」
「そうか?なら見てきてよ…。ただし、あんまり森の奥まで行くなよ?」
「《分かった!なら行ってくる》」
それだけ謂うと、草むらに駆け出して行くベルゼスを見送った。その場に残されたのは俺とカイトは、この場にベースを作る事にするのだが…。 どうやらカイトはご立腹らしく、やや怒り口調で話し掛けられた…。
「で!兄ちゃん?」
「……なんだ?」
「まさかここを、ベースにするとか言わないよね?」
ここと言って川岸の草むらを指さして怒る。
「お!よく分かったな!よしよし、良く分かったな?」
「分かるよ!もう、兄ちゃんは直ぐに俺を馬鹿にしてさっ!こんな場所に下りたから、まさかとは思ったけどさ…」
馬鹿にはしてないがなぁ…。
逆に誉めたのに、なに怒ってんのかねこの子は?
「なに?カイト、カルシウム不足か?」
「カ、カル、カル?……なにそれ?」
「何でもないよ、さて!ベース作るぞ手伝え!」
「なんだよもう!まったく……。で?なにするの?」
「そうだな……まあその辺にいてくれ。まずは土台になる土地を広げて、その上に家を置いちゃうから」
「り、了解……」
「ああ、手持ち無沙汰なら。ほれ釣り道具渡しておくぞ!使えるだろ?」
「…………分かった釣れと言うんだな?」
「ま、期待はしてないから気楽にな?」
こいつに釣りをさせても、殆んど坊主の方が多いんだよな……。なんと言うか運がない?嫌…才能無しの残念イケメンだね。ハハ!
「……兄ちゃん今なにか、考えたろ?」
「い、嫌?何も。(感が良いね…)さて、俺は作業を始めるからそっちは適当に頼むな?」
「……むぅ……了解………」
手渡された釣り道具を見て一言…俺は釣りが苦手なのに…。
兄ちゃん意地悪だぞ!
35
お気に入りに追加
650
あなたにおすすめの小説
婚約破棄ですね。これでざまぁが出来るのね
いくみ
ファンタジー
パトリシアは卒業パーティーで婚約者の王子から婚約破棄を言い渡される。
しかし、これは、本人が待ちに待った結果である。さぁこれからどうやって私の13年を返して貰いましょうか。
覚悟して下さいませ王子様!
転生者嘗めないで下さいね。
追記
すみません短編予定でしたが、長くなりそうなので長編に変更させて頂きます。
モフモフも、追加させて頂きます。
よろしくお願いいたします。
カクヨム様でも連載を始めました。
お前じゃないと、追い出されたが最強に成りました。ざまぁ~見ろ(笑)
いくみ
ファンタジー
お前じゃないと、追い出されたので楽しく復讐させて貰いますね。実は転生者で今世紀では貴族出身、前世の記憶が在る、今まで能力を隠して居たがもう我慢しなくて良いな、開き直った男が楽しくパーティーメンバーに復讐していく物語。
---------
掲載は不定期になります。
追記
「ざまぁ」までがかなり時間が掛かります。
お知らせ
カクヨム様でも掲載中です。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
5歳で前世の記憶が混入してきた --スキルや知識を手に入れましたが、なんで中身入ってるんですか?--
ばふぉりん
ファンタジー
「啞"?!@#&〆々☆¥$€%????」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
五歳の誕生日を迎えた男の子は家族から捨てられた。理由は
「お前は我が家の恥だ!占星の儀で訳の分からないスキルを貰って、しかも使い方がわからない?これ以上お前を育てる義務も義理もないわ!」
この世界では五歳の誕生日に教会で『占星の儀』というスキルを授かることができ、そのスキルによってその後の人生が決まるといっても過言では無い。
剣聖 聖女 影朧といった上位スキルから、剣士 闘士 弓手といった一般的なスキル、そして家事 農耕 牧畜といったもうそれスキルじゃないよね?といったものまで。
そんな中、この五歳児が得たスキルは
□□□□
もはや文字ですら無かった
~~~~~~~~~~~~~~~~~
本文中に顔文字を使用しますので、できれば横読み推奨します。
本作中のいかなる個人・団体名は実在するものとは一切関係ありません。
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。
アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる