228 / 349
6.楽園での休日
16.胸に宿る思い
しおりを挟む
「次は刀対ソードブレイカーですか。技量の差はあるかもしれませんが、槍よりは勝てる見込みはあるようですね」
目の前で繰り広げられるパトリシアさんとフランシスカさんの戦いは、観客を熱狂させてくれます。対人戦は、決闘でもない限り、剣対剣の戦いすらみる事はできませんし、魔法があるのですから、普通は魔法を交えた戦いになりますしね。
こんな風に、武芸を競い合う事が楽しいを思える時代というのは、何時かやってくるのでしょうか? そんな事をつい考えてしまいます。
「それで、貴女とフランシスカさんはどちらが強いの?」
おっと、イリスさんそれを僕にききますか……、少し考えて僕は口を開きます。強いのは考えるまでもなくフランシスカさんだと思いますけどね。
「そうですね、剣技や水中といった条件を絞らなくても、フランシスカさんは僕より強いと思うよ。実際、水中では僕は辛うじてレギニータに勝てる程度だしね」
僕の言葉を聞いて、イリスさんはフンっと鼻を鳴らせます。珍しいですね……
「無条件でなら貴女の勝ちでしょ」
「いや、無条件ならそれこそフランシスカさんの勝ちだと……」
僕が続きを話そうとした時、イリスさんが他の人に聞こえない様に、そっとつぶやきました。
「相手を殺さないとか、モノを壊さないという条件無しなら、貴女の圧勝じゃない。貴女は、自分自身がどれだけひどい目に合おうと、決してその条件は破らないでしょうけど……」
イリスさんの言葉に胸を突かれ、僕は黙り込みますが、ゆっくり首を振ります。事実として、僕は過去に多くの命を消滅させています。戦場でも旅先でもですし、本来救える命を救わなかったこともあります。
「……そうですね。僕は魔法を使って一方的な殺戮で相手を殺すという事はしたくないのは事実です。武器を使うのは、相手にも反撃のチャンスを与えて、一方的な殺戮じゃないと、自分を誤魔化しているのかもしれません。
でも、僕に殺される側にとっては、自分が死ぬという事は変わりませんし、僕の手が血塗られたという事も変わりませんよ……」
僕は言葉を続けます。昨夜、僕たちが殲滅した魚人族を思い出します。
彼らの理論では、この島に居る女性を襲う事は、種の繁殖のために仕方の無い事だったのかもしれませんが、僕にはそれをさせる訳にはいかない理由がありました。今後もそんな事がたくさんあるでしょう。
「でもね僕は、それを後悔するつもりはありません。僕は、僕の家族や友達を理不尽に襲う事から、今後も守ります。その為に知らない誰かの好きな人や、良い兄、父である人を殺し、僕の手が更に血塗られる事になっても……」
人を殺める事は僕にとっては罪ですが、このアイオライトでは人を殺める事も、虐げる事も、まだまだ普通に行われていますし、人間と価値観の異なる魔物なんて存在もいます。
彼らからすれば、殺し、虐げることは罪でのなんでもないのですから、僕たちがその被害者にならないとはいえません。
そして、これは僕の甘えだと思っていますが、できるだけ手を汚すのは僕だけにしたいとも思っています。もちろん、昨夜の様に僕だけで済ませる事はできないのは承知しています。人間一人に出来ることなんて、たかが知れていますからね。
僕はどんな表情をしていたのでしょう。気付くと、イリスさんが僕の顔をじっと見つめていました。そして、そっと囁きます。
「わかったわ。でもこれだけは覚えておいて……
貴女が私たちを守る為に、その手を血で汚したとしても、私たちの手が血塗られないわけじゃない。貴女が殺した人は、守られた私たちが他者を殺したのと同じ事……貴女一人が背負う罪じゃないわ。
ここに居る大半の人達は、昨日貴女に守られたことを知らないけど、少なくてもユイやユーリア、私はそれを知っている。今日笑っていられるのは、貴女がその為に戦ったからだという事をね。だから、笑うのは無理でも、今は、ない胸を少しはシャンと張りなさい」
……ない胸とかって、何気に酷いことをいいますね、イリスさん。二日目になって、皆さんだいぶ慣れたのか、水着姿を誰も恥ずかしがっていませんので、コンプレックスがやたらと刺激されているっていうのに……
まあ、良いでしょう。少なくても、昨日殺した魚人族の事を思い悩むより、楽しく笑っている皆さんの姿を心に焼きつけましょう。
*****
そして、チャンバラごっこもパトリシアさんの乱入はありましたが、大きな順位の変動はなく、人魚族のお二方が上位をしめて終了となりました。
パトリシアさんは、コリーヌさん、ヘルガさんと同等の三位という扱いになり、景品が特になかったせいもあり、もめる人はいませんでした。
ですが、レナータさんに一勝したことによって、僕に約束の履行を迫ってきましたのです。確かにあの時、パトリシアさんが勝利したらと言い、優勝したらと言ってはいないという理屈です。僕はため息をつきつつも、それを受け入れました。ここに居るのが女性ばかりである以上、戦時以外に銃を向けられた時の対処法は知っておいた方が良いでしょうからね。希望者にだけ、簡単な対処法を教えておきましょう。
「……これはかつて赤シャチと呼ばれた海賊が所有していた銃です」
赤シャチが持っいた銃は、エリクシアの正式銃の銃身を短く切り飛ばしたもので、実際の殺傷力はそれほど高いものではありません。このレベルの銃は、主に銃声と攻撃対象に苦痛を与える事によって、より多くの人々を制圧する事に威力を発揮します。
「弾丸は、銃身の前から詰める為、一発うてば次に銃を撃つのには時間がかかります。それに、有効距離は十メートルというところですから、頭や心臓などの急所に当たらなければ、武芸を学んだ人なら問題はないと思います」
そう、女性に銃を向けるのは、大抵は脅して身柄を拘束することが目的ですからね。ですが、足を撃って逃げられないようにするという使い方もありますし、魔法使いといえど被弾すれば痛みによって、魔法を詠唱できる人はすくないでしょうしね。
「初弾を回避すれば、生存率は上がりますので、銃声が聞こえたら物影に隠れるか、咄嗟の場合は伏せればなんとかなる確率はあがります。野外といえど、銃声が聞こえれば人がやってきますから、落ち着いて対処してください」
簡単な対処法と、銃を国内に流通危険性も説明しました。銃が使われる事は、もう避ける事は出来ませんが、管理を徹底して軍以外が所持することを禁止するなどの対応を合わせてお願いしておきます。盗賊の手に渡れば、武芸を極めた貴族と言えど、町中で殺害される危険性を指摘しておけば、十分でしょう。
そして、ここにいる皆さんは十分優秀な方々です。銃が誰にでも手に入るようになれば、貴族の政治に不満を抱く者がとる方法は簡単に推測できるはずです。
高貴差は義務を強要するは、貴族や王が民よりも良い生活をしている背景であり、それを成すがゆえの貴族でした。銃が貴族や兵だけに渡り、今まで通り、民を守る立場が貴族であるのなら問題は無いでしょう。
ですが、他国との戦いなどに民を動員したとき、それは崩れます。貴族たちは民を守る為に貴族であるのですから、民が戦いに動員された時点で、その義務を放棄したことになりますよね。義務を放棄すれば、貴族としての権利を感受することは出来なくなります。ここにいる貴族の子女が、それに気が付いてくれるといいのですが……
目の前で繰り広げられるパトリシアさんとフランシスカさんの戦いは、観客を熱狂させてくれます。対人戦は、決闘でもない限り、剣対剣の戦いすらみる事はできませんし、魔法があるのですから、普通は魔法を交えた戦いになりますしね。
こんな風に、武芸を競い合う事が楽しいを思える時代というのは、何時かやってくるのでしょうか? そんな事をつい考えてしまいます。
「それで、貴女とフランシスカさんはどちらが強いの?」
おっと、イリスさんそれを僕にききますか……、少し考えて僕は口を開きます。強いのは考えるまでもなくフランシスカさんだと思いますけどね。
「そうですね、剣技や水中といった条件を絞らなくても、フランシスカさんは僕より強いと思うよ。実際、水中では僕は辛うじてレギニータに勝てる程度だしね」
僕の言葉を聞いて、イリスさんはフンっと鼻を鳴らせます。珍しいですね……
「無条件でなら貴女の勝ちでしょ」
「いや、無条件ならそれこそフランシスカさんの勝ちだと……」
僕が続きを話そうとした時、イリスさんが他の人に聞こえない様に、そっとつぶやきました。
「相手を殺さないとか、モノを壊さないという条件無しなら、貴女の圧勝じゃない。貴女は、自分自身がどれだけひどい目に合おうと、決してその条件は破らないでしょうけど……」
イリスさんの言葉に胸を突かれ、僕は黙り込みますが、ゆっくり首を振ります。事実として、僕は過去に多くの命を消滅させています。戦場でも旅先でもですし、本来救える命を救わなかったこともあります。
「……そうですね。僕は魔法を使って一方的な殺戮で相手を殺すという事はしたくないのは事実です。武器を使うのは、相手にも反撃のチャンスを与えて、一方的な殺戮じゃないと、自分を誤魔化しているのかもしれません。
でも、僕に殺される側にとっては、自分が死ぬという事は変わりませんし、僕の手が血塗られたという事も変わりませんよ……」
僕は言葉を続けます。昨夜、僕たちが殲滅した魚人族を思い出します。
彼らの理論では、この島に居る女性を襲う事は、種の繁殖のために仕方の無い事だったのかもしれませんが、僕にはそれをさせる訳にはいかない理由がありました。今後もそんな事がたくさんあるでしょう。
「でもね僕は、それを後悔するつもりはありません。僕は、僕の家族や友達を理不尽に襲う事から、今後も守ります。その為に知らない誰かの好きな人や、良い兄、父である人を殺し、僕の手が更に血塗られる事になっても……」
人を殺める事は僕にとっては罪ですが、このアイオライトでは人を殺める事も、虐げる事も、まだまだ普通に行われていますし、人間と価値観の異なる魔物なんて存在もいます。
彼らからすれば、殺し、虐げることは罪でのなんでもないのですから、僕たちがその被害者にならないとはいえません。
そして、これは僕の甘えだと思っていますが、できるだけ手を汚すのは僕だけにしたいとも思っています。もちろん、昨夜の様に僕だけで済ませる事はできないのは承知しています。人間一人に出来ることなんて、たかが知れていますからね。
僕はどんな表情をしていたのでしょう。気付くと、イリスさんが僕の顔をじっと見つめていました。そして、そっと囁きます。
「わかったわ。でもこれだけは覚えておいて……
貴女が私たちを守る為に、その手を血で汚したとしても、私たちの手が血塗られないわけじゃない。貴女が殺した人は、守られた私たちが他者を殺したのと同じ事……貴女一人が背負う罪じゃないわ。
ここに居る大半の人達は、昨日貴女に守られたことを知らないけど、少なくてもユイやユーリア、私はそれを知っている。今日笑っていられるのは、貴女がその為に戦ったからだという事をね。だから、笑うのは無理でも、今は、ない胸を少しはシャンと張りなさい」
……ない胸とかって、何気に酷いことをいいますね、イリスさん。二日目になって、皆さんだいぶ慣れたのか、水着姿を誰も恥ずかしがっていませんので、コンプレックスがやたらと刺激されているっていうのに……
まあ、良いでしょう。少なくても、昨日殺した魚人族の事を思い悩むより、楽しく笑っている皆さんの姿を心に焼きつけましょう。
*****
そして、チャンバラごっこもパトリシアさんの乱入はありましたが、大きな順位の変動はなく、人魚族のお二方が上位をしめて終了となりました。
パトリシアさんは、コリーヌさん、ヘルガさんと同等の三位という扱いになり、景品が特になかったせいもあり、もめる人はいませんでした。
ですが、レナータさんに一勝したことによって、僕に約束の履行を迫ってきましたのです。確かにあの時、パトリシアさんが勝利したらと言い、優勝したらと言ってはいないという理屈です。僕はため息をつきつつも、それを受け入れました。ここに居るのが女性ばかりである以上、戦時以外に銃を向けられた時の対処法は知っておいた方が良いでしょうからね。希望者にだけ、簡単な対処法を教えておきましょう。
「……これはかつて赤シャチと呼ばれた海賊が所有していた銃です」
赤シャチが持っいた銃は、エリクシアの正式銃の銃身を短く切り飛ばしたもので、実際の殺傷力はそれほど高いものではありません。このレベルの銃は、主に銃声と攻撃対象に苦痛を与える事によって、より多くの人々を制圧する事に威力を発揮します。
「弾丸は、銃身の前から詰める為、一発うてば次に銃を撃つのには時間がかかります。それに、有効距離は十メートルというところですから、頭や心臓などの急所に当たらなければ、武芸を学んだ人なら問題はないと思います」
そう、女性に銃を向けるのは、大抵は脅して身柄を拘束することが目的ですからね。ですが、足を撃って逃げられないようにするという使い方もありますし、魔法使いといえど被弾すれば痛みによって、魔法を詠唱できる人はすくないでしょうしね。
「初弾を回避すれば、生存率は上がりますので、銃声が聞こえたら物影に隠れるか、咄嗟の場合は伏せればなんとかなる確率はあがります。野外といえど、銃声が聞こえれば人がやってきますから、落ち着いて対処してください」
簡単な対処法と、銃を国内に流通危険性も説明しました。銃が使われる事は、もう避ける事は出来ませんが、管理を徹底して軍以外が所持することを禁止するなどの対応を合わせてお願いしておきます。盗賊の手に渡れば、武芸を極めた貴族と言えど、町中で殺害される危険性を指摘しておけば、十分でしょう。
そして、ここにいる皆さんは十分優秀な方々です。銃が誰にでも手に入るようになれば、貴族の政治に不満を抱く者がとる方法は簡単に推測できるはずです。
高貴差は義務を強要するは、貴族や王が民よりも良い生活をしている背景であり、それを成すがゆえの貴族でした。銃が貴族や兵だけに渡り、今まで通り、民を守る立場が貴族であるのなら問題は無いでしょう。
ですが、他国との戦いなどに民を動員したとき、それは崩れます。貴族たちは民を守る為に貴族であるのですから、民が戦いに動員された時点で、その義務を放棄したことになりますよね。義務を放棄すれば、貴族としての権利を感受することは出来なくなります。ここにいる貴族の子女が、それに気が付いてくれるといいのですが……
0
お気に入りに追加
346
あなたにおすすめの小説
無自覚に幸運の使徒やってます
たんたん
ファンタジー
子供を助けようと事故に巻き込まれた主人公こと鋼は女神に出会う。
鋼は自分が勇者になって世界を救うタイプの異世界転移と早とちりし、「わかりました、俺が勇者になって世界を救います。」と宣言するが「いえ、勇者は別にいます。ですので自由に生きていただいて結構ですよ。」と女神に否定される。
そして鋼は勇者と共に王城へと転移した鋼は残念ステータスだったため、戦力外通告をうけ城から追放される。
この世界で何の使命もない鋼はコウとして、自分のやりたいように自由気ままに生きていくことを決意する。
不幸にも負けず、時にはロリコンの汚名を着せられ、仲間の力を借りて困難を乗り越えていく。少しずつ仲間や知り合いが増えていき、出会う人達の人生をちょっとずつ変えていく。
冒険者として、職人として一歩一歩成長していき、世界を変えていく物語
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
ぐ~たら第三王子、牧場でスローライフ始めるってよ
雑木林
ファンタジー
現代日本で草臥れたサラリーマンをやっていた俺は、過労死した後に何の脈絡もなく異世界転生を果たした。
第二の人生で新たに得た俺の身分は、とある王国の第三王子だ。
この世界では神様が人々に天職を授けると言われており、俺の父親である国王は【軍神】で、長男の第一王子が【剣聖】、それから次男の第二王子が【賢者】という天職を授かっている。
そんなエリートな王族の末席に加わった俺は、当然のように周囲から期待されていたが……しかし、俺が授かった天職は、なんと【牧場主】だった。
畜産業は人類の食文化を支える素晴らしいものだが、王族が従事する仕事としては相応しくない。
斯くして、父親に失望された俺は王城から追放され、辺境の片隅でひっそりとスローライフを始めることになる。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
ドラゴンなのに飛べません!〜しかし他のドラゴンの500倍の強さ♪規格外ですが、愛されてます♪〜
藤*鳳
ファンタジー
人間としての寿命を終えて、生まれ変わった先が...。
なんと異世界で、しかもドラゴンの子供だった。
しかしドラゴンの中でも小柄で、翼も小さいため空を飛ぶことができない。
しかも断片的にだが、前世の記憶もあったのだ。
人としての人生を終えて、次はドラゴンの子供として生まれた主人公。
色んなハンデを持ちつつも、今度はどんな人生を送る事ができるのでしょうか?
おばさん、異世界転生して無双する(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆オラオラオラオラ
Crosis
ファンタジー
新たな世界で新たな人生を_(:3 」∠)_
【残酷な描写タグ等は一応保険の為です】
後悔ばかりの人生だった高柳美里(40歳)は、ある日突然唯一の趣味と言って良いVRMMOのゲームデータを引き継いだ状態で異世界へと転移する。
目の前には心血とお金と時間を捧げて作り育てたCPUキャラクター達。
そして若返った自分の身体。
美男美女、様々な種族の|子供達《CPUキャラクター》とアイテムに天空城。
これでワクワクしない方が嘘である。
そして転移した世界が異世界であると気付いた高柳美里は今度こそ後悔しない人生を謳歌すると決意するのであった。
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル
14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった
とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり
奥さんも少女もいなくなっていた
若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました
いや~自炊をしていてよかったです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる